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シカゴ、ロンドン、ニューヨークの商品市況、国内商品先物市場の石油市況・貴金属市況・穀物市況を報告。また、商品先物企業比較。
Posted by - 2025.03.16,Sun
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Posted by スクイーズ - 2008.06.07,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の流れを受け高寄りで始まり、その後も原油の高騰やアルゼンチンでのスト、産地での湿った気候などをサポートにファンド筋や取引員筋の買いが目立ち大幅続伸しましたが、引けにかけては週末のポジション調整など利益確定の動きに抑えられました。大豆7月限は5.5セント高の1457.5で引けました。原油の強気見通しや、ストライキ問題が難航していることから目先の地合いは強いようです。

コーンは高寄りで始まり、その後もローカル、取引員筋の積極的な買いにサポートされ堅調に推移しました。コーン7月限は7.5セント高の650.75で引けました。NY原油高や、作付け遅れによる発芽も遅れているとの見方がサポートとなりました。今後、平年通りの天候に回復するかが注目されています。

小麦は前日の流れを引継ぎ、コーン、大豆とともに本日も取引開始から急伸、その後も堅調に推移しました。ミネアポリスなど周辺取引所の小麦も堅調な動きとなりました。小麦7月限は前日比25.5セント高の811.0で引けました。最近のラリーにより過去3ヶ月間に渡る下落傾向も転換したとの見方が出ています。


<NY原油市場>
米雇用統計にて失業率が予想以上に上昇したことから、為替市場ではドル売りが広がり、これをきっかけにNY原油は投機買いが膨らみ、10ドル以上と過去最高の上げ幅を記録しました。原油7月限は10.75ドル高の138.54で引けました。イスラエルはイランが核を放棄しなければ攻撃すると報じられたことなどもサポートとなりました。

 
<NY貴金属市場>
米雇用統計の結果を受けドルが売られたことや、原油が急伸したことでショートカバーによる買戻しや新規買いが見られ、NY金は軒並み堅調に推移しました。銀やプラチナも連れ高となっています。金8月限は23.5ドル高の899.0、銀7月限は26.0セント高の1743.0、プラチナ7月限は68.8ドル高の2081.3で引けました。ドル安に加えて、インフレ圧力が高まっていることから目先は投機的な動きとなりそうです。
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Posted by スクイーズ - 2008.06.06,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は堅調な原油を背景に軒並み高で寄り付き、その後も産地では湿った気候が続いていることから生育に対する懸念がサポートとなり一段高となりました。また堅調な大豆オイルも背景にあるようです。大豆7月限は63.0セント高の1452.0で引けました。大豆の週間輸出成約は旧穀が29.86万トン、新穀が28.3万トンとなっており、大豆オイルは旧穀の0.91万トンのみとなっています。

コーンは NY原油高、またローカルや取引員筋による積極的な買いがサポートとなり、急反発する動きとなりました。コーン7月限は、28.75セント高の643.25で引けました。中西部での湿った気候見通しも大きな要因となっているようです。週間輸出成約は、旧穀が53万トン、新穀が17.2万トンの好調だったこともサポートとなりました。

小麦は前日の大雨、猛暑による一部産地へのダメージが懸念されるも、急伸するコーン、大豆と共に大幅高で始まりその後も値を伸ばしました。週間輸出成約は約14万トン、新穀約9.8万トンとなり予想を上回りました。小麦7月限は前日比32.5セント安の785.5で引けました。


<NY原油市場>
トリシェECB総裁の来月利上げを示唆する発言を受けてユーロが急上昇し、ドルが売られたことから、NY原油は5ドル以上もの急上昇となりました。原油7月限は5.49ドル高の127.79で引けました。引続きドルの行方が原油、商品市場へ大きな影響を及ぼしています。
 

<NY貴金属市場>
本日のNY金は、昨日のバーナンキFRB議長のコメントを背景としたドル高を受け軟調に推移しましたが、本日のトリシェECB総裁の強気なコメントを受けドルが売られたことから下げ幅を縮めました。銀は強気なファンダメンタルにより堅調、プラチナもバーゲンハンティングや南アでの電力問題がはやされ堅調に推移しました。金8月限は8.3ドル安の875.5、銀7月限は23.0セント高の1717.0、プラチナ7月限は17.6ドル高の2012.5で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.06.05,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は引き続き週末にかけて中西部での湿った気候見通しをサポートに高寄りで始まり、その後も進展のないアルゼンチンのストライキ問題を背景に一段高となりました。一方では原油の下落を受け軟調だった大豆オイルが圧迫要因となったようです。大豆7月限は29.5セント高の1389.0で引けました。ここ最近の、旧穀大豆や大豆ミール主導の動きが続いている模様です。

コーンは夜間取引の流れを引き継ぎ軟調で始まったものの、大豆の上昇がサポートとなり、堅調に推移しました。コーン7月限は7.0セント高の615.0で引けました。週末にかけての降雨見通しがさらに作付けを遅らせるとのことですが、今後は気温による生育促進が焦点となり、どれだけ暖かくなるかが注目されます。

小麦は前日の下落より一転して小幅高で始まり、コーン、冬小麦収穫量増加見通しの懸念もあるものの、大豆など周辺市場とともに堅調に推移しました。今週来週にかけて降雨予測が出ており、南部で続く猛暑が作況不良の一部の産地に影響が出るのではと見られています。小麦7月限は前日比2.5セント高の753.0で引けました。


<NY原油市場>
ガソリン在庫が294万バレル増と予想以上の増加となったことから、NY原油も軟調な動きとなりました。原油7月限は2.01ドル安の122.30で引けました。精製稼働率が増加しており、夏場に向けて製油所の操業ピッチは上がる見通しで、需要が低迷するようであれば、価格は軟化すると見られています。大手航空会社も運行数を減らす予定でジェット燃料の需要減少の見通しもあります。


<NY貴金属市場>
ドル高や軟調なエネルギー市場を背景に、NY金はやや軟調な動きとなりました。但し、強気な現物市場がサポートとなり下げ幅は定されています。銀はバーゲンハンティングにより堅調に推移プラチナは連れ安となっています。金8月限は1.7ドル安の883.8、銀7月限は10.5セント高の1694.0、プラチナ7月限は3.3ドル安の1994.9で引けました。現在は金曜日の米雇用統計に焦点が移っています。
Posted by スクイーズ - 2008.06.04,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆はやや軟調に寄り付いた大豆は、中盤まではアルゼンチンのストライキ継続の話題や、週末にかけて北西部での湿った気候見通しをサポートに堅調に推移しましたが、その後は原油の下落を受け大豆オイル主導で反落しました。大豆7月限は6.0セント安の1359.5で引けました。なお、昨日発表された作付進捗率は69%と事前予想より若干遅れておりサポートなりましたが、コーンから大豆への転作の懸念もあるようです。

コーンは 作付けの遅れが懸念されていましたが、温暖な気候が圧迫要因となり、軟調に推移しました。コーン7月限は、9.0セント安の606.75で引けました。産地の北部では温暖な気候がサポートし作付けされたコーンの多くが順調に発芽しているようです。今後も大雨が観測されていますが、発芽を促進するためには、温暖な気候が必要となるようです。

小麦は干ばつが続いていた豪東部産地で降雨観測があり、また数日に渡って降雨予測が出たことで、ローカル、取引員筋による売りに一段安となりました。一部では遅れが見られるものの、米冬小麦の収穫進捗状況も圧迫要因との見方です。小麦7月限は前日比32.0安の750.5で引けました。


<NY原油市場>
バーナンキFRB議長による発言により為替市場ではドルが軒並み高となり、これを受けてNY原油は2週間ぶりの安値を探る動きとなりました。原油7月限は3.45ドル安の124.31で引けました。ドル安がインフレ進行を助長しているとの見方で、このドル安問題をどのように解決しようとするのかが注目されています。また明日の在庫レポートは、ガソリン在庫増加の見通しが出ています。


<NY貴金属市場>
バーナンキFRB議長がドル安に対する懸念についてコメントしたことからドルが急伸し、NY金は大幅安となりました。ドル高を受け原油が下落したことも圧迫要となったようです。銀やプラチナも連れ安となっています。金8月限は11.5ドル安の885.5、銀7月限は7.5セント安の1683.5、プラチナ7月限は17.4ドル安の1998.2で引けました。ドルのセンチメントが強まりつつあり、金の下振れリスクも高まっているようです。
Posted by スクイーズ - 2008.06.03,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを受けやや軟調に寄り付き、その後は未だ進展のないアルゼンチン問題や、原油の上昇をサポートに堅調に推移しましたが、引けにかけては上値の重い動きとなっています。大豆7月限は2.0セント高の1365.5で引けました。大豆の週間輸出検証は988.7万Buとなっています。また、作付け進捗率がこの後発表されます。

コーンは夜間取引の流れを引継ぎ軟調に始まるも、原油の反発に伴いコーンも急反発する動きになりました。コーン7月限は17.25セント高の616.5で引けました。また週末にかけての大雨も影響しているとの見方で、今後も引き続き降雨が予想されています。この降雨により、さらに作付けの遅れが懸念されています。週間輸出検証は3737万buでした。

小麦は小幅高で始まり、堅調なエネルギー市場、コーン、大豆に波及し買戻しが相次ぎ続伸しました。前日降った南部産地の雨が収穫を遅らせるのではとの懸念があります。週間輸出検証は約2150万Buと予想範囲内となりました。小麦7月限は21.0セント高の782.5で引けました。


<NY原油市場>
製造業ISM指数が50を下回るも、前月より上昇したことがはやされNY原油は堅調に推移しました。原油7月限は0.41ドル高の127.76で引けました。来週にかけて全米の天候は平年を上回る見通しで、クーラー使用による電力使用の増加見通しもサポートとなりました。
 

<NY貴金属市場>
英国の金融セクターへの懸念が広がったことでリスク回避の動きが先行し、NY金は堅調に推移しました。また、原油の上昇やバーゲンハンティングによる買いもサポートとなったようです。銀やプラチナも連れ高となっています。金8月限は5.5ドル高の897.0、銀7月限は4.5セント高の1691.0、プラチナ7月限は1.8ドル高の2015.6で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.05.31,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の流れを受け軟調に寄り付いたものの、アルゼンチンの生産者らは、政府による関税に関する改正の申し出を断るのではとの見方が広がったことがサポート要因となり、直後から軒並み高となりました。また、産地での降雨見通しによるコーンへの転作懸念もサポートとなったようです。大豆7月限は40.75セント高の1363.5で引けました。大豆の週間輸出成約は旧穀が24.56万トン、新穀が26.27万トンと予想レンジ内の結果となっています。

コーンは軟調に始まったものの、その後は週末前のポジション調整やドル安、NY原油高などがサポートとなり、急反発する動きとなりました。コーン7月限は17.0セント高の599.25で引けました。週間輸出成約は旧穀が47.7万トン、新穀が22.6万トンの好調だったこともサポートとなりました。また産地では大雨が観測されており、降雨は週末にかけても続く模様です。

小麦は大豆、コーンと共に寄付きより堅調に推移しました。昨日の年初来安値の更新のため、出来高は少なく、ほとんどはローカル、取引員筋による買戻しとの見方です。未だ続く豪産地での干ばつ、作付けの遅れもサポートとなったとの見方です。週間輸出成約は旧穀約3.5万トン、新穀は約90.5万トンと事前予想内でした。小麦7月限は前日比18.0セント高の761.5で引けました。


<NY原油市場>
為替市場でのドル安がサポートとなり、NY原油は堅調に推移しまた。今年に入ってのラリーの背景にはドルの対欧州通貨での下落傾向が大きな要因となっており、依然としてドルの動きがマーケットを大きく左右しています。原油7月限は0.73ドル高の127.35で引けました。一方CFTC(米当局)は原油価格が不当に吊り上げられていないかどうか調査を行っているとのことです。

 
<NY貴金属市場>
原油の上昇やドル安をサポートに、ショートカバーによる買戻しが先行しNY金は堅調に推移しました。月末ということも背景にあるようです。銀やプラチナも連れ高となっています。金8月限は9.8ドル高の891.5、銀7月限は35.0セント高の1686.5、プラチナ7月限は23.6ドル高の2013.8で引けました。引き続き、原油主導の展開が続きそうです。
Posted by スクイーズ - 2008.05.30,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は軟調なマレーシアパームオイルを背景に軟調に寄り付き、その後も原油や金の大幅下落を受け、大豆オイル主導で総じて軟調な動きとなりました。また、週末にかけての天候見通しが改善していることも圧迫要因となったようです。大豆7月限は50.0セント安の1322.75で引けました。本日は中国へ大豆13.2万トンの成約が伝えられています。また、アルゼンチンでのストは特に進展もなく行き詰っているようです。

コーンは昨日の軟調な流れを引き続き、軒並み安で始まりローカル売りなどより軟調に推移しました。原油価格の急反落の反落もマイナス要因となりました。将来的に米議会が投機売買を制限する可能性を懸念があり、また産地での作況が進展している模様です。コーン7月限は12.75セント安の579.75で引けました。

小麦は大幅安で始まり、ドルの急伸またエネルギー、貴金属市場など軟調な周辺市場に押されて続落しました。他穀物の下落、供給量の増加見通しも圧迫要因との見方です。ファンドトレーダーが月末には商品市場から撤退すること、またインデックスファンドの規制強化も懸念されており、さらに豪産地の降雨予測も影響したようです。小麦7月限は前日比15.5セント安の743.5で引けました。    


<NY原油市場>
前日は急反発となったものの、本日は為替市場でのドル高や、月末を控えたポジション調整などにより軟調に推移しました。原油7月限は4.41ドル安の126.61で引けました。米石油消費量が減少しているとのエネルギー省からのレポートも圧迫要因となりました。原油在庫は890万バレル減少とのニュースは材料視されなかった模様です。

 
<NY貴金属市場>
ドルの急伸や原油の反落を受け利益確定の動きが先行し、NY金は大幅下落となりました。また、テクニカル要因や金6月限の受渡し通知が明日から開始されることも背景にあるようです。銀やプラチナは連れ安となっています。金8月限は23.2ドル安881.7、銀7月限は90.0セント安の1651.5、プラチナ7月限は76.7ドル安の1990.2で引けました。ドルが強含んでいることで、株式市場へと資金が流れてるようです。
Posted by スクイーズ - 2008.05.29,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日比変わらずで寄り付いた大豆は、軟調なコーンや小麦が圧迫要因となったものの、アルゼンチンでのストライキが再開されたことで米国産大豆の需要増加見通しにより堅調に推移しました。また、作付け進捗状況が遅れていることもサポートとなったようです。大豆7月限は25.0セント高の1372.75で引けました。今回のストライキは6月2日まで続く予定です。

コーンは夜間取引の流れを受けて軒並み安で始まりましたが、その後は原油価格の反発がサポートとなり、下げ幅を縮めました。今週末乾燥地域を除いて、作付けは完了に近づくとの見方です。平年より暖かい気候の影響によって、新しい発芽のピッチは速まっているようです。コーン7月限は3.0セント安の595.0で引けました。

小麦は軟質赤色の収穫遅れがややあるものの、冬小麦の良好な作況、また全国的な作況改善により大幅安ではじまり、中盤も軟調に推移しましたが、引けにかけては大豆高に追随して戻しました。小麦7月限は変わらずの759.0で引けました。豪産地で続く干ばつは取引に大きな影響を与えており、更に継続するとの見方です。 


<NY原油市場>
朝方は一時125ドル台と軟調だったものの、好調な米経済指標や北海原油の上値目標を150ドルとする民間の強気見通しがサポートとなり、130ドル台を回復する動きとなりました。原油7月限は2.18ドル高の131.03で引けました。調整入りかと思われたマーケットは引続き底堅いようです。


<NY貴金属市場>
原油の下落やドル高を受け手仕舞い売りが先行し、NY金は大幅続落となりましたが、その後原油が反発したことで下げ幅を縮小しています。銀は連れ安となるも比較的底堅く推移、プラチナはバーゲンハンティングにより若干戻したものの大幅下落となりました。金8月限は7.8ドル安の905.0、銀7月限は5.0セント安の1741.5、プラチナ7月限は61.20ドル安の2066.9で引けました。但し、原油の反発を受けても戻りが鈍いことから買いのセンチメントは弱いようです。
Posted by スクイーズ - 2008.05.28,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを引き継ぎ高寄りで始まったものの、原油の急落を背景に直後から大きく売られ、大豆オイル主導で大幅安となりました。一方では、依然としてアルゼンチンのニュースがサポートとなっているようです。大豆7月限は20.25セント安の1347.75で引けました。今週の輸出検証は1270.3万Buと事前予想を上回っています。また、産地では降雨見通しとなっています。

コーンは夜間取引では堅調だったものの、原油の下落を受けて安寄りし、その後も軟調でした。コーン7月限は1.75セント安の598.0で引けました。USDAによる穀物進捗率は平年より遅れてるものの85%から90%に達するとの見方です。全域で乾燥した気候が続きますが、温暖な天候は作付けに適した気候と観測されています。週間輸出検証は、予想を上回り3863万buでした。

小麦は大豆、コーンの軟調な動きに反して小幅高で始まりました。対コーン、大豆のスプレッドが出来高を伴った模様です。週間輸出検証は事前予想を下回り1522万Buとなりました。豪小麦産地では依然として乾燥状態が続いており、作付けの遅れ、作況が懸念されています。小麦7月限は前日比6.5セント高の759.0で引けました。 


<NY原油市場>
石油価格の上昇を受けて米消費者信頼感指数が15年来の低水準に落ち込み、需要減少の見通しよりNY原油は大きく下押されました。原油7月限は3.34 ドル安の128.85で引けました。米国はこれからが本格的なドライブシーズンに入り、またクーラー電力需要などの増加も見込まれていることから、下げ幅も限られるとの見方も引き続き多いようです。

 
<NY貴金属市場>
原油の急落やドルが強含んだことで、NY金は手仕舞い売りが広がり大幅下落となりました。また、オプションに絡む動きも利益確定の背景にあるようです。銀やプラチナも連れ安となっています。金6月限は17.9ドル安の907.9、銀7月限は82.5セント安の1746.5、プラチナ7月限は48.2ドル安の2128.1で引けました。目先のトレンドはドルの動向次第との見方です。
Posted by スクイーズ - 2008.05.23,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は事前予想を大きく上回った輸出成約や圧砕レポートを背景に小幅高で寄り付いたものの、直後から軟調な小麦や、原油の下落を受け軟調だった大豆オイル主導で大幅安となりました。また、大豆オイルの在庫が事前予想よりも多かったことも圧迫要因となったようです。大豆7月限は24.25セント安の1324.75で引けました。大豆の輸出成約は旧穀が38.28万トン、新穀が48.65万トンとなっています。

コーンは前日の急伸より一転し、本日は軟調に推移しました。夜間取引にではNY原油価格が高値更新の後、下落に転じ、また今週末の産地の気候は温暖予報が出ており、現在遅れをとっている作付け状況も来週までには平年通り進展するとの見方が背景にあります。週間輸出成約は旧穀が50.7万トン、新穀は26.9万トンでした。コーン7月限は11.75セント安の595.75で引けました。

小麦は小幅高で始まるも、コーン、大豆の下落を受けて取引員筋、ローカルが売りに出たことが圧迫要因となり、急落しました。週末にかけて予想されている降雨による作況改善、またアルゼンチンが予想生産量を上方修正したこと、パキスタンの成約キャンセル、延期も要因と見られています。週間輸出成約は旧穀9.8万トン、新穀39.4万トンと予想を大幅に上回りました。小麦7月限は前日比33.0セント安の745.0で引けました。 


<NY原油市場>
これまでの流れを引継ぎ一時は135ドル台と高値を更新したものの、米石油需要の落込みによりこれまでのラリーは続かないとの見方より、手仕舞い売り主導で軟調に推移しました。原油7月限は2.36ドル安の130.81で引けました。マーケットは今月だけでも16%も上昇しており、買われ過ぎとの見方がある一方、依然基調は強気との見方もあります。

 
<NY貴金属市場>
原油の下落やドルが強含んだことを受けNY金は軟調に推移しました。また今週末の連休を控え、利益確定の動きも背景にあるようです。銀は強気な需要がサポートとなり小幅安、プラチナは連れ安となりました。金6月限は10.3ドル安の918.3、銀7月限は2.5セント安の1802.5、プラチナ7月限は37.3ドル安の2183.8で引けました。資金が貴金属から原油に流れており、この動きは夏頃まで続くとの見方です。
Posted by スクイーズ - 2008.05.22,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを受け高寄りで始まり、その後も高値更新を続ける原油を背景に堅調だった大豆オイル主導で一段高となりました。また商品市場全般の上昇を受けインフレ懸念もサポートとなったようです。大豆7月限は17.5セント高の1349.0で引けました。アルゼンチンでのストライキは本日で終了し、政府側との話し合いに移る予定です。

コーンは前半にかけて大幅に価格が上昇し、その後も堅調に推移しました。昨日とは一転して今朝は、ローカルや取引員筋による積極的なコーン買い/小麦売りが目立ちました。コーン7月限は17.45セント高の607.25で引けました。前半の上昇は、夜間取引における大幅な石油価格の高騰による影響との見方。中西部にかけては、降雨が予測されていますが、作付けが遅れている東部では、月曜日まで乾燥気候が続くとの観測です。

小麦は上値で始まり、一時794まで上がりましたが、週末にかけての降雨予測により乾燥が続くグレートプレーンズ産地の作況改善の見込みから後半にかけては下押されました。小麦7月限は前日比6.0セント安の778.0で引けました。豪産地のごく一部では降雨観測がありましたがまだ干ばつは続くとの見込みです。


<NY原油市場>
原油在庫が予想外の532万バレルの大幅減少となったことを受けて、NY原油は133ドル台と高値を大きく更新しました。原油7月限は4.19ドル高の133.17で引けました。米ガソリンの小売価格は1ガロン当り4ドルをつけているとこともありますが、近い将来5~6ドル/ガロンもありそうとの見方も広がっています。

 
<NY貴金属市場>
原油価格の高騰やドル安を受け、NY金は本日も続伸となりました。また、テクニカル的にもポイントとなる抵抗をブレイクしたことでショートカバーの買戻しが入ったようです。銀は連れ高、プラチナは昨日からの反発もあり大幅上昇となりました。金6月限は8.4ドル高の928.6、銀7月限は32.5セント高の1805.0、プラチナ7月限は73.3ドル高の2221.1で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.05.21,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆はドル安や原油高を背景に高寄りで始まり、その後もローカルや取引員筋による積極的な買戻しが見られ、大豆オイル主導で堅調に推移しました。また、コーンや大豆の作付けが予想よりも遅れていることもサポートとなったようです。引けにかけては売りが先行しマイナスに転じています。大豆7月限は1.5セント安の1331.5で引けました。産地では作付けに適した天候見通しとなっています。

コーンは産地での作付けが予想よりも遅れていることから堅調に推移しました。コーン7月限は3.0セント高の589.75で引けました。週末にかけて22%作付けが進展しましたが、予想を下回りました。関税撤廃を唱えている大統領や農務長官の反対を買うなか米政府は、輸入品であるエタノール1ガロンにつき、54セントの関税をつけることに支持しました。そしてエタノールやバイオ燃料の使量が増加したことによって3%値段が上昇することを討論しました。

小麦は夜間取引の動向を引継ぎ上値で始まり、ドル安、豪産地で続く干ばつ、また作況が思わしくないというUSDAによる穀物進捗報告により一時806まで上がりましたが後半では下押されました。良作は先週より2%減の45%、不良は3%増の24%となりました。小麦7月限は前日比7.0セント安の784.0で引けました。


<NY原油市場>
為替市場でのドル安、インフレヘッジのための投資人気などに支えられ、NY原油は129ドル台と130ドルに迫る動きとなりました。本日納会の原油6月限は2.02ドル高の129.07で取引を終了しました。中国での地震の影響により石炭が不足しており、ディーゼルへの需要がシフトしていることもサポートとなりました。


<NY貴金属市場>
軟調なドルに加え、史上高値を更新した原油を背景としたインフレ懸念よりNY金は大幅上昇となりました。また、オプションの期日を控えショートカバーの動きも背景にあるようです。銀は連れ高、プラチナは昨日発表されたレポートへの失望感を背景に手仕舞い売りが先行し軟調に推移しました。金6月限は14.4ドル高の920.2、銀7月限は69.7セント高の1772.5、プラチナ7月限は10.4ドル安の2147.8で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.05.20,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆はアルゼンチンでのストライキが解決に向かうとの見方から軒並み安で始まり、その後も総じて軟調な動きとなりました。現在行われてるストライキは明後日に終了する予定ですが、その後は政府側との話し合いに持ち込まれる見通しとなっています。また、コーンや大豆の作付けが順調に進んでいることも圧迫要因となったようです。大豆7月限は45.0セント安の1333.0で引けました。大豆の週間輸出検証は853.1万Buとなっています。

コーンは小幅安で始まりましたが、一時は作付け遅れの懸念もあり、一時堅調に推移したものの、引けにかけては再び軟化しました。7月限のコーンは、4.25セント安の586.75で引けました。引け後の作付け進捗率は73%と予想を下回るも、前週より大幅に進展しました。そして来週までには平年通りの作付けが進展するとの見方もあります。週間輸出検証は、2731万buと予想を下回りました。

小麦は夜間取引の流れを受け上値で始まり、最近の価格下落に対して消費国の引合いも強まっていることから、堅調に推移。小麦買い/コーン・大豆売りのスプレッドも目立ちました。アルゼンチン政府と生産者の間で未だに対立している関税、小麦輸出登録取止めの問題の影響で小麦播種が滞り、また在庫が輸出できない状況にあるとのことです。週間輸出検証は1200万Buでした。小麦7月限は前日比15.5セント高の791.0で引けました。


<NY原油市場>
サウジアラビアが6月より日量30万バレルの増産を行うと発表したものの、世界石油の需要を満たすに十分かどうか懐疑的な見方も広がり、総じて堅調な動きとなりました。原油6月限は0.76ドル高の127.05で引けました。先週の米戦略備蓄の積み増し停止、サウジの増産など弱気ニュースも出ていますが、現在のラリーを抑えるにはさらなる弱気材料が必要との意見もあります。


<NY貴金属市場>
高止まりしている原油や、序盤軟調だったドルを背景にNY金は堅調に推移しましたが、その後経済指標の結果が好感されドルが強含んだことで利益確定の動きが先行し上値は限定されました。銀やプラチナは連れ高となっています。金6月限は5.9ドル高の905.8、銀7月限は6.8セント高の1702.8、プラチナ7月限は26.2ドル高の2158.2で引けました。ドルの地合いが強まっている中で、サポートとなっている原油が高値圏にあることから、積極的な買いは見られないようです。
Posted by スクイーズ - 2008.05.18,Sun
<シカゴ穀物市場>
大豆はドル安に加えて、高値を更新した原油を背景に大豆オイル主導で軒並み高で始まり、その後は軟調なコーンが圧迫要因となったものの、アルゼンチンでのストライキが延長されたこともはやされ堅調に推移しました。また、マレーシアパームオイルの上昇もサポートとなった模様です。大豆7月限は30.5セント高の1378.0で引けました。米中西部では作付けに適した天候見通しとなっています。

コーンは堅調な動きを見せる大豆や小麦と同様に、ドル安や原油の上昇を受け、前半は強含んだものの、作付け進展の見通しより、後半にかけては軟化しました。7月限のコーンは8.0セント安の591.0で引けました。南東部では、不安定な天候になりましたが大部分ではコーンの作付けに好適な気候が続いています。東部では、これから降雨が予想されますが、来週まで引き続き乾燥の見通し。北東部では、来週に降雨が予想されていますが、それまでには多くのコーンが作付けされるとの見方です。

小麦はドル安、コーン、大豆、周辺市場の堅調な動きを受け、高値で始まり、中盤ではコーンの下落と共に軟化する場面もありましたが、後半は持ち直しました。昨日にかけてテキサス、デルタ、中央、南部小麦ベルトで降雨観測があり、この雨が小麦生育を促進するとの見方もあります。小麦7月限は前日比4.0セント高の775.5で引けました。 


<NY原油市場>
為替市場でのドル安がサポートとなり、NY原油は一時127ドル台と高値を更新しました。原油6月限は2.17ドル高の126.29で引けました。GS社が今年後半には141ドルに達するとの強気見通しを発表したことも、上昇の背景にあります。石油価格の高騰を受けて米議会は米戦略備蓄への積み増しを停止し、一般への供給を増やすことを採決しています。


<NY貴金属市場>
原油高やドル安を背景にファンド筋による買いが入り、NY金は昨日に続き大幅上昇となりました。また、オプションに絡んだ動きやテクニカル要因もサポートとなったようです。但し、高値レベルでは週末の利益確定によりやや押されています。銀は連れ高、プラチナはテクニカル要因や南アでの電力問題がはやされ大幅上昇となりました。金6月限は19.9ドル高の899.9、銀7月限は27.5セント高の1696.0、プラチナ7月限は55.1ドル高の2132.0で引けました。 
Posted by スクイーズ - 2008.05.16,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを受け軟調に寄り付き、その後も原油が反落したことや、アルゼンチンでのストライキ問題が解決に向かうのではとの見方が広がり急落しました。引けにかけては、大幅に反発したコーンに追随し、30セント以上戻しています。大豆7月限は32.0セント安の1347.5で引けました。大豆の週間輸出成約は旧穀が20.14万トン、新穀が300トンと予想レンジ内の結果となっています。

コーンは産地での乾燥温暖見通しより一時急落するも、後半にかけては大きく戻して、強含みました。コーン7月限は2.75セント高の599.75で引けました。週間輸出成約は旧穀が54.7万トン、新穀が13.9万トンで、期近主導で上昇した模様です。長期的にはエタノール需要の増加見通しより、底堅いとの見方も背景にあるようです。   

小麦は昨日の動きを引継ぎ小幅安で始まり、アジア・ヨーロッパの小麦増産への期待が圧迫要因となり軟調な動きでしたが、後半はコーン同様に堅調な動きに転じました。小麦7月限は前日比7.5セント高の771.5で引けました。週間輸出成約は旧穀12万トン、新穀44万トンと予想を上回りました。豪産地で続く干ばつが引続き懸念されています。


<NY原油市場>
天然ガスの在庫増加レポートを受けてNY原油は一時121ドル台まで下落するも、依然として下値では投資人気が根強く、引けにかけてはほぼ変わらず付近まで戻す動きとなりました。最近のラリーに対して行き過ぎとの見方が広がりつつあるものの、テクニカル的には依然として売りシグナルが出ていないとの声もあります。原油6月限は0.10ドル安の124.10で引けました。 


<NY貴金属市場>
ドルが弱含んだことや原油の上昇を受け、NY金は序盤から堅調に推移し、その後はドルの反発や原油の反落により押される場面も見られましたが、ショートカバーによる買戻しの動きやテクニカル要因がサポートとなり終始堅調に推移しました。銀は連れ高、プラチナはバーゲンハンティングにより堅調に推移しました。金6月限は13.5ドル高の880.0、銀7月限は7.2セント高の1668.5、プラチナ7月限は37.7ドル高の2076.9で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.05.15,Thu
<NY原油市場>
在庫レポートではディーゼル油を含む留出油在庫が予想以上の増加となったことから、NY原油は軟調な動きとなりました。原油6月限は1.58ドル安の124.22で引けました。米国内での需要は減少しつつあるものの、世界的な需要が鈍化しない限り、石油価格は上昇し続けるとの見方もあります。


<NY貴金属市場>
軟調な原油やドル高を受け、NY金は手仕舞い売りにより軟調に推移しました。原油やインフレからドルへと焦点が移っており、またドルの地合いが強まっていることから手仕舞いモードになっているようです。銀は連れ安、プラチナはテクニカル要因も加わり大幅安となりました。金6月限は3.1ドル安の866.5、銀7月限は21.5セント安の1661.3、プラチナ7月限は34.3ドル安の2039.1で引けました。

 
<シカゴ穀物市場>
大豆は原油や金などの軟調な周辺市場を背景にやや軟調に寄り付くも、引き続きコーンの作付け状況が順調だったことがサポート要因となりその後は底堅く推移しました。一方、軟調なコーンや小麦が圧迫要因となった模様です。大豆7月限は前日比変わらずの1379.5で引けました。NOPAレポートによる4月末時点の大豆オイルの在庫は2409億ポンドと事前予想を上回っています。引き続き、穀倉地帯での乾燥した気候が見込まれています。

コーンは米中西部における乾燥した気候が引き続き、軟調に推移。コーン7月限は11.0セント安の596.25で引けました。作付け進行状況についての見方が交錯する中、このまま現在の気候が続くと、来週の中盤にかけて平年通りの作付け状況になるとの見方もあります。5月当限は正午で取引を終え、7.75セント安の安納会となりました。

小麦は続落するコーン、軟調な大豆が取引員筋のストップロスの売りを誘発し小麦も続落、7月限は年初来安値を更新しました。豪産地では未だ干ばつが続いており、週末にかけて降雨予測も出ていますが、作付けの遅れが懸念されています。小麦7月限は前日比31.75セント安の764.0で引けました。  
Posted by スクイーズ - 2008.05.14,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆は軟調なコーンや周辺市場の影響を受けやや軟調に寄り付きましたが、米中西部での乾燥した気候や、コーンの作付け進行状況が順調なことから大豆への転作懸念が後退し、新穀主導で大幅上昇となりました。また、原油の高騰やアルゼンチンでのストもサポートとなったようです。大豆7月限は37.0セント高の1379.5で引けました。

コーンは今週後半にかけての中西部での乾燥見通しを受けて軒並み安で始まり、一時6ドルの大台を割込みましたが、引けにかけては幾分戻しました。コーン7月限は7.5セント安の607.25で引けました。作付けは急ピッチで進むとの見方がある一方、低温により発芽も遅れているとのことです。

小麦は小幅安で始まり、小麦/コーンのスプレッドによる積極的な小麦買い、コーン売りがあり一時809台まで回復しましたが、産地の天候回復、また軟調なコーン、コメのストップ安など軟調な他市場が圧迫要因となり中盤では再び下落しました。米南部では木曜に通り雨の見込みがあり、作況改善になるとの見方です。小麦7月限は前日比9.75セント安の795.75で引けました。


<NY原油市場>
南米や欧州でのディーゼルやヒーティングオイルの供給が需要に追いついていないとの兆しや、イランが来月より日量40~100万バレルの減産を行うとの見通しがはやされ、反発しました。原油6月限は1.57ドル高の125.80で引けました。次回のOPEC総会は9月となり、その前の特別総会の予定はないとのことです。


<NY貴金属市場>
米小売売上高の結果が好感されドルが買われたことで、NY金はストップロスを巻き込み大幅下落となりました。但し、原油が反発したことで下げ幅は縮小されました。銀やプラチナも連れ安となっています。金6月限は15.3ドル安の869.6、銀7月限は39.7セント安の1682.8、プラチナ7月限は49.9ドル安の2073.4で引けました。高値圏での推移を続ける原油がサポートとなっていますが、下落に転じた場合の影響が懸念されているようです。
Posted by スクイーズ - 2008.05.13,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は先週の流れを引き継ぎ高寄りで始まったものの、軟調なコーンや予想よりも乾燥した気候見通しを受け売り圧力が強まり軟調に転じました。大豆7月限は15.5セント安の1342.5で引けました。一方で、依然としたアルゼンチンでのストがサポート要因になっているようです。今週の輸出検証は1310万Buとなっています。また引け後に発表された作付け進捗率は11%と平年同期の26%を大きく下回っています。

コーンは産地での作付けがどれだけ進展したか、見方が交錯する中、全般的に軟調に推移しました。コーン7月限は14.5セント安の614.75で引けました。週間輸出検証は3426万Buと予想を下回りました。引け後に発表された作付け進捗率は51%と平年の72%を下回りましたが、事前予想をやや上回りました。

小麦は週末にかけた中央部での霜は市場へのサポートとはならず、軟調なコーン、小麦の増産見通しなどより、朝方は軟調でしたが、その後持ち直しました。豪最大小麦生産州で、産地の48%が干ばつに見舞われていることがサポート要因との見方ですが、週末にかけて一部で降雨が上値を重くしました。週間輸出検証は2060万Buの91.7%となりました。小麦7月限は前日比1.0セント高の805.5で引けました。


<NY原油市場>
前半は一時高値更新となるも、その後は最近の石油価格の上昇を受けて、中国やインドなどの石油需要が減退するのではとの思惑より軟調な動きとなりました。原油6月限は1.73ドル安の124.23で引けました。中国が金融引締めにより自国のインフレを抑制しようとする動きも圧迫要因となった模様です。

 
<NY貴金属市場>
NY原油安やドルが強含んだことでNY金は軟調に推移しましたが、後半はドルが下げに転じたことで下げ幅を縮小しています。銀はドル安に加えテクニカル要因がサポートとなり堅調に推移し、プラチナも安値レベルでの買い意欲は強く堅調な推移となりました。金6月限は0.9ドル安の884.9、銀7月限は31.5セント高の1722.5、プラチナ7月限は21.5ドル高の2123.3で引けました。引き続き、原油を横目にした展開が続きそうです。
Posted by スクイーズ - 2008.05.10,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は需給報告の強気な結果を受け軒並み高で寄り付き、その後は押される場面も見られましたが、原油高を受け堅調だった大豆オイルがサポートとなり新穀主導で堅調に推移しました。大豆7月限は48.0セント高の1358.0で引けました。大豆の期末在庫は旧穀が1.45億ブッシェル、新穀が1.85億ブッシェルと事前予想を下回っています。大豆オイルの期末在庫は29.5億ポンドとなっています。

コーンは高寄り後、ポジション調整等の売りにより一時大きく下押したものの、NY原油同様に下値では買い人気強く、引けにかけては戻しました。コーン7月限は1.0セント安の629.25で引けました。USDAレポートでは期末在庫は12.83億Buと前回よりやや上方修正され、世界コーンの期末在庫(07-08年度)は1.0969億トンでしたが、新穀(08-09年度)の期末在庫は9903万トンと1億トンを下回りました。

小麦は小幅高で始まるも、需給報告、世界生産報告が共に予想を大幅に上回っていたことにより軟調に推移しました。米小麦収量は約24億Buと過去10年で最高、世界生産量は約6.6億トンとなりました。米旧穀小麦期末在庫は前月比300万Bu減の約2.4億Buと予想に反しました。新穀となる2008/09年度米期末在庫は約4.8億Bu。今年度世界期末在庫は約1.1億Bu、 2008/09年度は約1.2億トンに上方修正されました。小麦7月限は前日比17.5セント安の804.5で引けました。


<NY原油市場>
前日に続いてドル安が続き、NY原油は126ドル台と連日の高値更新となりました。同様にガソリン、ヒーティングオイルも高値を更新しています。原油価格が150~200ドルとの強気予想や、連日の活発なファンド買いがサポートとなっています。ナイジェリアや中東での情勢が良くないことも強気の要因です。原油6月限は2.27ドルの125.97で引けました。


<NY貴金属市場>
ドルが軟調に推移したことや、原油高によるインフレ懸念の高まりを受け、NY金は堅調に推移しましたが、FRBの金利据え置き観測が広がり上値は限定されました。銀は連れ高、プラチナは依然とした南アの電力問題に加え、UBSが初の米国ベースのプラチナETN(上場型有価証券)を売り出したことがはやされ大幅上昇となりました。金6月限は3.7ドル高の885.8、銀7月限は4.0セント高の1691.0、プラチナ7月限は59.5ドル高の2101.8で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.05.09,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は本日はやや軟調に寄り付いたものの、その後は堅調なコーンや大豆オイルをサポートに底堅く推移しました。引けにかけては押される場面もありましたがプラス圏を維持しています。大豆7月限は1.0セント高の1310.0で引けました。大豆の週間輸出成約は旧穀が4.1万トン、新穀が23.96万トンとなっており、大豆ミールとオイルはそれぞれ12.22万トン、1.19万トンとなっています。インドではインフレ圧力を背景に、大豆オイルを含む先物市場での取引を向こう4ヶ月間停止する模様です。

コーンは高寄り後も、ここ数日降り続いている雨により作付けが一層遅れるとの懸念が広がり、一段高となりました。コーン7月限は17.25セント高の630.25で引けました。新穀限月は一代高値を更新。週間輸出成約は旧穀が33.7万トン、新穀は6.3万トンでした。シカゴは来週にかけても雨勝ちの天候の見通しです。

小麦は高値で始まり一時安定した動きを見せ、その後は好調な輸出成約、コメ市場のストップ高、またコーンの史上高値更新がサポートとなり堅調に推移しました。週間輸出成約は旧穀約17.9万トン、新穀約31.3万トンの98.0%と過去5年平均を上回り、共に好調でした。豪の乾燥は更に1週間続く見込みです。コメ市場は、ミャンマー、マレーシアの深刻な米不足により、再びストップ高をつけています。小麦7月限は前日比14.5セント安の822.0で引けました。 


<NY原油市場>
一時は2ドル以上もの下落となったものの、ECBが政策金利据置きを発表し、為替市場ではドル安が進んだことから、NY原油は後半にかけて強含みました。原油6月限は0.16ドル高の123.69で引けました。原油市場をインフレ対策の資産として見なす投資人気は依然として旺盛で、下値では買い支えられる展開が続いています。
 

<NY貴金属市場>
トリシェECB総裁によるタカ派なコメントを受け反発したユーロがサポートとなり、NY金は堅調に推移しました。また、テクニカル的にも850ドルレベルを維持したことで買いに安心感が見られたようです。銀やプラチナもそれぞれ堅調に推移しました。金6月限は10.9ドル高の882.1、銀7月限は17.5セント高の1687.0、プラチナ7月限は73.3ドル高の2042.3で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.05.08,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は依然として進展を見せないアルゼンチンでの供給問題を背景に高寄りで始まり、その後も高値更新を続ける原油を受け堅調に推移した大豆オイル主導で軒並み高となりました。また、中西部での降雨や、低温湿潤の気候により作付けの遅れが懸念されていることもサポートとなった模様です。大豆7月限は32.0セント高の1309.0で引けました。

コーンはコーンベルトでの降雨と平年を下回る気温の見通しがサポートとなり、堅調に推移したものの、前日のレンジ内での取引となりました。コーン7月限は6.75セント高の613.0で引けました。カナダの大麦在庫が減少していると伝えられ、また欧州では穀物の増産見通しが出ています。NY原油の高値更新もサポート要因となりました。

小麦は大豆、コーンの堅調な動きに関わらず、小麦は午前中から下落しました。昨夜にかけて冬小麦ベルトの乾燥地帯で続いた降雨、また継続する好天候によるEU2008年度の大幅増産見通しが圧迫要因との見方です。独は昨年から15.8%増の約2400万トンの生産予定で、トルコは昨年比10%増、EU全体では昨年から3000万トン増の見通しです。カナダ当局は3月の国産穀物在庫予想を約6000万トン減の約1100万トンと発表し、予想範囲内となりました。昨日イラクが買付けた小麦の内30万トンが米産でした。小麦7月限は前日比10.5セント安の807.5で引けました。 


<NY原油市場>
米第1四半期の労働生産性が予想を上回ったことで、石油需要の増加期待が広がり、NY原油は123ドル台と連日の高値更新となりました。原油6月限は1.69ドル高の123.53で引けました。また日本での地震のニュースより原発停止の懸念が一時出たこともサポート要因となった模様です。


<NY貴金属市場>
インフレ圧力の高まりから利上げ観測が台頭したドルが強含み、NY金は軟調に推移しました。引けにかけては、高値更新を続ける原油がサポートとなり下げ幅を縮小しています。銀は連れ安、プラチナは安値付近では買い意欲が強く小幅安となっています。金6月限は6.5ドル安の871.2、銀7月限は16.5セント安の1669.5、プラチナ7月限は0.8ドル安の1969.0で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.05.07,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆は原油高やドル安を背景に軒並み高で始まり、その後もアルゼンチンの供給問題がはやされ一段高となり、一時は40セントを超える上昇となったものの、後半は利益確定やテクニカルによる売りに押されマイナスに転じています。大豆7月限は9.0セント安の1277.0で引けました。また、世界的な食糧価格の高騰に対する懸念も圧迫要因となっている模様です。

コーンは前日引け後に発表された作付け進捗率や、高値を更新しているNY原油がサポートとなり、軒並み高で始まり、その後も一段高となりましたが、後半にかけては伸び悩みました。コーン7月限は12.25セント高の606.25で引けました。産地では降雨観測もありますが、それ程作付けへの悪影響はないとの見方もあります。

小麦は豪東部で続く乾燥が発芽阻害を招くのではとの見方から、前日の下落より大きく回復しました。現地の乾燥気候は今後も一週間以上続く見込みです。米西部で続いた雨は東部へと移動しました。イラクは7月渡しの小麦を45~50万トン米、豪、加から買付けました。カナダ当局は3月の国産穀物在庫予想を明日発表する予定です。小麦7月限は前日比12.5セント高の818.0で引けました。


<NY原油市場>
ナイジェリア、イラクからの供給懸念や、中国、インドなどの石油需要の増加見通しを背景に、NY原油は122ドル台と前日に続いて高値を更新しました。原油6月限は1.87ドル高の121.84で引けました。GS社による原油価格が2年内に150~200ドルとの見通しを発表したことも投資人気に拍車をかけています。


<NY貴金属市場>
史上高値更新を続ける原油や、ドルが売られたことで新規の買いが見られNY金は堅調に推移しました。また、バーゲンハンティングによる買い意欲も背景にあるようです。銀は連れ高、プラチナは強気なファンダメンタルをサポートに堅調に推移しました。金6月限は3.6ドル高の877.7、銀7月限は3.0セント高の1686.0、プラチナ7月限は42.4ドル高の1969.8で引けました。一方、IMFによる金売却のニュースが圧迫要因となり上値は限られているようです。
Posted by スクイーズ - 2008.05.06,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを受け小幅安で始まり、序盤はマレーシアパームオイルや史上高値を更新した原油の上昇などを背景に、大豆オイル主導で堅調に推移しましたが、作付け状況の改善などがはやされ下げに転じました。大豆7月限は18.5セント安の1286.0で引けました。週間輸出検証は1180万ブッシェルとなっています。後ほど発表される作物進展状況報告に注目が集まっています。

コーンは週間輸出検証は3070万Buと予想を下回り、寄付き後は軟調に推移し、後半にかけては今週の好天見通しを背景に大きく下押されました。コーン7月限は19.5セント安の594.0で引けました。引け後に発表された作付け進捗率は27%と平年同期の52%を大きく下回りましたが、事前予想の25%を上回りました。

小麦は上値で始まりましたが、他の軟調な市場の影響を受けて、その後は軟調に推移しました。週間輸出検証は約1950万Buでした。輸出検証累計は89.8%と予想範囲内となりました。本日出された5月限の受渡意向通知は201枚でした。カンザスから南部にかけ広範囲に作況改善の雨が予想されます。小麦7月限は前日比3.5セント安の805.5で引けました。 


<NY石油市場>
サービス業ISM指数が予想を上回る52だったことから、石油需要の増加見通しが広がり、NY原油は一時120ドル台と高値を更新しました。原油6月限は3.65ドル高119.97で引けました。為替市場でのドル安、ナイジェリアの情勢不安、さらに中国、インド、中東などの石油需要の増加見通しなどの強気材料が指摘されます。


<NY貴金属市場>
海外市場が休日で薄商いの中、軟調なドルや史上高値を更新した原油を受けインフレ懸念が強まりNY金は堅調な動きとなりました。銀やプラチナは安値感もあり工業用としての需要が強く堅調に推移しました。金6月限は16.1ドル高の874.1、銀7月限は36.5セント高の1683.0、プラチナ7月限は19.2ドル高の1927.4で引けました。高止まりしている原油の動向に注目です。
Posted by スクイーズ - 2008.05.03,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆はドル高が圧迫要因となりやや軟調に寄り付いたものの、その後は受渡しが少なかったことや依然としてアルゼンチンの供給懸念などがはやされ、前日とは一転し大幅上昇となりました。大豆7月限は33.5セント高の1304.50で引けました。また、ショートカバーによる買戻しも背景にあるようです。但し、降雨見通しにより引き続きコーンから大豆への作付けのシフトが圧迫要因になっているようです。

コーンは軟調に始まり、一時は大豆、小麦の上昇に追随して上値を探るも、週末前のポジション調整などより後半にかけては軟化しました。コーン7月限は3.75セント安の613.5で引けました。コーンベルトでは来週前半に降雨見通しが出ており、引続き作付け遅延の懸念が根強く残っています。

小麦はローカルによるショートカバー、小麦・コーンスプレッドがサポートとなり高寄りし、その後も上値を探る動きとなりました。本日予想される主要産地での降雨が作況改善になると見られています。インド政府は1540万トンの国産小麦を買付けたと伝えられています。小麦7月限は前日比19.0セント高の809.0で引けました。


<NY原油市場>
今週は為替市場でのドル高を受けて連日の下落となりましたが、本日はドル高にも関わらず、米雇用統計が予想ほどに悪くなかったことがはやされ、急反発の動きとなりました。原油6月限は3.80ドル高の116.32で引けました。トルコ軍のイラク北部の爆撃のニュースもはやされ、またOPECは当面増産することはないとの見通しも出ています。


<NY貴金属市場>
雇用統計の結果を受けドル高が圧迫要因となったものの、原油の反発や前日に売られ過ぎたとの見方により買戻しが入り、NY金は堅調に推移しました。また、商品市場全体における買戻しの動きも背景にあるようです。銀は連れ高、プラチナはバーゲンハンティングによる買いもサポートし堅調な動きとなりました。金6月限は7.1ドル高の858.0、銀7月限は26.0セント高の1646.5、プラチナ7月限は25.9ドル高の1908.2で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.05.02,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆はドルが強含んだことで急落した原油や金を受け軟調に寄り付いた大豆は、その後もアルゼンチンでの問題が解決に向かうのではとの見方が広がり、一時ストップ安を付けるなど大豆オイル主導で軒並み安となりました。引けにかけて下げ幅を縮小し、大豆7月限は43.0セント安の1271.0で引けました。大豆の週間輸出成約は旧穀が31.09万トン、新穀が6.47万トンと予想レンジ内となっており、大豆ミールとオイルはそれぞれ5.9万トン、0.89万トンでした。

コーンはドル高、NY原油高、大豆の急落の影響より前半は上値重い動きとなったものの、今週末にかけての産地での降雨予報により後半にかけては上昇しました。コーン7月限は5.0セント高の617.25で引けました。週間輸出成約は旧穀が55.1万トンの予想レンジの下限でした。引続きコーンベルトの天候に注目です。

小麦は軟調なドル、原油安、また世界規模での小麦増産見通しが圧迫要因となり、大豆コンプレックスと共に急落し、軟調に推移しました。アルゼンチン政府は生産者と間で、小麦の通常取引を再開すると部分合意に達し、5月初旬にも再開される予定です。今週の輸出成約は旧穀17.6万トン、新穀32.3万トンと予想を大幅に上回りました。小麦7月限は前日比11.0セント安の790.0で引けました。  


<NY原油市場>
為替市場でのドル高が続いていることで、NY原油は大幅続落となったものの、110ドル付近ではサポートされ、後半にかけては底堅い動きでした。原油6月限は0.94ドル安の112.52で引けました。当面はドルがどこまで強含むかが注目されています。天然ガスは予想以上の在庫増加となり、こちらも大きく下押しました。 


<NY貴金属市場>
ドル高に加え原油が急落したことで、NY金はテクニカル売りも加わり大幅安となりました。また、信用市場に対する見通しが良くなっていることで、商品市場全体における手仕舞いの動きも背景にあるようです。銀は連れ安、プラチナは南アでの電力問題が圧迫要因となり大幅下落となりました。金6月限は14.2ドル安の850.9、銀7月限は38.8セント安の1620.5、プラチナ7月限は52.9ドル安の1882.3で引けました。
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