忍者ブログ
シカゴ、ロンドン、ニューヨークの商品市況、国内商品先物市場の石油市況・貴金属市況・穀物市況を報告。また、商品先物企業比較。
Posted by - 2024.05.16,Thu
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by スクイーズ - 2008.09.18,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆の終値の前日比は、期近2限月が14.00~15.00セント高、その他の限月は11.00~17.00セント高です。11月限は急反発。時間外取引で買いが上回ったあと、株価急落によるリスク回避や早霜懸念の後退でマイナスに転落しましたが、株価急落による安全への逃避買い殺到で金が暴騰したため、時間外取引の高値を上回りました。

 コーンの終値の前日比は、期近2限月が19.75~21.75セント高、その他の限月は17.00~20.50セント高です。12月限は急反発。時間外取引で上昇したあと、信用不安や株価急落によるリスク回避で値を消しましたが、金の暴騰やドル安・原油高を好感し、買い戻しやテクニカル買いを誘って時間外取引の高値を突破しました。


<NY石油市場>
米原油在庫の大幅減少やドル安の影響を受けて急反発しました。11月限は5.94ドル高の96.96ドルで終了です。米エネルギー情報局(EIA)の発表によると、9月12日までの1週間の原油在庫は前週比630万バレルの減少です。ガソリン在庫も330万バレルの取り崩しとなり、過去最低の水準に落ち込みました。


<NY貴金属市場>
NY金市場は大幅反発です。金融市場の混乱を受けた質への逃避による買いが殺到し、大幅反発しました。中心限月12月物は、終値ベースでみた立会取引での1日の上げ幅としては1980年1月29日に記録した64ドルを大きく上回り、過去最大です。立会取引レンジは784.00から;851.00ドルです。その後も騰勢は収まらず、時間外では一時90ドル超高となりました。
PR
Posted by スクイーズ - 2008.09.17,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆の終値の前日比は、期近2限月が55.50~55.00セント安、その他の限月は62.00~54.00セント安です。11月限は大幅続落です。売りが先行したあとも、米国の金融不安によるリスク回避の流れに巻き込まれ、5カ月半ぶりの安値に沈みまし。南部の収穫遅れや中西部の洪水などの強材料がありましたが、弱気の外部要因が上回りました。

 コーンの終値の前日比は、期近2限月が30.00~29.75セント安、その他の限月は30.00~24.00セント安です。12月限はストップ安です。時間外取引で上昇しましたが、ドル高や原油安、世界の株価安を嫌気したリスク回避の手じまい売りでストップ安に張り付きました。産地の洪水は支援材料ながら、金融不安による換金売りが圧倒しました。


<NY原油市場>
NY原油市場は急落です。米金融不安で信用収縮が広がって景気が一段と悪化するとの懸念が強まり、10月物は一時1バレル=90.51ドルをつけ、中心限月としては7カ月ぶりの安値を記録しました。 米証券大手リーマン・ブラザーズの破綻に続き、AIGが資金繰り難に陥ったことを受け、金融機関の連鎖破綻に対する懸念が広がりました。株式などの損失を穴埋めするために比較的利益の出ている商品相場に売りが出たとの指摘もあったようです。11月物は4.67ドル安の91.02ドルで引けました。


<NY貴金属市場>
NY金は3日ぶりに反落です。ドル高や原油安に加え、最近の上昇を受けた利食い売りが出ました。過去2営業日で大幅に上伸したことを受けて利食い売りが大量に出たほか、前日の米株下落で投資家心理が一気に冷え込み、資金を確保しようと金を手じまう動きも見られました。
Posted by スクイーズ - 2008.09.16,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は先週末に米上陸したハリケーンの影響による一部洪水、強風などで被害が出た模様と伝えられ、一時底堅い動きとなるも、ドル高やNY原油の急落の影響が大きく、軟調に推移しました。大豆11月限は23.0セント安の1179.0で引けました。当面は原油、為替など外部要因に左右される動きが続きそうです。

コーンは夜間取引では軟調に推移するも、ハリケーンによる被害などの懸念も出ており、後半にかけてはプラスサイドで推移しました。リーマン社の破綻による手仕舞い売りも指摘され、商品指数は今年2月以来の低水準となりました。コーン12月限は1.25セント安の562.0セントで引けました。

小麦はリーマンブラザーズの破産法適用申請を受け、取引序盤は原油、コーンに連動し一時軟調に推移する場面もあるも、ここ最近の下落からの回復を図るようにショートカバーによる買戻しが見られ、一時は739台まで上昇するなど堅調な動きとなりました。小麦12月限は前日比7.75セント高の727.0で引けました。


<NY原油市場>
リーマンブラザーズの破産法適用申請を受け、取引開始から100ドルを割りこみ、その後もアイクによる湾岸精油施設への被害が回避されたこと、米政府が石油備蓄を一部開放したことも圧迫要因となり7ヶ月ぶりの安値をつけるなど、終始軟調に推移しました。原油10月限は前日比5.47ドル安の95.71で引けました。

 
<NY貴金属市場>
リーマン、メリル、AIGなどのニュースより金融不安が広がり、他の商品とは対照的に質への逃避として、金買いが進む動きとなりました。金12月は22.5ドル高の787.0、銀12月は34.0セント高の1113.5、一方プラチナ10月は34.3ドル安の1176.2で引けました。NY原油の急落や、ドル高、株式市場での追証に対する金売りの指摘もあり、金の当面の戻りは限られるとの意見もあります。
 
Posted by スクイーズ - 2008.09.13,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は本日納会の9月限が2ドル以上も急上昇するなど、ドル安などもサポートとなり、軒並み高で始まるも、その後は上値が抑えられる動きとなりました。大豆11月限は26.0セント高の1202.0で引けました。USDAレポートではイールド、推定収量ともに下方修正されましたが、予想範囲内でした。

コーンはドルの大幅下落と原油高により軒並み高で始まり、米農務省の発表にサポートされ、大幅上昇となりました。2008/09年度のコーンイールドは下方修正され、期末在庫は、昨年度の15億760、先月の11億3300万よりもさらに低く10億1800万ブッシェルと伝えられました。これは95/96年度以来2番目に低い数値です。コーン12月限は30セントのストップ高の563.25セントで引けました。

小麦はドル安、堅調なコーン、大豆に追随し、取引開始から急伸するも、需給報告が発表され、世界規模での記録的増産の報告を受け、ローカル、取引員筋による売りが広がり一転して軟調に推移しました。2008/09年度世界生産は前月予想から550万トン増の6億7630万トン、世界期末在庫は1億3990万トンの見通し。米国産は事前予想通り、期末在庫は5億7400万Buと前年より大幅増加となりました。小麦12月限は前日比7.0セント安の719.25で引けました。


<NY原油市場>
アイクの進行経路は依然精油施設地域に向かっているも、世界的景気鈍化が市場の不安を集め、一時は100ドルを割り込み、4月以来安値を記録する場面もあるも、その後押上げられ安定した動きとなりました。原油10月限は前日比0.31ドル高の101.18ドルで引けました。湾岸の精油施設の約19%が既に稼働停止している模様です。


<NY貴金属市場>
今週はファンド主導で大幅下落となるも、本日のユーロの急上昇がサポートとなり、大きく反発する動きとなりました。金12月は19.0ドル高の764.5、銀12月は24.0セント高の1079.5、プラチナ10月は58.3ドル高の1210.5で引けました。週末を前にしたポジション調整との見方もあり、当面はユーロと原油市場の動向が注目されます。
Posted by スクイーズ - 2008.09.12,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は明日のUSDAレポートを前に模様眺めのムードが広がる中、NY原油が100ドル割れをうかがう動きとなり、これに追随して大豆も軟調に推移しました。大豆11月限は2.0セント安の1176.0で引けました。週間輸出成約は45.9万トンと予想を上回りました。中西部では来週、気温低下が予想されており、霜の懸念も出ています。

コーンは安寄りで始まり、多少の値動きはありましたが明日のUSDAレポートを前に動意薄となり、コーン12月限は3.5セント安の533.25で引けました。事前予想では、コーンの収穫量は8月度の発表より1.3%低い121億2600万ブッシェルとの見通しです。ドル高が続いており、NY原油の続落など他の市場の下落が上値を重くしています。

小麦は取引開始は安寄りで始まり、明日の需給レポート発表前のポジション調整が行われ、取引員筋によるショートカバーによる買戻しが広がり堅調に推移しました。小麦12月限は前日比0.5セント高の726.25で引けました。週間輸出成約は新穀旧穀合わせ約45.7万トン、累計成約は56.8%と事前予想を大幅に上回りました。期末在庫は高まる輸出需要、世界的増産見通しにより下方修正されるとの見方です。


<NY原油市場>
ハリケーン「アイク」が再び勢力を強め、油田、ガス田を避け精油施設のあるエリアを直撃するとの予測を受け、10.4%の精油施設は稼働停止するとのニュースが伝えられました。これを受け、原油在庫蓄積する反面、ガソリン生産停止が予想され、ガソリン相場は押上げられる一方、原油は安寄りで始まり、一時は100.10ドルまで下落するなど原油は終始軟調な動きとなり、続落となりました。原油10月限は1.71ドル安の100.87ドルで引けました。


<NY貴金属市場>
前日に続いてユーロ安を背景とした大量の手仕舞い売りに金は750ドルを割込むなど、大幅続落の展開となりました。金12月は17.0ドル安の745.5、銀12月は33.5セント安の1055.5、プラチナ10月は39.8ドル安の1152.2で引けました。原油が100ドル割れとなれば、さらなる下押しの可能性もあり、当面は下値模索の動きとなりそうです。
Posted by スクイーズ - 2008.09.11,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆の終値の前日比は、期近2限月が27.50~23.00セント安、その他の限月は23.00~19.50セント安です。11月限は急反落。売りが先行したあと、OPECの実質減産による原油の反発で前日の高値を抜きましたが、ドル高や原油・金の反落、産地に降霜懸念がないことが圧迫し、ファンド売りで時間外取引の安値を下回りました。

コーンの終値の前日比は、期近2限月が7.75~7.00セント安、その他の限月は7.75~4.00セント安です。12月限は大幅続落です。ドル高や原油・金の急落で下落したあと、原油の反発でプラスに浮上しましたが、大豆の急落やファンド筋の商品売りで時間外取引の安値を下回りました。目先早霜予報もなく、戻り売りムードが広がりました。


<NY原油市場>
景気低迷で原油需要が世界的に減退していることを裏付ける報告を受け続落し、米国産標準油種WTIの中心限月10月物は、前日終値比0.68ドル安の102.58ドルで終了しました。一時1バレル=101.36ドルまで下落し、今年4月初め以来5カ月ぶりに100ドル割れに迫りました。


<NY貴金属市場>
原油安やドル高を受けて大幅続落して終了しました。これで8営業日続落です。中心限月12月物は1オンス=762.50ドルと前日終値(792.00ドル)比29.50ドル(3.7%)安で終了しました。立会取引レンジは762.00─787.00ドルです。
Posted by スクイーズ - 2008.09.09,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は週間輸出検証は140万Buとかなり低調で、今週の米中西部での降雨見通し、ドル高、NY原油安もかかわらず、高寄りの後も終始堅調な動きとなりました。大豆11月限は15.0セント高の1192.0で引けました。金曜発表のUSDAレポートではイールド改善の見通しも出ており、当面の上値は限られそうです。

コーンは堅調にはじまり、小麦とのスプレッド絡みにサポートされて堅調に推移しました。ドル高と原油安の影響もあり、上値は限られました。先週の雨の影響で、気候は涼しくなり、コーンの生産量も多少伸びるとの見込みではありますが、今週の輸出検査量は、先週3500万ブッシェルであったのに対して、ハリケーンの影響もあり1580万ブッシェルと低調でした。コーン12月限は0.5セント高の549.0セントで引けました。

小麦は対ユーロのドル高、小幅安で始まり、その後も目立ったニュース乏しく、対コーン、大豆のスプレッド売り、ファンドの売りが見られ軟調に推移しました。小麦12月限は前日比7.75セント安の743.75で引けました。週間輸出検証は約2100万Buと先週より減少となりました。今週金曜には需給報告が発表されますが、あまり変化はないというのが大筋の見方です。


<NY原油市場>
ハリケーン、アイクがメキシコ湾に接近しており今週末には米上陸するとの観測予報を受け、高寄りで始まり108ドル後半を一時探るも、ファニーメイ、フレディマックの米国政府救済のニュースを受けユーロドルが続落、前年10月以来の安値を記録したことを受け引けにかけて下押され、安定した取引となりました。原油10月限は前日比0.11ドル高の106.34ドルで引けました。明日OPEC総会が開かれますが、生産枠は今まで通りというのが大筋の見方のようです。


<NY貴金属市場>
夜間取引ではユーロが対ドルで急伸し、これをはやして堅調な動きだったものの、NY市場ではユーロが大きくマイナスに転じ、これを受けて金も往って来いとなりました。金12月は0.3ドル安の802.5、銀12月は26.0セント安の1206.5、プラチナ10月は14.9ドル安の1352.9で引けました。当面の金800ドルはサポートされそうなものの、依然としてドル高基調がどこまで続くかが注目されるところです。
Posted by スクイーズ - 2008.09.07,Sun
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日に続いてドル高、原油安の影響より軒並み安で始まり、終始軟調な動きとなりました。大豆11月限は58.0セント安の1177.0で引けました。投機資金の離散も指摘されており、豊作期待なども含めて先月の安値をうかがう展開となっており、同水準でサポートされるかどうか注目されるところです。

コーンは原油安とドル高の影響とファンド売りも目立ち、ストップロスの売りを巻き込み軟調に推移しました。コーン12月限は16.0セント安の548.5で引けました。アメリカ農務省によるとコーンの輸出成約は予測通りの20万トンで、2008/09の累積コーン売上は過去五年平均の18%に達しています。

小麦は継続するドル高、原油の続落を受け、コーン、大豆と共に軒並み大幅安で始まり、その後も小麦/コーンスプレッドが広がり軟調に推移しました。小麦12月限は前日比25.5セント安の751.5で引けました。週間輸出成約は約43.7万トン、2008/09年度累計成約は55.1%と今週も予想を大幅に上回りました。


<NY石油市場>
続落するユーロドル、予想を上回る米国内失業率を受け、1ドル以上の続落となりました。米国内石油需要は1年前より3.5%の下落となり、ドル高が需要衰退への要因となっています。原油10月限は前日比1.66ドル安の106.23ドルで引けました。ハリケーン「アイク」は来週中頃にメキシコ湾に上陸するとの予測もあり、来週のOPEC総会などの動向が注目されます。


<NY貴金属市場>
不安定な株式市場などを背景に、金は一時堅調な動きとなったものの、ドル高が進行し、銀、プラチナの大幅下落もあり、金もマイナスサイドに転じました。金12月は0.4ドル安の802.8、銀12月は61.5セント安の1232.5、プラチナ10月は34.4ドル安の1367.8で引けました。工業用にも使われる銀、プラチナに対して、安全な投資先としての金への需要の違いが現れています。
 
Posted by スクイーズ - 2008.09.04,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆の終値の前日比は、期近2限月が50.50~47.00セント安、その他の限月は47.00~36.00セント安です。11月限は大幅続落です。作柄悪化で前日の高値を突破したが、産地の降雨や降雨予報、ドル高・原油安、FCストーンの生産高見通しを嫌気して前日の安値を下回りました。ただ、下げが一服したあとは、買い戻しで回復しました。

コーンの終値の前日比は、期近2限月が7.00~6.50セント安、その他の限月は8.25~5.75セント安です。12月限は大幅続落です。作柄悪化で上昇したが、産地の降雨や降雨予報、ドル高・原油安による商品全面安が圧迫して前日の安値を下回りました。ただ、原油が戻り歩調となったことや小麦が切り返したことから、下げ幅を縮小しました。


<NY原油市場>
米南部のハリケーン被害が軽微だったために引き続き供給不安が和らぐ一方、世界景気の減速に伴ってエネルギー需要が減少するとの観測も加わって売り優勢となりました。米国産標準油種WTIの中心限月10月物は前日終値比0.36ドル安の1バレル=109.35ドルと小幅ながら続落です。11月物も0.43ドル安の109.87ドルでした。


<NY貴金属市場>
ドルの対ユーロ相場高とハリケーン通過後の原油安の一段の進行を嫌気し3営業日続落しました。中心限月12月物は1オンス=808.20ドルと前日終値(810.50ドル)比2.30ドル安で取引を終了しました。これは8月18日以来約2週間半ぶりの安値水準です。立会取引の高値は812.50ドル、安値は800.50ドルです。
Posted by スクイーズ - 2008.09.03,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆は急反落し、コーンは大幅続落です。大豆の終値の前週末比は、期近2限月が30.50~25.50セント安、その他の限月は変31.25~15.50セント安です。11月限は急落。ハリケーン直撃ながら石油施設への被害は小さいとの見方で原油が急落したため、テクニカル売りを誘って急落しました。産地の降雨予報や商品安も圧迫要因です。ただ、ストップ安まで下げず、回復しました。コーンの終値の前週末比は、期近2限月が15.75~15.25セント安、その他の限月は16.50~12.50セント安です。12月限は大幅続落です。ハリケーンが直撃したものの、石油施設への被害は軽微との見方で原油が急落し、コーンも一時ストップ安に張り付きました。ドル高や商品全面安、産地の降雨予報、テクニカル売りも圧迫要因です。


<NY原油市場>
米石油施設に対するハリケーンの被害が軽微に済んだことから供給懸念が大幅に後退し、WTIの中心限月10月物は、一時1バレル=105.46ドルまで売られ、中心限月としては今年4月以来、5カ月ぶりの安値をつけました。その後はやや買い戻され、終値では前営業日比5.75ドル安の109.71ドルで終了しました。立会取引の高値は109.50ドルでした。11月物は5.55ドル安の110.30ドルで引けました。


<NY貴金属市場>
原油相場の急落やドル高進行に技術的な売りが誘われ、大幅続落しました。中心限月12月物は1オンス=810.50ドルと前週末終値(835.20ドル)比24.70ドル(2.96%)安で終了しました。日中取引の安値は、797.20ドルと8月19日以来初めて800ドルを割り込みました。高値は814.50ドルです。

 
Posted by スクイーズ - 2008.08.29,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日に続いて中西部での降雨観測があったことから、軒並み安で始まりその後も終始軟調に推移しました。大豆11月限は24.0セント安の1324.0で引けました。NY原油の急落も圧迫要因となりました。週間輸出成約は14.3万トンでした。

コーンは産地での降雨観測より安寄りで始まるも、その後はUSDAが発表した週間輸出成約が30.3万トンと予想より好調だったことから、値動きは朝方のレンジ内での推移となりました。コーン12月限は8.25セント安の587.75で引けました。エタノール生産量がやや鈍化しているとの報告も圧迫要因となりました。

小麦は堅調な週間輸出成約報告を受け安寄りで始まり、中盤では一時回復する場面もあるも、世界規模での増産のニュースもあり、続落となりました。小麦12月限は前日比14.75セント安の811.0で引けました。2008/09年度純売上は約39.2万トン、今期累計売上実績は10%以上増の53.5%と予想を大幅に上回りました。また豪、アルゼンチン産地で降雨観測、見通しが伝えらたことも圧迫要因との見方です。世界的豊作による下落を受け、作付け面積縮小するとの見通しもあり、今後下げは限定されるのではとの見方もあります。


<NY原油市場>
ハリケーンは依然メキシコ湾に接近しており小幅高で取引開始されるも、グスタフによる被害予想を受け、IEAが被害によっては備蓄を放出する考えを表したことで反落となりました。原油10月限は前日比2.56ドル安の115.59ドルで引けました。天然ガス在庫も増加となり軒並み安となるも、カトリーナの被害経験を踏まえ、このままいけば反発、上昇は免れないとの見方もあります。


<NY貴金属市場>
総じて堅調な動きとなるも、NY原油の急落、ユーロの軟化に伴い、上げ幅は抑えられました。金12月は3.2ドル高の837.2、銀12月は13.7セント高の1370.5、プラチナ10月は43.5ドル高の1484.2で引けました。ディーゼル車の需要増加の見通しより、触媒需要の期待から、プラチナは急伸しています。
Posted by スクイーズ - 2008.08.26,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は今週の米中西部の天候が予想以上に乾燥するとの見通しより軒並み高で寄付くも、その後は小麦、コーンの下落に押されて上げ幅を縮小しました。大豆11月限は20.0セント高の1347.0で引けました。インド、中国の大豆生産地帯の天候は概ね良好とのことです。週間輸出検証は穀物年度末を控えて、低調でした。

コーンは夜間取引の流れを引き継ぎ、堅調に始まるも、ローカル筋やファンドの売りが圧迫要因となり、後半にかけて軟調に推移しました。また乾燥が懸念されている中西部での降雨見通しもマイナス要因となったようです。週間輸出検証は3056万buとなり、累積では平年の92.2%を上回り94.5%となりました。コーン12月限は6.5セント安の600.0で引けました。

小麦は先週の値上がりに反し、取引開始は上値で始まるも、その後乾燥が続いている豪産地、アルゼンチン産地に降雨予測が伝えられたことを受け、軟調に推移しました。またカナダ産地では霜の悪影響はないと予想されたこともUS小麦圧迫要因との見方です。小麦12月限は前日比25.75セント安の864.75で引けました。週間輸出検証は2370万Buと先週より大幅減少となるも、事前予想を上回りました。  


<NY原油市場>
熱帯性暴風雨グスタフがカリビアン海域にて発生し、石油施設のあるメキシコ湾に向かって入るニュースを受け、堅調に推移しました。またグルジアの独立を巡りロシアが欧米との対立する姿勢を鮮明にし、対立激化の不安も原油上昇の要因と見られています。原油10月限は前日比0.52ドル高の115.11で引けました。


<NY貴金属市場>
堅調なドル、NY原油が一時軟調だったことなどより、総じて軟調な動きとなるも、値動きはレンジ内となりました。金12月は7.8ドル安の825.7、銀12月は11.1セント安の1347.9、プラチナ10月は6.2ドル安の1435.0で引けました。株式市場は大荒れとなるも、夏季休暇で市場参加者も今週は乏しいようです。
Posted by スクイーズ - 2008.08.24,Sun
<シカゴ穀物市場>
大豆は今週半ばにかけてのラリーも本日は週末を前にしたポジション調整の動きが広がり、安寄りの後も終始軟調に推移しました。大豆11月限は21.0セント安の1327.0で引けました。為替市場でのドル反発、NY原油の急落も圧迫要因となりました。消費国からの引合いが乏しいものの、米中西部や中国の天候面での懸念、アルゼンチンでのストの懸念などがあります。

コーンは夜間取引の流れを引き継ぎ、取引開始から軟調に推移しました。原油安やドルの反発が圧迫要因となりました。また、最近目立っているファンド買いが不在で、週末前のポジション調整が進んだ模様です。産地では週末にかけて予想を下回る雨量が予想されています。コーン9月限は11.25セント安の586.5で引けました。

小麦は取引開始から安寄り、その後もファンドによる売りが広がり軟調に推移しました。今週の価格上昇に対する週末に向けた調整、さらにユーロドルの反落、原油安も小麦下落を誘発させたとの見方です。小麦9月限は前日比31.75セント安の865.5で引けました。カナダ当局は小麦生産量予想を約2500万トンと発表し、予想範囲内となりました。豪、アルゼンチン産地では依然乾燥が続いており、特に後者作付け面積予想は過去16年最低の450万heと下方修正され、作物への悪影響の懸念が一部であるようです。


<NY原油市場>
昨日とは逆に、ユーロドルの反落を受け、取引開始から小幅安、その後も軟調に推移し、6ドル以上もの急落となり、2004年12月以来の下げ幅となりました。今月初旬、ロシアの爆撃により送油停止となっていたトルコのパイプラインは本日より稼動再開したことも下げを加速しました。原油10月限は前日比6.59ドル安の114.59ドルで引けました。
 

<NY貴金属市場>
ドルの急反発、NY原油の急反落、週末前のポジション調整の動きなどより総じて軟調に推移しました。金12月は5.5ドル安の833.5、銀12月は25.3セント安の1359.0、プラチナ10月は17.6ドル安の1441.2で引けました。前日の上昇が行き過ぎとの見方もあるものの、依然としてドルとNY原油の動向に左右される動きが続きそうです。 
Posted by スクイーズ - 2008.08.22,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆はドルの急降下や、NY原油の急上昇がサポートとなり、軒並み高で始まり、その後も堅調に推移しました。大豆11月限は48.0セント高の1348.0で引けました。週間輸出成約は日本、韓国、中国の成約キャンセルが相次ぎネットではマイナス8.1万トンとなりました。一方米中西部では早霜の懸念も出ています。

コーンは取引開始から強含み、ドルの急落や原油の反発の影響から買いが殺到し、堅調に推移しました。天候もサポート要因であるとの見方です。USDAより発表された輸出成約の累計実績は平年の97.1%を上回る100.7%でした。コーン9月限は22.5セント高の597.75で引けました。

小麦は取引開始から大幅高となり、2008/09年度週間輸出成約が約91.7万トン、累計売上実績は52.2%と今期最高との報告を受け、続伸となりました。またドル安、堅調な原油、コーン、大豆、そして黒海エリア、EU産地の小麦品質低下の報告も、米小麦の買いが広がった要因となった模様です。小麦9月限は前日比22.5セント高の897.25で引けました。


<NY原油市場>
昨日米国がポーランドのミサイル防御について同国と合意したことを受け、それに対しロシアが同国産原油の供給を中断するのではとの懸念から、取引開始から急伸、その後も対ユーロドルの下落を受け、更なる買いが広がり堅調に推移しました。原油10月限は前日比5.62ドル高の121.18ドルで引けました。


<NY貴金属市場>
他の商品市場同様に、ドル安、原油高がサポートとなり、急伸する動きとなりました。金12月は22.7ドル高の839.0、銀9月は69.0セント高の1384.3、プラチナ10月は89.9ドル高の1458.8で引けました。短期的な底打ちとの見方がある一方、最近のドル高基調の修正がどこまで進むか、NY金の抵抗は860ドル付近となりそうです。
Posted by スクイーズ - 2008.08.16,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は米ドルの上昇、世界景気の後退による需要鈍化の懸念などより軒並み安で始まり、大幅続落の動きとなりました。大豆11月限は55.25セント安の1236.75で引けました。マレーシアのパームオイルが11ヶ月半ぶりの安値に沈んでおり、これは中国の買付けキャンセルの懸念が背景にあります。

コーンは夜間取引の流れを引継ぎ、軒並安で始まり、その後は一時ストップ安まで売り込まれるなど、急反落となりました。コーン9月限は28.0セント安の529.75で引けました。ヨーロッパ経済の後退のニュースなど、過去6ヶ月でアメリカが経験した景気後退が世界規模に波及することが懸念されています。

小麦はドル高、軟調な原油、また周辺穀物市場の急落に追随し、小麦も大幅下落となりました。イランによる約70万トンの入札、また以前報告された仕向け先不明の約20万トンもイランによる買付けだったとのニュースがサポートとなり、今週は価格上昇となったものの、週末に向けての調整安との見方もあります。小麦9月限は前日比40.25セント安の824.25で引けました。


<NY原油市場>
堅調なドルを受け、原油は一時111ドル台まで下落し約3ヶ月ぶりの安値をつけるなど、続落となりました。OPECが来年度原油需要を過去7年で最低と予想し、米国だけでなく世界規模での景気低迷が石油需要鈍化の原因となっています。原油9月限は前日比1.24ドル安の113.77ドルで引けました。


<NY貴金属市場>
為替市場でのドルが主要通貨に対して一段高となったことで、NY金は800ドルの大台を割込む動きとなりました。金12月は22.4ドル安の792.1、銀9月は141.5セント安の1281.5、プラチナ10月は100.9ドル安の1388.2で引けました。商品市場全般の下げも圧迫要因となっており、当面はドルがどこまで上昇するのかが注目されるところです。
Posted by スクイーズ - 2008.08.12,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は前週末の急落より一転してテクニカル的に売られ過ぎとの見方や、明日のUSDAレポートを前にショートカバーが広がり、堅調に推移しました。大豆11月限は15.5セント高の1196.0で引けました。週間輸出検証は1009万Buと予想範囲内でした。

コーンは夜間取引では堅調な動きとなり、市場外要因の影響も限定的で、ショートカバーにより一時強含みました。その後、ローカルやファンド売りのため、上下まちまちとなりました。また、明日のUSDAレポートの発表を前に様子見ムードが広がっています。コーン9月限は1.25セント安の497.25で引けました。

小麦は取引開始はコーン高に反して小幅安で始まり、その後積極的な小麦/コーン・大豆のスプレッドが広がり、軟化するコーンに対し急伸しました。小麦9月限は前日比28.5セント高の793.75で引けました。週間輸出検証は先週より更に増加の約3080万Buとなりました。アルゼンチン産地では今週も乾燥が続くとの見通しです。


<NY原油市場>
ロシアと原油輸出ルートの一つであるグルジアの武力衝突を受け、序盤は強含むも、米国経済減退の影響が大きく、先週に続いて軟調に推移しました。またユーロドルが5ヶ月ぶりの安値で推移したことも圧迫要因との見方です。原油9月限は前日比0.75ドル安の114.45で引けました。


<NY貴金属市場>
為替市場でのドル高が止まらず、NY金は850ドルのサポートを割込み、大幅続落となりました。金12月は36.5ドル安の828.3、銀9月は71.0セント安の1462.0、プラチナ10月は24.1ドル安の1535.5で引けました。ファンドなどの投資資金の引上げも伝えられており、当面は800~815のサポートをキープできるかどうか、注目されるところです。
Posted by スクイーズ - 2008.08.09,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は 前日の上昇より一転してストップロスの売りなどが広がり、軒並み安で始まり、戻りも鈍く大幅下落となりました。急激なドル高、産地での良好な天候見通しが弱材料となりました。来週にはUSDAレポートを控えており、週末前のポジション調整もあった模様です。

コーンは他の商品市場同様にドルの急上昇が圧迫要因となる中、軒並み安で始まり、今年3月以来の安値を探る動きとなりました。コーン9月限は23.75セント安の498.5と5ドルの大台を割込んで引けました。ファンドの新規売りや手仕舞い売りが進んでおり、指数ファンドの買い越しも大きく減少しています。

小麦はドルの急伸を受け、原油、大豆、コーンが大幅下落、それに追随し、小麦もローカル、取引員筋、またファンドによる手仕舞い売りが広がり、軟調に推移しました。小麦9月限は前日比57.0セント安の765.25で引けました。乾燥が続いていた豪東部産地では週末にかけて降雨予測が伝えられる一方、アルゼンチン産地では来週も乾燥が続くとの予測です。


<NY原油市場>
大幅なドル高を受け、大幅安で始まり、その後も拡大する世界経済減退による需要低下の不安により軟調に推移しました。原油9月限は前日比4.82ドル安の115.20で引けました。需要低下不安により更なる下落があるのではとの見方もあります。トルコで送油停止されているパイプラインは依然燃え続けており、再開の遅れが懸念されています。


<NY貴金属市場>
為替市場でのドル急伸、NY原油の急落により大きく下押す動きとなりました。金12月は13.1ドル安の864.8、銀9月は92.7セント安の1533.0、プラチナ10月は23.0ドル安の1559.6で引けました。当面は投機的ニア手仕舞い売りが続き、金は800ドル台前半を探るとの意見もあります。
Posted by スクイーズ - 2008.08.08,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は週間輸出成約は旧穀が37.4万トン、新穀が24.5万トンと予想を上回る内容だったこと、最近の下落傾向に対する売られ過ぎ感などよりショートカバーが広がり、終始堅調な動きとなりました。大豆11月限は17.0セント高の1239.0で引けました。米中西部では今週末にかけて平年を上回る気温が予想されていることもサポートとなりました。

コーンは夜間取引での上昇を受け、ローカル筋や取引員筋による買戻しが広がり、堅調に推移しました。韓国へ16.5万トンのコーン輸出成約が発表されました。週間輸出成約は事前予想を上回り、旧穀は33.8万トン、新穀は71.8万トンでした。旧穀累計は、平年を上回り98.7%に達しました。コーン9月限は14.25セント高の522.25で引けました。

小麦は今週のエジプトの入札、また週間輸出成約が引続き事前予想を大幅に上回り、輸出需要が高まっていることを受け、取引開始から大幅高となり、その後も様々な方面からの買いが広がり急伸しました。小麦9月限は前日比56.5セント高の822.25で引けました。週間輸出成約は約68万トンと好調で、累計実績は予想の32.2%に対し46.4%となりました。これを受け、次回のUSDA需給報告の予想輸出量を上方修正するとの見通しが出ています。


<NY原油市場>
5日、トルコで起こったクルド人分離派による原油パイプライン爆撃により、当局がパイプラインから2週間送油停止すると発表したことを受け、NY原油は4日ぶりに堅調に推移しました。原油9月限は前日比1.44ドル高の120.02で引けました。
 

<NY貴金属市場>
朝方はユーロ高がはやされ堅調だったものの、その後はユーロの下落に伴い、下値を探る動きとなりました。金12月は5.1ドル安の877.9、銀9月は24.8セント安の1625.7、プラチナ10月は27.4ドル安の1582.6で引けました。テクニカル的に弱気に傾きつつあり、当面は2番底を探る動きとなりそうです。
Posted by スクイーズ - 2008.08.05,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は先週の中西部では高温が観測されたものの、目先の降雨と平年を下回る気温の見通しより、作物生育が進展するとの見方より軒並み安で始まり、後半にかけてはストップ安に張り付きました。大豆11月限は70.0セント安の1295.0で引けました。また商品市場全般の下落も目立っており、投機筋等の手仕舞い売りが進んでいるようです。

コーンは夜間取引の流れを引き継ぎ、取引開始から軒並み安で始まりその後も商品市場全般の下落を受け一時ストップ安に張り付きました。予想よりも良好な天候やNY原油の急落も圧迫要因となっているようです。週間輸出検証は2970万bu、累計輸出検証は平年の86.6%を上回り88.6%に達しました。コーン9月限は29.5セント安の535.5で引けました。

小麦は取引開始から軒並み安、急落し、その後も軟調な原油、コーン、また大豆がストップ安に張付いたことを受け、テクニカル売りが広がり軟化しました。小麦9月限は前日比35.25セント安の758.75で引けました。乾燥が続いていたアルゼンチン産地では降雨観測が伝えられも、作況改善にはまだ不十分との見方です。一方、豪東部産地でも降雨が見られ、こちらは改善されているとのことです。週間輸出検証は約2700万Buと事前予想を大幅に上回りました。


<NY原油市場>
メキシコ湾上の熱帯低気圧による石油施設への影響がさほどなかったことから軟化し、一時119ドル台まで急落し、5月以来の安値をつけるなど軟調に推移しました。ストームがテキサスを通過すると予測され、現地の石油施設への影響が注目されています。NY原油9月限は3.69ドル安の121.41ドルで引けました。

 
<NY貴金属市場>
為替市場ではユーロが堅調だったものの、NY原油の急落やその他商品市場全般の手仕舞い売りに圧迫されて、終始軟調な動きとなりました。金12月は9.6ドル安の907.9、銀9月は38.0セント安の1714.0、プラチナ10月は92.3ドル安の1563.0で引けました。特に工業用需要の減少見通しを背景にプラチナは急続落となっています。
Posted by スクイーズ - 2008.08.02,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は米中西部では高温見通しが出ているものの、同時に週明けには降雨予報も出ていることから、生育促進との見方が広がり、大幅続落の動きとなりました。大豆11月限は39.0セント安の1365.0で引けました。オリンピック開催を前に中国からの需要が減退しており、同国の買い控えは当面続くとの見方があります。

コーンはNY原油の反騰もサポートとならず、来週にかけて産地での高温多湿見通しが圧迫要因となり、終始軟調に推移し、後半にかけては一段安となりました。降水量は平年を上回り、気温はいくらか下回ったことにより、月曜日に発表される作況報告には天候の影響が及ばないとの見方。コーン9月限は22.5セント安の565.0で引けました。

小麦は取引開始から小幅高で始まり、一時810台まで急伸し、その後も急落する大豆、コーンに反し、堅調に推移しました。目立ったファンダメンタルなニュースがなく出来高は少なかったものの、輸出需要が依然として旺盛で、パキスタンが25万トン以上の小麦買付けを検討していることがサポートとなったのではとの見方もあるようです。小麦9月限は前日比10.25セントの794.0で引けました。乾燥が続いている豪東部産地では降雨予測が伝えられており、未だ深刻な干ばつが続くアルゼンチンでは、小麦の関税を引下げることを検討しているとのことです。 


<NY原油市場>
核開発を止めないイランに対してイスラエルが武力行使を行う旨を示唆したことから、NY原油は一時128ドル台まで急伸するも、その後は週末前のポジション調整などより伸び悩みました。原油9月限は1.02ドル高の125.10で引けました。一方米景気減速による石油需要の後退が目立っており、上値を抑えているようです。


<NY貴金属市場>
GMなどの自動車販売不振により触媒需要の減退の見通しより白金系の急落が目立つ中、金、銀はNYダウの下落によりリスク回避の動きが広がり、ユーロが下落したことから軟調に推移しました。金12月は5.2ドル安の917.5、銀9月は27.0セント安の1752.0、プラチナ10月は106.6ドル安の1655.3で引けました。原油が上昇したことより、金の下値は限られたようです。
Posted by スクイーズ - 2008.08.01,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを受け軟調に寄り付き売りが先行するも、その後は予想以上に高温な気候見通しを背景に反発上昇となりました。しかし、引けにかけてはコーンの下落が圧迫要因となり小幅安で取引を終了しています。大豆11月限は1.0セント安の1404.0で引けました。来週の天候については不透明感もあり、値動きが荒くなっているようです。

コーンは夜間取引の流れを引き継ぎ、取引開始から軒並み安となり、週末にかけての温暖多湿の天候見通しより生育進展との見方より引けにかけては一段安となりました。コーン作況は66%が優良とみなされていますが、さらなる改善の見方もあります。コーンは依然として家畜の飼料やエタノールの需要増加により前年同期では81%もの上昇となっています。コーン9月限は14.0セント安の587.5で引けました。

小麦は目立ったファンダメンタル的ニュースがなく、取引開始は安寄りで始まり、世界規模で豊作見通しの中、ウクライナ産小麦のほとんどが家畜として使用される見通しとのニュースがサポートとなり、中盤では一時798台まで上昇するも、引けにかけて再び軟化しました。小麦9月限は前日比4.0セント安の783.75で引けました。 


<NY原油市場>
前日の急伸に対する調整や、米第2四半期GDPが予想を下回ったことから石油需要の後退の思惑が広がり、NY原油は反落。原油9月限は2.69ドル安の124.08で引けました。月末を前にしたポジション調整もあった模様です。昨年からのガソリン価格の上昇により米自動車メーカー各社の経営難が伝えられており、自動車業界の不況も米景気に深刻な影響を与えています。
 

<NY貴金属市場>
米GDP発表後のドル売りを受けNY金は軒並み堅調に推移しましたが、その後は原油の下落が圧迫要因となり上げ幅を縮めています。また、ショートカバーやバーゲンハンティングによる買いも背景にあるようです。銀やプラチナはしっかりした買いが見られ大幅上昇となっています。金12月限は10.4ドル高の922.7、銀9月限は32.5セント高の1779.0、プラチナ10月限は23.8ドル高の1761.9で引けました。夏季休暇中でもあることから商いが薄く、ボラティリティが高くなっているようです。
 
Posted by スクイーズ - 2008.07.31,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の流れを受け軟調に寄り付き、その後もローカル筋による売りが先行し軟調な動きとなりましたが、明日に8月限の受渡し通知が控えていることもあり、ポジション調整から買い戻され上値を伸ばしました。また、堅調なコーンも背景にあるようです。大豆11月限は14.0セント高の1405.0で引けました。またオリンピックの開催を控え、中国の買いが減速しているようです。

コーンは夜間取引では上昇したもの、ローカル売りにより小麦や大豆と同様に朝方は一時軟調、その後ファンドなどの買いにサポートされて堅調に推移しました。早期段階で米保護地域を解放する目処がないというUSDAの発表や、堅調なNY原油がサポートとなったようです。産地では、来週前半まで平年を大きく上回る気温の見通しも出ています。コーン9月限は7.5セント高の601.5で引けました。

小麦は取引開始から安寄りで始まり、その後も目立ったニュースがなく軟調に推移しました。ノースダコタで続いている乾燥、また米、ヨーロッパ小麦の生産量増加が小麦の価格を下押しているのではとの見方もあるようです。小麦9月限は前日比4.25セント安の787.75で引けました。


<NY原油市場>
ガソリン在庫が予想に反して353万バレル減少と伝えられ、ガソリン主導で、大幅上昇の動きとなりました。原油9月限は4.58ドル高の126.77で引けました。ガソリン在庫は5週間ぶりの減少となったものの、供給面では大きな不安はないとの見方もあります。また大手証券会社が原油価格は年末にかけては再び150ドルを目指すとの見方を示したこともはやされたようです。

 
<NY貴金属市場>
原油の下落や堅調な株式市場を背景にドルが強含んだことで、NY金は引き続き手仕舞い売りが先行し軒並み軟調な動きとなりしました。引けにかけては原油の反発を受けて若干戻しています。銀は金に比べ比較的堅調に推移、プラチナは連れ安となっています。金12月限は14.1ドル安の912.3、銀9月限は9.0セント高の1746.5、プラチナ10月限は7.3ドル安の1738.1で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.07.30,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆はマレーシアパームオイルや原油の下落を背景に軒並み安で始まり、その後も序盤は大豆オイル主導で売りが先行しましたが、引けにかけては依然とした高温で乾燥した気候がサポートとなり下げ幅を縮小しています。大豆11月限は5.0セント安の1391.0で引けました。エジプトは2万トンの大豆オイルを買い付けています。

コーンは夜間取引の流れを引き継ぎ、取引開始から弱含みましたが、大豆や小麦と比べて売り圧力弱く、中盤以降は堅調に推移しました。積極的な小麦とのスプレッド取引や週末にかけての高温見通しがサポートとなりましたが、降雨見通しも出ており高温は緩和されるとの見方もあります。コーン9月限は12.0セント高の594.0で引けました。

小麦は取引開始から大豆、コーンに追随して安寄りで始まり、その後も軟調に推移しました。NY原油等の手仕舞い売りも圧迫要因となったとの見方です。小麦9月限は前日比5.75セント安の792.0で引けました。世界的に小麦の買付けが伝えられるも、米小麦の入札がないことが懸念されています。


<NY株式市場>
為替市場でのユーロの下落や、明日の在庫レポート発表を前にガソリン需要がさらに減少したとの見通しが広がり、NY原油は2ヶ月半ぶりの安値を探る動きとなりました。事前予想ではガソリン在庫は40万バレル増との見通しです。またアジア諸国などの石油需要も減少傾向にあるかどうかについても、関心が集まっています。原油9月限は2.54ドル安の122.19で引けました。

 
<NY貴金属市場>
軟調な原油に加え、NYダウが200ポイント超の上昇を見せたことでドルが強含み、NY金は大幅下落となりました。また、8月限の受渡し通知の開始を控え、手仕舞い売りも背景にあるようです。銀は連れ安、プラチナは弱気なファンダメンタルを受け大幅安となっています。金12月限は11.4ドル安の926.4、銀9月限は9.0セント安の1737.5、プラチナ10月限は31.3ドル安の1745.4で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.07.29,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを引き継ぎ高寄りで始まり、産地での高温で乾燥した気候見通しがサポートとなるものの、軟調な大豆オイルが圧迫要因となり上値重い動きとなりました。大豆11月限は9.5セント高の1396.0で引けました。大豆の週間輸出検証は1013.4万Buとなっています。目新しいニュースに欠ける中、引き続き天候に左右される展開が予想されます。

コーンは取引開始から軒並み高で寄付き、その後スプレッド絡みによる小麦売り/コーン買いにサポートされるも、総じてレンジ内となりました。USDAは韓国への11.2万トンの輸出成約を発表しました。週間輸出検証は大幅に増加し3900万buとなり、累積では平年の85%を上回り87.3%となりました。コーン9月限は4.75セント高の582.0で引けました。

小麦は高寄りで始まるも、開始直後から、先週の値上がり調整のため、ローカル、ファンドによる売りが先行し、さらに大豆、コーン/小麦スプレッドの売りもあり、軟調に推移しました。小麦9月限は前日比13.25セント安の797.75で引けました。週間輸出検証は約2200万Buと先週よりやや減少したものの事前予想範囲内となりました。豪西部産地では週末にかけて降雨観測が伝えられる一方、東部産地では乾燥が懸念されています。依然として乾燥が続いているアルゼンチンでは作付面積の更なる下方修正の可能性もある模様です。 


<NY原油市場>
ナイジェリアの武装勢力がパイプラインを攻撃したとのニュースより、一部の操業が停止したことがはやされて、堅調に推移しました。しかし全般的に需要が低迷していることからも、上値は限られました。原油9月限は1.47ドル高の124.73で引けました。世界石油需要の減退見通しより、当面は戻りも限られるとの見方もあり、さらなる調整が続くかどうか注目されるところです。


<NY貴金属市場>
比較的堅調に推移した原油やドルが売られたことを受け、NY金は小動きながら底堅く推移しました。ファンド筋のネットロングポジションが減少しており、先週の下落を受けても目立った買いが入らず伸び悩んでいるようです。銀は連れ高、プラチナはバーゲンハンティングにより堅調な動きとなりました。金12月限は0.9ドル高の937.8、銀9月限は9.0セント高の1746.5、プラチナ10月限は18.0ドル高の1776.7で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.07.24,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は米中西部の天候は、今月いっぱい特に不安要因はなさそうとの見方より、軒並み安で始まり、その後も上値重い動きとなりました。大豆1月限は25.0セント安の1384.0で引けました。産地では今週後半にかけて降雨見通しが出ていますが、来週にかけては乾燥見通しの予想も出ています。USDAは仕向先不明の12万トンの輸出成約を発表しました。

コーンは夜間取引の流れを引き継ぎ、軒並み安で始まり産地での良好な気候、NY原油安やドル高により軟調に推移しました。変動するコモディテイー市場やファンド筋による手仕舞い売りが圧迫要因となっているようです。また今朝はローカル筋による積極的な売りも目立ちましたが、後半にかけてはショートカバー主導で下げ幅を大きく縮めました。コーン9月限は2.0セント安の571.5で引けました。

小麦はローカルによる売られ過ぎから取引開始から急落し、中盤では周辺穀物と共に一時回復を見せるも、取引終了前には再び下落しました。小麦9月限は前日比13.5セント安の783.25で引けました。オハイオ州産地の収穫はほぼ終了したとのことです。


<NY原油市場>
ガソリン在庫が285万バレル増加し、石油需要も2007年1月以来の低水準となったことを受けて、NY原油は125ドルを割込む動きとなりました。原油9月限は3.98ドル安の124.44で引けました。既にダウントレンドに入っている天然ガスも大きく下落しており、エネルギー市場はさらなる調整場面が続きそうです。
 

<NY貴金属市場>
これまでサブプライム問題により下げが目立っていた米金融関連の株価が安定、回復に向かっていることを受けて、質への逃避として買われてきた金への需要が後退し、またドル高、NY原油安などの影響も加わり、総じて大幅下落となりました。金8月は25.7ドル安の922.8、銀9月は54.7セント安の1745.8、プラチナ10月は47.4ドル安の1760.8で引けました。また最近の上昇に対する利益確定の売りも広がったと模様です。
最新CM
[01/24 FXランキングサイト]
[09/15 イトクロ・橋本]
[12/06 アトムシステム販売 担当:岩瀬]
最新記事
(02/02)
(01/31)
(01/28)
(01/27)
(01/26)
(01/24)
(01/23)
(01/23)
(01/22)
(01/22)
(01/21)
(01/21)
(01/20)
(12/19)
(12/16)
(12/09)
(12/09)
(12/05)
(12/02)
(12/02)
(12/01)
(10/10)
(10/09)
(10/08)
(10/08)
バーコード
ブログ内検索
プロフィール
HN:
スクイーズ
年齢:
56
性別:
男性
誕生日:
1967/06/29
自己紹介:
株式生活者が穀物予測、貴金属予測、石油予測に挑戦!その行方は??
アクセス解析
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]