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シカゴ、ロンドン、ニューヨークの商品市況、国内商品先物市場の石油市況・貴金属市況・穀物市況を報告。また、商品先物企業比較。
Posted by - 2024.04.29,Mon
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Posted by スクイーズ - 2009.02.02,Mon
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み安です。夜間取引が前週末の反発幅を上回る反落相場となったことを映しました。前場は、為替が円安に振れ、下げ幅を縮小する展開となったものの、後場は逆に円高となったことから戻り売りとなり、陰線引けする限月が目立ちました。前営業日比は、一般大豆が960~210円安、Non-GMO大豆は570~180円安です。

東京トウモロコシは軒並み下落です。安寄りし、夜間取引の下落や場中の円のじり高を受け、反発することなく引けました。先限は1万6810円まで下げた後、1万6960円まで戻したが、1万7000円台を回復することなく引けました。大引けの前営業日比は、320~150円安です。


<外国為替市場>
午後5時現在のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点からドル安が進み89円前半で取引されています。ユーロ加盟諸国の財政リスク拡大で格下げがさらに続くとの見通しが台頭したことや、欧州中央銀行(ECB)が5日の理事会で0.25%の利下げを実施するとの見方が急速に広がったことでユーロが下落しました。ユーロ/ドルは一時1.2706ドルと昨年12月8日以来2カ月ぶり安値を更新し、ユーロ/円も一時113.50円ときょうの高値から1円以上下げ、1週間ぶり安値をつけました。


<国内石油市場>
国内石油市場は総じて上伸です。前場では、円安に振れたことや、NY原油が夜間取引で堅調な動きを見せたことから、原油・製品ともに買い優勢で推移しました。後場に入ると、ユーロドルがドル高に振れたことなどから、夜間取引が軟化して、上げ幅を削りました。ガソリンは需要期入りが意識されて当限が上伸しましたが、灯油は当限が需要期のピークを過ぎる限月であることから、上値は重かったようです。また、逆ザヤ縮小を期待して期近売り/期先買いなども入ったようです。後場の終盤ではユーロ安などを受けてガソリンがマイナスサイドに転じる場面も見られましたが、引けにかけては買い戻されてプラスサイドを回復しました。原油や灯油も売り一巡後は引けにかけて値を戻しました。NY原油3月限は午後に入り、ユーロ・ドルがドル高に振れたことなどから一時41ドルを割り込みました。前営業日比は、ガソリンが310~690円高、灯油が830円安~800円高、原油が20円安~260円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は小幅まちまちです。金は、前週末のNY高を引き継いで軒並み続伸して寄り付き、先限ベースで昨年10月以来の高値を付けました。ただその後は、ドル建て現物相場の下落に追随して軟化しました。終盤はドル建て現物が値を戻したものの、円高進行が圧迫要因となりました。銀もNY高を背景に総じて続伸しました。前営業日比は、金が14円安~5円高、金ミニが14円安~5円高、銀が1.0円安~7.9円高です。

白金系貴金属(PGM)は、まちまちです。白金はNY高を引き継いで買い優勢で始まりました。ただ序盤の買いが一巡すると、金の上げ一服に上値を抑えられました。後場ではドル建て現物相場の下落や円高進行から上値重く推移しましたが、大引けにかけてドル建て現物相場の引き締まりから値を戻しました。パラジウムはNY高を受けて小幅高となりました。前営業日比は、白金が9円安~22円高、白金ミニが9円安~22円高、パラジウムが4~9円高です。
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Posted by スクイーズ - 2009.01.28,Wed
<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて反落です。シカゴ大豆が急反落して再び10ドルを大きく割り込んだことが嫌気され、一般大豆の期近2月限を除いて急反落して寄り付きました。しかし、その後は夜間取引安、円安一服にもかかわらず下げ幅を縮小する展開となり、後場は夜間取引の戻りを好感してさらに値を戻しました。前日比は、一般大豆が2月限の30円高を除いて740~140円安、Non-GMO大豆は1330~610円安です。

東京トウモロコシは急反落です。為替が1ドル=89円台前半で小動きとなるなか、27日のシカゴが、他商品安もありアルゼンチンの降雨予報などで急反落したことで、大きく崩れて始まりました。その後も前場は総じて下げ幅を拡大したが、後場に入ると、シカゴの夜間取引が反発したことで、やや下げ幅を縮小しました。大引けの前日比は、710~420円安です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅高の89円前半で取引されています。午前の取引では、きょう設定の外貨建て投信に絡む円売り/外貨買い見通しなどを手掛かりに円が全般に弱含みとなったものの、午後から夕方にかけては、そうした期待感も一巡。値動きは鈍りました。


<国内石油市場>
国内石油市場は急反落です。NY原油が経済指標の悪化により一段の需要減少が懸念されることから大幅続落となった上、ドル・円相場が円高に振れたこともあり、売りが先行しました。その後、ガソリンと原油はおおむねもみ合いで推移し灯油は3月限に岡地から申告受渡の受け希望が出されたことなどから、安値から急速に切り返しました。NY原油3月限は、午前中から42ドル台に反発し、午後もおおむね42ドル台前半でしっかりです。前日の下げに対する自律修整高です。前日比は、ガソリンが1630~950円安、灯油が1190~50円安、原油が2000~400円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は反落です。金はNY安と円高を受けて軒並み2600円台を割り込んで始まると、前場は場中の円ジリ高に圧迫されて下げ幅を拡大しました。後場には、ドル建て現物が900ドル台から一時892ドル台まで急落したことで下げ幅を拡大し、午後4時半前に先限は2655円の安値を付けました。そのあとドル建て現物が897ドル台まで戻したことで、大引けにかけては下げ幅を縮小しました。銀は、期先2本を除いて閑散となるなか、金の下落に追随して総じて反落しました。前日比は、金が38~25円安、金ミニが38~25円安、銀が5.7円安~1.8円高です。

白金系貴金属(PGM)は反落です。白金はNY市場でユーロの上げ一服や金反落を受けて売り優勢となった流れを引き継ぎ、軟調に始まりました。その後は円高などに圧迫されて下げ幅を拡大したが、売り一巡後は今夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)などを控えてもみ合いとなりました。後場後半から大引けにかけては、ドル建て現物の反発に追随して、下げ幅を縮小しました。パラジウムもNY安や円高を受けて反落しました。前日比は、白金が73~25円安、白金ミニが73~25円安、パラジウムが16円安~変わらずです。
 
Posted by スクイーズ - 2009.01.26,Mon
<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて反発です。前場までは夜間取引の乱高下に振り回されまちまちとなりました。しかし、後場は円相場が寄り付き前の高値から1ドル=89円前半へ1円強も円安に振れたことから、一般大豆の期近2月限を除いて一時は軒並み反発しました。しかし、大引け間際に円が再び88円台に上昇したことから、Non大豆は先限など2限月が前日比変わらずとなるなど上値を削って引けました。前営業日比は、一般大豆が2月限の210円安を除いて260~450円高、Non-GMO大豆は変わらず~180高です。

東京トウモロコシは反発です。為替が朝方1ドル=88円台半ばまで小幅に円高に振れたものの、23日のシカゴが反発して、週明けの夜間取引でさらに上伸して始まったことで、堅調に寄り付きました。そのあと夜間取引が反落したことで、前場2節では軒並みマイナスサイドに振れました。しかし、円安などもあり再びプラスサイドを回復して、後場は比較的小幅なもみ合いで推移しました。大引けの前営業日比は、30~220円高です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点とほぼ変わらずの88円半ばで取引されています。この日は旧正月などでアジアの多くの国が休場となったことで、東京市場は国内勢の円売りが普段以上に目立ちました。ドル/円は一時、朝方の安値から1円を超える上昇となりました。しかしそうした買いが一巡した夕方の取引では、ドルが88円後半へ反落しユーロも114円後半へ下落するなど伸び悩みました。


<国内石油市場>
国内石油市場は急反発です。NY原油がヒーティングオイルの急騰や、石油輸出国機構(OPEC)の減産順守などを受けて大幅高となったことから、原油・製品ともにおおむね買いが先行しました。後場に入ると円相場の強含みもあり値を削りました。灯油は期先が需要期のピークを過ぎる限月であることや、期近と期先の逆ザヤが大きく開きすぎていたこともあり、3、4月限が一時値を崩しました。しかし引けにかけて4月限はプラスサイドを回復し、3月限も戻り歩調となりました。ドル・円が一時1ドル=88円台半ばをうかがう動きとなりましたが、原油、製品とも地合いが緩むことはありませんでした。新甫2009年8月限は、ガソリンが3万6050円、灯油が3万5100円でそれぞれ発会しました。ガソリンは発会値より30円安、灯油は同450円安で引けました。NY原油3月限は午後3時ころまで、45ドル台半ば~後半でのもみ合いが続きました。欧州時間の取引が始まった後も45ドル台での取引となり、マイナスサイドから抜け出せませんでした。前営業日比は、ガソリンが1660~1960円高、灯油が460円安~1180円高、原油が470~1820円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は急反発です。金は、前週末のNY急伸を引き継いで急反発で始まると、その後はドル建て現物相場の軟調も円安に支援されて全限月が上値を伸ばし、軒並み3ケタ高となりました。銀もNY急騰を引き継いで軒並み2ケタ反発となりました。東京先限ベースでは、金・銀ともに3週間ぶりの高値を付けました。とくに後場後半には、午後5時以降ユーロ・ドルがレンジ内で大きく戻したこともあり、ドル建ての現物価格が急伸して、東京も後場前半につけた高値を更新して一段高となりました。大引けはほぼこの日の高値圏となりました。前営業日比は、金が108~140円高、金ミニは108~140円高、銀が14.7~18.1円です。

白金系貴金属(PGM)は反発です。とくに白金は3ケタの大幅高となりました。白金はNY市場でユーロの下げ一服や金急伸を受けて上昇した流れを引き継いで買い優勢で始まり、その後は戻りを売られる場面も見られましたが、円相場が1ドル=88円台前半から89円台に下落したことに支援されて上値を伸ばし、後場前半で一段高となりました。円安が一服すると、上げ幅を縮小しましたが、後場後半にはユーロ・ドルの上伸を背景にしてドル建て現物価格が上伸したことで、大引けにかけて再び上げ幅を拡大する展開となりました。パラジウムもNY高や円安を受けて買い優勢で推移しました。前営業日比は、白金が113~144円高、パラジウムが14~32円高です。
 
Posted by スクイーズ - 2009.01.23,Fri
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み大幅続落です。総じて安寄り後、夜間取引が前場に続落したことで下げ幅を拡大しました。後場は、夜間取引が下げ幅を縮小する展開となりましたが、シカゴの横ばいが続く中、きょうで4日続落となるため一層のサヤ剥げ懸念が高まり、一般大豆の期近2月限が連日のストップ安に張り付くなど一段と下落しました。前日比は、一般大豆が1800~910円安、Non-GMO大豆は1660~1000円安です。

東京トウモロコシは続落です。為替が朝方1ドル=89円水準まで円高に振れたうえ、22日のシカゴが反落したものの、前日の夜間取引安である程度織り込んでいたことで、寄り付きは比較的下値が堅かったようですが、そのあとシカゴの夜間取引が軟調に推移したことや、1ドル=88円台半ばまで円高が進展したことで、下げ幅を拡大する展開となりました。相対的に期近3月限の下げ幅が抑制されました。大引けの前日比は、440~190円安です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から下落し、88円前半で取引されています。夕方にかけての取引で一段のクロス円売りが進み、114円後半から112.52円まで大きく下落しました。午後終盤にアジア系ファンドの買いによっていったん下げ止まったものの、再び下落トレンドが加速しユーロ/ドルは1.29ドル後半から1.2807ドルまで170ポイント近く下げ、昨年12月9日以来の安値を更新しました。ドイツ系金融機関をめぐるうわさなどを手掛かりに、海外ファンド筋がユーロ売りを対ドル、対円、対英ポンドなどで活発化しました。


<国内石油市場>
国内石油市場は総じて反落です。22日のNY原油が前日の大引け時点の夜間取引と比較して下落したことで、原油・製品ともに売りが先行しました。後場に入ると、灯油は3月限を中心に値を崩しましたが、ガソリンや原油はもみ合いとなりました。ただ、後場後半になると、NY原油の夜間取引が下げ幅を拡大したことや、為替が1ドル=88円台前半まで円高に振れたことで、下げ幅を拡大する展開となりました。相対的に灯油の下げ幅が大きくなり、軒並み4ケタ安となりました。納会を迎えた2009年2月限は、ガソリンが前日比変わらずの3万4670円、灯油は同60円高の4万8560円といずれも平穏納会となりました。受渡枚数はガソリンが892枚、灯油は1886枚です。納会した当限を除く前日比は、ガソリンが1050~440円安、灯油が1950~1020円安、原油が750~250円安です。


<国内貴金属市場>
金が軒並み下落し、銀は小幅まちまちです。金は、NY高となりましたがドル建て現物相場の下落などに圧迫されて前場は軟調推移となりました。後場は、1ドル=88円台半ばまでから前半へと円高に振れたこと、ドル建て現物相場の軟化から下げ幅を拡大し、先限は2426円まで下落しました。銀は、先限を除いて玉次第の動きとなり、小幅まちまちとなりました。前日比は、金が28~4円安、金ミニが28~4円安、銀が2.2円安~0.1円高です。

白金系貴金属(PGM)は、総じて下落です。白金はNY高となりましたが、まちまちで始まったのち、株安による需要減少懸念などを受けて軒並みマイナスサイドに転じました。後場に入ると、一時値を戻す場面も見られたが、円高を受けて軟調となりました。終盤には円続伸、現物相場の軟化から一段安となり、先限は2600円まで下落しました。パラジウムは他の貴金属の軟調につられて総じて下落しました。前日比は、白金が83~43円安、パラジウムが23円安~2円高です。
Posted by スクイーズ - 2009.01.22,Thu
<国内穀物市場>
東京大豆は、期近主導で続落です。21日のシカゴ大豆が急反発して20日の下落分を取り返し10ドルを回復したことから、総じて反発して寄り付きました。しかし、続伸して始まった夜間取引が反落圏に沈んだことから期近主導で軒並み安で前引けしました。後場は、夜間取引が小反落圏で下げ止ったことや、円がジリ安となったため期中以降で下げ幅を大きく縮小する限月も目立ったが、期近2月限の急落を警戒してプラスサイドを回復することはありませんでした。前日比は、一般大豆が1800~260円安、Non-GMO大豆は1230~10円安です。

東京トウモロコシは総じて小幅続落です。為替が1ドル=89円台前半まで円高に振れたものの、21日のシカゴが反発して、この日の夜間取引も堅調に始まったことでプラスサイドで寄り付きました。しかし、そのあと夜間取引が反落したことで上げ幅を削り、期近3月限を除き小幅安で引けました。大引けの前日比は、90円安~50円高です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅安の89円前半で取引されています。前日海外市場でつけた13年半ぶり安値87.10円から切り返した後、午後の取引ではもみあいました。夕方にかけての取引で、本邦機関投資家によるユーロ/円の買いが出たと指摘されています。ドル/円もそれに反応し、89円―89.40円のレンジ内で上下しています。足元では欧州通貨が売られやすい地合いが続いており、邦銀関係者は「目先110円割れもありうる」との見方を示しているようです。


<国内石油市場>
国内石油市場は急反発です。ドル・円相場が円高に振れたものの、NY原油が株高などを背景に急反発したことを受けて、原油・製品ともに買い優勢で推移しました。ガソリン・灯油の当限は納会を明日に控えて玉整理の動きから商いが膨らみました。終盤は、引けにかけての夜間取引の上昇にもかかわらず灯油と原油が方向感なく推移する一方、ガソリンの先限が3万5000円の節目を回復してきょうの高値を付けるなど、堅調推移となりました。NY原油3月限は午後3時半以降、43ドル台半ばでもみ合ったあと、44ドル目前まで上昇しました。前日比は、ガソリンが880~1180円高、灯油が570~1500円高、原油が360~840円高です。


<国内貴金属 市場>
金がまちまち、銀は続伸です。金は、NY安や円高を背景に総じて反落して寄り付くと、前場は荒い値動きとなった円相場に追随した動きとなり、売り一巡後に急速に戻しました。後場は小動きながらも期先を中心にプラスサイドで底堅い動きとなりました。銀はNY高を引き継いで小幅続伸しました。前日比は、金と金ミニが7円安~7円高、銀が0.4~2.8円高です。

白金系貴金属(PGM)は白金が続落し、パラジウムはまちまちです。白金はNY安を受けて売り優勢で始まったのち、円高一服やユーロ高をきっかけに買い戻されて地合いを引き締め、期先限月がプラスサイドに転じました。後場に入ると、戻りを売られて上値の重い展開となり、軟調に引けました。パラジウムはドル建て現物相場の上昇と円高を受けてまちまちとなりました。前日比は、白金と白金ミニが36~10円安、パラジウムが13円安~8円高です。
 
Posted by スクイーズ - 2009.01.21,Wed
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み安です。20日のシカゴ大豆が夜間取引よりも下げ幅を拡大し、中心限月の期近3月限が10ドル割れとなったことや、為替も一段と円高に振れたことから、軒並み大幅続落して寄り付きました。その後は、円が前場にジリ安推移となったことや、夜間取引が反発して堅調に推移したことからしっかり歩調で推移し、総じて陽線引けしました。前日比は、一般大豆が500~110円安、Non-GMO大豆は1280~200円安です。

東京トウモロコシは続落です。20日のシカゴが下落して、急伸した前日の夜間取引と比較すると大幅安となったうえ、為替が1ドル=89円台後半まで円高に振れたことに圧迫されました。ただ、軟調寄り後は比較的小幅なもみ合いで推移しました。大引けの前日比は、540~400円安です。

         
<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず、89円後半で取引されています。欧米金融株の下落や金融機関の格下げで、避難通貨としての円が見直されているが、きょう期日を迎えるオプションの存在も手伝って、90円付近で取引が収れんしました。ユーロと英ポンドは、20日に14年ぶりの低水準を更新したDJSTOXX欧州銀行株指数がきょうも軟調に推移していることなどを背景に一段安となっているようです。


<国内石油市場>
国内石油市場は大幅安です。NY原油は前日の大引け時点から上昇したものの、円高が圧迫材料となり、強弱材料が交錯する中を売り優勢で推移しました。終盤に入ると、ユーロ安を受けて夜間取引が値を崩したほか、円高も重なったことから、原油・製品ともに下値を探りました。ただ原油・灯油が引けにかけて下げ一服となる反面、ガソリンは低調な出荷などが一因となり、戻りは限定的となりました。NY原油3月限は41ドル台で推移していたが、午後3時半以降にはユーロ安を受けて40ドル台前半まで値を崩しました。ただ、売り一巡後は40ドル台半ばまで急速に戻しています。前日比は、ガソリンが2110~1090円安、灯油が1470~70円安、原油が600~250円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は反発です。金はNY高を引き継いで軒並み反発して寄り付くと、序盤はドル建て現物相場の下落に圧迫されて上げ幅を削りました。序盤の売りが一巡すると急速に戻り歩調となり、後場はおおむね寄り値を挟んで方向感なく推移しました。ただ欧州時間に入ると、ユーロ反落に圧迫されて朝方の安値を試しました。銀は、金上昇などに支援されて反発しました。前日比は、金と金ミニが31~49円高、銀が0.1~4.2円高です。

白金系貴金属(PGM)は白金が続落し、パラジウムは反発です。白金はNY安や円高を受けて売り優勢で始まりました。その後はユーロ安一服が下支え要因となりましたが、株安から需要減少も警戒され、もみ合いとなりました。欧州時間に入ると、ユーロ反落に圧迫されて序盤の安値を割り込み、一段安となりました。パラジウムはNY安となりましたが、ドル建て現物相場の上昇を受けて総じて反発しました。前日比は、白金と白金ミニが80~25円安、パラジウムが12円安~22円高です。
 
Posted by スクイーズ - 2009.01.20,Tue
<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて急反落です。夜間取引が小反落して寄り付いたことや円高を受けて総じて安寄りしました。夜間取引は一時大幅高となったものの、原油安と対ユーロでのドル高が一段と進展すると急速に下げ足を早め、円相場も一貫してジリ高推移となったことから東京大豆も追随することとなり、後場は期近を除いてジリ安が続きました。前営業日比はNon-GMO大豆が期近2月限の160円高を除いて1730~940円安、一般大豆は1640~480円安です。

東京トウモロコシは反落です。寄り付きは19日のシカゴが休場となるなか、為替が1ドル=90円台前半で小幅に円高に振れたことに圧迫されて、小幅安で始まりました。そのあとシカゴの夜間取引が急伸したことで、前場2節は軒並みプラスサイドまで戻したものの、そのあとは再び軟化して、結局、軒並みマイナス引けしました。大引けの前営業日比は、240~140円安です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日ロンドン市場の午後3時時点から小幅高の90円前半で取引されています。英銀行株の急落などを背景にユーロや英ポンドが大きく売られた前日海外市場の流れを引き継いだ相場展開です。英ポンドが大きく売り込まれ、対円では1973年の変動相場制移行後の最安値を更新しました。英ポンドの弱含みはクロス円やドル/円にも波及し夕方にかけての取引で、GLOBEXの米株先物が下げ幅を縮小する局面ではクロス円が買い戻されるなど、株価にらみの相場展開となっています。ユーロと英ポンドの反発は強くないようです。


<国内石油市場>
国内石油市場は期先中心に急落です。19日のNY原油はキング牧師記念日で休場でしたが、休場明けの夜間取引で下落したことから売りが先行しました。ロシアによるウクライナ経由での欧州へのガス輸出が再開される見通しなどから、夜間取引が後場に入り一段安となると、原油・製品ともに下げ足を速めました。後場終盤も夜間取引の下落に追随して下げ幅を拡大し、灯油の期先や原油を中心に安値圏で終える限月が目立ったが、ガソリンの期先は引けにかけて下げ一服となりました。NY原油2月限は夜間取引でもみ合いで推移したあと、午後には対ユーロで進んだドル高などを受けて下値を探る展開となりました。また3月限は、2月限にサヤ寄せする格好となって午後5時前より一段安となり、40ドルを割り込みました。前営業日比は、ガソリンが1480~630円安、灯油が1810円安~190円高、原油が1940~950円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は反落です。金は、対ユーロで進んだドル高や原油安を嫌気したドル建て現物相場の下落を受けて軒並み反落して寄り付くと、その後もユーロが1ユーロ=1.30ドルの節目を割りこんだほか、円ジリ高などに圧迫されて後場に下げ幅を拡大しました。銀も、金下落や株安などを背景に軒並み反落した。前営業日比は、金と金ミニが43~37円安、銀が6.8~3.9円安です。

白金系貴金属(PGM)は反落です。白金は欧州市場でユーロ安を受けて下落した流れを引き継ぎ、売り優勢で始まりました。その後はおおむねユーロ次第の値動きとなって軟調となり、後場に入ると、円高などを受けて下げ幅を拡大しました。ただ終盤にかけては円高が一服したことを受けて値を戻しました。パラジウムは他の貴金属の反落などを受けて総じて売り優勢となりました。前営業日比は、白金と白金ミニが86~44円安、パラジウムが29円安~3円高です。

 
Posted by スクイーズ - 2008.12.09,Tue
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み安です。8日のシカゴ大豆が急反発したことからNon大豆の期近2本を除いて大幅高で寄り付きました。ところが、夜間取引が小幅ながら反落に転じると、Non大豆の期近のサヤ剥げに歯止めがかからないことが嫌気されて戻り売りに傾きました。Non大豆の12月当限を除く5本と一般大豆の期近3本の合計8本が一代安値を更新しました。前日比は、Non-GMO大豆が3000~1220円安、一般大豆は570~220円安です。

東京トウモロコシは下落です。為替が1ドル=92円台後半で小動きとなるなか、週明けのシカゴが商品全面高の流れで急反発したことに支援されて堅調に寄り付きました。しかし、その後シカゴの夜間取引が軟化したことや、前引けで当限が崩れたことで、期近から大幅安となりました。9月限を除く5本がさらに一代安値を更新しました。大引けの前日比は、880~110円安です。


<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅ドル安/円高の92円半ばで取引されています。全般的に薄商いだったこの日は、前日海外で上昇し1週間ぶりの高値をつけたユーロに利益確定の売りが午前中に先行し、午後には一部の短期筋による92円半ば付近での売買が交錯した程度で、全般的に動意に乏しい相場つきとなりました。ユーロは前日海外で1.2968ドルと1週間ぶり高値をつけたが、一時1.2856ドルまで弱含みました。ユーロ/円は海外高値の120.95円から118.94円まで約2円下落しました。市場参加者によれば、ユーロは利食いで大幅に下落したものの、ある程度の底堅さを見せているとされ、潮目の変化を指摘する声もあるようです。


<国内石油市場>
国内石油市場は油種間でまちまちです。ガソリン・灯油は期先中心に下落し、原油は総じて堅調です。ドル・円相場が円高に振れたものの、NY原油の急反発を背景に原油は買いが先行しました。その後はもみ合いです。製品は需要不振などから売り優勢で推移しました。灯油の4・5月限が一代安値を更新しました。後場の中盤までは、灯油の当限は押し目買いの動きから下げ渋ったものの、他限月は軟調な動きです。ガソリンは実勢悪が圧迫要因となって、期先中心に下落しました。いずれも買い気薄で出来高も少なめで、盛り上がりを欠く商いとなりました。ガソリンは順ザヤが縮小、灯油は逆ザヤが拡大する動きとなりました。原油は製品と比べて堅調に推移しました。後場の終盤は、もみ合いで推移していたが、午後5時ころから夜間取引が値を崩したことや一段と円高が進んだことが圧迫材料となり、上値重く推移しました。NY原油は夜間取引で朝方の44ドル台から、午後3時過ぎに43ドル台半ばまで下落しました。その後、再び堅調な推移を見せて44ドルに乗せましたが、午後5時過ぎに一気に値を崩して43ドル台前半まで下げるなど、荒れた動きとなりました。前日比は、ガソリンが610~100円安、灯油が630円安~180円高、原油が80~170円高です。


<国内貴金属市場>
金が軒並み反落し、銀は総じて続伸です。金はNY高も前日大引け時点と比較したドル建て現物相場の下落と円高に圧迫されて軒並み反落しました。銀は、NY高や金に対する割安感から続伸しました。前日比は、金と金ミニが62~33円安、銀が1.5円安~9.0円高です。

白金系貴金属(PGM)は白金が反落し、パラジウムがまちまちです。白金はNY高となりましたが、前日終盤の急伸で先取りしていたことから円高などを受けて売り優勢で始まりました。その後はユーロ安などを受けて軟調となり、後場に入ると、円高進行に圧迫されて下げ幅を拡大しました。パラジウムはNY高を受けて買い優勢で始まりましたが、後場の円高などを受けて一部限月がマイナスサイドに転じました。前日比は、白金と白金ミニが117~65円安、パラジウムが10円安~17円高です。
 
Posted by スクイーズ - 2008.12.02,Tue
<国内穀物市場>
東京大豆は、大幅続落です。1日のシカゴが大幅続落し、10月中旬以来のレンジ下値圏に沈み、さらに為替も一段と円高懸念が強まったことから、下値不安が高まりストップ安を含む大幅安となりました。後場は、夜間取引が小幅ながら反発したことを受けて、一般大豆はストップ安から外れる限月もあったが、Non大豆は当限を除く5本がストップ安に張り付いたままで、一般大豆の期先2本もストップ安で取引を終えました。前日比は、Non-GMO大豆が3000~1330円安、一般大豆は1800~1300円安です。

東京トウモロコシは大幅続落です。為替が朝方1ドル=93円台前半まで大幅に円高に振れたうえ、週明けのシカゴが、株安やドル高による商品全面安の流れで大幅続落となったことに圧迫されて始まりました。そのあと、いったん下げ幅を縮小させたものの、後場にはシカゴの夜間取引が下落したことで、再び下げ幅を拡大させました。ただ、拡大ストップ安まで崩れる限月はなく、前日に続き全限月が一代安値を更新しました。なお、今日は値幅制限が1500円に拡大されています。大引けの前日比は、1490~1080円安です。


<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ同水準の93円前半で取引されています。前日の米国株の急反落に加え、日経平均.N225が前日比500円超下げたことや、米ゴールドマン・サックスが近く発表する9―11月期決算で約20億ドルの赤字を計上するとの見通しを米紙が報道したことなどを受け、円の買い戻しが進んだ。一方、円の高値ではドルや欧州通貨の買いも散見され、方向感に乏しい相場展開となっています。


<国内石油市場>
国内石油市場は大幅続落です。1日のNY原油が商品全面安の流れや、石油輸出国機構(OPEC)緊急会合での追加減産見送り、景気悪化に伴う需要減少懸念などで5ドル以上も急落したことや、1ドル=93円台前半と大幅に円高に振れたことで、原油・製品ともにさらに売られる展開となりました。前場は安値から戻したものの、夜間取引での下げ幅拡大などで、後場前半に再び急落して、引けまで大幅安水準での推移が続きました。ガソリン・灯油、原油はともに全限月が一代安値を更新しました。なお、原油の新甫2009年5月限は2万9250円で発会した後、引けは2万8870円まで軟化しました。製品間では灯油の下げ幅が相対的に大きくなり、引き続き灯油買い/ガソリン売りのストラドル商いの手じまいが出ている可能性があります。前日比は、ガソリンが2540~2020円安、灯油が3600~2020円安、原油が3510~2890円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は大幅続落です。金はNY急落に加えて、1ドル=93円台前半の大幅な円高を背景に2本がストップ安を付けるなど、大幅続落で寄り付きました。前場中盤までは円の反落、安値拾いの買いも加わり下げ幅を縮小したが、円安が一服した中盤以降は戻り一服となりました。後場は、やや軟調に始まった後はもみ合いに転じたが、日経平均株価が引けにかけて下げ幅を拡大したことや、円高に振れたことを嫌気した売り物が優勢となって金の全限月が下げ幅を拡大しました。終盤の売り圧力は強く2、4月限がストップ安に続き、期先3本もストップ安まで売り込まれました。銀も大幅安で先限足は273.0円まで下落し、金先限と同様に先月21日以来の安値を付けました。前日比は、金が189~150円安、金ミニが189~150円安、銀が39.9~28.1円安です。
Posted by スクイーズ - 2008.12.01,Mon
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み急落です。シカゴ大豆が前週末の小反落に続き、夜間取引でも続落したことが嫌気され、前週末に下げ渋った期近12月限も含めて軒並み安で寄り付きました。その後は、原油安やドル高の一服により気迷いとなりましたが、安値圏での小浮動にとどまり、総じて陰線引けする頭重い展開となりました。前営業日比は、Non-GMO大豆が1960~660円安、一般大豆は1450~880円安です。

東京トウモロコシは大幅続落です。為替が1ドル=95円台前半で小動きとなるなか、28日のシカゴがドル高や大豆安で下落したことに圧迫されて始まりました。そのあとシカゴの夜間取引が軟化したことで、下げ幅を拡大しました。全限月が一代安値を更新して、7月限と11月限が大引けでストップ安となりました。大引けの前営業日比は、1000~480円安です。


<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から小幅円高の、95円前半で取引されています。欧州中央銀行(ECB)が4日に開催する理事会で、事前予想より大幅な利下げを実施するとの憶測が浮上したことなどを背景に、機関投資家によるクロス円の売りがみられたようです。また、南アフリカの貿易赤字拡大を受け、個人投資家の南アランド売りも散見され、全般に円が強含む流れとなりました。


<国内石油市場>
国内石油市場は総じて急落です。朝方は為替、NY原油ともに前週末の東京市場の大引け時点と同値圏で推移する中、油種間でまちまちで寄り付きました。そのあと製品は灯油が前週末の弱地合いを引き継いで値を崩すと、ガソリンも地合いを悪化させました。後場前半には、売り一巡でいったん下げ幅を縮小させる場面もありましたが、後場後半にはNY原油の夜間取引が急落したことや、円高が進んだことで、再び下げ幅を拡大しました。大引けでは灯油が期近以外の5本がストップ安、値幅制限の外れている期近はそれ以上の下げ幅となり、ガソリンも軒並みストップ安に近い大幅安となりました。製品に比べると、原油の下げ幅が小さくなり、クラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)は縮小しました。なお、ガソリン4限月、灯油の全限月が一代安値を更新し、東京原油11月限は、前営業日比30円高の3万0420円で納会しました。前営業日比は、ガソリンが3500~3250円安、灯油が4540~3600円安、原油が1420円安~30円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は下落です。金は、前週末のNY高を引き継いで総じて上昇して始まりました。しかし前場からユーロ安や夜間の原油安を背景にドル建て現物相場の下落に追随してジリ安となってマイナスサイドに転落し、中盤には一時、全限月が2ケタ安となりました。後場は、原油が下げ一服となったほか、ユーロの戻りを受けて下げ渋り、安値圏の狭いレンジで小動きとなったが、終盤に入りドル建て現物相場の軟化や円高から期先は50円以上の下げとなりました。銀も軟調に推移し、先限は300円まで下落して11月21日以来の安値をつけました。前営業日比は、金が55~32円安、金ミニが55~32円安、銀が11.8~1.4円安です。

白金系貴金属(PGM)は、総じて続落です。白金はNY高を受けて買い優勢で始まりましたが、株安などを背景に円高に振れたことを受けて標準が軒並みマイナスサイドに転じました。後場は、株安が一服したことを受けてプラスサイドを回復する場面もありましたが、終盤に入り、期先主導で軟調に推移しました。引けにかけては円高が進んだことから期先2本は100円以上の下げとなりました。パラジウムはまちまちで始まったのち、円高などを受けて下落しました。終盤の反発力は弱く、総じて小幅安で前営業日比は、白金が140~24円安、パラジウムが13~1円安です。
 
Posted by スクイーズ - 2008.10.08,Wed
<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて急落です。前場には一時、夜間取引が急伸したことから買い戻されて軒並み大幅高となりました。しかし、夜間取引が上値を削った前引けから戻り売りが強まり、後場には円相場が3月末以来、約6カ月ぶりに1ドル=100円を突破するなど急伸したこともあり、両市場の新穀限月10本が軒並みストップ安に張り付くなど一般大豆の期近10月限を除いて急落相場となりました。終値の前日比は、Non大豆が3000~2810円安、一般大豆は10月当限の1390円高を除いて1800円安です。

東京トウモロコシは急落です。朝方為替が1ドル=101円台半ばまで円高に振れたうえ、7日のシカゴが株安などを背景にして大幅続落となったことに圧迫されて始まりました。そのあと夜間取引が大豆の急騰に追随する形で急伸したことを好感して、安値から大きく戻す展開となり、前引けでは先限を除きプラスサイドを回復しました。しかし、そのあと為替が一時1ドル=100円台を割り込む円高となったことや、株式が大幅安となったことで再び手じまい売りが加速して、結局期近を除く5本がストップ安で引けました。大引けの前日比は、1000~750円安です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から大幅に円高が進み、半年ぶり円高水準の100円付近で取引されています。日経平均株価が9%超の下げとなるなど世界的な株安が止まらず、外為市場ではリスク回避の円買いが強まりました。ドルは夕方の取引で今年3月31日以来の安値となる99.30円まで一時下落しました。円は他通貨に対しても上昇し、ユーロに対して3年ぶり、英ポンドに対して7年ぶり、豪ドルとNZドルに対してそれぞれ6年ぶりの高値をつけました。


<国内石油市場>
国内石油市場は、全面安です。前日のNYは自律的に反発したものの、夜間取引が弱含みとなったことが嫌気されました。為替が大きく円高に振れたことも悲観ムードにつながりました。ガソリン、灯油が全限ストップ安で原油も一部限月を除き全面ストップ安です。なお先週末3日以降4営業日連続して、ガソリンと灯油の全限が一代の安値を更新しました。ドルの対円相場は急落しました。米欧金融危機を背景に昼過ぎから軟調地合いが続いていたが、東京株式市場が一段安となったのをきっかけにドル売りの動きが急速に進みました。この動きで一気に1ドル=100円を割り込む展開となりました。前日比は、ガソリンが4310~3600円安、灯油が5280~3600円安、原油が3800~3440円安です。


<国内貴金属市場>
金は急落後に急騰し、銀はまちまちです。金はNY高を引き継いで軒並み2ケタ続伸で始まりましたが、午後には1ドル=99円台半ばまで急騰した円高に圧迫されて先限が一時2800円台を割り込む急落となるなど、軒並みマイナスサイドに転落しました。ただその直後から、欧州の金融不安を背景に、金ドル建て現物相場が900ドルを上回る急騰となったことから、全限月がプラスサイドに切り返すにとどまらず、さらに一段高となり、引け際にはほとんどの限月が2900円台を回復しました。銀は、NY高も円高に相殺されて、まちまちとなりました。前日比は、金が69~71円高、金ミニが69~71円高、銀が3.2円安~8.6円高です。

白金系貴金属(PGM)は、反落です。白金はNY市場でドル安などを受けて上昇した流れを引き継ぎ、期先3本が買い優勢で始まりました。その後は1ドル=99円台まで急騰した円高や株価暴落による需要減少懸念を背景にマイナスサイドに転じ、後場には先限が3000円の大台を割り込むなど、軒並み下げ幅を拡大しました。ただ、その後の金急騰をきっかけに買い戻され、安値から大幅に戻しました。パラジウムもNY安と円高を受けて売り優勢となり、先限ベースで年初来安値を更新しました。前日比は、白金が135~14円安、パラジウムが41~9円安です。
Posted by スクイーズ - 2008.10.07,Tue
<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて反発です。6日のシカゴ大豆のストップ安と円急騰を受けて、一般大豆は前引けまで12月限以降の5限月が3日連続ストップ安に張り付き、Non大豆は前場2節まで軒並み大幅続落相場となってましたが、その後は場中の円安や前場に旧穀限月の下げ幅が小幅だったことから、割安感の強い新穀限月中心に弱気筋からの利益確定の買い戻しが優勢となり、一般大豆の期近10月限とNon大豆の12月限を除いて前日比プラスに転じました。終値の前日比は、Non大豆が1150円安~3550円高、一般大豆は570円安~460円高です。

東京トウモロコシはまちまちです。朝方為替が1ドル=101円台まで円高に振れたうえ、6日のシカゴが全限月ストップ安の大幅安となったことに圧迫されて、寄り付きから前場2節にかけては拡大ストップ安となる限月が多くなりました。そのあと前引けからストップ安を外れる限月が多くなり、後場は大幅な円安もあって大きく戻す展開となりました。結局一部限月はプラスサイドを回復して、引けは小幅まちまちとなり期近を除く5本が一代安値を更新しました。なお、今日は値幅制限が1500円に拡大されています。大引けの前日比は、160円安~290円高です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から円安に振れ、102円後半で取引されています。前日のクロス円の大幅下落を経て利益確定の買い戻し機運が高まる中、オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が予想外の大幅利下げに動き、アジア株や米株先物が下げ渋ったことで、円の売り戻しが活発となりました。前日に5円を超える下げで3年ぶりの安値を更新したユーロ/円は、一段の円売りを誘発するストップロスを巻き込んで5円近い反発となり、140円台を一時回復しました。しかし夕方の取引では、英銀大手が英国政府に金融支援を要請したとの報道などをきっかけに英ポンドが急落です。欧州株が下落に転じたことを受け、クロス円にも戻り売りが強まりました。


<国内石油市場>
国内石油市場は、後場高となったものの、引け際に売り直されて続落しました。前場は、前日のNY安と大幅円高により失望売りが主導、続急落となりました。後場に入ると、NY原油が上昇に転じ、夕方午後3時過ぎには90ドル付近まで反発し、その動きが好感されて買いが先行しました。しかし、大引けにかけて為替が円高に振れたため戻りを売り直されました。特に灯油は全限ストップ安で引けました。なお前場時点の下落により、石油3市場ともに全限月が一代の安値を更新しました。前日比は、ガソリンが2290~1680円安、灯油が3600~2430円安、原油が1460~1080円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は急反発です。金は、NY大幅高を背景に反発して始まると、その後は1ドル=101円台半ばから一時103円台前半まで進んだ場中の円安や、欧州時間に入ってからのドル建て現物相場の上昇を受けて一段高となり、一時は軒並み100円上回る急伸となりました。ただ大引けにかけた101円台後半まで進んだ急速な円高が圧迫要因となり、高値からは値を削りました。銀は、NY安・円高と弱材料が重なったが、金急伸に追随して、総じて2ケタ反発となりました。前日比は、金が83~101円高、金ミニが83~101円高、銀が0.3~13.8円高です。

白金系貴金属(PGM)は、反発です。白金はNY高を引き継いで買い優勢で始まった後、序盤は期先2本が戻りを売られてマイナスサイドに転じました。その後は、為替の円安などをきっかけに買い戻されると、後場には金の上値追いも支援材料となって期近の上げ幅が200円を上回るなど、一段高となりました。ただ、大引けにかけた急速な円高に圧迫されて高値から値を削りました。パラジウムは円高に上値を抑えられてまちまちで始まりましたが、他の貴金属の堅調などを背景に、総じて上昇しました。前日比は、白金が99~202円高、パラジウムが変わらず~16円高です。
Posted by スクイーズ - 2008.10.02,Thu
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み大幅安です。シカゴが1日、原油反落を受けて夜間取引の高値から上値を削った流れを引き継ぎ、一般大豆が軒並み安で寄り付くと、前日全限月がストップ高となっていたNon大豆も反省人気となって一転して地合いを崩しました。後場は、前引けの急落に対して買い戻しが優勢となり、下げ幅を縮小する限月が目立ちました。終値の前日比は、Non大豆が4400~840円安、一般大豆は3800~1200円安です。

東京トウモロコシは総じて急反落です。為替が1ドル=106円近辺から105円台後半まで円高に振れるなか、1日のシカゴが原油安や初期の収穫の単収が良好なことで続落したことに圧迫されました。前引けで期中以降が崩れる展開となり、大引けでは期先3本がストップ安に沈みました。一方、海上運賃がさらに大幅続落となっているものの、期近の下げ幅は抑えられました。先限はさらに一代安値を更新しました。大引けの前日比は、1000~170円安です。


<外国為替市場>
午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ同水準の105円後半で取引されています。金融安定化法修正案は米上院で可決されたものの、成立しても根本的な解決につながらないとの観測や株価の軟調を背景にドル、ユーロの売りが出ており、クロス円では円買いの動きが強まりました。


<国内石油市場>
国内石油市場は急反落です。1日のNY原油安などで軟調に始まりましたが、そのあとNY原油が反発したことで、前場中盤にかけては下げ幅を縮小させる展開となりました。しかし、その後は再び上値が重くなり、とくに後場は円高や夜間取引の急落を映して下げ幅を拡大して、後半にはガソリンを中心にストップ安を付ける限月が続出しました。大引けではおおむねストップ安を外れたものの、それに近い大幅安となり、原油2月限が唯一ストップ安で引けました。前日の急反発の上げ幅の大半を失う展開となりました。前日比は、ガソリンが3600~3400円安、灯油が3280~2580円安、原油が3690~3450円安、新甫3月限は発会値から1880円安の6万1300円です。


<国内貴金属市場>
金が続落し、銀はまちまちです。金はNY高となりましたが、ドル建て現物相場の上げ一服を受けて売り優勢で始まりました。その後はやや戻す場面も見られましたが、戻りは売られ、欧州時間に入ると、ユーロ安・円高などを受けて一段安となりました。銀はNY高を引き継いで買い優勢で始まりましたが、欧州時間の円高などを受けてまちまちとなりました。前日比は、金と金ミニが74~64円安、銀が5.7円安~7.7円高です。

白金系貴金属(PGM)は、総じて下落です。白金はNY高となりましたが、ドル建て現物相場の上げ一服などを受けて売り優勢で始まりました。その後は円相場次第の値動きとなるなか、プラスサイドを回復する場面も見られましたが、戻りは売られ、後場に入ると、株安なども圧迫要因となって軟調に推移し、先限ベースで年初来安値を更新しました。パラジウムはNY高を受けて上昇する場面も見られましたが、後場に入ると、白金軟調や株安などを受けて総じて下落しました。
Posted by スクイーズ - 2008.09.30,Tue
<国内穀物市場>
東京大豆は、大幅続落です。シカゴが29日のストップ安に続き、夜間取引でも大幅続落し、円相場も一時16日の1ドル=103円台半ばの高値を試すなど弱材料が重なったことから、前日までの投げ売り相場の地合いを引き継ぎ、寄り付きから大引けまで全限月がストップ安に張り付きました。終値の前日比は、Non大豆が全限月4500円安、一般大豆も全限月2700円安です。

東京トウモロコシは大幅続落です。朝方為替が1ドル=103円台前半まで大幅に円高に振れたうえ、金融不安の再燃でおおむね商品全面安の流れで、シカゴもストップ安の急落となったことに圧迫されました。また、海上運賃も大幅続落となっています。場中に為替が1ドル=104円台前半まで円安に振れたものの、シカゴの夜間取引が下落していることもあり、全限月が拡大ストップ安に張り付きました。また、全限月が一代安値を更新しました。大引けの前日比は、全限月が1500円安です。


<外国為替市場>.
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇し、104円後半で取引されています。午後は売買が交錯しながらも本邦勢の買いが優勢となり、ドル/円、クロス円とも底堅い値動きをみせました。夕方の取引では、きょうの安値103.50円から1円超上昇、一時104.88円を付けました。ある外銀筋によると、夕方にかけての取引でクロス円を中心に邦銀の買いが目立っているということです。


<国内石油市場>
国内石油市場は大幅続落です。為替が1ドル=104円台まで大幅に円高に振れているうえ、米下院の金融安定化案の否決で、金融不安の再燃から株式、商品などが軒並み安となり、とくにNY原油が暴落したことで、寄り付きから売り一色となりました。ガソリンは期近を除く5本がストップ安、灯油は買い注文がなく期中の3本が約定しませんでした。原油も期近を除く5本がストップ安となりました。ガソリン、灯油の期近は計算上の下げ幅に近い5000円内外の急落となりました。ただ、原油期近は明日の納会を控えて小動きでした。前日比は、ガソリンが4800~3600円安、灯油が5170~3600円安、原油が3600~310円安です。


<国内貴金属市場>
金は軒並み続伸し、銀は続落です。金は、1ドル=104円台後半の円高となりましたが、NY高やセーフヘイブンなどの買いなどに支援されて軒並み大幅続伸となりました。銀はNY安や世界的な株安を受けて軒並み続落したものの、下げ幅は限定的となりました。前日比は、金が32~43円高、金ミニが32~43円高、銀が7.1~1.3円安です。

白金系貴金属(PGM)は、続落です。白金はNY市場で急落した流れを引き継いで売り優勢で始まると、手じまい売りなどに圧迫されて先限が3500円を割り込み、年初来安値を更新しました。後場は安値もみ合いに転じましたが、欧州時間に入ってからは再び売り優勢となり、当限を除いてストップ安に張り付く場面がみられました。パラジウムもNY安や円高を受けて続落し、先限ベースで年初来安値を更新しました。前日比は、白金が300~280円安、パラジウムが76~35円安です。
 
Posted by スクイーズ - 2008.09.29,Mon
<国内穀物市場>
東京大豆は、大幅続落です。前場同様、シカゴ夜間取引の続落展開に歯止めがかからず、下げ幅を拡大しました。一般大豆は、前場の5限月に続き期近10月限も追随して軒並みストップ安に張り付き、Non大豆も3限月が拡大ストップ4500円安を演じるなど一段安となる限月が目立ちました。終値の前日比は、Non大豆が4500~3690円安、一般大豆は全限月が1800円安です。

東京トウモロコシは大幅続落です。為替が1ドル=106円台前半まで円安に振れたものの、原油安などで26日のシカゴが大幅続落となったことや、週明けの夜間取引がさらに急落したことに圧迫されました。全限月が一代安値を更新して、後場は全限月が拡大ストップ安に張り付きました。大引けの前営業日比は、全限月が1500円安です。


<国内貴金属市場>
金は反発し、銀は続落です。金はNY高や円安を受けて先限が一時3002円まで上昇しましたが、終盤にかけての円高やドル建て現物相場の下落を受けて上げ幅を縮小しました。銀はNY高を引き継いで買い優勢となりましたが、終盤にかけて地合いを緩め、マイナスサイドに転じました。前営業日比は、金が11~35円高、金ミニが11~35円高、銀が9.6~2.3円安です。

白金系貴金属(PGM)は、続落です。白金はNY安を受けて売り優勢で始まりました。その後は円安や金堅調などを受けて下げ幅を縮小し、後場に入ると、先限がプラスサイドを回復する場面も見られましたが、欧州時間にはユーロ安などに圧迫されて再び売り圧力が強まりました。パラジウムもNY安を引き継いで続落しました。前営業日比は、白金が257~49円安、パラジウムが83~47円安です。


<外国為替市場>
 午後5時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から小幅ドル高の106円前半で取引されています。米金融安定化法案可決の可能性が濃厚となりドルには買いが先行しましたが、止まらない株安を背景にクロス円を売り込む動きも目立ち、ドル買いと円買いが交錯する形でドル/円は値動きが鈍りました。ベルギーなど3国政府がベルギー・オランダ系金融グループのフォルティス国有化に踏み切ったことなどを背景にユーロが英政府が国内9位の住宅金融機関ブラッドフォード・アンド・ビングレー(B&B)を国有化するとの発表に英ポンドも大きく下落しました。


<国内石油市場>
国内石油市場は総じて下落です。NY原油が前週末の東京市場の大引け時点(105.22ドル前後)に比べて上昇したことや、円安を背景に原油・製品ともに買いが先行しました。その後、夜間取引が徐々に値を削り、ドル・円相場も円高に振れたことから上げ幅を削る展開となり、原油の当限を除いてマイナスサイドに沈みました。NY原油11月限は朝方は106ドル台半ばで推移していたものの、徐々に下落しました。特に午後4時過ぎから下げが加速して、103ドル前後まで地合いを悪化させました。前営業日比は、ガソリンが1020~520円安、灯油が1460~840円安、原油が1120円安~変わらずです。
Posted by スクイーズ - 2008.09.26,Fri
<国内穀物市場>
東京大豆は、まちまちです。週末を控えた玉整理主導の商いで高下しましたが、一般大豆はまちまち、Non大豆はストップ安を含む大幅安です。一般大豆の期近10月限を除いて総じて大幅安となった後、後場1節までは夜間取引の反発を映して下げ幅を縮小し、反発する限月もありました。しかし、後場2節からは円高を嫌気して強気筋からの玉整理が優勢となり、特にNon大豆で大きく上値を削る限月が目立ちました。一方、一般大豆の期近10月限は前週末の19日から5日連続でのストップ高を演じました。終値の前日比は、Non大豆が3000~1050円安、一般大豆は320円安~1800円高です。

東京トウモロコシは大幅続落です。朝方は為替が1ドル=106円台前半まで円安に振れるなか、25日のシカゴが反落したことや、前日の急落地合いを受けて、期先から下げて始まり、再び全限月が3万円台を割り込みました。その後も場中に為替が再び105円台まで円高に振れたことや、シカゴの夜間取引の軟化し、さらにはチャート悪化による週末の手じまい売りなどで、大引けでは全限月がストップ安に沈みました。期近11月限が一代安値を更新しました。大引けの前日比は、全限月が1000円安です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から円高が進み、105円前半で取引されています。米金融安定化策をめぐる米当局の議論が持ち越しとなったことや、全米最大の貯蓄金融機関ワシントン・ミューチュアルの破たんなどを受け、先行き不透明感が強いとの見方から、日中の主要通貨は方向感に乏しい値動きとなりました。夕方の取引では、ベルギー・オランダ系金融グループのフォルティスなど複数の欧州系金融機関の経営不安をめぐるうわさが流れ、ユーロが大きく下落しました。フォルティスは市場のうわさを否定する内容のコメントを発表しています。


<国内石油市場>
国内石油市場は総じて続落です。寄り付きは25日のNY原油の急反発を好感して、大幅高で寄り付いたものの、そのあとNY原油の夜間取引が急落したことや、為替が1ドル=105円台半ばまで円高に振れたことに圧迫されて、上げ幅を削りました。とくに午後3時以降、夜間取引がさらに急落したことで、大引けにかけて総じてマイナスサイドに沈む展開となりました。なお、今日は製品の新甫4月限が発会しました。前日比は、ガソリンが240円安~80円高、新甫4月限は発会値から680円安の7万7520円。灯油が590~190円安、新甫4月限は発会値から2020円安の8万1140円、原油が160円安~100円高です。


<国内貴金属市場>
金は大幅続落です。金はNY安や場中の円高、またドル建て現物相場の上げ一服を背景に売り優勢となりました。いったん下げ渋るも終盤に入り、ドル建て現物相場の下落から一段安となり、先限は一時97円安まで下げました。銀もNY安や円高を背景に期先2本を中心に下げました。先限は442.0円まで下落しました。前日比は、金が88~64円安、金ミニが88~64円安、銀が13.7~1.7円安です。

白金系貴金属(PGM)は、軒並み下落です。白金はNY安を受けて売り優勢で始まりました。その後は金軟調や円高を受けて下げ幅を拡大しました。終盤は期先が一段安となり、期先2本は200円を超える下落で引けました。パラジウムもNY安を受けて売り優勢となりました。先限は803円まで下げ、1週間ぶりの安値を付けました。前日比は、白金が232~61円安、パラジウムが54~21円安です。
 
Posted by スクイーズ - 2008.09.22,Mon
<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて大幅続伸です。19日のシカゴ高に続き夜間取引も堅調で、Non-GMO期近10月限を除き4ケタ高を維持しました。終値の前営業日比は、Non大豆が110円安~3040円高、一般大豆は2580~2700円高です。

東京トウモロコシは大幅続伸です。為替が1ドル=106円台半ばで小動きとなるなか、19日のシカゴが、金融不安の後退や原油高などに追随して急伸して、今日の夜間取引も上伸していることに支援されて始まりました。そのあと中だるみもあったが、おおむね大幅高水準を維持して引けました。大引けの前営業日比は、630~950円高です。


<外国為替市場>
午後3時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点からドル安/円高が進み、106円半ばで取引されています。巨額の資金を投じる米政府の金融安定化策は一定の効果が期待できるものの、市場の混乱を早期に収束させるとは言い難いとの見方が市場では出ています。株高の中でも投資家のリスク回避姿勢は依然根強く、取引量が少なめで値動きは荒いようです。


<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み急伸です。ドル・円相場が円高に振れたものの、NY原油が米国政府による公的資金投入を含めた金融市場安定化策を受けて急騰したことを受けて、原油・製品ともに急伸しました。場中に円相場が強含んだものの、夜間取引が上昇したことで堅調に推移しました。25日に納会を控えたガソリンと灯油の当限は玉整理の動きから出来高が膨らみました。前営業日比は、ガソリンが1970~2520円高、灯油が2410~3050円高、原油が820~2660円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は、軒並み大幅高です。金は、約1円の円高も前週末と比較したドル建て現物相場の大幅高を背景に軒並み100円を上回る大幅高となり、先限ベースで8月11日以来の高値を付けました。終盤も崩れず、期中4月限から一時4本までストップ高となり、大引けは約140円前後の上げ幅を維持しました。銀も金の上昇に追随して大幅高となり、先限は約2週間ぶりの高値を付けました。前営業日比は、金が135~149円高、金ミニが135~149円高、銀が24.9~34.8円高です。

白金系貴金属(PGM)は、反発です。白金はNY市場でユーロ高や原油高を受けて上昇した流れを引き継ぎ、買い優勢で始まりました。その後はユーロ堅調などに支援されて上値を伸ばしました。終盤に入ると期先6月限からストップ高まで買われ、値幅制限のない期近10月限を除きストップ高に張り付きとなりました。パラジウムはドル建て現物相場の上昇を受けて買い優勢となりました。先限は863円まで上昇し、今月9日以来の高値をつけました。前営業日比は、白金が300~317円高、パラジウムが42~78円高です。
Posted by スクイーズ - 2008.09.18,Thu
<国内穀物市場>
東京大豆は、一般が大幅続落し、Nonは急反発です。為替は1ドル=104円台半ばまで円高に振れたものの、17日のシカゴが上伸したことで、Non-GMO、一般大豆ともにおおむね堅調に始まりました。そのあと一般大豆は大手商社の売りが嫌気されて、前引けで期中以降が急落、さらにシカゴの夜間取引の急落もあって、後場は軒並み大幅安となりました。大引けでは2本がストップ安です。一方、Non-GMOは期近の騰勢が強く、大引けで期近3本がストップ高となったことで、全体が大幅高水準まで引き上げられました。終値の前日比は、Non大豆が1470~4500円高、一般大豆は2700~2440円安です。

東京トウモロコシは総じて続落です。為替が1ドル=104円台半ばまで円高に振れたものの、17日のシカゴが、ドル安を背景にした原油などの他商品高に追随して急反発したことに支援されて始まりました。しかし、後場に入ると、シカゴの夜間取引が急落したことに圧迫されて、軒並みマイナスサイドに振れました。期近はこの日も商社機関店の売りが見られ、下げ幅が大きくなりました。一方、先限は唯一プラス引けしました。大引けの前日比は、730円安~170円高です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から大幅上昇の105円前半で取引されています。欧州中央銀行(ECB)は、金融市場の緊張を和らげるため、米連邦準備理事会(FRB)、日銀、カナダ銀行、スイス国立銀行、イングランド銀行と協調して短期金融市場に翌日物のドル資金を供給すると発表しました。一方、FRBは世界の金融市場におけるドルの流動性改善のため、主要中央銀行との間で最大1800億ドルの暫定的為替スワップ協定を結んだと発表しました。こうした各国中銀の対応により、夕方の取引では英ポンド以外ほぼ全面的に円売りに傾いています。


<国内石油市場>
国内石油市場は、原油高の製品安です。原油市況は、前日のNYが急騰したことに追随して堅調でした。ただし、NY夜間取引が軟調に推移したことから上げ幅は限定的でした。一方、ガソリンと灯油は軟弱です。NY急騰にもかかわらず、思惑の売りが主導してガソリンは急落し、灯油も軟弱な商状を呈しました。前日比は、ガソリンが1360~480円安、灯油が490~280円安、原油が140~300円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀はストップ高です。金は、前日のNY市場の70ドルもの暴騰と場中のドル建て現物相場の一段高を背景に、値幅制限のない当限を除いて終日ストップ高に張り付きました。一方、当限は一時、前日比337円高の2986円まで暴騰し、当限ベースで8月11日以来の高値を付けました。銀もNY大幅高を背景にストップ高続出となりました。前日比は、金が150~301円高、金ミニが150~301円高、銀が40.0~44.4円高です。

白金系貴金属(PGM)は総じて反発です。白金はNY市場で金暴騰などに追随して反発した流れを引き継ぎ、買い優勢で始まりました。序盤の買いが一巡すると、需要減少観測やテクニカル面の弱気観などを背景に、後場にはマイナスサイドに転じて先限ベースで2005年12月以来の安値3601円を付けました。ただ後場終盤には、円安や金上昇などに支援され、当限を除いて再びプラスサイドに切り返しました。パラジウムはNY高を受けて続伸しました。前日比は、白金が3円安~58円高、パラジウムが21~43円高です。
 
Posted by スクイーズ - 2008.09.16,Tue
<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて大幅続落です。円が対ドルで約3円の暴騰となったこと、シカゴ大豆が夜間取引で大幅続落となったことからストップ安張り付きとなりました。一般大豆の期近10月限を除く全限月が一代安値を更新しました。前日比は、Non大豆が全限月3000円安、一般大豆は1800円安です。

東京トウモロコシは急反落です。国内連休中のシカゴは2営業日で上伸したものの、米大手証券、リーマン・ブラザーズの破綻でドルが急落して、為替が1ドル=104円台前半まで円高に振れたことに圧迫されました。急落寄り後もシカゴの夜間取引がさらに崩れたことで、後場は全限月がストップ安に張り付く展開となりました。また、期近を除く5本が一代安値を更新しました。大引けの前営業日比は、全限月が1000円安です。


<外国為替市場>
 午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から下落し、103円後半で取引されています。米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの連邦破産法適用申請を受け、米金融セクターに対する不安から混乱が続いているます。リスク回避を背景とした円買いの流れが続いているが、米利下げを見込んだドル売り、さらには欧州時間を控えリパトリエーション(資金の本国還流)をにらんだ欧州通貨買いの動きもあり、複雑な値動きとなっています。夕方にかけては欧州の株安を嫌気してクロス円売りの動きが加速しました。ユーロ/円は一時147.60円を付け、約2年ぶりの安値に接近です。海外市場で株安が進めば、ドル/円、クロス円の一段下落も予想されています。


<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み急落です。米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破たんにより、ドル売りの動きから円相場が急騰し、NY原油もリスク回避の動きなどから暴落しており、東京市場は各油種ともに急落してストップ安が続出しました。値幅制限のない当限は暴落しており、他限月はストップ安に張り付きました。買い気薄で商いが成立しない限月も見られました。ガソリン・灯油の4本、原油の先限が一代安値を更新しました。前営業日比は、ガソリンが5960~3600円安、灯油が6800~3600円安、原油が4120~3600円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は軒並み反落です。金は1ドル=104円台前半の円暴騰も、連休中のNY急反発を引き継いで続伸して始まりました。その後は、原油安などに追随してドル建て現物相場が一段安となったことから、全限月がマイナスサイドに転落し、終盤には103円台後半まで進んだ円高も圧迫要因となって下げ幅を拡大しました。銀も、世界的な株安や円高、また金の下落を背景に総じて2ケタ安となり、全限月が一代安値を更新すると同時に先限ベースで06年6月以来の安値を付けました。前営業日比は、金が33~24円安、金ミニが33~24円安、銀が17.3~9.3円安です。

白金系貴金属(PGM)は、急反落です。白金は市場でユーロの上げ一服や原油安を受けて下落した流れや円暴騰を受けて売り優勢で始まった後、世界景気の減速や原油軟調を受けて下げ幅を拡大しました。また後場の中盤以降は1ドル=103円台後半まで進んだ円高も嫌気され、値幅制限のない当限と期中4月限を除いてストップ安で終えました。パラジウムもNY安と円暴騰を受けて売り優勢となり、6月限がストップ安を付けました。前営業日比は、白金が333~295円安、パラジウムが85~58円安です。
Posted by スクイーズ - 2008.09.12,Fri
<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて続落です。前場は、夜間取引の反発を受けて弱気筋からの利益確定の買い戻しに総じて反発しましたが、後場は夜間取引が上昇一服すると週末を控えた整理商いで売りが優勢となり、両銘柄とも旧穀10月限など一部を除いて続落するなど上値を削って陰線引けする限月が目立ちました。Non大豆の8月先限を除く5限月が一代安値を更新しました。前日比は、Non大豆が期近10月限の80円高を除いて2740~1690円安、一般大豆は140円安~430円高です。

東京トウモロコシは総じて反発し、先限のみ続落です。為替が1ドル=107円台前半で小動きとなるなか、11日のシカゴがドル高・商品安の流れで続落したものの、期近から下値堅く始まりました。シカゴの夜間取引の強含みもあり、そのあと軒並みプラスサイドに振れる場面もありましたが、先限は大引けで一段安となりました。さらに一代安値を更新するとともに唯一マイナス引けとなりました。大引けの前日比は、240円安~290円高です。


<外国為替市場>
午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から若干円安の107円半ばで取引されています。米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの売却先をめぐる報道や、次の救済対象を巡る思惑などが渦巻くなかで、東京市場では3連休を前に様子見ムードが高まり、円は対ドル、クロス円で軟調となっています。


<国内石油市場>
国内石油市場は総じて上伸し、ガソリン期近が急伸です。11日のNY原油が、ユーロ・ドルの下落を受けて続落したものの、夜間取引が堅調となったことや、ガソリン期近が前日の騰勢を引き継いだことで、製品中心に堅調に推移しました。とくにNY原油の夜間取引が急伸した午後4時以降に一段高となりました。ガソリン期近の急伸に関しては、製油所が秋の定修時期に入るなか、需給ひっ迫懸念が出ていることがその背景となっています。前日比は、ガソリンが350~1320円高、灯油が50~590円高、原油が30円安~330円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は総じて反発です。金はNY安となりましたが、ユーロ反発を背景にしたドル建て現物相場の上昇や円小幅安を背景におおむね50円を超える上昇となり、全限月が2600円台を回復しました。銀はNY安も、サヤ調整で下落した2月限を除いて反発しました。期近10月限と期先6月限が8円を超える上昇で引けました。前日比は、金が49~56円高、金ミニが49~56円高、銀が2.4円安~8.6円高です。

白金系貴金属(PGM)は、反発です。白金はNY市場ではドル高や原油安を受けて下落しましたが、早朝からのユーロ反発を受けてドル建て現物相場が上昇したことに支援されて買い優勢で始まりました。先限は4000円台で上値を抑えられた後、円安、ドル建て現物相場の上昇から終盤に一段高となりましたが、需要減少懸念が残り、前日の高値を抜けず上げ幅を縮小して引けました。パラジウムはNY高を引き継いで買い優勢となりました。白金高に支援され、期先6月限は一時ストップ高をつけました。前日比は、白金が108~177円高、パラジウムが38~92円高です。
 
Posted by スクイーズ - 2008.09.11,Thu
<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて続落です。10日のシカゴ急落を受けて軒並み大幅続落して寄り付きました。その後は、夜間取引の反発と円安を映して下値を切り上げましたが、Non大豆の8月先限を除いて結局続落のまま引けました。前日比は、Non大豆が8月限の280円高を除いて1530~420円安、一般大豆は700~200円安です。

東京トウモロコシは大幅続落です。為替が1ドル=107円台半ばまでやや円安に振れたものの、10日のシカゴが、ドル高・商品安の流れで大幅続落となったことに圧迫され、前日までの急落地合いを引き継いで始まりました。そのあと節ごとに高下する展開となったが、大引けで期先から一段安となりました。期近を除く5本が一代安値を更新しました。大引けの前日比は、910~540円安です。


<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は前日NY市場の午後5時時点から円高が進み107円前半で取引されています。ユーロは1.4000ドルと150円という心理的支持線を下回り、下値を模索している状態です。早朝にニュージーランド準備銀行(中央銀行)が予想を上回る利下げに踏み切ったことで、NZドルを中心にクロス円が軟調となっています。市場では、これまでに累積してきたポジションの解消に伴い、円、スイスフラン、米ドルが堅調で、高金利通貨、ユーロ、新興国通貨が軟調になるという流れがきょうも続き、反転する兆しが見えないようです。 ロンドン市場の朝方には、東欧勢のユーロ売りを背景に、ユーロ/円が149.20円まで下落し、1年10カ月ぶりの安値を更新しました。


<国内石油市場>
国内石油市場はガソリンがまちまち、灯油と原油は大幅続落です。10日のNY原油が、ユーロ・ドルの続落を受けて、石油輸出国機構(OPEC)総会の減産決定の上げ幅を維持できず続落したことに圧迫されて始まりました。そのあとNY原油の夜間取引が上伸したことで、後場序盤までは下げ幅を縮小させましたが、夜間取引が再び崩れると、大引けまで再び下げ幅を拡大させる展開となりました。業転価格は8万5200-8万6200円と、期近を大幅に上回っています。期近の急伸により、期中以降の限月の下げ幅も他の2油種に比べると抑制されました。一方、灯油は3本、原油は期近を除く5本が一代安値を更新しました。前日比は、ガソリンが970円安~1000円高、灯油が2520~1610円安、原油が2030~1190円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は、大幅続落です。金はNY急落を引き継いで売り優勢となり、全限月が一代安値を更新するとともに、先限ベースで1年ぶりの安値を付けました。銀もNY安を受けて全限月が一代安値を更新する大幅続落となり、先限ベースで06年6月以来の安値を付けました。前日比は、金と金ミニが127~118円安、銀が22.4~16.2円安です。

白金系貴金属(PGM)は、総じて続落です。白金はNY市場でドル高や原油安を受けて下落した流れを引き継ぎ、売り優勢で始まりました。その後は手じまい売りなどが出て軒並み4000円を割り込み、ストップ安を付ける限月が目立ちました。先限ベースでは2006年3月以来の安値3863円を付けました。パラジウムもNY安を受けて売り優勢となり、先限ベースで2005年10月以来の安値760円を付けました。前日比は、白金が300~249円安、パラジウムが63円安~2円高です。
 
Posted by スクイーズ - 2008.09.10,Wed
<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて続落。夜間取引の反落に円高と弱材料が重なり、軒並み大幅続落して寄り付いた。しかし、石油輸出国機構(OPEC)による減産の報を受けた原油の反発に夜間取引が下げ幅を縮小すると、東京市場でも追随し軒並み陽線引けした。ただ前日比でプラスとなったのはNon大豆の期近10月限に限られた。前日比は、Non大豆が10月限の170円高を除いて2660~1520円安、一般大豆は870~150円安。

東京トウモロコシは大幅続落です。為替が1ドル=107円台前半でやや円高に振れているうえ、9日のシカゴが前日の夜間取引と比較すると上昇していたものの、今日の夜間取引が再び下落したことや、前日のストップ安地合いを受けて、期先から大きく崩れる展開となりました。ただ、夜間取引が安値から戻したことで、前場2節に付けた安値からおおむね戻しました。期近11月限を除く5本が一代安値を更新しました。なお、今日は値幅制限が再び1500円に拡大されています。大引けの前日比は、940~210円安です。


<外国為替市場>          
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅上昇し、107円前半で取引されています。市場の注目は、日本時間今夜発表予定の米リーマン・ブラザーズの第3・四半期業績に集まっています。韓国産業銀行がリーマンの経営権を握ることのできる規模の株式を約6兆ウォンで取得することを検討しているとの報道を受け、ドルは一時きょうの高値107.66円まで買い進まれました。しかし、韓国産業銀がこの報道についてノーコメントとしたことで、方向感の乏しい値動きとなりました。一方、トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁がインフレ見通しのリスクは上向きであると述べた上で、インフレは2009年に徐々に鈍化に向かうとの見通しを示しましたが、市場の反応は限定的でした。


<国内石油市場>
国内石油市場は大幅続落です。朝方為替が1ドル=107円台前半でやや円高に振れたことや、10日のニューヨーク原油が急落したことで、寄り付きは大幅安となりました。しかし、石油輸出国機構(OPEC)総会で、生産枠が日量2880万バレルと、これまでより同52万バレルの実質減産が決定したことが伝えられると、NYの夜間取引が約2ドル程度急伸し、国内も前場は安値から大きく戻す展開となりました。しかし、そのあと夜間取引が再び軟化したこともあり、後場は上値が重くなりました。3油種ともに期近を除く5本が一代安値を更新しました。前日比は、ガソリンが760~100円安、灯油が880~440円安、原油が1350~770円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は大幅続落です。金はNY安と円高、ドル建て現物相場の急落を受けて全限月が一代安値を更新しました。銀もNY急落や円高を受けて全限月が400円の節目を割り込み、全限月が一代安値を更新しました。先限ベースでは、金が昨年9月、銀は06年6月以来の安値を付けました。前日比は、金と金ミニが95~87円安、銀が32.9~21.6円安です。

白金系貴金属(PGM)は、大幅続落です。白金はNY市場でドル高や原油安を受けて下落した流れを引き継いで売り優勢で始まり、値幅制限のない当限を除いてストップ安で始まりました。その後は金や原油の下げ一服を受けて値を戻したが、需要減少懸念も残り、終盤に再びストップ安を付けました。先限ベースで2006年12月以来の安値を付けました。パラジウムはNY安を引き継いで軟調に始まると、手じまい売りなどが出て下げ幅を拡大し、ストップ安を付けました。先限ベースでは2005年10月以来の安値780円を付けました。前日比は、白金が362~300円安、パラジウムが134~89円安です。
Posted by スクイーズ - 2008.09.09,Tue
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並みストップ安です。後場も夜間取引が原油安に追随して一段安となり、また為替もさらに円高に振れたことから、前場に唯一ストップ安から逃れていたNon大豆の期近10月限も制限安に沈むなど、両銘柄とも売り一色場面となりました。前日比は、Non大豆が軒並み3000円安、一般大豆は軒並み1800円安です。

東京トウモロコシは急反落です。朝方為替が1ドル=108円台前半まで円高に振れたうえ、8日のシカゴが小幅高となったものの、前日の夜間取引と比較すると大幅安となっていたことや、さらに今日の夜間取引も軟化したことに圧迫されて始まりました。そのあと、為替がさらに1ドル=107円台半ばまで大幅な円高に振れたことで、軒並みストップ安に張り付く展開となりました。期近11月限を除く5本が一代安値を更新しました。なお、今日は値幅制限は1000円に戻っています。大引けの前日比は、全限月が1000円安です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場午後5時時点から下落し、107円後半で取引されています。依然として不安定な世界の金融市場を背景に、投資家がポジションを縮小させています。米政府系住宅金融機関(GSE)救済策の発表を受けた円売りが一巡、前週みられたクロス円売りの地合いにいったんもどりました。ただ、夕方にかけての取引ではクロス円は堅調な値動きになっています。ユーロ/ドルは7月15日に海外市場で史上最高値1.6040ドルを付けてから約2000ポイント下落した水準で下げ止まったことから、ユーロ買い戻しの見方も一部にあるようです。


<国内石油市場>
国内石油市場は急反落です。為替が1ドル=107円台半ばまで大幅に円高に振れたことや、NY原油の夜間取引が崩れたことに圧迫されました。前場はおおむね右肩下がりの値動きとなり、後場前半も前場の安値を下回ると下げ足が加速されました。ただ、午後3時以降はNY原油の夜間取引が下げ幅を縮小させたことで、この日の安値から戻す展開となりました。ガソリン、原油は4本、灯油は5本が一代安値を更新しました。なお、目先は今夜開催される石油輸出国機構(OPEC)総会が最大の焦点となり、米ガルフでのハリケーン「アイク」の動きからも目を離せないようです。また、NY原油はチャート的には再び底割れする可能性も残り、このところ相関性の高いユーロ・ドルの値動きにも注意したいとこです。前日比は、ガソリンが2040~1330円安、灯油が2300~2140円安、原油が2590~1700円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は急反落です。金は、NY安に加えて1ドル=107円台半ばの円高、また場中のドル建て現物相場の下落を背景に総じて前日比80円を上回る急反落となりました。終盤にやや下げ幅を縮小しましたが、大幅安状態からは抜け出せず、期先は2780円台で引けました。銀はNYの大幅安や円高を背景に全限月が一代安値を更新する急落となり、先限ベースで06年10月以来の安値を付けました。期先は安値から一時5円程度戻しましたが、20円以上、下げた状態で引けました。前日比は、金が67~55円安、金ミニが67~55円安、銀が30.8~21.3円安です。

白金系貴金属(PGM)は、急反落です。白金はNY安や円高を受けて売り優勢で始まりました。その後はユーロ軟調によるドル建て現物相場や原油の下落に加え、円高に圧迫されて下げ幅を拡大し、後場に入ると、先限ベースで一時2007年3月以来の安値を付けました。終盤は現物相場の下げで200円以上の下げが続き、おおむね安値引けです。パラジウムもNY安や円高を受けて売り優勢となりました。終盤に一段安となり、先限を含む3本が900円割れです。白金、パラジウムとも全限月が一代安値を更新しました。前日比は、白金が270~221円安、パラジウムが97~28円安です。

Posted by スクイーズ - 2008.09.03,Wed
<国内穀物市場>
東京大豆は、市場間まちまちです。一般大豆は8月先限を除いて続落も、Non大豆は旧穀10月限を除いて期先主導で反発しました。一般大豆の8月先限が先月の発会値を下回り、一代安値を更新しました。Non大豆は、2日のシカゴ大豆が前日の夜間取引比で反発して引けたことから買い戻しが優勢となり、一般大豆は前日のストップ安への張り付きで消化できなかった売り物が引き続き優勢となりました。前日比は、Non大豆が10月限の170円安を除いて200~2300円高、一般大豆は8月先限の290円高を除いて810~330円安です。

東京トウモロコシは期先から急反発です。為替が1ドル=108円台半ばから後半まで円安に振れたうえ、連休明けのシカゴが原油安など大幅続落となったものの、急落していた前日の夜間取引と比べて上伸し、さらに今日の夜間取引も作柄悪化で上伸していることが好感されました。ただ、夜間取引の軟化で一時ダレましたが、再び夜間取引が上伸したことで、後場に再び地合いを引き締めました。今日も値幅制限は1500円となっています。大引けの前日比は、150~720円高です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は前日NY市場の午後5時時点から小幅上昇し、108円後半で取引されています。原油価格の下落を背景にドルは堅調地合いでしたが、戻り売りに押されて上値は重かったようです。夕方にかけての取引でもドルと円以外の主要通貨が弱含んでいます。ユーロは対ドルで一時1.44ドルを下回り、約8カ月ぶり安値水準に下落です。ユーロは対円でも157円を割り込み、約5カ月ぶりの安値を更新しました。


<国内石油市場>
国内石油市場は総じて下落です。原油・製品ともに前日に大半がストップ安で引けており、下げ残しがあったことで、NY原油が前日の東京市場の大引け時点と比べて上昇したものの、強弱感が交錯してもみ合いで推移しました。ただ、夜間取引が徐々に下値を探る展開となり、東京市場も後場に入ると下値を探る展開となりました。なお、原油の先限は前日に新甫発会して売られすぎた反動から、急反発しています。NY原油10月限は、朝方、109ドル台後半で推移していたものの、徐々に下落して、特に午後4時過ぎから下げが加速して108ドル割れの水準まで軟化しました。前日比は、ガソリンが790円安~970円高、灯油が1290円安~450円高、原油が1350円安~1680円高です。


<国内貴金属市場>
金は続落し、銀はまちまちです。金はNY急落も、ドル建て現物相場の上昇を背景に反発したが、後場にはドル建て現物相場の下落に圧迫されて期先3本からマイナスサイドに転落です。終盤は期近も安くなり、下値を摸索しました。銀は、反発して始まりましたが、後場には金の上げ幅縮小などに追随して期先がマイナスサイドに転落しました。金は期近10月限を除く5本、銀は期先3本が一代安値を更新しました。金先限つなぎ足は昨年11月以来の安値を付けました。前日比は、金が34~27円安、金ミニが34~27円安、銀が16.4円安~6.1円高です。

白金系貴金属(PGM)は、まちまちです。白金は連休明けのNY市場で急落しましたが、原油の下げ一服を受けて買い優勢で始まりました。その後は戻りを売られる場面も見られましたが、買い戻されて上値を伸ばしました。ただ後場に入るとユーロ安からドル建て現物相場が下落し、上げ幅を縮小しました。終盤には期先2本がマイナスサイドに沈みました。パラジウムはドル建て現物相場の下げ一服などを受けて堅調に推移しましたが、終盤に上げ幅を削り、期先3本は小安く引けました。白金8月先限が一代安値を更新しました。前日比は、白金が55円安~73円高、パラジウムが6円安~15円高です。
Posted by スクイーズ - 2008.09.02,Tue
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み急落です。原油の続急落・ドル続伸を受けたシカゴ夜間取引の急落を嫌気し、投げ売り相場に発展しました。一般大豆は寄り付きから軒並みストップ安に張り付き、Non大豆は期先が一時ストップ安を売られたものの、大引けに辛うじて回避しました。前日比は、Non大豆が4360~2640円安、一般大豆は軒並み1800円安です。

東京トウモロコシは大幅続落です。朝方為替が1ドル=108円台前半まで円高に振れたうえ、原油が急落したことや、連休明けのシカゴが大幅安となったことで、先限を除く5本が拡大ストップ安で始まりました。そのあと前引けはストップ安の限月かなくなりましたが、後場に再び円高が進展したことで、再び下げ幅を拡大する展開となり、大引けでは3本が拡大ストップ安となりました。なお、今日も値幅制限が1500円に拡大されています。期先2本が一代安値を更新しました。大引けの前日比は、1500~1310円安です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日ロンドン市場の午後3時時点から小幅上昇し、108円前半で取引されています。米原油先物価格CLc1が106ドルを割り込むなど大きく下落しており、ドルが全面的に買われています。ユーロ/ドルの1.45ドル割れは2月以来の水準です。ユーロは対円でも売られ、一時3月以来の157円付近に下落し、豪ドルの下落に歯止めがかからず、対米ドルでは0.83米ドル前半、対円では90円前半に売り込まれています。


<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み急落です。NY原油がハリケーン「グスタフ」が熱帯性暴風雨に勢力を弱めたことなどから暴落したことで、原油・製品ともに急落しました。各油種ともに当限を除いてストップ安に沈みました。ガソリン当限は5月2日以来となる8万円割れとなり、灯油と原油の当限は5000円超の下げとなりました。東京原油の新甫2009年2月限は7万3110円で同ザヤ発会して、その後急落しました。NY原油10月限は昼ごろ111ドル台前半で推移していたものの、その後110ドルの節目を割り込むと下げが加速して、一時105ドル台半ばまで下落する暴落相場となりました。前日比は、ガソリンが4880~3600円安、灯油が5260~3600円安、原油が5630~3280円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は大幅続落です。金は海外市場でユーロ安や原油安を受けて急落した流れを引き継いで売り優勢で始まりました。その後は原油の大幅下落などにつられて下げ幅を拡大しました。銀も他商品の急落につられて売り優勢となりました。前日比は、金と金ミニが95~84円安、銀が27.2~20.2円安です。

白金系貴金属(PGM)は、軒並み下落です。白金は海外市場でユーロ安や原油安を受けて軟調となった流れを引き継ぎ、売り優勢で始まりました。その後は需要減少懸念などを受けて下げ幅を拡大したのち、買い戻されて値を戻す場面も見られましたが、欧州時間の原油急落につられて再び下値を試しました。パラジウムは他商品の下落につられて反落しました。前日比は、白金が224~199円安、パラジウムが71~36円安です。
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