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シカゴ、ロンドン、ニューヨークの商品市況、国内商品先物市場の石油市況・貴金属市況・穀物市況を報告。また、商品先物企業比較。
Posted by - 2024.04.29,Mon
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Posted by スクイーズ - 2009.01.31,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は前半はまちまちながらも、中盤以降は堅調に推移しました。今週末の南米では降雨見通しが出ているものの、予想ほどの雨量ではなさそうと伝えられたことがサポートとなりました。大豆3月限は9.5セント高の980.0で引けました。旧正月明け後の中国の動向にも期待があるようです。

コーンは前日のレンジ内の動きとなり、まちまちに推移。コーン3月限は2.75セント安の379.0セントで引けました。アルゼンチンでは、週末から来週頭にかけて降雨予報がでています。日本から21万トンの入札がありました。昨年11月のエタノール生産量は2000万バレルでした。

小麦は前半は一時堅調な動きとなるも、為替市場でのドル高/ユーロ安の影響より軟調に推移し、小麦3月限は10.0セント安の568.0で引けました。エジプトが18万トンの入札を行い、内訳は6万トンが米国、12万トンが仏産でした。


<NY原油市場>
米GDPが-3.8%と予想ほど悪くなかったことから、底堅い動きとなりました。原油3月限は0.24ドル高の41.68ドルで引けました。米大手製油所でのストの可能性があり、ガソリンの上昇が目立ちましたが、ストライクが起きれば精製の操業が止まるため、原油にとっては圧迫要因となります。


<NY貴金属市場>
欧米各国の中央銀行が大量の通貨発行を行い、貨幣価値の減少見通しより金買い人気は根強く、総じて上昇。金4月は21.9ドル高の928.4、銀3月は42.0セント高の1256.5、プラチナ4月は16.4ドル高の991.3で引けました。ソロス氏によるユーロ危機の発言よりユーロ安となるも、本日はドル高の影響は無視された形です。 
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Posted by スクイーズ - 2009.01.27,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は為替市場でのドル安、朝方の原油高を受けて軒並み高で始まるも、その後はブラジルの降雨見通しなどより一時は10ドルを割込む動きとなりました。大豆3月限は前日比変わらずの1009.0で引けました。週間輸出検証は3739万Buと予想範囲内でした。

コーンは高寄り後も堅調に推移し、一時6ドルの大台を抜け611まで上昇するも、その後はNY原油安などから上値重い展開となりました。小麦3月限は9.75セント高の592.50で引けました。アメリカ中西部から中部にかけての乾燥気候が懸念されています。アルゼンチンが輸出を停止するのではとの懸念もサポート視されました。


<NY原油市場>
中古住宅販売の予想外に好調だったことから前半は堅調な動きでしたが、後半は軟調な動きとなりました。原油3月限は0.74ドル安の45.73ドルで引けました。OPECによる減産は未だ価格に十分に織り込まれていないとの見方があり、この効果が表れるのは未だ先との意見もあります。

 
<NY貴金属市場>
ドル安や政府支出増大によるインフレ見通しなどを背景にNY金は900ドルの大台を探る動きとなりました。金4月は13.0ドル高の910.7、銀3月は17.0セント高の1211.0、プラチナ4月は15.9ドル高の973.9で引けました。また排ガス規制により触媒として使用されるプラチナへの需要増の思惑よりプラチナ高/パラジウム安となりました。 
 
Posted by スクイーズ - 2009.01.24,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆はアルゼンチンでの乾燥懸念がサポートとなり、堅調に推移し、中頃にかけては一段高となるも、引けにかけては軟化し、マイナスに転じました。大豆3月限は3.0セント安の1009.0で引けました。週間輸出成約は132.4万トンの好調でしたが、為替市場でのドル高や週末前のポジション調整が上値を重くしたようです。

コーンは予想を上回る輸出成約にサポートされ上伸するも、4ドル付近では抵抗にぶつかり、引けにかけては軟化しました。コーン3月限は3.0セント高の390.5セントで引けました。週間輸出成約は109万Buでした。ミシシッピ川北部に広がる氷結により物流が滞っていることが懸念されています。

小麦はファンドやローカル、コミッションハウスの買いにより取引開始から大幅急伸、しかし6ドルの大台には届かず、後半にかけては伸び悩みました。小麦3月限は16.0セント高の582.75セントで引けました。ナイジェリアへの35万トンの成約キャンセルが伝えられるも、あまり材料視されず、アメリカ中西部から中央部での寒波見通しが出ているものの、さほど懸念されていないようです。


<NY原油市場>
ドル高、株安などより朝方は一時軟調だったものの、OPECによる減産が予定通り行われており、供給減少の効果がまもなく出てくるとの思惑より堅調に推移。原油3月限は2.80ドル高の46.47ドルで引けました。米債券市場の下落が続いており、資金が金や他の商品にシフトしているとの指摘もあります。


<NY貴金属市場>
欧州での株安より金は質への逃避買いにテクニカル要因も加わり総じて急上昇となました。金2月は37.0ドル高の895.8、銀3月は57.5セント高の1194.0、プラチナ4月は23.1ドル高の958.0で引けました。金は900ドル付近では抵抗にぶつかっており、目先これを上抜けるかどうか、注目されるところです。
 
Posted by スクイーズ - 2009.01.23,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆はNY原油が一時大きく下押したことから、大豆も下押されるも、後半にかけては戻しました。大豆3月限は8.5セント安の1012.0で引けました。アルゼンチンでは週末に降雨見通しが出ており、かなりまとまった雨量が予想されています。エジプトは1万トンの大豆オイルを入札しました。

コーンは夜間取引では堅調だったものの、NYダウ安や朝方の原油の下落に伴い軟調な動きとなり、引けにかけては下げ幅を縮めました。韓国による入札が期待されています。コーン3月限は2.75セント安の387.5セントで引けました。アルゼンチンとブラジルでの週末の降雨予報が圧迫要因となりました。

小麦は景気後退の懸念もあり、取引開始から下押すも、560セント付近ではサポートされ、下げ幅は限られました。小麦3月限は5.0セント安の566.75セントで引けました。米冬小麦生産地での一部では乾燥気候が続いており、悪影響が懸念されています。


<NY原油市場>
原油在庫が610万バレル増と伝えられ、一時は40ドル割れを意識した動きとなるも、後半にかけては43ドル台まで回復する動きとなりました。原油3月限は0.12ドル高の43.67ドルで引けました。ガソリン、留出油ともに在庫は増えており、米石油消費量の低迷は続いています。

 
<NY貴金属市場>
欧米での株式市場の下落を受けて、質への逃避買いにより総じて堅調に推移。金2月は8.7ドル高の858.8、銀3月は4.0セント高の1136.5、プラチナ4月は7.3ドル高の934.9で引けました。米住宅着工高が50年来の低水準、失業保険申請件数は26年来の高水準となり、短期間での景気回復は難しいとの見方が大勢のようです。
 
Posted by スクイーズ - 2009.01.22,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の大幅下落への追随乏しく、ファンド買いやNY原油高などにサポートされて急反発となりました。大豆3月限は28.5セント高の1020.5で引けました。アルゼンチンでは来週再び高温乾燥見通しが出ていることや、急激なドル高が切り返したこともはやされました。来週は中国の旧正月により市場参加者は限られるとの見方です。

コーンは安寄りで始まるも、ファンド等による買いにサポートされて堅調に推移しました。コーン3月限は6.75セント高の390.25セントで引けました。今週の輸出検証は2600万Buでした。アルゼンチンでは、日曜日に降雨予報があるものの、その後、乾燥気候が続く見通しです。

小麦はエジプトが17.8万トンの小麦を入札し、そのうち6万トンが米国産だったことから、寄付きより値を伸ばし、堅調に推移。小麦3月限は21.75セント高の571.75で引けました。週間輸出検証は690万Buと予想を大きく下回りました。


<NY原油市場>
NYダウの反発より新オバマ政権への期待などから、商品市場全般が堅調な動きとなり、NY原油も上昇しました。原油3月限は2.71ドル高の43.55ドルで引けました。明日の在庫レポートでは原油は150万バレル増との見通しです。供給だぶつきの解消にはまだ時間がかかるとの見方もあります。

 
<NY貴金属市場>
最近の質への逃避買いも一服し、最近のドル高の影響より総じてまちまちに推移。金2月は5.1ドル安の850.1、一方銀3月は15.0セント高の1132.5、プラチナ4月は21.7ドル安の927.6で引けました。金は今月に入り800ドル後半から前半と大きく動いているものの、投資人気は根強く、下値は限られています。
 
Posted by スクイーズ - 2009.01.21,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆は寄付き直後は一時堅調だったものの、金融不安の再燃による急激なドル高、NY原油安などより後半にかけては大きく下押されました。大豆3月限は28.0セント安の992.0で引けました。アルゼンチンでは少量ながらも降雨が観測され、またブラジルでは乾燥地域でまとまった降雨が観測されたとのニュースも圧迫要因となりました。

コーンはファンド買いにサポートされて寄付き後は堅調に推移するも、ドル高やアルゼンチンでの降雨などより後半にかけては軟調な動きとなりました。コーン3月限は7.5セント安の383.5セントで引けました。大豆や小麦とのスプレッド絡みにより下げ幅は限られました。

小麦は軟調に始まり、その後はローカルやファンドの売り、ドル高により圧迫され軟調に推移、後半にかけては一段安となりました。小麦3月限は28.25セント安の550.0で引けました。中国での乾燥気候も懸念されている一方、インドでは豊作により輸出が再開するとの見方が出ています。


<NY原油市場>
本日納会の原油2月期は手仕舞い買いにより総じて堅調な動きとなるも、3月限以降は全て大きく下押す動きとなりました。主要限月の原油3月限は1.73ドル安の40.84ドルで引けました。昨年前半は投機的な買いによりマーケットは大幅上昇しましたが、昨今は投機的な売りにより下げが加速する傾向となっています。


<NY貴金属市場>
金融業界へのさらなる救済の必要性や、景気後退の拡大の見方などより質への逃避買いより金は堅調。金2月は15.3ドル高の855.2、一方銀3月は4.0セント高の1117.5、プラチナ4月は4.0ドル安の949.3で引けました。金融機関への多額の資金注入により将来的にインフレになるとの見方が金のサポートとなっています。
Posted by スクイーズ - 2008.12.19,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆はドルの反発を受け、取引開始は安寄り、その後も軟調な原油が圧迫しローカル、ファンドによる売りが先行するも、中盤からはプラスサイドに転じ続伸となりました。大豆1月限は前日比5.5セント高の869.5で引けました。輸出成約は約90万トン、累計実績は67.4%と中国による全体の92%を占める大量入札を受け、予想を大幅に上回りました。また本日更に11.6万トンの中国による大豆入札が伝えられました。

コーンは過去2週間で90セントもの上昇しており、テクニカル的に買われ過ぎとの見方が出ていること、ドル高、原油安を受けてほぼ軟調に推移しました。コーン3月限は前日比変わらずの388.0で引けました。週間輸出成約は61.2万トンでした。来週のクリスマスを前に既に商いは閑散モードとなっています。 


<NY原油市場>
前日の流れを引継ぎ取引開始から安寄り、OPECによる生産枠大幅削減が決定されるも石油需要減小は今後も供給減少を大幅に上回るとの見方から終始下落基調となりました。中心限月の原油2月限は前日比2.94ドル安の41.67ドルで引けました。来期世界石油需要は0.5%減の日量8530万バレル、消費量は0.2%減の日量約8570万バレルとの見通しです。明日は当限の納会日です。


<NY貴金属市場>
ロンドン市場ではドル安だったものの、その後ドルが堅調な動きとなり、総じて反落しました。金2月は7.9ドル安の860.6、銀3月は30.0セント安の1112.0、プラチナ1月は1.3ドル安の863.9で引けました。金は870~880ドル付近では抵抗にぶつかっており、また本日のNYダウの下落も圧迫要因となりました。
Posted by スクイーズ - 2008.12.16,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを引継ぎ取引開始は大幅高寄りとなるも、直後から薄商いながらもローカル、ファンドによる売りが先行し下落。終始軟調な動きとなりました。大豆1月限は前日比8.0セント安の846.0で引けました。輸出検証は約3440万Bu、累計検証は42.3%と事前予想範囲内となるも過去4週間最低となりました。全米油実加工業者協会は、11月期在庫を約20億ポンドと発表し予想範囲内となりました。

コーンはユーロ高、原油高を受けて軒並み高で始まるも、その後はNYダウ、原油の軟化に追随して、終始上値重い動きとなりました。コーン3月限は1.75セント高の375.25で引けました。週間輸出検証は2930万Buと前週よりも好調でしたが、平年と比べると依然として低調な状態が続いています。


<NY原油市場>
今週開かれるOPEC総会での更なる大幅減産の見通しを受け、前半は一時50ドル近辺まで値を伸ばすも、買われ過ぎの見方、またOPECによる日量200万バレルへの減産見通しは不十分との見方から後半では下落となりました。原油1月限は前日比1.77ドル安の44.51ドルで引けました。11月期工業生産高は0.6%減少、過去4ヶ月3度目の減少。中国精油産業は先月日量664万バレルに削減しています。

 
<NY貴金属市場>
先週に続いてユーロドルが大幅上昇となり、総じて急反発する動きとなりました。金2月は16.0ドル高の836.0、銀3月は39.0セント高の1062.0、プラチナ1月は17.1ドル高の839.2で引けました。明日のFOMCでは0.5%の利下げが見込まれており、50年来の低金利となる見通しがドル安の背景となっています。
 
Posted by スクイーズ - 2008.12.09,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は前週の売り優勢から一転し、取引開始から大幅高寄り、ドル安もサポートとなり買いが先行、またオバマ氏による雇用創出策を受けた、株式市場の急伸に追随し、更に値を伸ばしました。大豆1月限は前日比37.0セント高の820.5で引けました。輸出検証は約4700万Bu、累計検証は38.7%と予想範囲内となりました。

コーンはNY原油高、ドル安がサポートとなり、軒並み高で始まった後も、終始堅調に推移しました。コーン3月限は20.75セント高の330.0で引けました。週間輸出検証は2124万Buと事前予想をやや下回りました。今週木曜にはUSDAレポートの発表があり、当面はポジション調整が進むとも見られています。


<NY原油市場>
前週の大幅下落から一転し、オバマ次期大統領による景気回復への大規模な雇用創出策を受け、取引開始から高寄り、株式市場と共に商品市場は堅調に推移しました。原油1月限は前日比2.90ドル高の43.71ドルで引けました。


<NY貴金属市場>
オバマ次期政権による大規模な米景気刺激策への期待より、ドルが大きく下落し、NY原油、ダウの上昇に伴い、総じて大幅上昇となりました。金2月は17.1ドル高の769.3、銀3月は54.5セント高の997.5、プラチナ1月は56.1ドル高の843.3で引けました。本日も貴金属市場はドルとの逆相関、NYダウとは連動する動きとなり、引続き外部要因主導の動きとなりそうです。
Posted by スクイーズ - 2008.12.05,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は中国が米産大豆17.4万トン購入とのニュースもインパクト乏しく、安寄り後も小麦の大幅下落などに追随して軟調に推移しました。大豆1月限は19.0セント安の811.0で引けました。週間輸出成約は35.9万トンでした。当面は8ドルの大台をキープするかどうか注目されるところです。

コーンはメキシコが3日連続で11.5万トンの米産コーンを買付けるとのニュースにもかかわらず、安寄り後もファンド売りなどに押されて後半にかけては一段安となりました。コーン3月限は14.25セント安の334.0で引けました。週間輸出成約は38.7万と依然として低調で、NY原油が45ドル割れとなったことも圧迫しました。


<NY原油市場>
世界景気後退による石油需要の減少や、テクニカル要因などより45ドル割れの大幅続落となりました。原油1月限は3.12ドル安の43.67ドルで引けました。中国が景気後退となれば、25ドルまで下がるとの見方もありますが、当面は40ドル台を維持できるかどうか注目されます。


<NY貴金属市場>
ドル安にもかかわらず、NYダウの下落に追随して総じて軟調な動きとなりました。金2月は5.0ドル安の765.5、銀3月は7.0セント安の952.0、プラチナ1月は6.3ドル安の798.8で引けました。景気後退が明らかになっていることが株式市場を圧迫し、これに金も追随する形となっています。
Posted by スクイーズ - 2008.12.02,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを引継ぎ、取引開始から大きく安寄り、原油や金の急落に追随し、大幅下落となりました。大豆1月限は前日比37.0セント安の846.0で引けました。アルゼンチン産地では週末恵みの雨が伝えられたことも圧迫要因との見方です。週間輸出検証は約3750万Bu、累計検証は30.6%と事前予想範囲内となりました。

コーンはNY金、原油、ダウの急落を受け、安寄り後も下げ幅を拡大する動きとなりました。コーン3月限は17.0セント安の348.75で引けました。週間輸出検証は3258万Buでした。生肉市場からの飼料用需要が急減しており、穀物市場全般の上値を重くしています。

小麦は中国での増産見通しのニュースや、商品市場全般の下落に押されて、軒並み安で始まり、終始軟調に推移しました。小麦3月限は前日比33.25セント安の528.0で引けました。週間輸出検証は1980万Buと、5年平均の50.4%と比較すると累積は61.2%となっています。オーストラリア小麦地帯の大雨で一部の作物に悪影響が出ている模様です。


<NY原油市場>
先週開かれたOPEC総会では生産枠削減の決定が先送りになったことを受け、取引開始から安寄り、終始軟調な動きを見せ7月より66%の下落、50ドル台を割込む大幅下落となりました。原油1月限は前日比5.15ドル安の49.28ドルで引けました。


<NY貴金属市場>
先週はテクニカル要因より急伸した金も、本日は原油、株安などに圧迫され、手仕舞い売りやストップロスの売りに押されて急反落となりました。金2月は42.2ドル安の776.8、銀3月は85.0セント安の938.0、プラチナ1月は72.4ドル安の809.9で引けました。先週の急上昇に対する調整との見方もありますが、市場は引続き株式市場などの動向に左右されそうです。
Posted by スクイーズ - 2008.10.10,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は明日の需給報告を前にポジション調整が行われ、ショートカバーによる買戻しが見られ堅調な動きとなり続伸となりました。大豆11月限は前日比16.0セント高の980.0で引けました。週間輸出成約は約60.2万トン、累計成約は40.6%と事前予想を上回りました。

コーンは夜間取引の流れを引継ぎ、堅調に推移しました。原油価格の下落とドル高が圧迫要因となるも、明日のUSDAレポートを前にポジション調整が進んだ模様です。コーン12月限は10.75セント高の438.25で引けました。最近の価格下落を受けて、対外輸出量が増えていることもサポートとなっているようです。

小麦は取引開始は大幅高寄りとなったことを受け、ローカル、取引員筋による売りが広がり、薄商いだったこともあり軟調に推移しました。小麦12月限は前日比3.25セント安の604.75で引けました。週間輸出成約は約56.6万トン、累計成約は64.5%と事前予想を上回りました。


<NY原油市場>
世界景気の減速の見通しが引続き圧迫要因となり、終始軟調に推移しました。原油11月限は2.36ドル安の86.59で引けました。OPECが11月の特別総会にて減産を実施するのではとのニュースも材料視されず、引き続き株式市場の下落に連動した動きとなっています。


<NY貴金属市場>
為替市場でのドル高の影響より今週の連続上昇も一服感が広がり、NY金は軟調に推移しました。金12月は20.0ドル安の866.5、一方銀12月は10.3セント高の1187.5、プラチナ1月は31.6ドル高の1043.7で引けました。本日は午後に入り、NYダウが急続落しており、金もその後は反発する動きに転じています。
 
Posted by スクイーズ - 2008.10.09,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の動きを引継ぎ開始から高寄り、その後も大豆オイルが原油、パームオイルと共に軟調に推移する中、大豆、大豆ミールは終始堅調な動きを見せ、大幅続伸となりました。大豆11月限は前日比38.0セント高の964.0で引けました。金曜発表の需給報告では収量減少なるも需要低下により期末在庫は増加となるとの見通しです。アルゼンチン生産者によるストは本日で終了するも依然として問題解決していません。ブラジル当局は08/09年度収量を6010万トンと前年よりやや上方修正しました。

コーンは小麦、大豆とのスプレッド絡みでさらに下押しの動きが予想されましたが、持ち直す動きを見せました。コーン12月限は10.5セント高の427.5で引けました。米中西部の乾燥という見通し、南アでのコーン推定収穫量が下方修正されたことも一因となっているようです。

小麦は軟調となった夜間取引、米欧州中央銀行が利下げを発表したことを受け、取引開始は安寄りとなるも、下落がローカル、取引員筋、またファンドの買いを誘い堅調に推移、また小麦生産者が作付け面積縮小、より利益高の穀物に乗り換えるとのニュースもサポート要因と見られています。小麦12月限は前日比4.75セント高の608.0で引けました。アルゼンチン産地では凍結観測が伝えられ、作況への悪影響が懸念されています。


<NY原油市場>
夜間取引では金融危機の不安増大より一時急落し、その後協調利下げを受けて安値より回復するも、原油在庫が812万バレル増と予想以上の積み増しとなったことから、上値は限られました。原油11月限は1.11ドル安の88.95で引けました。石油需要の減退が在庫増の背景となっており、このまま景気後退が進むようであれば、さらなる下落もありうるとも言われています。


<NY貴金属市場>
協調利下げが行われ、世界規模の金融不安は未だ収まっていないとの見方より、金は900ドルの大台を回復しました。金12月は24.5ドル高の906.5、銀12月は39.2セント高の1177.2、一方工業品としての需要減の見通しよりプラチナ1月は8.6ドル安の1012.1で引けました。当面は最近の高値920ドルが金の抵抗となりそうです。
Posted by スクイーズ - 2008.10.08,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを引継ぎ、取引開始から高寄り、その後もファンドによる売りも少なく、夜間取引で回復を見せたパームオイルがサポートとなり終始堅調に推移しました。大豆11月限は前日比4.0セント高の926.0で引けました。大豆の価格下落、輸送燃料費高を受けブラジル当局は生産量縮小するのではとの見方があります。今週の米大豆収穫は降雨予測によりやや遅れるとの見方です。

コーンはドル安、NY原油高にサポートされて朝方は一時堅調だったものの、その後は小麦とのスプレッド絡みにより下押す動きとなりました。コーン12月限は7.0セント安の417.0で引けました。米中西部での収穫が順調との見方、南アのコーン輸出急増などが上値を重くしています。

小麦は前日の急落からの調整として、テクニカル買い見られ開始から高寄り、その後も軟調なユーロドル、堅調な原油がサポートとなり堅調に推移しました。小麦12月限は前日比8.0セント高の603.25で引けました。エジプト当局が小麦11万トン入札、米小麦、露小麦を各々半分買付けたとのことです。アルゼンチン産地では本日まで霜の恐れがあり、豪産地では継続する乾燥により品質低下が懸念されています。


<NY原油市場>
最近の原油価格の下落傾向を受けてOPECが減産を実施するかもしれないとの思惑が広がり、NY原油は反発、11月限は2.25ドル高の90.06で引けました。イラン上空での飛行機が強制着陸させられたとのニュースより一時大きく値を伸ばすも、世界景気の後退見通しより高値より下押す動きもあるなど、依然として不安定な動きとなっています。


<NY貴金属市場>
世界金融市場の危機への不安、為替市場でのユーロ反発などよりNY金は続伸しました。金12月は15.8ドル高の882.0、銀12月は9.5セント高の1138.0、プラチナ1月は34.2ドル高の1020.7で引けました。オプション市場では1000コールの買い人気が集まっており、引続き事態への不透明感が金のサポートとなっています。
Posted by スクイーズ - 2008.10.07,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを引継ぎ、取引開始から大幅に安寄り、その後も一時ローカル、取引員筋による買いが見られる場面もあるも、薄商い、またユーロドルの急伸、周辺市場の急落が波及しストップ安に張り付きました。大豆11月限は前日比70.0セント安の922.0で引けました。週間輸出検証は1220万Buと前週よりやや増加したものの依然として事前予想を大幅に下回りました。本日18.5万トンの仕向け先不明の大豆の入札が伝えられました。

コーンは他の商品同様に夜間取引の流れを引継ぎ、急落して始まり、引けにかけてはストップ安に張り付きました。コーン12月限は30.0セント安の424.0で引けました。本日のストップ安は明日より45セントに拡大される予定です。当面は4ドル割れもありそうです。

小麦は夜間取引の流れを引継ぎ、取引開始から大幅下落、その後も周辺穀物市場が圧迫要因となり終始軟調に推移しました。小麦12月限は前日比45.0セント安の595.25で引けました。アルゼンチン産地では週末にかけて凍結が観測され小麦に悪影響が見られるのではと懸念されています。週間輸出検証は2590万Buとここ最近では最大の記録となりました。累計検証は45.2%となりました。


<NY原油市場>
米国及び、世界的な景気後退の見通しより、NY原油は90ドルの大台を割り込みました。原油11月限は6.07ドル安の87.81で引けました。欧州での信用収縮は米国よりも深刻な事態とも言われ、このネガティブなセンチメントは当面続きそうです。


<NY貴金属市場>
世界規模での金融不安拡大により、安全資金の逃避先として金買いが優勢となるも、銀、プラチナはまちまちでした。金12月は33.0ドル高の866.2、銀12月は4.0セント安の1128.5、プラチナ1月は20.7ドル高の986.5で引けました。米金融安定化が信用市場への急速な問題解決とならないとの見方、欧州でも金融恐慌が広がりつつあることなど、依然として事態は混迷が続きそうです。 
Posted by スクイーズ - 2008.10.04,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の動きの流れを受け、取引開始から安寄り、その後も手仕舞い売りが引続き見られ、安定化法案可決、アルゼンチン生産者による6日間のストが本日より開始されたニュースが流れるも終始軟調、10ドルの大台を割り続落となりました。大豆11月限は前日比12.0セント安の992.0で引けました。

コーンは今週は週を通じて下げが続きましが、本日は週末を前に高寄りの後も堅調に推移しました。コーン12月限は前日比変わらずの454.0で引けました。引けにかけてはNYダウの急激な軟化の影響により下げ幅を大きく縮めました。産地では降雨見通しによる収穫遅れが懸念され、ファンド買いも目立ちました。

小麦は前日の大幅急落から一転し、取引開始から高寄り、654台の高値をつけるなど週末に向けてのショートカバーによる買いが見られ終始堅調に推移しました。本日行われた米下院による金融安定化法案、修正案の採決により可決されたことがサポートとの見方です。小麦12月限は前日比4.25セント高の640.25で引けました。しかし法案可決となるも、ドル高を食い止められておらず、状況は混迷しているようです。


<NY原油市場>
NYダウが一時300ポイント近い上昇を見せるも、下院可決後にはダウが失速し、NY原油も下押す動きとなりました。原油11月限は0.09ドル安の93.88で引けました。米国での信用収縮による借入コストの増大より、石油需要も落ち込んでおり、法案可決後も景気後退は避けられないとの見方が根強いようです。

 
<NY貴金属市場>
朝方のユーロ安、株高による手仕舞い売りに押され、NY金は軟調に推移しました。金12月は11.1ドル安の833.2、一方前日急落した銀12月は20.5セント高の1132.5、プラチナ1月は20.8ドル安の965.8で引けました。今週後半は安全資産の逃避先として買われた分の手仕舞いが目立ちましたが、依然として質への逃避としての買いは根強いようです。
Posted by スクイーズ - 2008.10.03,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆はドルの急伸を受け、商品需要低下が懸念され、大豆を含め商品市場全般が軟調に推移し、大豆は開始から大幅安、11ヶ月ぶり安値を記録するなど前日の動きから一転して大幅に急落しました。大豆11月限は前日比49.0セント安の1004.0で引けました。週間輸出成約は47.1万トン、累計成約は38.4%となりました。

コーンは商品市場全般の下落が目立ち、軒並み安で始まった後も、大豆同様に下げ幅を拡大し、引けにかけてはストップ安に張り付きました。米株式市場が引き続き下押し、世界的な景気後退の懸念が圧迫要因となっています。コーン12月限は30.0セント安の454.0で引けました。週間輸出成約は56.8万トンと予想通りでした。

小麦は原油の大幅続落、軟調な金に追随し、周辺穀物市場と共に取引開始から安寄り、ファンドによる手仕舞い売りが広がり、終始軟調な動きとなり大幅続落となりました。カナダ産小麦収量予想は約2700万Buと豊作の報告を受け、更なる輸出競争の激化が予想されます。小麦12月限は前日比33.75セント安の636.0で引けました。2008/09年度週間輸出成約は約67.2万トン、累計成約は62.7%と、先週の減少から一転して事前予想を大幅に上回りました。


<NY原油市場>
前日に続いてユーロ/ドルの大幅続落の影響よりNY原油も大きく下押す展開となりました。原油11月限は4.56ドル安の93.97で引けました。金融安定化法案が米景気後退を食い止めることは出来ないとの悲観的な見方が出ており、株式、為替市場同様に、当面は不透明感が強く、不安定な動きが続きそうです。


<NY貴金属市場>
欧州市場ではクレジットクランチが深刻な状況が続いており、ユーロが対ドルで大幅下落となり、これを受けてNY金は急落しました。金12月は43.0ドル安の844.3、銀12月は165.0セント安の1112.0、プラチナ1月は56.5ドル安の986.6で引けました。またこれまでのドル売りの買い戻し、商品市場全般の手仕舞い売りが圧迫要因となりました。
Posted by スクイーズ - 2008.10.02,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆の終値の前日比は、期近2限月が8.00~8.25セント高、その他の限月は変わらず~8.50セント高です。11月限は反発です。売り過剰感の台頭や金融安定化法案は可決に向かうとの見方で上昇したあと、ドル高・原油安を嫌気して値を消しましたが、前日の安値を維持したことや単収報告が予想を下回ったことからプラスに切り返しました。

 コーンの終値の前日比は、期近2限月が3.50セント安、その他の限月は6.25~2.50セント安。12月限は続落です。売り過剰感で上昇したが、5ドルで頭打ちとなって反落に転じ、ドル高・原油安で前日の安値を下回りました。大豆高や輸出需要の高まりでプラスに浮上しましたが、金融不安の再燃や弱気の天気を嫌気してマイナスに転落しました。


<NY原油市場>
米国在庫の大幅増加に加え、金融市場の混乱が世界的な景気減速とエネルギー需要の減少を招くとの思惑が相場の下押し圧力となり、反落しました。米国産標準油種WTIの中心限月11月物は一時1バレル=95ドル台まで急落です。その後買い戻されましたが、前日終値比2.11ドル安の98.53ドルで引けました。


<NY貴金属市場>
前日の大幅安を受け、ファンド筋や投機筋の安値拾いの買いに反発して終了しました。中心限月12月物は1オンス=887.30ドルと前日終値(880.80ドル)比6.50ドル高で終了です。立会取引のレンジは、876.50&898.50ドルです。
Posted by スクイーズ - 2008.09.30,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の流れを引継ぎ、注目される金融危機が更なる景気後退へ繋がるのではとの懸念から、取引開始から売りを先行させ大幅安に寄付き、その後も原油の急落を受け続落、大幅ストップ安に張り付きました。大豆11月限は70.0セント安の1094.0で引けました。週間輸出検証は先週より大幅増加の750万Buとなるも事前予想を依然大幅下回っています。収穫の時期に入っている産地もあるも悪天候が続いており品質低下が懸念されているも、国内消費量も低下しており明日の四半期在庫報告が注目されます。


コーンは米中西部での順調な収穫見通し、米国及び世界の金融市場での金融危機の心理により、軒並み安で始まり、大豆同様にストップ安に張り付きました。一部の収穫遅れは指摘されているものの、産地の天候は良好との見通しです。明日は四半期在庫レポートの発表が予定されていますが、引続き金融安定化の動向に左右されそうです。

小麦は先週に引続き金融市場の混乱が市場の注目を集め、大幅原油安などを受け大豆、コーンと共に、軒並み大幅安に寄付き、その後も取引員筋によるストップロス売りが広がり急落となりました。小麦12月限は前日比48.0セント安の668.0で引けました。ファンダメンタルなニュースでは、乾燥が続いていた豪産地等南半球産地で作況改善に繋がる降雨量が観測されたことも圧迫要因との見方です。週間輸出検証は2220万Buと先週より減少となるも、累計検証は42.4%と事前予想を上回りました。 

<NY原油市場>
欧州では幾つかの大手金融機関の救済が伝えられるも、金融不安は収まらず、NY原油は100ドルの大台を割込み、金融安定化法案の否決が伝えられると一段安となりました。原油11月限は10.52ドル安の96.37で引けました。信用市場での収縮は、商品市場でも免れないとの見方もあり、当面はさらなる下押しがありそうです。


<NY貴金属市場>
米金融安定化法案が下院で否決され、他の商品市場とは違って金のみが一時900ドル台を探る急伸ぶりとなりました。金12月は5.9ドル高の894.4、一方銀12月は47.8セント安の1302.5、プラチナ1月は38.2ドル安の1084.9で引けました。金融不安は欧州市場にも拡大しており、当面は引続き荒い動きとなりそうです。
Posted by スクイーズ - 2008.09.28,Sun
<シカゴ穀物市場>
大豆は米議会での金融救済案の審議が難航しており、NY原油安にも圧迫されて軟調な動きとなりました。大豆11月限は19.0セント安の1164.0で引けました。景気後退による需要減の懸念、来週にかけての中西部での好天見通しもマイナス要因となりました。来週にかけては収穫ピッチが上がり、引続き上値重い動きも見込まれています。

コーンは今週は産地での霜の懸念により一時上昇したものの、霜による被害は最小限となりそうとの見方が出ており、また大豆同様に金融救済案の審議が混乱していることも圧迫して、安寄り後も一段安となりました。コーン12月限は15.25セント安の543.0で引けました。米住宅市場の悪化が目立っており、商品市場全般への悪影響が懸念されています。

小麦は政府の7000億ドルを投じる救済策効果への疑いが広がり、原油の下落など市場全体が軟調な動きとなり、それに伴い、小麦も手仕舞い売りが広がり大幅下落となりました。また産地の天候は作付けに適した良好な天候が続いていることも圧迫要因との見方です。小麦12月限は前日比20.25セント安の716.0で引けました。来週火曜日には四半期在庫報告が発表されるも、金融市場の動向が注目されるとの見方です。


<NY石油市場>
金融救済策の通過が予想されるも共和党の反対表明を受け、最終決断は来週に持ち越しとなり軟調に推移、周辺市場と共に下押されました。原油11月限は前日比1.13ドル安の106.89ドルで引けました。米GDP確定値は2.8%へと下方修正され、景気低迷が懸念されています。


<NY貴金属市場>
米議会での審議が難航しているとのニュースよりNYダウが一時軟調な動きとなり、質への逃避として金は反発。景気後退による需要減の見方よりプラチナは大幅続落となりました。金12月は6.5ドル安の888.5、銀12月は22.8セント高の1350.3、プラチナ1月は68.1ドル安の1123.1で引けました。議会での審議可決については楽観的な見方もあるものの、マーケットは錯綜するニュースに敏感になっているようです。
Posted by スクイーズ - 2008.09.26,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は軟調に始まるも、米金融救済案は議会を通過しそうな見通しより一時プラスサイドを探るなど、底堅い動きとなりました。模様眺めのムードもあり、ファンドの動きはあまり目立ちませんでした。大豆11月限は4.0セント安の1183.0で引けました。週間輸出成約は61.2万トンでした。

コーンは安寄りで始まり、米議会の動向が注目される中、比較的落ち着いた動きとなりました。週間輸出成約は54.7万トンとなり、08/09の累積コーン売上高は25.5%と米農務省の予想をやや上まり、これがコーンをサポートする形となりました。国際穀物理事会は世界コーン生産量を以前の予測より300万トン下方修正し、7億7100万トンと推定を発表しました。アルゼンチンでは政府と生産者の間で緊張が高まっている様子で、同国政府はコーンの輸出停止を行いました。12月限コーンは4.75セント安の558.25セントで引けました。

小麦は取引開始はローカルの売りが見られ安含むも、テクニカル買いがその後広がり、米政府救済策承認による原油の続伸もサポートとなり、堅調に推移しました。小麦12月限は前日比6.0セント高の736.25で引けました。週間輸出報告は累計成約60.3%と事前予想を上回るも、約29.4万トンとここ数週間の記録と比べ大幅減少となりました。IGCの世界生産量予想は前回から400万トン増の7.76億万トンとなりました。


<NY原油市場>
米政府による景気救済策が承認されたことを受け、ガソリンと共に堅調に推移しました。またガソリン備蓄量が約600万バレル減の約1.79億万バレルと、1967年来最低の記録となったこともサポート要因との見方です。ナイジェリアの軍事勢力による原油施設攻撃は拡大しており、今後の供給が懸念されます。原油11月限は2.29ドル高の108.02で引けました。


<NY貴金属市場>
米株が急伸し、最近の安全資金の逃避先として買われた分の手仕舞い売りが広がり、軟調に推移しました。金12月は13.0ドル安の882.0、銀12月は16.5セント安の1327.5、プラチナ1月は39.8ドル安の1191.2で引けました。金融システムへの不安が和らぎつつあるのが、手仕舞い売りの背景となっています。
 
Posted by スクイーズ - 2008.09.25,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆の終値の前日比は、期近2限月が変わらずで、その他の限月は1.50セント安~17.00セント高です。11月限は変わらずです。ドル安や原油高をはやして12ドルを突破しましたが、ドルの反発や原油の反落、FRB議長の景気減速見通しや、早霜懸念の後退も圧迫要因です。ただ、需給ひっ迫や金融市場が不安定なことから、押し目買いで回復しました。

コーンの終値の前日比は、期近2限月が2.50~2.75セント高で、その他の限月は2.75~4.25セント高、12月限は続伸です。ドル安や原油高をはやし、7営業日ぶりの高値に値を飛ばしたあと、ドル反発や原油の急反落を嫌気してマイナスに転落しましたが、単収に対する不透明感やテクニカルな押し目買いでプラスサイドに切り返しました。


<NY原油市場> 
米国在庫の減少幅が予想に比べて小幅にとどまったほか、金融市場の混乱が一段の景気減速とエネルギー需要の縮小を招くとの思惑から売り優勢となりました。米国産標準油種WTIの中心限月11月物は前日終値比0.88ドル安の1バレル=105.73ドルに続落して引けました。


<NY貴金属市場>
金は朝方の上伸分を徐々に取り崩し、中心限月12月物は1オンス=895.00ドルと前日終値(891.20ドル)比3.80ドル高で終了した。立会取引のレンジは、891.50─907.00ドル。

Posted by スクイーズ - 2008.09.23,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆はドル安、NY原油高がサポートとなり、軒並み高で始まった後も終始堅調に推移しました。大豆11月限は61.5セント高の1205.0で引けました。また米中西部では10月初めに気温低下の見通しが出ており、霜の懸念があることもサポートとなった模様です。週間輸出検証は120万Buと過去4年で最低の水準でした。

コーンは原油の大幅高とドル急落などにサポートされて、大豆同様に底堅い動きとなりました。ウォール街での緊急援助がドル安を引き起こし、インフレの可能性を増すという懸念もあります。週間輸出検証は3310万ブッシェルとなり、累積検査量は過去5年平均の5.5%を下回る3.9%でした。現物市場では大きな動きはない模様です。12月限は16.25セント高の558.5で引けました。

小麦は米政府による金融市場への救済、ユーロドルの大幅安がはやされ、原油、貴金属が急伸、それを受け周辺穀物市場と共に取引開始から大幅高、その後も一時は7.50ドル台を探るなど、堅調に推移しました。ファンダメンタル要因としては、アルゼンチン産地で続く乾燥がサポートとなりました。小麦12月限は前日比19.75セント高の737.75で引けました。週間輸出検証は2920万Bu、累計検証は40.0%と事前予想を大幅に上回りました。


<NY原油市場>
度重なる米政府の金融市場への救済が予算不足へ繋がるのではとの懸念よりユーロドルが2001年以来の上げ幅を記録したことを受け、貴金属と共に急伸、原油10月限は一時は130ドル台まで急騰、その他限月は6ドル台の上昇となりました。売り方のショートカバーがかなり進んだ模様です。主要限月の原油11月限は前日比6.62ドル高の109.37で引けました。


<NY貴金属市場>
NYダウが急反落となり、依然として質への逃避としての金への需要が旺盛なこと、ユーロやNY原油の急上昇がサポートとなり、金は900ドルの大台を探りました。金12月は44.3ドル高の909.0、銀12月は97.5セント高の1345.0、プラチナ10月は88.8ドル高の1235.8で引けました。依然として金融市場を取巻く先行き不安が金のサポートとなっている模様です。
Posted by スクイーズ - 2008.09.20,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを受けて高寄り後、一時下押す場面はあるも、米当局による不良債権の処理計画をはやした商品市場全般の上昇にサポートされました。大豆11月限は27.5セント高の1143.5で引けました。米産地では温暖乾燥見通しとなっており、早いところでは収穫が進んでいる模様です。

コーンは米国、及び世界株式市場が急上昇となり、信頼の回復や原油高の影響により、コーンも堅調な動きとなりました。また前日からのアルゼンチンの輸出登録停止がサポートとなりました。米中西部では霜などの見通しはなく、天候は当面安定しています。コーン12月限は15.0セント高の542.25で引けました。

小麦は取引開始から軒並み高で始まり、一時ローカルの売りにより下押される場面もあるも、公的資金で不良債権処理を行う意向が伝えられたことがはやされ、前日に続いて大幅上昇の株価、原油高に追随し、軒並み高となりました。小麦12月限は前日比25.25セント高の718.0で引けました。ロシア当局は今期収量予想を9500万~1億トンとし、事前予想範囲内となりました。


<NY原油市場>
米政府による経済危機救済の方針を受け、株価指数の大幅続伸に追随し、石油需要増加へのサポートとなるのではとの見方から6ドル以上の急伸となりました。またハリケーン、ナイジェリアでの石油施設への攻撃による生産量減少もサポートとの見方です。原油10月限は前日比6.67ドル高の104.55ドルで引けました。

 
<NY貴金属市場>
過去2日間の資金の逃避先としての金買いが一巡し、米株式市場が急上昇となったことから、手仕舞い等の売りに押されて軟調に推移しました。金12月は32.3ドル安の864.7、銀12月は22.5セント安の1247.5、一方プラチナ10月は9.4ドル高の1147.0で引けました。一時は830ドル以下まで急落する動きもありましたが、NY原油の急伸にサポートされ、底堅い動きとなっています。 
Posted by スクイーズ - 2008.09.19,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は週間輸出成約は41.1万トンと予想を上回ったものの、金融市場を取巻く不安を背景としたファンド売りに圧迫されて軟調に推移しました。大豆11月限は23.0セント安の1116.0で引けました。為替市場でのドル高も圧迫要因となった模様です。

コーンはファンド売りによって大きく安寄りとなりました。週間輸出成約は旧穀が32.5万トンで、新穀が30.3万トンでした。アルゼンチンでは国内需要の確保のため本日コーンの輸出登録をストップしましたが、マーケットへの影響は限定的でした。コーン12月限は26.75セント安の527.25で引けました。

小麦は夜間取引の流れを引継ぎ、周辺穀物、原油、金と共に軒並高で始まるも、ローカル、取引員筋、ファンドによる売りが広がり軟調に推移、前日の急伸から一転し、コーン、大豆と共に大幅反落となりました。小麦12月限は前日比33.0セント安の692.75で引けました。週間輸出成約は約63.2万トン、累計成約は59.2%と引続き事前予想を大幅に上回りました。アルゼンチン産地では恵みの雨の予報が伝えられる一方、豪産地では乾燥予測が伝えられています。


<NY原油市場>
米政府によるAIG救済のニュースを受けドル安が進み、原油など商品市場に投資家が集中したことにより一時100ドル台を探るも、その後は一時マイナスに転じるなど不安定な動きとなりました。継続するナイジェリア武装勢力によるパイプラインへの攻撃が現地石油生産を妨げていることもサポート要因との見方です。原油10月限は前日比0.72ドル高の97.88ドルで引け増した。


<NY貴金属市場>
前日の急伸に対する追随買いにサポートされ、金は一時900ドル台を探るなど続伸する動きとなりました。金12月は46.5ドル高の897.0、銀12月は102.5セント高の1270.0、プラチナ10月は51.3ドル高の1137.6で引けました。資金逃避先としての買いにより過去2日間は急激な上昇となり、目先は荒い動きが続きそうです。
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