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シカゴ、ロンドン、ニューヨークの商品市況、国内商品先物市場の石油市況・貴金属市況・穀物市況を報告。また、商品先物企業比較。
Posted by - 2024.05.16,Thu
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Posted by スクイーズ - 2008.09.01,Mon
国内穀物市場>
東京大豆は、総じて大幅続落です。寄り付きは、原油夜間取引の急反発を受けてNon大豆の期中と期先が反発して寄り付きました。しかし、すぐに原油が大きく上値を削ると、円高も手伝って、前週末のストップ安場面で玉整理できなかった買い方からの売りなどを誘って戻り売り人気に傾き、Non大豆の旧穀10月限を除いて節ごとに下げ幅を拡大させる大幅続落相場となりました。前営業日比は、Non大豆が10月限の200円高を除いて4180~1160円安、一般大豆は1700~1190円安です。

東京トウモロコシは大幅続落です。為替が1ドル=108円台半ばまで円高に振れ、29日のシカゴが小幅に続落したものの、原油の夜間取引の急伸などもあり、寄り付きは下値堅くまちまちで始まりました。しかし、その後は原油の急落もあり下押される展開となりました。また、大豆が大幅安となったことで、後場に下げ幅を拡大して、期先2本は4ケタ安となりました。今日は値幅制限が1500円に拡大されています。先限が一代安値を更新しました。なお、シカゴの夜間取引は休場です。大引けの前営業日比は、1380~360円安です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から下落し、107円後半で取引されています。米原油先物が一時1バレル=117ドルを回復したことをきっかけに、短期筋のほか、英系、米系の大手投資銀行が108円台前半からドル売りを仕掛けているとみられています。一時きょうの高値から1円超下落、107.62円を付けました。下げ止まっていたクロス円も再び下落基調となり、ユーロ/円は158円を、豪ドル/円は92円をそれぞれ割り込みあました。


<国内石油市場>
国内石油市場は続落です。NY原油がハリケーン「グスタフ」への懸念から週明けの夜間取引で大幅高となったことを受けて、原油・製品ともに買いが先行しました。その後は夜間取引の動きや円高の進行などに振り回される展開となりました。終盤は為替相場が1ドル=107円台後半まで円高に振れたことや夜間取引が軟化したことから、下値を探る展開となりました。なお、買い方の手じまい売りなどに押されて、特にガソリンの下げが大きくなりました。前営業日比は、ガソリンが2030~1660円安、灯油が970~740円安、原油は納会した当限を除いて1160~770円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は軒並み下落です。金は前週末のNY安に加えて円高、また場中のドル建て現物相場の下落を受けて軒並み2ケタ反落となりました。終盤は円高が進行し、8月限を除く全限月が2900円の節目を割り込みました。銀はNY高も金下落に追随して期先中心に下落し、円高の進行もあり、戻り鈍く引けました。前営業日比は、金が46~37円安、金ミニが46~37円安、銀が7.8~4.0円安です。

白金系貴金属(PGM)は、白金が反落です。白金はNY高を受けて買い優勢で始まりました。しかし、その後はユーロ安を受けて地合いを緩めると期先限月主導でマイナスサイドに転じ、後場に入ると、原油の上げ一服も圧迫要因になって下げ幅を拡大し、期近10月限を除き5000円の節目を割り込みました。終盤は円高ながら現物相場の戻りから下げ幅縮小しました。しかし先限は5000円割れのままで引けました。パラジウムはNY高を受けて続伸しました。他商品の下落に上値を抑えられましたが、しっかりです。前営業日比は、白金が93~81円安、パラジウムが17~29円高です。
 
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Posted by スクイーズ - 2008.08.25,Mon
<国内穀物市場>
東京大豆は、大幅続伸です。前週末22日のシカゴ大豆は軒並み反落したものの、夜間取引で21日のストップ高に迫る急反発相場となったことや為替も円安に振れたことが好感され、両市場で10限月がストップ高に張り付きました。Non大豆の期近8月当限だけが、あすの納会を控えて買い方の玉整理が上値を抑え、さらに大引けには買い見送られて暴落しました。

東京トウモロコシは大幅続伸です。為替が1ドル=110円台まで円安に振れているうえ、22日のシカゴは、ドル高進展や原油の暴落で反落したものの、週明けの夜間取引が先週末の米国産地の少雨傾向で急伸したことに支援されました。とくに後場は夜間取引が一段高となったことで、期先から上げ幅を拡大して、期先3本がストップ高となりました。先限は一代高値を更新して、4万円の大台に迫りました。大引けの前営業日比は、880~1000円高です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず109円後半で取引されています。第2・四半期実質国内総生産(GDP)が92年以来のゼロ成長となった英ポンド、国内金融システムへの不安がくすぶる韓国ウォンなどが対ドルで売られました。ドルは対英ポンドで2年ぶり、対韓国ウォンで4年ぶり高値を更新しました。ドルはその他の通貨に対しても底堅い動きとなりましたが、クロス円での円買いとはさまれる形で、ドル/円は小幅な値動きとなりました。


<国内石油市場>
国内石油市場は急落しました。一時、原油は当限を除く全限がストップ安に並びました。またガソリンの2番限と先限、灯油の2、3番限と先限も一時ストップ安まで大きく下落しました。しかし、後場に入ると各市場のストップ安が外れ、やや強含みに推移して切り返しました。NY夜間取引が強含みに推移、午後4時過ぎには114ドル台から115ドル台まで上昇すると、NY市場のガソリンとヒーティング・オイルも堅調な商状となったことが好感されました。前営業日比は、ガソリンが3310~2790円安(納会限月を除く)、灯油が2900~2670円安(納会限月を除く)、原油が3060~770円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は、軒並み反落です。金はNY安を受けて軒並み反落しましたが、後場に入ると、原油の下げ一服などが下支え要因となって底堅く推移しました。銀もNY安を引き継いで売り優勢となりました。前営業日比は、金と金ミニが22~18円安、銀が17.7~8.3円安です。

白金系貴金属(PGM)は白金が反落し、パラジウムはまちまちです。白金はNY市場でドル高などを受けて下落した流れを引き継いで売り優勢で始まると、原油軟調などにつられて下げ幅を拡大しました。ただ後場に入ると、原油の下げ一服につられて値を戻しました。パラジウムはNY安を受けて売り優勢で始まりましたが、終盤に地合いを引き締め、期先2本が小幅高となりました。前営業日比は、白金が191~149円安、パラジウムが19円安~4円高です。
Posted by スクイーズ - 2008.08.22,Fri
<国内穀物市場>
東京大豆は、大幅続伸です。21日のシカゴ急伸を映しました。円高と夜間取引の反落により上値を削る場面も見られましたが、後場は円安に振れたこともあり、週末を控えたポジション整理で弱気筋の買い戻しが優勢となり、Non大豆の期中がストップ高急伸するなど一段と地合いを引き締めました。Non大豆の6月先限は8月1日以来、3週間ぶりに8万円大台を回復し、引けは8万1570円まで値を伸ばしました。前日比は、Non大豆が1000~3000円高、一般大豆は1110~1600円高です。

東京トウモロコシは急反発です。為替が1ドル=108円台半ば~108円台後半まで円高に振れたものの、21日のシカゴが、原油の急騰による商品全面高の流れを受けて、大幅続伸となったことに支援されました。この日のシカゴの夜間取引が軟化していることで、一時上げ幅を縮小させる場面もありましたが、大引けにかけて再び戻して、先限は一代高値を更新しました。大引けの前日比は、300~720円高です。


<外国為替市場>
 午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇、109円付近で取引されています。夕方にかけての取引で、前日同様クロス円買いが優勢となり、ユーロ/円は一時きょうの高値162.40円をつけました。CTA(商品投資顧問業者)によるショートカバー的な動きとの見方を示しています。一方、通貨オプション市場のドル/円の予想変動率(インプライド・ボラティリティ)は、10.5%付近と前日10.2%から小幅上昇しました。前日夕方から円買いが進んだことで、前日NY市場からきょうの東京市場朝方にかけて10.8%まで上昇していました。


<国内石油市場>
国内石油市場は大幅続伸です。朝方為替は1ドル=108円台半ばとやや円高に振れたものの、21日のNY原油が急騰したことに支援されました。3油種ともに一時は期近を除く5本がストップ高となり、引けまで期先からストップ高を維持しました。とくにガソリンは期先3本がストップ高で引け、その関係でガソリンは通常に比べて出来高が細りました。NY原油の夜間取引は午後5時以降に約1ドル急落したものの、それには反応薄となりました。前日比は、ガソリンが3050~3600円高、灯油が3110~3600円高、原油が1020~3600円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は、軒並み上昇です。金はNY市場でドル安などを受けて急伸した流れを引き継ぎ、買い優勢となりました。後場は円安などにも支援されて上げ幅を拡大しました。銀もNY高を引き継いで堅調となりました。前日比は、金と金ミニが37~45円高、銀が8.4~19.7円高です。

白金系貴金属(PGM)は、続伸です。白金はNY市場でドル安や原油高などを受けて急伸した流れを引き継いで買い優勢で始まりました。序盤に戻りを売られる場面も見られましたが、金や原油の上昇などを背景に買い戻されて後場で上値を伸ばし、10~2月限がストップ高を付けました。パラジウムもNY高を受けて買い優勢となりました。前日比は、白金が250~336円高、パラジウムが7~22円高です。
 
Posted by スクイーズ - 2008.08.21,Thu
<国内穀物市場>
東京大豆は、市場間まちまちです。一般大豆は軒並み続伸も、Non大豆は6月先限を除いて反落しました。一般大豆は、夜間取引の続伸を素直に好感しましたが、Non大豆は後場の急速な円高と売り方が圧倒的に有利な取組内容で8月限納会を迎える環境が重なって期近が急反落し、高寄りした期先限月も大きく上値を削りました。前日比は、Non大豆が6月先限の10円高を除いて2620~200円安、一般大豆は580~2310円高です。

東京トウモロコシは急反落です。朝方は為替が1ドル=109円台後半で小動きとなるなか、゜20日のシカゴが、乾燥予報などで大幅続伸したものの、前日の夜間取引ですでに急伸していたことで、強弱感が相殺されるなか、前日のストップ高張り付きで、期先はプラスサイド、期近は海上運賃の反落でマイナスにサイドで始まりました。その後、おおむね期近安の期先高の展開が続きましたが、為替が1ドル=108円台後半まで円高が進展したことで、大引けで一段安となり、軒並み大幅安で引けました。大引けの前日比は、740~470円安です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から大きく下落し、108円後半で取引されています。午後は下値109.50円付近のストップロスをつけにいく展開からクロス円でも大きく売り込まれ、全般的に円買いの動きになりました。ドル/円はきょうの高値から1円超下げ、一時108.64円をつけました。その後ドル/円、クロス円とも買い戻しの動きもみられるが、大きく切り返す展開にはなっていません。


<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み続伸です。NY原油がガソリン在庫の急減を背景に続伸したことを受けて、各油種ともに買いが先行しました。高寄り後も一段高となりましたが、後場に入り、夜間取引が軟化したことやドル・円相場が円高に振れると、上げ幅を削る展開となりました。NY原油10月限は午後3時半ころ117ドルまで上昇したものの、その後下げに転じました。前日比は、ガソリンが580~780円高。灯油が880~1200円高。原油が50~440円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は総じて続伸です。金はNY安や円高を背景に軟調に始まった後、前場はドル建て現物相場の動きに追随した動きとなって軟調に引けました。後場は、午後2時ごろからの1ドル=109円台半ばから108円台半ばまで進んだ円高に圧迫されて一時は総じて2ケタ安となりましたが、終盤のドル建て現物相場の急伸に追随して軒並みプラスサイドに切り返しました。銀は出来高が1ケタの限月が続出するなど閑散商いから玉次第の動きが優勢となり、まちまちとなりました。前日比は、金と金ミニが2~11円高、銀が1.9円安~4.7円高です。

白金系貴金属(PGM)は、総じて続伸です。白金はNY高を受けて買い優勢で始まりましたが、前場は需要減少懸念などを背景に戻りを売られて上げ一服となりました。後場には円高が圧迫材料となりましたが、ユーロや原油が堅調に推移したことなどに支援されて上値を伸ばし、総じて今日の高値圏で取引を終えました。パラジウムはNY安となりましたが、白金上昇につられて期先を中心に続伸しました。前日比は、白金が56~88円高、パラジウムが10円安~8円高です。
Posted by スクイーズ - 2008.08.19,Tue
<国内穀物市場>
東京大豆は、市場間まちまちです。Non大豆は総じて続伸するも、一般大豆は反落しました。一般大豆は、前日のストップ高を含む急伸でシカゴの急伸を織り込んでいたことから、きょうの夜間取引の反落を受けて手じまいを主体とする売りが先行し、終始反落圏での商いが続きました。Non大豆も、18日のシカゴ急伸を受け高寄りしましたが、夜間取引の下げが拡大したことなどから上値を削って陰線引けする限月が目立ちました。前日比は、Non大豆が90円安~1100円高、一般大豆は910~150円安です。

東京トウモロコシは総じて反落です。為替が1ドル=110円台前半で小動きとなるなか、週明けのシカゴが、目先の乾燥予報や単収低下懸念で大幅続伸したことに支援され、寄り付きは総じて堅調でした。しかし、その後は軟調に始まったシカゴの夜間取引が下げ幅を拡大したことに圧迫されて、期近11月限以外はマイナスサイドに下押されました。大引けの前日比は、600円安~150円高です。


<外国為替市場>
午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ同水準の110円前半で取引されています。午後に入ってからアジア系ファンドによるドル買いの動きが強まり、110円を回復しました。米原油先物価格が1バレル=112ドル付近に下落したことなどが意識されたとみられています。ドル指数ドル指数が1月22日以来約7カ月ぶりの高水準まで上昇し、一時77.321をつけました。


<国内石油市場>
国内石油市場は急反落です。NY原油が熱帯性暴風雨「フェイ」による石油施設への被害の懸念が後退したことなどから続落したことで、原油は売りが先行しました。製品も急落して寄り付きました。その後、夜間取引安、円高などから下値を探る展開となりましたが、円高一服、夜間取引の下げ渋りから、終盤は安値からやや戻しました。ガソリンの期先2本、原油の期先3本が一代安値を更新しました。NY原油9月限は朝方から軟調な動きとなり、午後3時過ぎに一時112ドルを割り込みました。その後、一時値を戻しましたが、大引け近くに再び値を崩しました。前日比は、ガソリンが2260~1600円安、灯油が1430~1130円安、原油が1770~720円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は軒並み下落です。金はNY高を受けて序盤に一部限月が上昇しましたが、テクニカル面での弱気観や原油安などを受けて戻りを売られて軟調となり、先限ベースで昨年11月20日以来の安値2786円を付けました。銀も他商品の下落につられて売り優勢となり、先限ベースで昨年8月31日以来の安値448.1円を付けました。前日比は、金が47~37円安、銀が22.5~12.3円安です。

白金系貴金属(PGM)は、大幅続落です。白金はNY高を受けて先限が買い優勢で始まりました。しかし、その後は需要減少懸念や原油安から戻りを売られて急落し、後場に入ると、値幅制限のない当限を除いてストップ安を付けました。先限ベースでは昨年8月29日以来の安値4555円を付けました。パラジウムもNY高を受けて先限が小幅高で始まりましたが、その後は他商品の下落につられて軟調となり、先限ベースで2005年12月26日以来の安値951円を付けました。前日比は、白金が436~273円安、パラジウムが94~47円安です。
 
Posted by スクイーズ - 2008.08.15,Fri
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み大幅続伸です。シカゴ大豆のストップ高と円安を受け、売り物薄のままストップ高で寄り付きました。その後もあす納会する一般大豆の8月当限を除いて、大引けまでストップ高に張り付いたまま大引けしました。前日比は、Non大豆が軒並みストップ3000円高、一般大豆は8月限の2300円高を除いてストップ1800円高です。

東京コーンは大幅続伸です。為替が1ドル=109円台半ばまで円安に振れたうえ、13日のシカゴが、原油の急伸などで主要限月が軒並みストップ高となり、夜間取引でも急伸していることで、寄り付きから買い一色となりました。期近9月限を除く5本が終日ストップ高に張り付いた。また、明日の納会が売りハナ(渡し方が少ない)とみられている期近9月限は値幅制限の2倍以上の上げ幅となりました。大引けの前日比は、1000~2190円高です。


<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点と変わらずの109円半ばで取引されています。前日大きく売リ込まれた後に急反発に転じたクロス円は、きょうのアジア時間では動意薄のなか軟調地合いでしたが、夕刻にドイツの第2・四半期国内総生産(GDP)が市場予想を上回る結果となったことが好感され、ユーロが163円を回復したことを契機に、クロス円での買戻しに弾みがつきました。ドル/円のきょうの値幅は109.03―109.61円と狭いレンジの取引に終始したが、米国で信用収縮懸念が再燃していることもあり、上値が重い展開となりました。


<国内石油市場>
国内石油市場は急反発です。ドル・円相場が円安に振れたことや、NY原油がガソリン在庫の急減で急反発したことから、各油種ともに買いが先行しました。その後、戻り売りに押されて上げ幅を削ったものの、終盤は夜間取引の上昇を背景に一段高となりました。NY原油9月限は午後2時過ぎから下落して、116ドル台前半まで下げたものの、その後はユーロ高・ドル安の動きと歩調を合わせて、117ドル台まで上昇しました。前日比は、ガソリンが1730~2300円高、灯油が1610~1990円高、原油が980~2050円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は軒並み上昇です。金はNY市場で原油高につられて上昇したことに加え、1ドル=109円台半ばまで進んだ円安に支援されて急反発しました。欧州時間に入ると、ユーロ堅調などを背景に一段高となりました。銀もNY高を引き継いで軒並み続伸しました。前日比は、金・金ミニが72~81円高、銀が7.7~19.1円高です。

白金系貴金属(PGM)は、続伸です。白金はNY高や円安を受けて買い優勢で始まったのち、上げ幅を縮小する場面も見られましたが、米経済の先行き懸念などが支援要因となって堅調に推移し、欧州時間に入ると、再び上値を試しました。パラジウムもNY高や円安を受けて続伸しました。前日比は、白金が125~141円高、パラジウムが46~58円高です。
Posted by スクイーズ - 2008.08.14,Thu
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み大幅続伸です。シカゴ大豆のストップ高と円安を受け、売り物薄のままストップ高で寄り付きました。その後もあす納会する一般大豆の8月当限を除いて、大引けまでストップ高に張り付いたまま大引けしました。前日比は、Non大豆が軒並みストップ3000円高、一般大豆は8月限の2300円高を除いてストップ1800円高です。

東京コーンは大幅続伸です。為替が1ドル=109円台半ばまで円安に振れたうえ、13日のシカゴが、原油の急伸などで主要限月が軒並みストップ高となり、夜間取引でも急伸していることで、寄り付きから買い一色となりました。期近9月限を除く5本が終日ストップ高に張り付いた。また、明日の納会が売りハナ(渡し方が少ない)とみられている期近9月限は値幅制限の2倍以上の上げ幅となりました。大引けの前日比は、1000~2190円高です。


<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点と変わらずの109円半ばで取引されています。前日大きく売リ込まれた後に急反発に転じたクロス円は、きょうのアジア時間では動意薄のなか軟調地合いでしたが、夕刻にドイツの第2・四半期国内総生産(GDP)が市場予想を上回る結果となったことが好感され、ユーロが163円を回復したことを契機に、クロス円での買戻しに弾みがつきました。ドル/円のきょうの値幅は109.03―109.61円と狭いレンジの取引に終始したが、米国で信用収縮懸念が再燃していることもあり、上値が重い展開となりました。


<国内石油市場>
国内石油市場は急反発です。ドル・円相場が円安に振れたことや、NY原油がガソリン在庫の急減で急反発したことから、各油種ともに買いが先行しました。その後、戻り売りに押されて上げ幅を削ったものの、終盤は夜間取引の上昇を背景に一段高となりました。NY原油9月限は午後2時過ぎから下落して、116ドル台前半まで下げたものの、その後はユーロ高・ドル安の動きと歩調を合わせて、117ドル台まで上昇しました。前日比は、ガソリンが1730~2300円高、灯油が1610~1990円高、原油が980~2050円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は軒並み上昇です。金はNY市場で原油高につられて上昇したことに加え、1ドル=109円台半ばまで進んだ円安に支援されて急反発しました。欧州時間に入ると、ユーロ堅調などを背景に一段高となりました。銀もNY高を引き継いで軒並み続伸しました。前日比は、金・金ミニが72~81円高、銀が7.7~19.1円高です。

白金系貴金属(PGM)は、続伸です。白金はNY高や円安を受けて買い優勢で始まったのち、上げ幅を縮小する場面も見られましたが、米経済の先行き懸念などが支援要因となって堅調に推移し、欧州時間に入ると、再び上値を試しました。パラジウムもNY高や円安を受けて続伸しました。前日比は、白金が125~141円高、パラジウムが46~58円高です。
Posted by スクイーズ - 2008.08.11,Mon
<国内穀物市場>
東京大豆は、総じてストップ安です。シカゴ大豆が前週末に軒並み急反落、新穀期近限月が11ドル台に沈んだ後、きょうの夜間取引でも小戻した後すぐに続落展開となりました。このため東京市場でも下値不安を引き継ぐ形となり、買い見送られて買いハナが埋まらず、両市場合計で9限月が前場からストップ安に張り付いたまま引けました。前営業日比は、Non大豆が3000~2030円安、一般大豆は2500~1800円安です。

東京トウモロコシは大幅続落です。為替が1ドル=109円台後半~110円水準までやや円安に振れたものの、8日のシカゴがドル高進展による商品全面安の流れで、大幅安となったことに圧迫されました。寄り付きは期近を除く5本が軒並みストップ安となり、そのあと一部外れたものの、後場に再び5本がストップ安となりました。しかし、結局大引けでは期先3本がストップ安となりました。なお、値幅制限の外れている期近はそれ以上の下げ幅となり、3万円台を割り込みました。また、期先2本が一代安値を更新しました。なお、今日は値幅制限が1000円となっています。大引けの前営業日比は、1240~770円安です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から小幅ドル安の109円後半で取引されています。前週末海外の流れを引き継ぎ、週明け早朝の取引ではドル買いが先行しました。ドルは対円で7カ月ぶりに対ユーロで5カ月半ぶりの高値を一時つけましたが、午後から夕方にかけては短期筋の利益確定と見られるドル売りが強まりました。前週末から急ピッチのドル上昇が続いた反動で下げも勢いづいており、市場では今後のドルの方向性をめぐる見方が交錯しています。


<国内石油市場>
国内石油市場は油種間でまちまちです。ガソリンは軟調、灯油は反発し、原油は続落です。NY原油が前週末、ドル高の影響で急落したことで、原油・製品ともに急落して寄り付きました。ただ、週明けの夜間取引がロシア・グルジア情勢に対する懸念などから上昇したことで、各油種ともに下げ渋りを見せました。前週に売り込まれた灯油は特に大きく戻しました。ガソリンの先限、灯油の期先3本、原油の期先2本が一代安値を更新しました。NY原油9月限は南オセチア自治州を巡るロシア・グルジアの軍事衝突に対する懸念から上昇しており、おおむね116ドル台で推移しました。前営業日比は、ガソリンが460円安~200円高、灯油が20円安~360円高、原油が440~210円安です。


<国内貴金属市場> 
金は総じて小反発し、銀は軒並み大幅続落。金はNY安を引き継いで売り先行となり、序盤は2ケタ安となりました。しかしドル建て現物相場がしっかりと推移していたことから下げ幅を縮小しました。後場に入り、小高くなった後、いったん小安くなりました。終盤は限月間で方向性を欠きましたが、8日の終値近辺で小じっかり引けました。銀は大幅安です。金の反転に支援され、下げ幅縮小も2ケタ安状態が続きました。前営業日比は、金が4円安~2円高、金ミニが4円安~2円高、銀が29.1~15.8円安です。

白金系貴金属(PGM)は、総じて続落です。白金はNY市場でドル高などを受けて下落した流れを引き継ぎ、売り優勢で始まりました。ユーロ安一服などを受けて下げ幅を縮小し、一部限月が後場でプラスサイドに転じるも売り圧力は強く、当限小幅高を除き2ケタ安です。パラジウムはNY安を受けて先限ベースで昨年8月22日以来の安値1173円を付けました。後場で他の貴金属の下げ一服につられて値を戻す場面がありましたが、反発力は弱く2ケタ安で引けました。前営業日比は、白金が59円安~6円高、パラジウムが55~34円安です。
 
Posted by スクイーズ - 2008.08.07,Thu
<国内穀物市場>
東京大豆は、Non大豆が大幅高も一般大豆はまちまちです。6日のシカゴ大豆は大幅続落も、円相場の急落で相殺され、夜間取引の反発で上値を試す展開となりました。前日比は、Non大豆が570~2790円高、一般大豆は500円安~890円高です。

東京トウモロコシは急落です。為替が1ドル=109円台半ばまで円安に振れたものの、6日のシカゴが、単収の引き上げ見通しやファンド売りで大幅続落となったことに圧迫されました。前場はシカゴの夜間取引の堅調地合いを背景にして下げ幅を縮小させましたが、後場に期近が崩れたことで、全体の売り圧力が強まりました。結局、11・1月限がストップ安で引け、値幅制限の外れている期近9月限はそれ以上の下げ幅となりました。期先2本が一代安値を更新しました。なお、今日は値幅制限が1000円に戻されています。大引けの前日比は、1620~630円安です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅下落し、109円前半で取引されています。夕方にかけてロシア勢がユーロ買いを仕掛け、ユーロ/ドルが大きく上昇、ユーロ/円の上昇、ドル/円の下落に波及したということです。海外ファンド勢のドル買いの動きもみられ、109.40円付近でサポートされています。足元ではもみあいが続いています。


<国内石油市場>
国内石油市場は油種間でまちまちです。ガソリンが続伸、原油が反発、灯油は続落です。為替が1ドル=109円台半ばまで円安に振れるなか、6日のNY原油が下落したものの、前日の夜間取引と比較すると上伸したこともあり、地合いの悪化している灯油を除き堅調に寄り付きました。とくにガソリンは現物価格に対する割安感などから期近から上げ幅が大きくなりましたが、灯油はファンドの大量買い越しが嫌気されるなか売り叩かれる展開となりました。また、ガソリン買い/灯油売りなとのストラドル商いが活発化している可能性があります。灯油は先限が一代安値を更新しました。前日比は、ガソリンが140~1100円高、灯油が990~550円安、原油が280~690円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は軒並み上昇です。金はNY安となりましたが、1ドル=109円台前半の円安に支援されて上昇して寄り付いた後、前場は手がかり難から方向感なく推移しました。後場中盤には109円台半ばまで進んだ円安やドル建て現物相場の上昇に支援されて上げ幅を拡大しましたが、終盤には円安一服とドル建て現物相場の軟化を受けて高値から値を削りました。銀は先限を除いて閑散商いとなる中、円安や金上昇に支援されて上昇しました。前日比は、金が18~23円高、金ミニが18~23円高、銀が2.0~5.4円高です。

白金系貴金属(PGM)は白金が続伸し、パラジウムはまちまちです。白金はNY市場で南アの全国ストを受けて上値を試した流れや円安に支援されて買い優勢で始まりましたが、序盤の買い一巡後は地合いを緩め、先限が一時マイナスサイドに転じる場面も見られました。後場に入ると、ユーロ堅調などが下支え要因となりジリ高となりましたが、大引けにかけては期先を中心に急速に値を削りました。パラジウムはドル建て現物相場の下落や円安を受けてまちまちとなりました。前日比は、白金が10~133円高、パラジウムが22円安~13円高です。
Posted by スクイーズ - 2008.08.06,Wed
<国内穀物市場>
東京大豆は、まちまちです。一般大豆は軒並み続落も、Non大豆は期近反発、期中続落とまちまちです。前場は、夜間取引が反発したことから、前日までの連続ストップ安に対する買い戻しが入って反発する限月が目立ちました。しかし、後場は夜間取引が再び続落圏に沈んだことから戻り売りとなり、結局大順ザヤで割安感のあるNon大豆の期近2本などを除いて続落して引けました。前日比は、Non大豆が1460円安~1120円高、一般大豆は2130~210円安です。

東京トウモロコシはまちまちです。期近高の期先安。為替が1ドル=108円台前半まで円安に振れたものの、5日のシカゴが、インフォーマ・エコノミクス社の単収見通しを嫌気して大幅続落となったことに期先から圧迫されて始まりました。そのあと大きく戻して、前引けでは先限の小幅安を除き軒並みプラスサイドに振れました。しかし、後場は期先から再び売られて、先限は大引けで3万7000円の一代新安値を付けました。なお、値幅制限は引き続き1500円に拡大されています。大引けの前日比は、1140円安~190円高です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ同水準の108円前半で取引されています。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)をこなし、原油価格が反落する中でドルが買い戻される流れに変わりはないとみられています。ただ、夕方にかけての取引でも、直近高値108.59円を意識した攻防が続き、上値は重く、今日の高値108.55円を上抜けしていません。


<国内石油市場>
国内石油市場はガソリンが反発し、原油および灯油は続落です。為替が1ドル=108円台前半まで円安に振れたものの、5日のNY原油が、ドルが対ユーロで7週間ぶりの水準へと上昇したことなどで続落したことに圧迫されました。また今日の夜間取引も続落したことで、後場前半までは灯油中心に大幅安で推移しました。その後、夜間取引が安値から1.50ドル近くも急伸したことで、下げ幅を大きく縮小する展開となり、ガソリンは小幅ながら総じてプラスサイドを回復し、原油も小幅安水準まで下げ幅を縮小しました。ただ、灯油は地合いの悪さを反映して大幅安のままとなりました。ガソリン、灯油は期先3本、原油は期先2本が一代安値を更新しました。前日比は、ガソリンが270~480円高、灯油が940~710円安、原油が380~190円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は、総じて反発です。金はNY市場でドル高や原油安を受けて下落した流れを引き継ぎ、売り優勢で始まりました。その後はユーロ堅調や円安が下支え要因となり、欧州時間に入ると、軒並みプラスサイドに転じました。銀もNY安を受けて売り優勢で始まりましたが、金上昇につられて期先3本がプラスサイドに転じました。前日比は、金が2~11円高、金ミニが2~11円高、銀が5.5円安~1.4円高です。

白金系貴金属(PGM)は、反発です。白金はNY高や円安を受けて買い優勢で始まりました。その後は需要減少懸念に加え、金や原油の下落が上値を抑える要因となり、序盤の買い一巡後はもみ合いに転じましたが、終盤にかけてはユーロ堅調などに支援されて上値を伸ばしました。パラジウムはNY安となりましたが、白金上昇や円安などを受けて買い優勢となりました。前日比は、白金が137~192円高、パラジウムが6~69円高です。
Posted by スクイーズ - 2008.08.05,Tue
<国内穀物市場>
東京大豆は、大幅続落です。前場からの流れを引き継ぎ、期近を除く9限月がストップ安に張り付いたまま引けました。後場は、一般大豆の8月当限が下げ幅を急拡大するなど、値幅制限幅の大きいNon大豆のサヤ剥げ不安が一般大豆にも拡大する流れとなりました。前日比は、Non大豆が4500~3700円安、一般大豆は4440~2700円安です。

東京トウモロコシは大幅続落です。為替が1ドル=108円台前半まで円安に振れたものの、週明けのシカゴが、生育に適した天気や商品全面安の流れで大幅続落して、さらに今日の夜間取引も軟化していることに圧迫されました。前引け以降は期近を除く5本が拡大ストップ安に張り付きました。なお、値幅制限が外れている期近9月限はそれ以上の下げ幅となったほか、期先2本が一代安値を更新しました。今日も値幅制限は1500円に拡大されています。大引けの前日比は、1760~1500円安です。

          
<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は107円後半で、前日NY市場の午後5時時点から若干のドル安/円高となっています。 アジア時間の取引では、商品市況の軟化から、朝方からクロス円の売りが目立ったが、午後に入って景気低迷が顕著になってきたオセアニア諸国の利下げ余地が強く意識され、豪ドル、NZドルは一段安となり、ユーロ/円も一段と売り込まれました。きょうの連邦公開市場委員会(FOMC)では、2.0%のフェデラル・ファンズ金利の据え置きが予想され、声明内容も前回を踏襲することが見込まれています。7日に予定される欧州中央銀行(ECB)の政策会合でも4.25%の主要政策金利が据え置かれる見通しです。


<国内石油市場>
国内石油市場は急反落です。為替が1ドル=108円台前半まで円安に振れていたものの、週明けのNY原油が、オバマ上院議員が戦略備蓄放出の必要性に言及したことなどで急反落したことに圧迫されました。NY原油の夜間取引でさらに続落したこともあり、寄り付きから大幅安となりました。後場前半まで3000円安程度の大幅安水準でもみ合いが続きましたが、その後NY原油の夜間取引が再び下方ブレークして、9月限が120ドル台を割り込んだことで、後場後半は一段安となりました。とくにこのところ地合いが一番弱かった灯油は一部ストップ安で引けました。前日比は、ガソリンが3560~3080円安、灯油が3950~3380円安、原油が3600~2970円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は急落です。金はNY市場でドル安一服や原油安を受けて下落した流れを引き継いで売り優勢となり、先限は6月16日以来の安値を付けました。銀はNY急落を受けて全限月が600円の節目を割り込み、先限は6月25日以来の安値を付けました。前日比は、金が105~96円安、金ミニが105~96円安、銀が29.5~23.0円安です。

白金系貴金属(PGM)は、大幅続落です。白金はNY市場で需要減少懸念や原油安を受けて急落した流れを引き継ぎ、ストップ安を付ける場面が多く見られました。ただ引け間際に買い戻しなどが入り、やや戻した。先限は1月24日以来の安値5305円を付けました。パラジウムもNY安を受けて売り優勢となり、先限ベースで2007年8月29日以来の安値1231円を付けました。前日比は、白金が300~275円安、パラジウムが78~30円安です。
Posted by スクイーズ - 2008.08.05,Tue
<国内穀物市場>
東京大豆は、大幅続落です。シカゴ大豆が、前週末の大幅続落に続き、週明けの夜間取引でも前週の安値を更新する続落相場となり、下値不安が拡大したことが嫌気されました。後場は夜間取引が下落一服となったものの、両市場合計で9限月がストップ安に張り付いたまま取引を終えました。前日比は、Non大豆が4500~3530円安、一般大豆は2390~1800円安です。

東京トウモロコシは大幅続落です。為替が1ドル=107円台半ばで小動きとなるなか、1日のシカゴが、来週の降雨予報などで大幅続落して、さらに今日の夜間取引でもさらに下落していることに圧迫されて始まりました。大引けでは期近を除く5本、とくに期中以降の4本は終日拡大ストップ安となり、先限はついに4万円台を割り込むとともに、一代安値を更新しました。なお、今日は値幅制限が1500円に拡大されています。大引けの前営業日比は、1500~1490円安です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から小幅上昇し、107円後半で取引されています。夕方にかけての取引で、再びクロス円の買い戻しの動きが強まりユーロ/円は、本邦大口投資家の売りも見られましたが、欧州勢の本格参加で、一時きょうの安値から約1円高の水準に上昇しました。ただ、短期筋中心の取引が続いており、長続きしないとみられています。第2・四半期の豪住宅価格指数が予想ほど悪化しなかったことを好感して豪ドルが買われ、午後はクロス円全体に買い戻しの動きが強まっていました。


<国内石油市場>
国内石油市場は急反発です。為替が1ドル=107円台半ばで小動きとなるなか、1日のNY原油が、イスラエルとイランの緊張の高まりなどを背景に反発して、さらに週明けの夜間取引も米ガルフで発生した熱帯性低気圧「エドアルド」懸念から上伸したことが好感されました。前場の高値を抜けて、後場前半に一段高となりましたが、その後はNY原油の夜間取引が軟化したことで、上げ幅を縮小する展開となりました。灯油はファンドの投げが狙われているため、他2種に比べて上げ幅が抑えられ、1日に続いて、灯油-ガソリンのストラドル、灯油-原油のクラックはともに縮小しました。前営業日比は、ガソリンが1440~1830円高。灯油が160~820円高、原油が1750~1990円高、新甫1月限は発会値から450円高の8万3800円です。


<国内貴金属市場>
金が反発、銀はまちまちです。金はドル建て現物相場の上昇や原油高などを受けて買い優勢で始まると、円安などにも支援されて堅調となりました。銀はNY安を受けて期近が下落しましたが、期先は金堅調などを受けてプラスサイドに転じました。前営業日比は、金が27~41円高、金ミニが27~41円高、銀が5.2円安~2.3円高です。

白金系貴金属(PGM)は、大幅続落です。白金はNY市場でドル高や需要減少懸念を受けて急落した流れを引き継ぎ、売り優勢で始まりました。その後は戻り売りに押されて何度かストップ安に張り付き、先限は1月31日以来の安値5567円を付けました。欧州時間に入ると、金や原油の堅調などを受けて下げ幅を縮小しました。パラジウムもNY安を受けて売り優勢となり、先限ベースで1月23日以来の安値1267円を付けました。前営業日比は、白金が277~262円安、パラジウムが40~21円安です。
Posted by スクイーズ - 2008.07.31,Thu
<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて反発です。30日のシカゴ大豆が期先主導で反発したことを好感したもので、その後、夜間取引の小反落状態が続いたことから、割高感の強いNon大豆は10月限が大きく続落するなど上値を削る限月が目立ち、一般大豆は総じて寄り付き水準を維持して堅調に引けました。前日比は、Non大豆が750円安~1290円高、一般大豆は390~960円高です。

東京コーンは総じて続伸です。為替が1ドル=108円台前半で小動きとなるなか、30日のシカゴが、原油の急反発や、前日の引け後に発表された土壌保全計画(CRP)入り耕地の早期開放の見送りを受けて続伸したことに支援されました。場中は比較的小幅なもみ合いとなったが、大引けで期先から一段高となりました。先限は4万2000円台を回復し、一方、海上運賃の続落で期近は上値が抑えられました。大引けの前日比は、20円安~720円高です。


<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ同水準の108円前半で取引されています。薄商いのなか、きょうNY時間に行使期限を迎える108円ちょうどのオプションが話題となりましており、動きづらいということです。ユーロはユーロ圏CPIが欧州中央銀行(ECB)の上限2%をはるかに上回る年率4.1%となったことで堅調な推移を見せています。豪ドル、NZドルなど高金利のオセアニア通貨では、景気減速を背景に利下げ見通しが台頭しており、引き続き軟調な展開となっています。


<国内石油市場>
国内石油市場は急反発です。NY原油がガソリン在庫の大幅な減少を受けて急反発したことから、原油は買いが先行しました。製品も原油高を背景に急伸しており、ガソリンは期先2本がストップ高に張り付きました。なお、終盤は夜間取引が崩れたことで、灯油や原油は上げ幅を削りました。NY原油9月限は午後4時半ころ、一時127ドルに乗せましたが、維持できずその後、急速に値を削りました。前日比は、ガソリンが2550~2900円高、灯油が1270~1690円高、原油が40~2590円高です。


<国内貴金属市場>
金が続落、銀は軒並み反発です。金はNY安を引き継いで続落しましたが、寄り付き後は手がかり難から様子見ムードが強く安もちあい商状となりました。先限は一時3188円まで下落し、3200円台を割り込んだまま引けました。銀はNY高を背景に大幅高となり、先限は616.6円まで上昇し、今月23日以来の高値をつけました。前日比は、金が15~12円安、金ミニが15~12円安、銀が4.1~8.8円高です。

白金系貴金属(PGM)は、軒並み下落です。白金はNY市場でドル高を受けて下落した流れを引き継ぎ、売り優勢で始まりました。その後は買い戻しなどが入って先限が小幅高となる場面も見られたが、需要減少懸念が上値を抑えてもみ合いに転じました。終盤にも下げ幅縮小の動きがあったが、プラスサイドに反転する勢いはなく、2ケタ安です。パラジウムはNY安を受けて売り優勢となりました。前日比は、白金が48~14円安、パラジウムが38~17円安です。
Posted by スクイーズ - 2008.07.30,Wed
<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて続落です。前場は、夜間取引高が反発して寄り付いたことを受けてNon大豆は軒並み高寄りしましたが、夜間取引が上値を削り始めると一転して軒並み続落して前場の取引を終えました。後場は夜間取引が下げ止まったことから、東京も下げ幅を縮小したものの、夜間取引の反発力が鈍く、続落限月の目立つ陰線引けとなりました。前日比は、Non大豆が980円安~50円高、一般大豆は790円安~60円高です。

東京コーンは急反発です。為替が1ドル=108円台前半まで円安に振れているうえ、29日のシカゴが今週末の高温予報で大幅続伸して、さらに今日の夜間取引も上伸して始まったことで、寄り付きから急伸しました。その後、夜間取引が上げ幅を削ったことで前場はダレる展開となりましたが、後場は再び盛り返す展開となりました。大引けの前日比は、610~1010円高です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅下落し107円後半で取引されています。原油安などを手掛かりに前日海外市場で1カ月ぶり高値となる108.30円まで上昇しましたが、東京市場では輸出企業や短期筋の戻り売りが強まり、買いの勢いが続きませんでした。多くの関係者が米景気の行方や信用リスク問題に懸念を残したままで、積極的なドル買いが入らないということです。


<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み急落です。NY原油はドル高や、石油輸出国機構(OPEC)のヘリル議長の減産を否定する発言などから急反落しており、これを受けて売り優勢で推移しました。製品も原油安を背景に急落しました。なお、終盤は夜間取引の引き締まりを背景に下げ渋りを見せました。ガソリンの期近が大きく下げ幅を削りました。ガソリン・原油の期先2本と原油の先限が一代安値を更新しました。NY原油9月限は午後4時ころまで122ドルを挟んでのもみ合いが続いていましたが、その後122ドル台半ばまで上昇しました。前日比は、ガソリンが1170~830円安、灯油が1950~1800円安、原油が1480~220円安です。


<国内貴金属市場>      
金・銀は軒並み下落です。金は1ドル=108円台前半の円安となりましたが、ドル高を嫌気したニNY安を背景に軒並み30円を上回る下げとなりました。期先は3200円が支持線となりましたが、おおむね今日の安値で引けました。銀もNY安を引き継いで期先中心に売り物が先行、反落しました。前日比は、金が38~33円安、金ミニが38~33円安、銀が7.7~1.9円安です。

白金系貴金属(PGM)は白金が反発し、パラジウムは総じて反落です。白金はNY市場でドル高・原油安を受けて下落した流れを引き継いで売り優勢で始まりました。しかし、先限6000円以下では下値警戒感もあり、序盤の高値を上回ると買い戻しなどが入って期先主導でプラスサイドを回復しました。終盤も売り物少なく、先限は6085円まで回復しました。パラジウムはNY安を受けて反落しました。前日比は、白金が39~66円高、パラジウムが20円安~変わらずです。
Posted by スクイーズ - 2008.07.28,Mon
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み急反発。前場は、夜間取引でシカゴ期近が14ドルを回復したことや円急落を受け、合計8限月がストップ高に張り付くなど急伸した。しかし、後場は夜間取引が上げ止まったことから利食い売りが先行するようになり、一般大豆のストップ高限月がなくなるなど、Non大豆の2・6月限のストップ高張り付きを除いて上げ幅を削った。前日比は、Non大豆が1220~3000円高、一般大豆は1530~2390円高。

東京トウモロコシは急反発です。為替が1ドル=107円台後半まで円安に振れているうえ、25日のシカゴが週末前の買い戻しで上伸し、さらに週明けの夜間取引でも急伸したことに支援されました。急伸寄り後は上げ幅を縮小する限月が多くなりました。大引けの前営業日比は、630~900円高です。


<外国為替市場>
 午後5時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず107円後半で取引されています。前週末に米経済指標が予想を上回りドルが買われた流れを引き継ぎ、週明け東京市場でドルは一時108.08円まで上昇し、6月26日以来の高値を更新しました。しかし1カ月ぶり高値圏では輸出企業などの戻り売りも活発で、上値は限られました。夕方の取引では、ナイジェリアの武装グループが英・オランダ系国際石油資本ロイヤル・ダッチ・シェルの2本の主要な油送管(パイプライン)を攻撃したと表明したことをきっかけに、米原油先物CLc1が前週末比1ドル超高い1バレル=124ドル台へ上昇したことなどから、ドルがやや上値の重い展開となりました。


<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み安です。ドル・円相場が円安に振れたものの、NY原油がドル高などの影響で急反落したことから、原油は売りが先行しました。製品も原油安から下落しましたが、ガソリンは需要不振が足かせとなり下げ幅が大きくなりました。終盤は夜間取引高の影響で安値からは戻しました。新甫2009年2月限は、ガソリンが8万9200円で上ザヤ発会、灯油は10万4350円で下ザヤ発会です。NY原油9月限は、おおむね123ドル台でのもみ合いで推移した後に、終盤には124ドルに乗せました。ナイジェリアで武装勢力が石油パイプラインを新たに2本爆破したと報じられたことなどが買いにつながりました。前営業日比は、ガソリンが1050~830円安、灯油が380~180円安、原油が510~60円安です。


<国内貴金属市場>
金は軒並み上昇し、銀はまちまちです。金は前週末のNY高と円安を背景に軒並み2ケタ反発となりましたが、後場には上げ一服となりました。終盤は上値が限定的となり、期先は上げ幅を縮小し、15円高で引けました。銀もNY高や金堅調に支援されて期先3本を中心に総じて上昇しましたが、引けは限月間で方向性を欠きました。前営業日比は、金が15~23円高、金ミニが15~23円高、銀が1.3円安~1.6円高です。

白金系貴金属(PGM)は白金が反発し、パラジウムは下落です。白金はNY市場で金堅調などを受けて上昇した流れを引き継いで高寄りしました。序盤の買い一巡後はドル高・原油安から戻りを売られて上げ幅を縮小しましたが、金堅調などが下支えとなり、もみ合いました。終盤もしっかりと推移しましたが、出来高は伸び悩みまし。パラジウムはNY安と円安を受けて方向感に欠きましたが、終盤は売り優勢となり、小幅安で引けました。前営業日比は、白金が120~139円高、パラジウムが18~8円安です。
Posted by スクイーズ - 2008.07.24,Thu
<国内穀物市場> 東京大豆は、総じて拡大ストップ高です。シカゴ反落を受け、軒並み安寄りしました。しかし、寄り付きの状況から連続ストップ安に歯止めが掛かるとの見方が浮上し、夜間取引の反発も手伝って、投げ売り局面から一気に買い戻しに流れが逆転し、両市場合計で10限月が拡大ストップ高に張り付く急反発相場となりました。前日比は、Non大豆が4270~4500円高、一般大豆は2010~2400円高です。 東京トウモロコシは急反落です。為替が1ドル=107円台後半まで円安に振れて、23日のシカゴが商品全面安の流れで下落しましたが、前日の夜間取引と比較して上伸したことに支援されたものの、前日まで3営業日連続のストップ安となったことで、寄り付きは買い方の投げで上値が重くなりました。その後、大豆の急伸や場中の円安、シカゴの夜間取引の戻しなどを好感して、節を追うごとに一段高となり、結局大幅高で引けました。大引けの前日比は、450~1170円高です。 <外国為替市場> 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅下落し、107円後半で取引されています。下値では押し目買いが入りやすく堅調地合いだが、上値では本邦勢の売りが厚いため、レンジ内でもみあいが続いています。ユーロ/円も上値が重く、169円台で一進一退です。日本時間のきょう午後5時発表の独IFO経済研究所の7月業況指数を控え、動きにくいとの見方もあるようです。 <国内石油市場> 国内石油市場は大幅続落です。為替が1ドル=107円台後半まで円安に振れたものの、23日のNY原油が、ドル高進展のなか大幅安となり商品全面安を主導したことで、今日もさらに崩れる展開となりました。なお、後場は前場の高値を抜けて戻す展開となり、とくにNY原油の夜間取引が、午後4時以降に1ドル程度急伸したことに追随高となりましたが、午後5時に1.50ドル以上急落したことで、大引けにかけて再び下げ幅を拡大しました。灯油の下げ幅が相対的に小さくなり、灯油-ガソリンのストラドル、灯油-原油のクラックが再び拡大しました。前日比は、ガソリンが1830~1480円安、灯油が1100~910円安、原油が1730~150円安です。 <国内貴金属市場> 金・銀は、軒並み続落です。金はNY市場でドル高や原油安を受けて急落した流れを引き継いで売り優勢となりました。ただ後場に入ると、原油の下げ一服などをきっかけに下げ幅を縮小しました。銀もNY急落を受けて売り優勢となりましたが、後場で下げ一服となった。前日比は、金が47~36円安、金ミニが47~36円安、銀が19.3~5.5円安です。 白金系貴金属(PGM)は、続落です。白金はNY市場でドル高・原油安を受けて急落した流れを引き継いで売り優勢で始まると、手じまい売りなどに圧迫されて先限ベースで3月25日以来の安値5857円を付けました。ただ後場に入ると、原油の下げ一服などをきっかけに買い戻されて下げ幅を縮小しました。パラジウムはNY安を受けて売り優勢となりましたが、後場の他商品の下げ一服を受けて一部限月がプラスサイドを回復する場面も見られました。前日比は、白金が170~144円安、パラジウムが44~9円安です。
Posted by スクイーズ - 2008.07.23,Wed
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み続急落です。円の続落とシカゴ大豆が22日反発したことを受けて、Non大豆の期近が小反発するなどまちまちに寄り付きました。しかし、夜間取引の上値が重いことから、軒並み上値を削るようになり、後場には夜間取引の急反落を受けて、一般大豆の全限月など合計10限月が前日に続き拡大ストップ安に沈みました。前日比は、Non大豆が4500~3080円安、一般大豆は軒並み2400円安です。

東京トウモロコシは大幅続落です。為替が1ドル=107円台前半まで円安に振れたものの、22日のシカゴが、産地の降雨予報や原油の急落などで、大幅続落したことに圧迫されました。寄り付きから急落したが、シカゴの夜間取引が下落したことで、前引け以降は前日に続き全限月が拡大ストップ安に張り付きました。なお、先限は7営業日連続で一代安値を更新しました。大引けの前日比は、全限月が1200円安です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇し、107円後半で取引されています。欧州時間に近づくとテクニカル要因でドル買い優勢の相場展開となっているようです。ただ、短期筋中心の売買で、市場では105―108円のレンジに変わりはないとの声が聞かれています。夕方にかけての取引で、ユーロ/円は一時169.98円に上昇し、170円に近づきました。しかし、オプション絡みの防戦売りに阻まれ、170円乗せは見送られました。米原油先物が126ドル台に下落しており、ユーロが対ドルで上昇する可能性を指摘する


<国内石油市場>
国内石油市場は急反落です。朝方為替が1ドル=107円台前半まで円安に振れたものの、22日のNY原油が大幅安となり、今日の夜間取引でもさらに軟化していることに圧迫されました。とくにNY原油の夜間取引が、午後4時以降に1ドル程度も急落していることで、後場後半に下げ幅を拡大しました。値幅制限が2700円のガソリンや原油はストップ安で引ける限月が多くなり、ガソリンは4本、原油は3本がストップ安で引けました。一方、値幅制限が3600円の灯油の下げ幅が相対的に大きくなり、前日に続き灯油-ガソリンのストラドルは前日に続き縮小しました。前日比は、ガソリンが2700~2490円安、灯油が3350~2880円安、原油が2700~720円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は急落です。金はNY急反落を引き継いで全限月が3300円を割り込む大幅安で始まった後、後場にはユーロ安や原油安を嫌気したドル建て現物相場の下落に追随して下げ幅を拡大し、先限は17日の直近安値となる3274円まで下落しました。銀もNY安や金急落を背景に総じて20円を上回る大幅安となりました。前日比は、金が86~72円安、金ミニが86~72円安、銀が25.6~14.0円安です。

白金系貴金属(PGM)は、急反落です。白金はNY市場でドル高・原油安を受けて急落した流れを引き継いで売り優勢で始まった後、前場は先限が6200円前後の支持帯で下げ止まりました。後場には手じまい売りや原油下落などを受けて下げ幅を拡大し、終盤にはストップ安間際まで売り込まれました。パラジウムもNY安やNYの急落を受けて一時は期先3本がストップ安を付けるなど急反落となりました。前日比は、白金が285~272円安、パラジウムが95~76円安です。
 
Posted by スクイーズ - 2008.07.22,Tue
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み続日で急落しました。夜間取引は反発したものの、国内が3連休中のシカゴ大豆の大幅続落を嫌気し、買い物薄のまま急落しました。一部の期近限月がストップ安から外れましたが、両市場で合計9限月が寄り付きから大引けまでストップ安に張り付きました。前営業日比は、Non大豆が4500~2300円安、一般大豆は2400~2360円安です。

東京トウモロコシは大幅続落です。為替が1ドル=106円台半ばまで円安に振れたものの、国内連休中にシカゴが、産地の降雨予報などで大幅続落したことに圧迫されました。寄り付きから全限月が拡大ストップ安で始まり、シカゴの夜間取引が堅調に推移したものの、終日ストップ安を外れませんでした。商いも細って、寄り付き以外は節単位の出来高が3ケタにとどまり、なお、先限は6営業日連続で一代安値を更新しました。大引けの前営業日比は、全限月が1200円安です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ同水準の106円半ばで取引されています。上値では輸出を中心とした売り、下値では押し目買いが入りやすく、レンジ感が広がりました。午後から夕方にかけては手掛かり不足から106円前半でこう着です。一方、ユーロ/ドルは、夕方にかけてポジション調整による海外投資家のユーロ売りが出て、1.5940ドル付近から1.5920ドル付近に下落しました。その後、一時1.5907ドルまで売られ、反発しました。


<国内石油市場>
国内石油市場は反発です。為替が1ドル=106円台半ばまで円安に振れたものの、NY原油が週明けの夜間取引で軟化し、前週末の東京市場の大引け時点と比べて下落していたことから、原油、製品ともに売りが先行して始まりました。そのあとおおむね軟調に推移しましたが、NY原油の夜間取引が、午後4時以降1.30ドル以上も急反発したことで、後場後半から大引けにかけて大きく戻しました。ガソリンの上げ幅が相対的に大きくなり、18日に大きく拡大した灯油-ガソリンのストラドルはやや縮小しました。前営業日比は、ガソリンが230~430円高。灯油が170~400円高。原油が220~710円高です。


<国内貴金属市場>
金が軒並み続伸し、銀はまちまちです。金は週明けのNY市場で原油高などを受けて上昇した流れを引き継いで軒並み続伸して始まりました。後場中盤までは狭いレンジでこう着状態となりましたが、中盤以降はユーロ高やテクニカル買いで急伸し、全限月が一代高値を更新すると同時に、先限は3363円まで上昇して1983年9月以来の高値を付けました。銀はドル建て現物相場の下落を受けて総じて続落して始まった後、後場には金上昇などに追随して値を戻しまちまちとなりました。前営業日比は、金が47~52円高、金ミニが47~52円高、銀が1.3円安~4.6円高。

白金系貴金属(PGM)は白金が軒並み反発し、パラジウムはまちまちです。白金はNY市場で需要減少などが懸念されて下落した流れを引き継いで売り優勢となり、先限ベースで5月2日以来の安値を付けました。しかし、後場には株価急伸などを背景に一部限月が一時3ケタ高となるなど、急伸しました。パラジウムはNY安を受けて続落しましたが、後場の白金の急伸に追随してまちまちとなりました。前営業日比は、白金が60~92円高、パラジウムが15円安~23円高です。
 
Posted by スクイーズ - 2008.07.18,Fri
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み急落です。シカゴの急反落を映して一般大豆の5限月など両市場合計で7限月がストップ安で寄り付きました。その後、夜間取引の反発や円安に買い戻され、前引けにかけて一般大豆の先限を除いて下げ幅を縮小しました。しかし、後場は夜間取引の伸び悩みが嫌気されて再び上値を削り、一般大豆の期先3限月とNon大豆の期中・先の4限月がストップ安で週引けしました。前日比は、Non大豆が4500~2050円安、一般大豆は1600~600円安です。

東京トウモロコシは急落です。為替が1ドル=106円台前半まで円安に振れたものの、17日のシカゴが、原油の大幅続落や産地の降雨予報などで急反落したことに圧迫されました。寄り付きから全限月がストップ安で始まったが、シカゴの夜間取引が地合いを引き締めたことで、途中ストップ安を外れる場面もありました。しかし、後場2節以降は再び全限月がストップ安に張り付きました。なお、先限は5営業日連続で一代安値を更新しました。大引けの前日比は、全限月が800円安です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から一進一退が続き、106円前半で取引されています。前日海外市場では米株上昇や米原油先物CLc1の下げなどを手掛かりにドル買い/円売りが進んだものの、アジア時間の取引で米株先物が反落しました。米原油先物が反発に転じたことなどから、ドルは上値の重い展開となりました。市場ではきょうの米シティグループ決算発表と株価の反応が注目を集めています。


<国内石油市場>
国内石油市場は大幅続落です。為替が1ドル=106円台前半まで円安に振れたものの、17日のNY原油が大幅続落となったことに圧迫されました。買い方の投げで下げ幅が大きくなり、値幅制限が2700円のガソリン、原油は一時ストップ安まで急落する限月が多くなりました。その後、NY原油の夜間取引が上伸したことで、後場後半は下げ幅を縮小させたが、とくに値幅制限の関係でこれまで下げ幅が大きかった灯油の戻りが大きくなりました。灯油-ガソリンのストラドルが大きく拡大して、灯油-原油のクラックも拡大しました。前日比は、ガソリンが2700~1660円安、灯油が770~650円安、原油が1650~90円安です。


<国内貴金属市場>
金が続伸、銀は総じて反落です。金はNY高と円安に支援されて軒並み続伸し、午後には円安一服に圧迫されていったん高値から値を削ったが、終盤は円小幅安、現物高から上げ幅を拡大し、軒並み2ケタ高で引けました。銀はNY安を引き継いでマイナスサイドで上値重く推移し、おおむね安もちあい商状です。前日比は、金が17~20円高、金ミニが17~20円高、銀が6.1~2.1円安です。

白金系貴金属(PGM)は、軒並み下落です。白金はNY市場で需要減少などが懸念されて急落した流れを引き継ぎ、売り優勢で始まりました。その後はテクニカル面での悪化を背景に3連休前の手じまい売りなどが出て下げ幅を拡大し、先限ベースで5月2日以来の安値6212円を付けました。終盤に下げ幅を縮小したが、下げ幅が200円以下の限月は12月限のみで反発力は弱かったようです。パラジウムもNY安を引き継いで売り優勢となりました。前日比は、白金が233~197円安、パラジウムが30~22円安です。
 
Posted by スクイーズ - 2008.07.17,Thu
<国内穀物市場>
東京大豆は、Non大豆がストップ安を含む大幅続落も、一般大豆は期近反発・期先続落のまちまち。シカゴの反発や円安に軒並み反発して寄り付いた。その後は夜間取引の反発力の鈍さや場中の円高が嫌気されて大きく上値を削り、結局一般大豆の期近を除いて続落相場となった。前日比は、Non大豆が4500~1600円安、一般大豆は330円安~460円高。

東京トウモロコシはまちまちです。為替が1ドル=105円水準まで円安に振れたことや、16日のシカゴが、産地の高温予報などで急反発したことに支援されました。ただ、高寄り後は期先から上げ幅を縮小させる展開となり、シカゴの夜間取引がマイナスサイドで転じたことで、後場はマイナスに振れる限月も多くなりました。結局、期近および期先安の期中高で引けました。なお、先限は4営業日連続で一代安値を更新しました。大引けの前日比は、300円安~130円高です。


<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から一段高、105円前半で取引されています。ユーロ/円での短期筋の買い戻しを受けて、ユーロが対円で上昇し、それに呼応して、ドル/円も上値が軽くなり105円台に突入しました。英紙フィナンシャル・タイムズ電子版はアジア時間の17日、米ドルに対する懸念が世界的に広がる中、一部の大手政府系ファンド(SWF)がドルへのエクスポージャーを減らそうとしていると報じました。同紙によると、中東のある大手政府系ファンドは、ドル建て資産の比率を1年前の80%超から60%弱に削減しました。この報道が市場に伝わるとドルはジリ安の展開となったが、資本筋やアジア系の短期筋の買いに支えられ、大きく値を崩すことはなかったようです。


<国内石油市場>
国内石油市場はストップ安含みの全面安です。16日のNY原油が続急落となったことから、3油種ともに一段と大きく売られました。為替は円安に傾いたものの、NY夜間取引が軟調に推移したことから、支援するには至りませんでした。NY原油の夜間取引は、午後4時20分前後までは軟調に推移して、その後は引き締まりを見せました。前日比は、ガソリンが2700~1350円安、灯油が3600~2750円安、原油が2700~650円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は、反発です。金はNY市場で原油安やドル高を受けて下落した流れを引き継ぎ、売り優勢で始まりました。序盤の売り一巡後は押し目買いなどが入ってプラスサイドを回復しましたが、場中の円高などに圧迫されて再びマイナスサイドに転じました。ただ終盤にかけては円安が進んだことに支援されて軒並み上値を伸ばしました。銀はNY安となりましたが、円安などを受けて反発しました。前日比は、金が6~11円高、金ミニが6~11円高、銀が2.8~9.7円高です。

白金系貴金属(PGM)は、総じて反発です。白金はNY市場で原油安やドル高を受けて下落した流れを引き継ぎ、売り優勢で始まりました。ただ序盤の売りが一巡すると、金の下げ一服などを背景に買い戻されてプラスサイドを回復しました。後場に入ると、戻りを売られる場面も見られたが堅調となり、終盤の円安を受けて上値を伸ばしました。パラジウムはNY安を受けて安寄りしましたが、白金堅調などにつられて期先主導で総じて反発しました。前日比は、白金が73~92円高、パラジウムが7円安~8円高です。
Posted by スクイーズ - 2008.07.16,Wed
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み急落です。15日のシカゴの大幅続落と円高が嫌気されて投げ売り相場となり、両市場で合計9限月がストップ安に張り付きました。前日比は、Non大豆が3000~1200円安、一般大豆は1600~1210円安です。

東京トウモロコシは大幅続落です。為替が1ドル=104円台後半まで円高に振れるなか、15日のシカゴが、産地の降雨予報や原油の急落などの商品全面安の流れで、大幅続落となったことに圧迫されました。寄り付きから全限月が拡大ストップ安となり、そのまま終日張り付きました。先限が3営業日連続で一代安値を更新しました。大引けの前日比は、全限月が1200円安です。


<国内石油市場>
国内石油市場は全面安です。3油種ともに、値幅制限が解除されている当限を除き全限ストップ安で引けました。15日のNY原油が急落したところに円高が重なったことから、終日、売りが圧倒してストップ安に張り付いたままでした。相場は寄り付き直後からストップ安に張り付いたため、ほとんど商いは成立しませんでした。なお今日のNY夜間取引はおおむね同値圏で推移しました。前日比は、ガソリンが3790~2700円安、灯油が4230~3600円安、原油が2720~2700円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は軒並み反落です。金はNY高となりましたが、ドル建て現物相場の上げ一服や円高に圧迫されて軒並み反落して寄り付きました。前場は白金のストップ安絡みの急落などに圧迫されて上値重く推移し、後場には欧州時間に入ってからのドル建て現物相場の堅調も、一時1ドルー103円台後半まで進んだ場中の円高に圧迫されて下げ幅を拡大し、軒並み50円を上回る大幅安となりました。銀は、NY安や円高を背景に総じて20円を上回る急反落となりました。前日比は、金が56~52円安、金ミニが56~52円安、銀が20.6~11.7円安です。

白金系貴金属(PGM)は、大幅続落です。白金はNY市場で急落した流れを引き継ぎ、売り優勢で始まりました。その後は手じまい売りなどが進んで一部限月がストップ安を付けましたが、後場序盤には下げ一服となりました。ただ、テクニカル面の悪化で戻りは鈍く、終盤には当限を除く5本がストップ安に張り付き、先限ベースで5月8日以来の安値となる6415円を付けました。パラジウムもNY安を受けて続落し、先限ベースで6月12日以来の安値をつけました。前日比は、白金が300~292円安、パラジウムが66~55円安です。
 
Posted by スクイーズ - 2008.07.14,Mon
<国内穀物市場>
東京大豆は、Non大豆の期近8月限を除いて急落です。夜間取引急落や円高を受けて軒並み急落して寄り付きました。一時、前引けにかけて夜間取引の下落一服や円高一服を受けて下げ幅を縮小し、Non大豆の期近8月限が反発しました。しかし、後場になって夜間取引が再び軟化すると、Non大豆の期先3本がストップ安に沈むなど期近を除いて前引けよりもさらに一段安してこの日の取引を終えました。前営業日比は、Non大豆が期近8月限の1630円高を除いて3000~580円安、一般大豆は1540~1050円安です。

東京トウモロコシは急反落です。為替が1ドル=106円台半ばまで円高に振れるなか、11日のシカゴは原油の急伸など商品全面高を受けて上伸しましたが、週明けの夜間取引が原油の急落や、先週末の米国産地の広範な降雨が大幅安となったことで、寄り付きから売りが殺到しました。結局、全限月が終日ストップ安に張り付きました。大引けの前営業日比は、全限月が800円安です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点からドル高が進み106円半ばで取引されています。米政府が発表した米政府系住宅金融機関(GSE)に対する支援策を受けて、ドルの買い戻しが進みました。ユーロ/ドルは夕方までに1.58ドル半ばまで下落し、日本時間早朝につけた2カ月半ぶり高値の1.5972ドルから130ポイントを超える下げとなりました。


<国内石油市場>
国内石油市場は続伸です。先週末11日のNY原油が、一段と上昇して史上最高値を更新する動きとなったことから買いが主導しました。ただし為替が大きく円高に振れたことから、上昇幅は限られました。なおNY原油夜間取引は、午前の取引は同値圏で浮動しましたが、午後4時以降から強含みに推移しました。前営業日比は、ガソリンが500~1040円高、灯油が270円安~540円高、原油が110円安~1110円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は軒並み続伸です。金は前週末のNY高を引き継いで軒並み40円を上回る続伸となり、全限月が一代高値を更新すると同時に先限ベースで83年9月以来の高値をつけました。終盤に入り、やや上げ幅を縮小も地合いが緩むことなく、しっかりした推移です。銀もNY高を背景に続伸し、期先2本が一代高値を更新すると同時に先限ベースで3月17日以来の高値をつけました。期近から期中が2ケタ高で引けたが、期先は上げ幅を縮小し、先限は5.8円高で引けました。前営業日比は、金が26~33円高、金ミニが19~31円高、銀が5.8~19.3円高です。

白金系貴金属(PGM)は、総じて下落です。白金は11日のNYが大幅高となったものの、ドル建て現物相場の軟化や円高から売り先行となり、11日の上昇に対する修正安局面を迎えました。後場に入っても反発力は弱く、大幅安状態です。欧州市場参加者が加わる午後4時以降は期先が下げ幅を拡大し、一時軒並み3ケタ安となりました。パラジウムもNY高となりましたが、期先中心におおむね売り優勢で推移しました。前営業日比は、白金が111~63円安、パラジウムが45円安~9円高です。
Posted by スクイーズ - 2008.07.11,Fri
<国内穀物市場>
東京大豆は、まちまちです。一般大豆は軒並み続伸も、Non大豆はまちまちです。シカゴの大幅続伸を好感し、Non大豆の期先2本が一代高値を更新するなど軒並み大幅続伸して寄り付きました。しかし、夜間取引が軟調となったことを映し、週末を控えたポジション整理で利食い売りが優勢となり、上値を削りました。前日比は、Non大豆が370円安~2440円高、一般大豆は110~460円高です。

東京トウモロコシは反発です。為替が1ドル=107円台前半まで円安に振れるなか、10日のシカゴは期近の主要限月が続落しましたが、前日の夜間取引の下落ですでに織り込んでいたことや、今日の夜間取引が上伸したことに支援されました。場中に円安がやや進展したこともあり、後場に期先から上げ幅を拡大しました。大引けの前日比は、40~690円高です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅高の107円前半で取引されています。連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)について、問題が悪化した場合、米政府が管理下に置くことを検討しているとのNYタイムズ報道で、一時的にドル買いが進んだ。実現の可能性が低いとの見方から、一段のドル上昇にはつながっていないようです。夕方にかけては調整による取引が続いています。


<国内石油市場>
国内石油市場は急反発です。10日のNY原油が、イランの再度のミサイル発射テストなどで急騰したことに支援されて、ストップ高を付ける限月が続出し、出来高が細りました。また、NY原油の夜間取引が日本時間の午後4時以降、欧州勢の買い参入で再び急伸したことで、大引けにかけては、3油種ともに期近を除きストップ高に張り付きました。なお、灯油とガソリン・原油の値幅制限の違いで、灯油-ガソリンのストラドル(サヤ)、灯油-原油のクラック・スプレッド(サヤ)がそれぞれ拡大しました。前日比は、ガソリンが2700~2780円高、灯油が3490~3600円高、原油が2680~2700円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は軒並み上昇です。金はNY急伸を引き継いで軒並み大幅高となり、先限ベースで3月6日以来の高値を付けると同時に期先2本が一代高値を更新しました。終盤も崩れず、引けにかけ上げ幅を拡大し、おおむね高値引けしました。銀もNY高を引き継いで先限ベースで3月17日以来の高値付けると同時に、期先2本が一代高値を更新しました。金と同様に高値圏から崩れず、堅調でした。前日比は、金が56~62円高、金ミニが56~62円高、銀が3.7~10.2円高です。

白金系貴金属(PGM)は、続伸です。白金はイランの2度目のミサイル実験をきっかけにNY市場で急伸した流れを引き継いで買い優勢となりました。終盤には一段高となり、先限は6900円台に乗せました。パラジウムもNY高を受けて続伸しました。白金高に追随し、先限は1600円台に乗せました。前日比は、白金が194~223円高、パラジウムが10~45円高です。
Posted by スクイーズ - 2008.07.10,Thu
<国内穀物市場>
東京大豆は、ストップ高を含む大幅高です。シカゴ大豆は8日に大きく下値を切り上げた後、9日も続伸し、半値戻しを達成しました。このため、下値不安が後退したとのムードが強まり、Non大豆の10・12月限がストップ3000円高を演じるなど軒並み急伸しました。前日比は、Non大豆が1480~3000円高、一般大豆は760~1240円高です。

東京トウモロコシは大幅続落です。為替が1ドル=106円台後半まで円高に振れているうえ、9日のシカゴが生育に適した天気予報などで続落し、前日の夜間取引と比較しても安かったことに圧迫されました。また、この日のシカゴの夜間取引がさらに崩れたことで、下げに拍車がかかり、7月先限は大引けでストップ安まで急落して、4万6330円の一代新安値を付けました。ただ、海上運賃の続伸で、期近の下げ幅は相対的に抑制されました。大引けの前日比は、800~240円安です。


<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時から強含み107円前半で取引されています。日中は手掛かり難から主要通貨は全般的に小動きでしたが、東京時間の終盤に実需とみられる大口のドル買い/円売りがみられ、ドルは上値を切り上げ、一時107.32円まで上昇しました。


<国内石油市場>
国内石油市場は大幅続落です。ドル・円相場が円高に振れて、NY原油が前日の東京市場の大引け時点と比べて下落していることから、各油種ともに売りが先行しました。夜間取引が後場に入り、さらに下落したことで一段安となりました。その後、製品は安値圏でのもみ合いで推移しましたが、原油は終盤にかけて夜間取引が引き締まりを見せたことで、下げ幅を縮小しました。NY原油8月限は午後2時半ころ136ドルを一時割り込みましが、その後、終盤にかけて一時136ドル台後半まで上昇しました。前日比は、ガソリンが2140~580円安、灯油が1840~1420円安、原油が1510~790円安です。


<国内貴金属市場>
金がまちまち、銀は総じて続伸です。金はNY高も円高に圧迫されて軟調に寄り付きましたが、後場にはドル建て現物相場の堅調などに支援されて期近2本がプラスサイドに切り返してまちまちとなりました。終盤に円が小幅安となったが、期先は戻りが鈍く前日の終値近辺で引けました。銀はNY高を引き継いで、総じて続伸しました。先限は630円台を維持して引けました。前日比は、金が1円安~18円高、金ミニが1円安~18円高、銀が6.1~11.0円高です。

白金系貴金属(PGM)は、反発です。白金はイランのミサイル試射などを受けてNY市場で上昇した流れを引き継いで買い優勢となりました。後場に入ると、株高に振れたことや原油軟調が上値を抑える要因となり上げ一服となったが、期近高や場中の円の反落に支援され、しっかりです。パラジウムもNY高を受けて反発した。薄商いのなか、おおむね2けた高です。前日比は、白金が37~80円高、パラジウムが7~15円高です。
Posted by スクイーズ - 2008.06.25,Wed
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み安です。作柄回復期待などを受けたシカゴ続落と円高、そして納会直前のNon大豆期近6月限が暴落して寄り付いたことから、Non大豆の期中4限月がストップ安に張り付くなど、軒並み急落して寄り付きました。その後、後場1節までは下げ幅を縮小しましたが、買い戻しが一巡するとまた下げに転じ、Non大豆は期中3本がストップ安に売られました。前日比は、Non大豆が4330円安で納会した6月限を除いて2000~1670円安、一般大豆は530~310円安です。

東京トウモロコシは反落です。為替が1ドル=107円台後半で小動きとなるなか、24日のシカゴが米産地の作柄改善などで急反落したことに圧迫されました。急落寄り後は下げ幅を縮小させる展開となりましたが、大引けで再び一段安となりました。大引けの前日比は、510~180円安です。


<外国為替市場>
 午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず、107円後半で取引されています。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を今夜に控え、市場では様子見ムードが高まるなか、米金融セクターに対する不安は依然としてくすぶり続けています。FOMCでは金利据え置きとの見方がコンセンサスで、市場の関心は同時に発表される声明文に集まっていますが、多くの市場参加者は、インフレ懸念と景気減速懸念を同時・均等に表明すると予想しているようです。


<国内石油市場>
国内石油市場は油種間でまちまちです。ガソリン・原油は安く、灯油は上昇しました。原油は、NY原油が前日の東京市場の大引けと比べて下落したことで安寄りしたが、夜間取引高で下げ渋りを見せた。ガソリンも軟調に推移しましたが、灯油は高納会の影響で夜間取引の引き締まりでプラスサイドに転じました。終盤は、各油種ともにもみ合いで推移しました。なお、NY原油の夜間取引は終盤にかけて137ドル台半ばまで上昇しました。納会を迎えた2008年7月限は、ガソリンが前日比840円安の9万3730円で安納会で、灯油は同810円高の11万0440円の高納会です。ガソリン・灯油ともに納会値としては過去最高となりました。受渡枚数はガソリンが1022枚、灯油は766枚です。納会した当限を除く前日比は、ガソリンが610~400円安、灯油が600~910円高、原油が190円安~20円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は、続落です。金はNY高となりましたが、ドル建て現物相場の下落を受けて売り優勢で始まりました。その後は米連邦公開市場委員会(FOMC)前の手じまい売りなどが出て下げ幅を拡大しましたが、後場に入ると、原油の下げ一服などにつられて値を戻しました。銀はNY安を引き継いで売り優勢となりました。2008年6月限の金が3078円、銀は572.0円でそれぞれ納会し、受渡枚数は、金が834枚、銀が239枚です。前日比は、金が12~1円安、金ミニが12~2円安、銀が13.8~5.4円安です。

白金系貴金属(PGM)は、軒並み下落です。白金は週明けに急落した流れを引き継いだNY安を受けて売り優勢で始まると、手じまい売りなどが出て下げ幅を拡大しました。ただ後場に入ると、原油の下げ一服などを背景に買い戻されて値を戻しました。パラジウムもNY安を受けて軒並み下落しました。2008年6月限は、白金が前日比131円安の6970円、パラジウムは同41円安の1600円で納会しました。受渡枚数は、白金が788枚、パラジウムが360枚です。納会限月を除いた前日比は、白金が131~49円安、パラジウムが41~23円安です。
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