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シカゴ、ロンドン、ニューヨークの商品市況、国内商品先物市場の石油市況・貴金属市況・穀物市況を報告。また、商品先物企業比較。
Posted by - 2025.03.16,Sun
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Posted by スクイーズ - 2008.07.23,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の流れを受け軟調に寄り付き、前半は急落した原油やドル高が圧迫要因となり売りが先行しましたが、中国の需要など強気なファンダメンタル見通しがはやされ反発、プラス圏で取引を終了しました。また軟調なコーンも圧迫要因となったようです。大豆11月限は6.0セント高の1409.0で引けました。中西部での天候見通しは良好となっています。

コーンは夜間取引では強含んだものの、取引開始に急落したNY原油やドル急伸により軒並み安で始まり、その後も上値重い動きとなりました。活発なスプレッド絡みにより小麦買い/コーン売りが目立ちました。引き続き天候が今後のコーン市場を左右する要因となるようです。コーン9月限は15.75セント安の573.5で引けました。

小麦はNY原油の下落を受け、取引開始は軒並み安となるも、売り手乏しく、また対コーンの積極的なスプレッドが支えられ強含みました。小麦9月限は前日比5.75セント高の796.75となりました。豪西部産地では恵みの雨が伝えられています。  


<NY原油市場>
為替市場でのドルが急伸したこと、メキシコ湾を通過しているハリケーンドリーが石油基地の集中している地域を外れて、メキシコ国境付近に上陸しそうなことから、NY原油は6週間ぶりの125ドル台を一時探りました。本日納会の原油8月限は3.09ドル安の127.95で取引を終了しました。また米上院では石油、天然ガスの先物の投機ポジションの制限を設ける旨の審議継続が可決されました。


<NY貴金属市場>
序盤堅調に推移していたNY金は、原油が急落したことやドルが強含んだことで反落し、その後も売りが広がり大幅下落となりました。また、商品市場全体の軟調な動きも背景にあるようです。銀やプラチナも大幅安となっています。金8月限は15.2ドル安の948.5、銀9月限は42.0セント安の1800.5、プラチナ10月限は42.8ドル安の1808.2で引けました。但し、1000ドルを回復するのは時間の問題との見方が多いようです。
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Posted by スクイーズ - 2008.07.22,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引での軟調なパームオイルを背景に軟調に寄り付き、その後も引き続き良好な天候見通しやアルゼンチンでの輸出税問題が圧迫要因となり急落となりました。大豆ミールとオイルもそれぞれ大幅に下落しています。大豆11月限は45.0セント安の1403.0で引けました。大豆の週間輸出検証は356.2万Buとなっています。

コーンは夜間取引の流れを引き継ぎ、前半は軒並み安で始まり、ローカル筋や取引員筋による積極的な売りに押されて、終始軟調に推移しました。週末にかけての良好な天候が続くとの見方です。週間輸出検証は2980万bu、累計輸出検証は、平年の82.9%を上回り85.4%に達しました。コーン9月限は20.25セント安の589.25で引けました。

小麦は夜間取引の流れを引継ぎ、小幅安で始まり、週末にかけての良好な天候により急落するコーン、大豆を受け、売りが先行し急落、その後も上値重い動きとなりました。今期は世界的にも豊作との見通しも圧迫要因となったとの見方です。小麦9月限は前日比13.0セント安の791.0で引けました。週間輸出検証は約2840万Bu、2008/09年度累計輸出検証は14.0%と事前予想の10.8%を大幅に上回りました。


<NY原油市場>
熱帯低気圧ドリーがハリケーンに勢力を拡大し、テキサス州に向かっているとのニュースよりNY原油は急反発しました。原油8月限は2.16ドル高の131.04で引けました。またイランは核開発停止の要求を退けていることも、サポート要因となりました。ドリーは明日にはハリケーンに発展する見通しながらも、勢力は弱いようです。


<NY貴金属市場>
軟調なドルに加えて、原油が上昇していることからインフレヘッジとしての買い意欲が強く、NY金は堅調な動きとなりました。また、先週の急激な売りに対する反発との見方もあるようです。銀は連れ高、プラチナは上値が重く小幅安となっています。金8月限は5.7ドル高の963.7、銀9月限は22.5セント高の1842.5、プラチナ10月限は4.3ドル安の1851.0で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.07.19,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は高寄りで始まるも、来週にかけての米中西部での良好な天候見通しを受けてその後は軟化し、後半にはかけては下げ幅を拡大しました。大豆11月限は50.0セント安の1448.0で引けました。アルゼンチン議会では輸出税に関して否決されたものの、依然として輸出税そのものは有効のままで、今後の成行が注目されています。中国の買付けの思惑もありますが、今は産地の天候が一番の関心となっています。

コーンは夜間取引の流れを引継ぎ軟調に始まり、ファンドや取引員筋によるローカル買いや相次ぐ手仕舞い売りによって一段安となりました。コーンの作況は平年と比べ遅れをとっていますが、来週にかけての温暖湿潤気候によって進展する見込みです。USDAはさらに作付け面積を広げる必要性があると発表しましたが、連邦判事はそれに対して環境規定を無視しているとして相反しました。コーン9月限は21.75セント安の609.5で引けました。

小麦はローカル、取引員筋の買いが先行し、中盤には822台まで上昇するも、引けにかけてはコーン、大豆と共に下押されました。午前中の買いは大豆/小麦スプレッドの手仕舞いとの見方です。小麦9月限は前日比5.5セント安の804.0で引けました。


<NY原油市場>
ブッシュ政権がイランとの核開発問題の協議に参加する意向があるとのニュースや、米石油需要の減退傾向などより4日連続安となりました。原油8月限は0.41ドル安の128.88で引けました。米国とイランの直接交渉により、イスラエルとの紛争の可能性が遠退いており、協議の進展が注目されています。


<NY貴金属市場>
昨日引け後の流れを引継ぎ、軟調な動きとなるも、NY金は950ドル付近ではサポートされました。金8月限は12.7ドル安の958.0、銀9月は53.5セント安の1820.0、プラチナ10月は45.1ドル安の1855.3で引けました。テクニカル的には短期的な調整との見方です。 
Posted by スクイーズ - 2008.07.18,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は弱気な輸出成約の結果を背景に軟調に寄り付き、その後も中西部での湿潤な気候見通しや、アルゼンチンでの輸出税案が却下されたことなどを受け、利益確定や手仕舞いの売りが広がり大幅安となりました。大豆11月限は50.0セント安の1498.0で引けました。大豆の週間輸出成約は旧穀が6.35万トン、新穀が3.9万トンとなっています。

コーンは夜間取引の流れを引き継ぎ、軒並み安で始まり昨日の反発への利食いとともに売りが先行し、軟調に推移しました。USDAは週間輸出成約を発表しましたが事前予想よりをやや上回り、旧穀は36.9万トン、新穀は46.6万トンでした。コーン9月限は27.25セント安の631.25で引けました。産地での良好な天候見通しが引続き上値を重くしています。

小麦は下落するコーン、大豆を受け、取引開始から下値で始まり、一時上昇する場面もあるも、周辺穀物と共に下押されました。アルゼンチン税制の上院投票が大豆への圧迫要因となり、小麦のクロスオーバー売りに繋がったとの見方です。小麦9月限は前日比24.5 セント安の809.5で引けました。週間輸出成約は74.9万トンと事前予想を大幅に上回りました。


<NY原油市場>
天然ガスが弱気の在庫レポートを受けて急落し、NY原油も前日の安値を割込み、後半にかけては6週間ぶりに130ドルの大台を割込みました。世界的な需要減退の懸念、本日の当限オプションの納会を前に130ドルを意識した動きとなり、これを下回りました。原油8月限は5.31ドル安の129.29で引けました。米国は30年ぶりにイランとの国交を回復する可能性があります。


<NY貴金属市場>
本日のNY金は引けにかけては原油の急落を受け上げ幅を縮小したものの、依然として信用不安を背景とした質への逃避による買いがサポート要因となり堅調な動きとなりました。銀は小幅安、プラチナは弱気な需要に通しにより大幅下落となっています。金8月限は8.0ドル高の970.7、銀9月限は7.0セント安の1873.5、プラチナ10月限は38.0ドル安の1900.4で引けました。
 
Posted by スクイーズ - 2008.07.17,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを背景に軟調に寄り付き、その後も原油の急落を受け売りが先行しましたが、ドル安による米国産の需要増加見通しがはやされ反発上昇となりました。また予想されている産地での高温で乾燥した気候による作物への懸念もサポート要因となったようです。大豆11月限は32.0セント高の1548.0で引けました。本日、アルゼンチンで関税についての投票が予定されており、結果によってはスト再開との見方があるようです。

コーンは夜間取引の流れを引継ぎ軒並み安で寄付き、原油安やドルの反発により一時的な混乱を招きましたが、中盤にかけては小麦や大豆と同様、堅調な動きを見せました。相次ぐ手仕舞い売りの可能性も大いにあるとの見方ですが、高温乾燥見通しより作況悪化の懸念も出ているようです。コーン9月限は10.25セント高の658.5で引けました。

小麦は軟調な原油、ドルの回復を受け、取引開始は安寄りで始まるも、ローカル、取引員筋の買いが先行し、コーン、大豆と共に大幅高となりました。小麦9月限は前日比23.0セントの834.0で引けました。シカゴ北西部で降雨予測が出ており、収穫を遅らせる懸念が出ています。 


<NY原油市場>
週間在庫レポートでは事前予想の220万バレル減少に反して300万バレル増と伝えられ、NY原油は135ドルを割込み、一段安となりました。原油8月限は4.14ドル安の134.60で引けました。米石油輸入の増加が在庫増の背景のようで、サウジの増産が効を奏しているのかどうか、それとも一時的なものなのかどうか見方が分かれているようです。またユーロの下落も圧迫要因となりました。


<NY貴金属市場>
原油の急落に加えてドルが強含んだことからNY金は手仕舞い売りの動きが広がり大幅下落となりました。また、反発した株式市場も圧迫要因となったようです。銀やプラチナも連れ安となっています。金8月限は16.0ドル安の962.7、銀9月限は20.8セント安の1880.5、プラチナ10月限は43.5ドル安の1938.4で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.07.15,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は軟調なパームオイルを背景に軒並み安で寄り付き、その後も産地での生育に適した天候を受け、大豆ミール主導で手仕舞い売りが広がり大幅安となりました。大豆11月限は37.0セント安の1559.0で引けました。今週の輸出検証は575.3万Bu、NOPA圧砕レポートは1.335億Buと事前予想を下回っています。

コーンは夜間取引の流れを引き続き、軒並み安で始まり、その後も順調な天候と手仕舞い売りが圧迫要因となり軟調に推移しました。週間輸出検証は24.2万buと事前予想を下回っています。コーン9月限は、27.0セント安の682.25で引けました。

小麦は夜間取引の流れを引継ぎ、取引開始から軒並み安に寄りつき、一時827台まで回復する場面もあるも、引けにかけては再び下押されました。小麦9月限は前日比12.75セント安の818.0で引けました。週間輸出検証は1190万Buと予想を下回るも、累計検証は10.0%と予想範囲内でした。乾燥による作況不良のアルゼンチン産地では週末にかけて降雨観測があり、作付けへ大きなサポートとなりましたが、今期作付け面積は過去15年最低の480万ha、前年比13%減と予想されています。


<NY原油市場>
ブラジル石油会社のストの懸念により一時上昇したものの、その後は為替市場でのドルが前半強含みとなったことから、上値重い動きとなりました。原油8月限は0.10ドル高の145.18で引けました。ブラジルでのストは同国石油供給の8割に影響を与えるとのことで、ストは5日間続く見通しです。


<NY貴金属市場>
ドルの下落や金融市場への懸念を背景にリスク回避の動きが先行し、NY金は堅調な動きとなりました。また、先週レジスタンスを突破したことでテクニカル的な買いもサポートとなっているようです。銀は連れ高、プラチナは下げ幅を縮小したものの軟調な動きとなりました。金8月限は13.1ドル高の973.7、銀9月限は43.0セント高の1925.0、プラチナ10月限は11.2ドル安の2036.0で引けました。 
Posted by スクイーズ - 2008.07.13,Sun
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の流れを受け軒並み堅調に寄り付き、その後は週末のポジション調整を背景とした売りに押される場面も見られましたが、原油を中心とした商品市場全体の堅調な流れをサポートに底堅い動きとなりました。また、大豆の期末在庫が1.4億Buと先月に比べて減少したこともサポート要因となったようです。大豆11月限は9.0セント高の1596.0で引けました。

コーンは需給報告によるとエタノール需要の急減により期末在庫が2割以上もの急増したことから、一時下落したものの、ドル安、堅調な大豆高や、週末前のポジション調整によるショートカバーにより引けにかけては強含みました。コーン9月限は4.5セント高の691.0で引けました。

小麦は本日発表された需給報告、世界生産報告への弱気な予想に反発して取引開始から高寄りで始まり、急伸するエネルギー、金市場やローカルによる買い、そして取引員筋のストップロス買いにより一時846台まで上昇しました。小麦9月限は前日比12.75セント高の830.75で引けました。予想通り、USDAは2008/09年度期末在庫は4.9億Buから5.4億Buに上方修正しました。2008/09年度世界期末在庫は1.32億トンから1.33億トンに引上げられました。 


<NY原油市場>
イスラエル空軍機が演習を行うなど、中東情勢が緊迫化していることを受け、前日の流れを引継ぎNY原油は一時147ドル台と高値を更新しました。原油8月限は3.43ドル高の145.08で引けました。ブラジル石油会社のストの懸念、ナイジェリアでの情勢不安など地政学リスクは高まっているようです。


<NY貴金属市場>
史上高値を更新した原油やドル安に加えて、地政学的リスクや金融システムへの懸念を背景としたリスク回避により、NY金はストップを巻き込み大幅続伸となりました。またインフレ圧力もサポート要因となったようです。銀やプラチナもそれぞれ大幅上昇となりました。金8月限は18.6ドル高の960.6、銀9月限は50.0セント高の1882.0、プラチナ10月限は48.8ドル高の2047.2で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.07.11,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを受け小幅安で始まり、その後は軟調なコーンや小麦が圧迫要因となったものの、明日に控えた需給レポートでの在庫減少の見通しがはやされ大幅続伸となりました。また、アルゼンチンでのスト再開の可能性が高まっておりサポート要因となっているようです。大豆11月限は30.0セント高の1587.0で引けました。大豆の週間輸出成約は旧穀が6.64万トン、新穀が22.25万トンとなっています。

コーンは前日に続いて軟調に始まり、ローカル筋や取引員筋による手仕舞い売りを背景に終始上値重い展開となりました。USDAより本日発表された週間輸出成約は33.7万トンと低調でした。6-10日予報では中西部の天候は生育に良好との見通しです。コーン9月限は、8.25セント安の686.5で引けました。明日、需給報告が発表される予定です。

小麦は夜間取引を引継ぎ、安寄りで始まり、その後も軟調に推移しました。前日同様コーンよりやや堅調なものの、今期は世界的に豊作と見られ、明日の需給報告の発表を控え、米小麦も事前予想より大幅増になるとの見方が上値を重くしています。小麦9月限は前日比7.75セント安の818.0で引けました。週間成約は61.7万トン、累計売上実績は36.2%と予想を大幅に上回りました。 


<NY原油市場>
前日に続いてイランがミサイル試射を行ったことや、ナイジェリア武装グループが今週中に休戦状態を解除すると伝えたことがはやされ、引けにかけては5ドル以上も値を伸ばしました。原油8月限は5.60ドル高の141.65で引けました。国際情勢の緊迫化により当面はさらなる高値が見込まれているようです。


<NY貴金属市場>
原油の上昇や軟調なドルを背景とした強気モメンタムの高まりによる買いが広がり、NY金は大幅上昇となりました。また、イラン情勢や不安定な動きを続ける株式市場を受けリスク回避としての買いもサポートとなったようです。銀やプラチナは連れ高となっています。金8月限は13.4ドル高の942.0、銀9月限は14.5セント高の1832.0、プラチナ10月限は26.4ドル高の1998.4で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.07.10,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は堅調に寄り付いた大豆は、その後軟調なコーンや小麦が圧迫要因となったものの、金曜日の需給レポートを前にショートカバーによる買戻しが先行し一段高となりました。大豆11月限は27.5セント高の1557.0で引けました。週末にかけて産地では生育に適した天候が見込まれており圧迫要因となっているようです。

コーンは夜間取引の流れを引き続き軒並み軟調に寄付き、大豆高がサポートとなるも、ローカル筋や取引員筋による積極的な小麦売りの影響より終始軟調に推移しました。産地では、温暖な気候が予想されていますが、アイオワ州周辺では大雨も予想されています。今朝USDAは、14.4万トンの輸出成約を発表しました。コーン9月限は9.75セント安の694.75で引けました。

小麦は前日に引続き、取引開始はコーンよりも堅調に始まるもローカルによる売り、対コーンのスプレッド売りが先行し軟調に推移しました。小麦9月限は前日比10.75セント安の825.75で引けました。豪当局は干ばつが続いていた豪西部の今期生産量を200万トン減の1000万トンと下方修正し、インド当局は7840万トンに上方修正しました。


<NY原油市場>
原油在庫が584万バレルの大幅減少と伝えられ、朝方は堅調な動きとなったものの、在庫減少は米西海岸に集中しているとの見方などより上値は限られ、引けにかけては軟化しました。原油8月限は0.01ドル高の136.05で引けました。期先限月は全て小幅ながらも安引けました。ナイジェリア沖合いの油井が操業を再開したとのニュースも圧迫要因となった模様です。


<NY貴金属市場>
ドル安や底堅く推移した原油に加えて、イランがミサイルテストを行ったことで地政学的な緊迫を受けNY金は堅調に推移しました。銀やプラチナもそれぞれ堅調な動きとなりました。金8月限は5.3ドル高の928.6、銀9月限は22.0セント高の1817.5、プラチナ10月限は19.1ドル高の1972.0で引けました。また、インフレヘッジによる需要もサポート要因となっているようです。
Posted by スクイーズ - 2008.07.09,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の流れを引き継ぐ形で軒並み安で寄り付き、その後も軟調な原油や金、ドル高を背景にファンド筋やローカル筋による売りが広がり大幅安となりました。また、軟調な商品市場全体の動きも圧迫要因となっているようです。引けにかけては若干戻しており、大豆11月限は31.5セント安の1529.5で引けました。メキシコへ3.8万トンの大豆オイルの成約が伝えられています。

コーンは夜間取引の流れを引き続き前半は大きく下落し、その後も軟調に推移しました。ファンドによる手仕舞い売りや改善された天候により収穫量が増加するとの見方が圧迫要因となっています。G8サミットは食品やバイオ燃料の高値を懸念していることを述べ、USDAは今週の金曜日に需給報告を発表する予定で、注目を集めています。コーン9月限は24.25セント安の703.5で引けました。

小麦は前日に引き続きコーン、大豆の手仕舞い売りによる下落、軟調なエネルギー市場を受け、取引開始は下寄りで始まるも、中盤から回復しました。続落するコーンがサポートとなったのではとの見方です。小麦9月限は前日比0.5セント高の836.5で引けました。


<NY原油市場>
G8サミットでの石油価格の抑制についての話合いや、ドル安是正の思惑や世界経済の鈍化による石油需要の減退などの見通しにより140ドルを大きく割込む動きとなりました。原油8月限は5.33ドル安の136.04で引けました。欧州での景気後退も懸念されており、石油価格上昇による需要鈍化の見通しが出ているものの、依然としてインフレヘッジとしての商品の人気は根強いようです。


<NY貴金属市場>
原油の急落やドル高を受けNY金は大幅下落となりましたが、引けにかけてはショートカバーによる買戻しが見られ下げ幅を縮小しました。また、商品市場全体が調整モードにあることも背景にあるようです。銀は連れ安、プラチナは弱気な需要見通しにより軟調な動きとなりました。金8月限は5.5ドル安の923.3、銀9月限は4.0セント安の1796.0、プラチナ10月限は30.9ドル安の1952.9で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.07.04,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は連休を前にしたポジション調整の動きが先行し軟調に寄り付くも、その後は強気な輸出成約や原油高を背景に値を戻し底堅い動きとなりました。大豆11月限は1.0セント高の1631.0で引けました。大豆の輸出成約は旧穀が46.59万トン、新穀が17.65トンとなっており、大豆ミールは旧穀が15.81万トン、新穀が200トン、大豆オイルは旧穀の6100トンのみとなっています。

コーンは夜間取引の流れを引き続き、前半は軒並み安で始まりましたがその後は天候面での不安定要素より底堅い動きとなるも、そのまま安引けました。コーンの週間輸出成約は旧穀が32.59万トン、新穀が30.25万トンとなりました。コーン9月限は6.0セント安の755セントで引けました。

小麦は小幅安で始まり、昨晩の雷雨による収穫の遅れの懸念が一部あるものの、対コーンのスプレッドが出来高を伴い堅調に推移しました。小麦9月限は前日比7.25セント高の887.5で引けました。週間輸出成約は66.8万トンと予想を大きく上回りました。 


<NY原油市場>
中国などの石油需要の急増により世界需給がタイトになるとの見方などにサポートされて、NY原油は145ドル台と高値を更新しました。原油8月限は1.72ドル高の145.29で引けました。米雇用統計は6ヶ月連続で就業者数の減少が伝えられ、米石油需要の減少の見通しがあるも、また本日はドルが急伸するも、弱材料への反応は鈍いようです。


<NY貴金属市場>
トリシェECB総裁のハト派なコメントを受けユーロが急落したことで、NY金はストップロスを巻き込み大幅下落となりました。また、連休を前にした利益確定の動きも背景にあるようです。銀は連れ安、プラチナは薄商いのなか利益確定の動きが先行し大幅下落となりました。金8月限は12.9ドル安の933.6、銀9月限は5.5セント安の1837.0、プラチナ10月限は46.6ドル安の2030.4で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.07.03,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引で軟調だった原油を背景に軟調に寄り付きましたが、その後は引き続き洪水による収穫量低下の見通しがはやされ、史上高値を更新するなど大幅上昇となりました。また、アルゼンチン問題が難航していることからスト再開との見方もあり、サポート要因となったようです。大豆11月限は20.0セント高の1630.0で引けました。

コーンは軒並み安で始まりましたが、その後ローカル筋や取引員筋による積極的な買いが先行し、大豆・小麦売り/コーン買いのスプレッドにサポートされ堅調に推移しました。USDAによると、コーンの作況は平年よりも10日ほど遅れているようです。また来週にかけては高温気候が予想されており、今後の作況へどのように影響するか注目されています。コーン9月限は28.75セント高の761.0で引けました。

小麦は小幅安で始まり対コーンのスプレッド売りにより一時下押される場面があるも、堅調なコーンを受け総じて堅調に推移しました。本日の取引は今週末の連休に向けての調整との見方もあるようです。小麦9月限は前日比15.5セント高の880.25で引けました。 


<NY原油市場>
週間在庫レポートでは原油在庫が198万バレル減と今年1月来の低水準になったことがサポートとなり、143 ドル台と堅調にしました。原油8月限は2.60ドル高の143.57で引けました。ベネズエラでの石油会社での4000人の労働者がストに突入したこと、ドル安やイスラエルとイラン間の緊張などもはやされました。


<NY貴金属市場>
本日のNY金はここ数日の上昇に対する利益確定の動きから序盤はやや軟調に推移したものの、その後は反発した原油に追随しプラスに転じています。また、ファンド筋による新規の買いもみられたようです。銀は連れ高、プラチナは連休を控えて手仕舞い売りにより軟調な推移となりました。金8月限は2.0ドル高の946.5、銀9月限は13.5セント高の1842.5、プラチナ10月限は11.7ドル安の2077.0で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.06.28,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は産地での降雨や原油の高騰がサポートとなり堅調に寄り付きましたが、週末のポジション調整や月曜日に発表されるレポートを前に、ローカル筋や取引員筋による売りが先行しマイナスに転じています。また、軟調なコーンや小麦も圧迫要因となったようです。大豆11月限は2.0セント安の1559.5で引けました。アルゼンチンが供給を再開すれば中国の需要も増加するとの見方のようです。

コーンは堅調に始まり、新穀12月限は一時8ドルの大台に迫ったものの、週末前のポジション調整より上値重く、引けにかけて軟化しました。コーン9月限は0.5セント安の767.75で引けました。週明けの作付面積レポートが注目されており、また依然として産地では降雨見通しがサポート要因となっています。

小麦は高寄りで始まるも、数日続いた上昇に対する利益確定売りや、取引員筋によるストップロス売りが先行し、コーンと共に下落しました。またオーストラリアでの降雨見通しも圧迫要因となった模様です。小麦9月限は前日比30.75セント安の912.0で引けました。  


<NY原油市場>
恒常的な供給不安と投資人気のサポートにより一時は142ドル台と高値を更新しました。原油8月限は0.57ドル高の140.21で引けました。不安定な株式市場の影響で、金に代わるインフレヘッジとしてのエネルギー関連への投資人気は依然として根強いようです。


<NY貴金属市場>
軟調な推移を続けるドルや、原油が高値を更新したことで投機的なファンド買いが見られNY金は大幅続伸となりました。また、思ったよりも経済やインフレの状態が悪いとの見方が浸透していることもサポート要因になっているようです。銀は連れ高、プラチナは利益確定の売りに押され小幅安となっています。金8月限は16.2ドル高の931.3、銀9月限は49.0セント高の1771.0、プラチナ10月限は7.4ドル安の2062.4で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.06.27,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の流れを引き継ぎ堅調に寄り付き、その後も原油の高騰やドル安、堅調な周辺市場を背景にローカル筋や取引員筋を中心とした買いが入り軒並み高となりました。また、ブラジルでストライキが始まったこともサポート要因となったようです。大豆11月限は36.5セント高の1561.5で引けました。大豆の週間輸出成約は旧穀が26.81万トン、新穀が228.94万トンとなっています。

コーンは大豆、小麦の上昇にサポートされて、軒並み高で始まり、その後も堅調に推移しました。コーン9月限は23.75セント高の768.25で引けました。中西部での降雨見通しや、ブラジルでの霜観測による被害などがはやされました。週間輸出成約は旧穀が23万トン、新穀は17万トンでした。

小麦は取引開始から大幅高で始まり、堅調なコーン、テクニカル買いにより中盤には4月以来高値の970台まで上昇し、引けにかけては下押されました。高騰するコーンを受け、家畜の餌を小麦に代える家畜生産者が出てきていること、また仕向先不明の28万トンの輸出成約があったとのニュースもサポートとなったとの見方です。小麦9月限は前日比22.5セント高の942.75となりました。週間輸出成約は旧穀が49.8万トン、新穀は0.5万トンと事前予想を上回りました。 


<NY原油市場>
リビアの減産の懸念、為替市場でのドル安がサポートとなり、140ドルをうかがう動きとなりました。原油8月限は5.09ドル高の139.64で引けました。イランの核問題、サウジ増産の効果についての懐疑的な見方などもはやされました。引け後の電子取引では140ドル台を一時つけています。


<NY貴金属市場>
FRBの利上げに対する不透明感が強まりドルが売られたことや、原油の高騰をサポートにNY金は軒並み上昇となりました。また、テクニカル的な買いやショートカバーによる買い戻しもサポート要因となったようです。銀やプラチナも大幅上昇となりました。金8月限は32.8ドル高の915.1、銀9月限は61.3セント高の1722.0、プラチナ10月限は50.5ドル高の2069.8で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.06.26,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを引き継ぎ高寄りで始まり、その後は原油の急落を受け軟調だった大豆オイル主導で売りが先行しましたが、米中西部でのさらなる降雨観測がはやされ反発上昇となりました。大豆11月限は34.0セント高の1525.0で引けました。また、進展を見せているアルゼンチン問題が圧迫要因となっているようです。

コーンは夜間取引の流れを引き続き、前半は小麦や大豆と同様に強含み、米中西部での降雨の見通しもサポート要因となり後半には一段高となりました。今年にかけて産地での天災による作物への被害は80億ドルにも達するとの見方です。コーン7月限は17.5セント高の744.5で引けました。

小麦は買戻し、テクニカル買いが先行し、前日に引き続き堅調に推移しました。小麦9月限は前日比32.25セント高の920.25で引けました。軟質赤冬小麦産地の雨による収穫の遅れが懸念されていますが、来週には始まるとの見方です。 


<NY原油市場>
原油在庫が80.3万バレル増と6週間ぶりの増加が伝えられ、NY原油は大きく下押す動きとなりました。原油8月限は2.45ドル安の134.55で引けました。一方ガソリン在庫は減少しており、ドライブ需要による供給確保の懸念も出ています。


<NY貴金属市場>
FOMCの発表を控え様子見モードの中、原油が急落したことをきっかけにNY金は大幅下落となりました。また、インフレリスクを背景にタカ派なコメントが出るのではとの憶測も圧迫要因となったようです。堅調なNYダウがサポートとなり引けにかけては、若干戻しています。銀やプラチナは連れ安となりました。金8月限は9.3ドル安の882.3、銀7月限は13.0セント安の1650.3、プラチナ10月限は12.2ドル安の2019.3で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.06.25,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆は序盤堅調だった原油を背景に高寄りで始まり、その後もさらなる降雨見通しを受けローカル筋による新規買いがサポートとなりましたが、産地での温暖で乾燥した気候により作況が改善したことや、アルゼンチン問題が進展を見せていることが圧迫要因となり反落しました。大豆11月限は11.5セント安の1491.0で引けました。

コーンは来週にかけて降雨見通しにより、寄付き直後は堅調に推移するも、先週の乾燥気候により作況が改善したことが圧迫要因となり、その後は下落しました。コーン7月限は11.75セント安の712.5で引けました。米議会は投機売買における制限について再び審議し始めました。USDAによると2000万エーカー以上もの土地が放牧や飼料のために開放される予定ですが、コーンの新規作付けには利用されないとのことです。

小麦は小幅安で始まり一時急伸する場面があるも、ローカルによる売りが先行しやや下押されました。カンザス産地での降雨が収穫を一部遅らせるのではとの懸念があります。小麦7月限は前日比3.75セント高の870.0で引けました。


<NY原油市場>
先週武装グループにより操業を中断していたナイジェリア沖合いでのシェル社の石油基地が再開したとのニュースより、上値の重い動きとなりました。原油8月限は0.26ドル高の137.00で引けました。同石油基地での攻撃による被害は最小限のもので操業は再開したものの、先日発令した受渡不履行は有効とのことです。

 
<NY貴金属市場>
明日のFOMCの発表を控え全体的に小動きとなったものの、NY金は軟調なドルを背景に堅調に推移しました。但し、前日の大きな下げを受け調整モードにあるようです。銀やプラチナはFOMCを控えたポジション調整や利益確定の動きにより軟調に推移しました。金8月限は4.4ドル高の891.6、銀7月限は15.7セント安の1663.3、プラチナ7月限は14.2ドル安の2031.5で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.06.24,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆はドル高を背景に16セント安で始まり、その後も産地での天候が改善していることや、アルゼンチンでの緊迫感が後退したことがはやされ急落しましたが、引けにかけては安値より反発し戻しています。また、堅調なコーンもサポートとなったようです。大豆11月限は6.5セント安の1502.5で引けました。今週の輸出検証は1082.8万Buとなっています。

コーンは夜間取引の流れを引継ぎ軒並み安に始まるも、原油高を背景にその後は堅調に推移しました。産地での乾燥見通しが圧迫要因となるも、朝安の後、高引ける展開が続いています。コーン7月限は3.0セント高の724.45で引けました。天気も大部分で回復され、夏季穀物検証は事前予を上回りました。週間輸出検証はは3672万buでした。

小麦は米産地での天候が回復に向かっており収穫が予定通り行われるとのニュースより中盤にかけては回復するも、引けにかけては下押されました。小麦7月限は前日比0.25セント安の866.25で引けました。週間輸出検証は約1770万Buでした。干ばつが続くアルゼンチン、豪産地では依然として悪天候が続くとの見通しです。


<NY原油市場>
先週末にサウジが日量20万バレル増産を発表したものの、世界需給へのインパクトはほとんどないとの見方や、ナイジェリアでの供給支障のニュースがサポートとなり、NY原油は上昇。中心限月の原油8月限は1.38ドル高の136.74で引けました。マーケットは弱材料よりも強材料に敏感に反応しやすいようです。


<NY貴金属市場>
ドルが強含んだことや軟調な原油を受けNY金は売りが先行し、ストップロスを巻き込み急落となりました。また、大口のファンドによる売りも背景にあるようです。その後は現物市場での買いがサポートとなり小反発となっています。銀やプラチナも大幅安となりました。金8月限は16.5ドル安の887.2、銀7月限は60.7セント安の1679.0、プラチナ7月限は23.2ドル安の2045.7で引けました。 
Posted by スクイーズ - 2008.06.21,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は原油の上昇や軟調なドルを背景に高寄りで始まり、その後も新穀主導で上値を伸ばしましたが、高値付近では利益確定の売りが広がり反落しました。週末を前にしたポジション調整も圧迫要因となったようです。また、依然として天候に左右されやすい状態となっています。大豆11月限は12.5セント安の1509.0で引けました。アルゼンチンでの問題は進展もなく膠着状態となっています。

コーンは夜間取引では軟調なコーンでしたが、取引開始前に原油が反発したことで高寄りで始まり、引けにかけては利益確定の売りに下押されました。コーン7月限は6.5セント安の721.25で引けました。産地では来週前半にかけて降雨が予想されています。

小麦はローカル、取引員筋の買いにより小幅高で始まるも、売り注文が相次ぎ軟調に推移しました。小麦7月限は前日比14.5セント安の866.5で引けました。干ばつが続いていたアルゼンチン産地では昨日降雨観測がありましたが、作付けには不十分と見られ、アルゼンチン当局は小麦作付け面積予想を下方修正しました。豪産地でも恵みの雨が降りましたがこちらも十分な降雨量を得られずに今期の作付け終了した模様です。


<NY原油市場>
ドルが対ユーロで大きく下落したことから、NY原油は急伸。原油7月限は2.69ドル高の134.62で引けました。イスラエルがイランの核施設攻撃を想定した演習を行ったとのニュース、ナイジェリアでのストの計画もサポート要因となりました。今週末のサウジで開かれる会合の結果についても注目されています。


<NY貴金属市場>
堅調な原油やドル安を受けNY金は堅調に推移しましたが、週末を前に利益確定の動きが先行し小幅安となりました。また、強気なセンチメントにもかかわらず、継続した買いが見られなかったことも手仕舞い売りを誘ったようです。銀は連れ安、プラチナは比較的堅調に推移し小幅高となっています。金8月限は0.5ドル安の903.7、銀7月限は7.3セント安の1739.7、プラチナ7月限は6.6ドル高の2062.4で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.06.20,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを受け軟調に寄り付き、その後も大豆価格の高騰により需要が鈍化していることや、産地での天候が改善していることがはやされ軟調な動きとなりました。また、原油の下落を受け軟調だった大豆オイルも圧迫要因となったようです。大豆11月限は21.5セント安の1521.5で引けました。大豆の週間輸出成約は旧穀が17.12万トン、新穀が0.91万トンと減少しており、大豆オイルは900トンとなっています。

コーンは輸出成約は34.3万トンと前週より大幅減少となり、最近の価格高騰より消費国の需要が減退していることが圧迫要因となり、大幅下落となりました。コーン7月限は18.5セント安の727.75で引けました。また向こう10日間の産地の天候は平年を下回る雨量が予想されていることもマイナス要因となりました。

小麦は今年度小麦の豊作の見通しとコーンの軟調な動きを受け、軟調に推移しました。小麦7月限は前日比23.0セント安の881.0で引けました。週間輸出成約は53.8万トンと予想を大幅に上回りました。


<NY原油市場>
中国が国内石油価格を大幅に引上げたことから、同国での需要が落込むとの懸念が広がり、NY原油は大幅下落。原油7月限は4.75ドル安の131.93で引けました。また中国はジェット燃料、電力料金の引き上げも行う見通しです。天然ガス在庫が増加したことも圧迫要因となった模様です。


<NY貴金属市場>
ドルが強含んだことや軟調な原油が圧迫要因となったものの、強気なモメンタムやテクニカルによる買いにより堅調な動きとなりました。また、オプションに絡んだ買いも背景にあるようです。銀は連れ高、プラチナは買われ過ぎとの見方から利益確定の動きが先行し軟調に推移しました。金8月限は10.7ドル高の904.2、銀7月限は13.0セント高の1747.0、プラチナ7月限は36.1ドル安の2055.8で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.06.18,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日比変わらずで寄り付いた大豆は、軟調な原油やパームオイルが圧迫要因となるものの、堅調な大豆ミール主導で堅調な動きとなりました。また、中西部での洪水による作物の被害や現物市場の混乱もサポート要因となったようです。大豆11月限は30.0セント高の1553.0で引けました。来週にかけては乾燥した気候が見込まれており、作付けが継続されるとの見方です。

コーンは中西部での洪水の被害が拡大し、作付面積の減少、作況への悪影響の懸念などより続伸しました。コーン7月限は9.75セント高の742.25で引けました。作況は57%が優良と先週の60%より低下しています(前年同期70%)。今回の洪水により500万エーカーの作付面積が減少したとも言われており、被害状況について引続き注目されています。

小麦はオクラホマ、カンザス中南部産地で続く大雨がサポートとなり、取引開始から上値で始まり、その後も値を伸ばしました。小麦7月限は前日比21.75セント高の898.25で引けました。干ばつが続いているアルゼンチン産地では数日に降雨予測が出ていますが、作付けに十分な降雨量が見込めないのではとの見方です。


<NY原油市場>
米住宅着工高、鉱工業生産高がともに下落し、需要減退の思惑よりNY原油は続落したものの、ドル安を背景に下値も限られました。原油7月月限は0.60ドル安の134.01で引けました。サウジは6月22日に主要国を招いて価格安定について話し合う予定で、その成行についても注目されています。


<NY貴金属市場>
前日の上昇を受け利益確定の動きが先行するなどNY金は調整モードとなりましたが、ドルが軟調だったことで底堅く推移しプラス圏を維持しています。銀は前日の急伸に対する反発で軟調、プラチナは強気なファンダメンタルにより堅調な推移となりました。金8月限は0.6ドル高の886.9、銀7月限は15.7セント安の1707.5、プラチナ7月限は13.6ドル高の2064.3で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.06.17,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は堅調だった夜間取引の流れや、史上高値を更新した原油を受け軒並み高で寄り付きましたが、その後原油が反落したことで大豆オイル主導で軟調な動きとなりました。中心限月の大豆11月限は8.0セント安の1523.0で引けました。また、アルゼンチンでのストが再開されたことでサポート要因となっているようです。大豆の週間輸出検証は1272.2万Bu、大豆オイルの期末在庫は24.89億ポンドとなっています。

コーンは夜間取引の流れを受け、軒並み高で寄付き、その後も堅調に推移するも、大豆の急落より引けにかけては上げ幅を抑えられました。コーン7月限は0.75セント高の732.5で引けました。取引開始から朝方の原油高もサポート要因となりました。またアイオワで発生した嵐の影響により広範囲な被害が予想され、作柄に大きな悪影響を与えているようです。

小麦は雨による収穫の遅れが影響し、コーン、大豆と共に軒並み高で始まるも、その後は軟調に推移しました。小麦7月限は前日比5.5セント安の876.5で引けました。週間輸出検証は1333万Buと事前予想をやや下回りました。カンザス、オクラホマではさらに大雨が続くと見られ、収穫に更なる影響が出ると予想されています。一方、干ばつが続いていたアルゼンチン産地では今週は恵みの雨が降るとの見方です。


<NY原油市場>
朝方は堅調な動きとなるも、サウジアラビアが日量20万バレルの増産を行うとのニュースより、後半にかけては下押す動きとなりました。原油7月限は0.25ドル安の134.61で引けました。石油価格高騰について、OPECに非難が向けられており、今回の増産はマーケットを押し下げるには至らないとの指摘もあります。


<NY貴金属市場>
ドルが売られたことや、史上高値を更新した原油をサポートに、NY金は軒並み堅調に推移しました。但し、原油が下落したことで利益確定の動きも見られ上げ幅を縮めています。銀は強気なファンダメンタルにより大幅上昇、プラチナは金に連れ高となっています。金8月限は13.2ドル高の886.3、銀7月限は67.2セント高の1723.2、プラチナ7月限は13.7ドル高の2050.7で引けました。また、全体的に堅調な穀物市場も買いを誘っているようです。
Posted by スクイーズ - 2008.06.14,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は原油の下落を受け軟調だった大豆オイル主導で軟調に寄り付きましたが、その後は降水による懸念や強気なコーンなどに追随し堅調な動きとなりました。またファンド筋の買いも背景にあるようです。大豆7月限は23.5セント高の1560.0で引けました。一方では、コーンの作付けの遅れによる大豆への転作懸念が圧迫要因となっているようです。

コーンは原油安、ドル高にも関わらず、変わらずで始まり、その後は産地での被害状況が深刻になりつつあるとの見方などより、一代高値を更新しました。コーン7月限は22.75セント高の731.75で引けました。今週はファンドによる買いがかなり活発だったようです。またアイオワ州における洪水の影響も大きな要因となっており、最終的にどれだけの被害が出るかは現在査定中のようです。

小麦は前日の流れを引継ぎ軒並み安で始まったものの、米南部の収穫予定産地での降雨などがサポートとなり、堅調に推移しました。アルゼンチンで続く干ばつが作付けに影響しており、また豪産地では一時恵みの雨が少し観測されましたが、再び乾燥気候が予想されています。小麦7月限は前日比31.0セント高の882.0で引けました。


<NY原油市場>
サウジ石油相が現在の石油価格の高騰は不当であり、同国はまもなく新油田の操業を始めると伝えたことから、総じて軟調な動きとなりました。原油7月限は1.88ドル安の134.86で引けました。前回のOPEC総会では生産枠は据え置かれたものの、サウジは大幅増産を求めてゆく意向とのことです。


<NY貴金属市場>
NY金は原油の下落やドル高を受け序盤は軟調に推移しましたが、その後は事前予想を上回った消費者物価指数を受けインフレ懸念が強まったことがサポートとなり底堅く推移しました。また、週末ということもあり下げ幅は限定されたようです。銀やプラチナは連れ高となっています。金8月限は1.1ドル高の873.1、銀7月限は7.5セント高の1656.0、プラチナ7月限は11.1ドル高の2037.0で引けました。 
Posted by スクイーズ - 2008.06.12,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は堅調な原油やパームオイルを背景に軒並み高で寄り付き、その後もコーンや小麦の上昇を受け急伸、ストップ高に張り付きました。また、アルゼンチンでの問題が進展をみせないこともサポート要因となっているようです。大豆7月限は70.0セント高の1516.5で引けました。原油の強気な需要見通しが引き続きサポートになるとの見方です。

コーンは取引開始から値を伸ばし、その後ローカルや取引員筋による積極的な買いを背景にストップ高に張り付きました。コーン7月限は30.0セント高の703.25で引けました。原油高や堅調な大豆、また需給レポートの結果も影響しているとの見方。引き続き、中西部では大雨が予測されておりこの天候が今後マーケットを動かす一番の要因となるようです。

小麦は取引開始から上値で始まり、その後も取引員、ファンドの買戻し、堅調なコーンと共に一段高となり、共にストップ高となりました。小麦7月限は前日比60.0セント高の869.0で引けました。アルゼンチン南部産地では干ばつが続いており、作付けを遅らせると懸念されています。


<NY原油市場>
原油在庫の456万バレル減少、為替市場でのユーロ反発、中国の先月の石油輸入量が前年同期比で25%増などのニュースによりNY原油は急伸です。原油7月限は5.07ドル高の136.38で引けました。米原油在庫はこの4週間で7.2%も減少しており、石油危機は深刻になってきている模様です。


<NY貴金属市場>
原油の上昇に加えてドル売りが先行したことからファンド筋による買いが入り、NY金は堅調に推移しました。また、ショートカバーによる買戻しの動きも背景にあるようです。銀は連れ高、プラチナは南アでの労使問題がはやされ堅調な動きとなりました。金8月限は11.7ドル高の882.9、銀7月限は22.0セント高の1685.5、プラチナ7月限は34.2ドル高の2037.1で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.06.11,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆は需給レポートの結果を受け高寄りで始まったものの、その後は夜間取引で軟調だったパームオイルが圧迫要因となり大豆オイル主導で大きく売り込まれました。また、コーンの作付けが遅れていることから、大豆への転作懸念も圧迫要因となったようです。大豆7月限は引けにかけて値を戻し5.5セント安の1446.5で引けました。大豆の期末在庫は旧穀が1.25億Bu、新穀が1.75億Buと前月に比べ減少しています。

コーンは夜間取引の流れを受け、取引開始から高値で始まり、堅調に推移しました。コーン7月限は16.0セント高の673.25で引けました。USDAによる需給報告では、旧穀は14.33億buと上方修正される一方、新穀は6.73億Buと前回よりも下方修正されたことがサポートとなりました。

小麦は夜間取引の流れを受け上値で始まり、その後もローカルによる買いの先行、また対大豆のスプレッドなどにより堅調に推移しました。需給報告によると、2008/09年度期末在庫は先月よりやや多い4.87億Bu、同年度世界期末在庫は1.32億トン、世界生産量も6.63億トンに上方修正されています。小麦7月限は前日比20.5セント高の809.0で引けました。  


<NY原油市場>
朝方は堅調だったものの、ユーロが対ドルで急落したことを受けて、NY原油も大きく下押されました。IEAが世界石油消費量を日量8677万バレルと今年5度目の下方修正を発表したことも圧迫要因となりました。原油7月限は3.04ドル安の131.31で引けました。バーナンキ議長が利上げを示唆する発言をしたことがドル高要因となり、今後もドルの動向が注目されます。


<NY貴金属市場>
利上げ観測を背景に強含んでいるドルや、軟調に推移した原油が圧迫要因となり、NY金は大幅下落となりました。また、海外勢のファンド筋による売りも背景にあるようです。銀やプラチナもそれぞれ連れ安となりました。金8月限は26.9ドル安の871.2、銀7月限は57.5セント安の1663.5、プラチナ7月限は56.7ドル安の2002.9で引けました。テクニカル的な強気転換に失敗したことでも地合いが弱くなっているようです。
Posted by スクイーズ - 2008.06.10,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを受け堅調に寄り付いたものの、直後からローカルや取引員筋による売りが先行し反落、その後も軟調な動きとなりました。また、アルゼンチンでのストライキが本日終了したことも買いを限定させたようです。大豆7月限は5.5セント安の1452.0で引けました。大豆の週間輸出検証は398.3万Buとなっています。明日の需給レポートでは期末在庫の減少が見込まれています。

コーンは夜間取引の流れを引き継ぎ、高寄りで始まり、その後は大豆と小麦の下落に追随して、堅調ながらも上値は抑えられました。コーン7月限は、6.75セント高の657.5で引けました。やはり天候が一番のサポート要因になっているとの見方で、引き続き降雨が予想されています。週間輸出検証は平均を下回り3630万buでした。

小麦は夜間取引の流れを引継ぎ、取引開始から高値で始まるも、冬小麦生産量が過去10年最高となる見通しから軟調に推移しました。今週にかけて予測される雨が収穫の妨げになるのではとの懸念もあるものの、さほど影響はしないとのも見方もあるようです。週間輸出検証は1940万Buとなりました。小麦7月限は前日比22.5セント安の788.5で引けました。 


<NY原油市場>
サウジ石油相が現在の石油価格の上昇はマーケットのファンダメンタルを反映したものではないと発言したことなどを受けて、先週末の急伸より一転して反落する動きとなりました。原油7月限は4.19ドル安の134.35で引けました。為替市場でのドルが反発したことも圧迫要因となりました。


<NY貴金属市場>
NY金はショートカバーなどの買いにより序盤は底堅く推移しましたが、その後はドル強含んだことや原油が下落したことで軟化しマイナスに転じました。銀は連れ安、プラチナはバーゲンハンティングにより下げ幅を縮小するも軟調な動きとなりました。金8月限は0.9ドル安の898.1、銀7月限は22.0セント安の1721.0、プラチナ7月限は21.7ドル安の2059.6で引けました。
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