<シカゴ穀物市場>
大豆は需給レポートの発表を受け高寄りで始まり、その後は小麦の急落や軟調なコーンを受け失速する場面も見られましたが、原油や金の上昇を背景に一段高となりました。大豆1月限は9.75セント高の1135.5で引けました。期末在庫は1.85億ブッシェルと前月に比べ減少しています。また、中国からの輸入需要が上方修正されたことに加え、圧砕高と輸出高が共に上方修正されたこともサポートとなったようです。
コーンは弱気な大豆と小麦の急落に同調して安寄りで始まりましたが、強気のUSDAの需給レポートがサポートとなり、引けにかけては堅調に値を伸ばしました。コーン3月限は前日比6.25セント高の424.0で引けました。国内総生産量は変わらずでしたが、輸出高はかなり良好で1億ブッシェル上昇し、この影響で2007/08期末在庫は平均予測を下回る17.97億ブッシェル、世界期末在庫も先月を下回る1億906万トンでした。また、農場からの出荷は冬季気候の為、停滞しています。
<NY原油市場>
景気後退の中、米国エネルギー消費の減少を避けるためFOMCで政策金利を引き下げた事に対し、大幅に反発しました。NY原油1月限は前日比2.16ドル高の90.02で引けました。借り入れコストの削減は石油需要と商品投資に拍車をかけ、来年には石油需要が1.6%上昇するとエネルギー省は予測しています。米国最大の石油港であるヒューストンの水路は霧の為、2日以上閉鎖されていましたが、現地時間朝8時に操業を再開しました。この閉鎖により58隻の帰港船舶と14隻の出航船舶が足止めをされたとの知らせです。
<NY貴金属市場>
本日はFOMCを前に様子見ムードの強い商いとなりましたが、原油高や序盤のユーロ高を背景に堅調に推移しました。銀やプラチナも小幅ながらプラスとなっています。また、銀の上昇が金にとってサポートにもなったようです。金2月限は3.6ドル高の817.0、銀3月限1.5セント高の1486.5、プラチナ1月限は1.0ドル高の1467.3で引けました。既に今年度の取引を終了しているトレーダーもいることで取引が薄くなっている中、テクニカル的には依然として強気との見方です。
シカゴ、ロンドン、ニューヨークの商品市況、国内商品先物市場の石油市況・貴金属市況・穀物市況を報告。また、商品先物企業比較。
Posted by スクイーズ - 2008.01.11,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の流れを引き継ぐ形で軟調に寄り付き、その後も弱気な周辺市場や、明日の需給報告を前にマーケットが買われ過ぎているという見方を受け、手仕舞い売りが先行しました。また、明日のレポートでは期末在庫が減少するのではという見方を受け、一時はプラス圏を推移しましたが、上値の重い展開となりました。大豆3月限は2.25セント安の1260.25で引けました。大豆の週間輸出成約は12.66万トンとなっています。
コーンはUSDAの主要レポートを前にして買われ過ぎてとのテクニカル要因や、アルゼンチンの降雨そしてNY原油の下落に押され軟調に推移しました。コーン3月限は2.25セント安の475.0で引けました。累積のコーン輸出成約実績は過去5年平均50%に対し、65.1%に達しました。トレーダー間では来週の成約も好調との見方より、上値を見込む向きが多いようです。また、シカゴで取引されているコメは至上高値を更新しました。
<NY原油市場>
日本経済成長が下方修正されたことにより世界的な不景気への懸念が広がり、原油価格は2週間ぶりの安値を探る動きとなりました。後半にかけても93ドル台へ割り込み、NY原油2月限は前日比1.71ドル安の93.96で引けました。季節的に今後は在庫増加も見込まれており、調整の動きを見込む声もあります。
<NY貴金属市場>
為替市場でのドル安の背景を受けNY金は大幅続伸となりました。一時は原油の下落が圧迫要因となるも、原油は売られ過ぎという見方が多く、それほど影響されませんでした。銀は連れ高、プラチナはファンド買いやショートカバーによる買戻しの動きが先行し堅調に推移しました。金2月限は11.9ドル高の893.6、銀3月限は43.5セント高の1627.5、プラチナ4月限は5.4ドル高の1563.7で引けました。
大豆は前日の流れを引き継ぐ形で軟調に寄り付き、その後も弱気な周辺市場や、明日の需給報告を前にマーケットが買われ過ぎているという見方を受け、手仕舞い売りが先行しました。また、明日のレポートでは期末在庫が減少するのではという見方を受け、一時はプラス圏を推移しましたが、上値の重い展開となりました。大豆3月限は2.25セント安の1260.25で引けました。大豆の週間輸出成約は12.66万トンとなっています。
コーンはUSDAの主要レポートを前にして買われ過ぎてとのテクニカル要因や、アルゼンチンの降雨そしてNY原油の下落に押され軟調に推移しました。コーン3月限は2.25セント安の475.0で引けました。累積のコーン輸出成約実績は過去5年平均50%に対し、65.1%に達しました。トレーダー間では来週の成約も好調との見方より、上値を見込む向きが多いようです。また、シカゴで取引されているコメは至上高値を更新しました。
<NY原油市場>
日本経済成長が下方修正されたことにより世界的な不景気への懸念が広がり、原油価格は2週間ぶりの安値を探る動きとなりました。後半にかけても93ドル台へ割り込み、NY原油2月限は前日比1.71ドル安の93.96で引けました。季節的に今後は在庫増加も見込まれており、調整の動きを見込む声もあります。
<NY貴金属市場>
為替市場でのドル安の背景を受けNY金は大幅続伸となりました。一時は原油の下落が圧迫要因となるも、原油は売られ過ぎという見方が多く、それほど影響されませんでした。銀は連れ高、プラチナはファンド買いやショートカバーによる買戻しの動きが先行し堅調に推移しました。金2月限は11.9ドル高の893.6、銀3月限は43.5セント高の1627.5、プラチナ4月限は5.4ドル高の1563.7で引けました。
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Posted by スクイーズ - 2008.01.10,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は序盤の原油の上昇を受け大豆オイルが堅調に推移したことがサポートとなり、高寄りで始まりましたが、ロングの手仕舞い売りに押された大豆ミールが圧迫要因となり、上値の重い展開となりました。高値圏で推移していることや、金曜日に発表されるレポートに対し不透明感があり、農業者の売りを誘うのではとの見方もあるようです。大豆3月限は4.5セント安の1262.5で引けました。
コーンは継続的なファンドの強気買いにより11年ぶりの高値を記録しましたが、引けに近づき軟調な動きを見せました。コーン3月限は1.5セント安の477.25で引けました。NY原油や金の上値が抑えられたことなどが、圧迫要因となった模様ですが、今週行われていると噂されている指数ファンドの小麦、コーンの組入れ比率の変更が引続きサポートとなりました。
<NY原油市場>
石油精製業者が生産量を増やした事により米国の原油在庫が674万バレル減少したものの、製品在庫が増加したとのエネルギー省の発表により軟調な動きとなりました。NY原油2月限は前日比0.72ドル安の95.61で引けました。石油在庫はここ8週間で3,180万バレル減少しています。今週に入り暖かい日が続いていることも圧迫要因となりました。一方ガソリン、ディーゼル、暖房燃料などその他のエネルギーの在庫は増加傾向にあります。
<NY貴金属市場>
本日のNY金は、夜間取引で一代高値を更新したことや、ドルが強含んだことで利益確定の動きに押されましたが、プラス圏を維持するなど底堅い推移となりました。軟調な原油も圧迫要因となったようです。銀は小幅高、プラチナはドル高を受けややマイナスとなりました。金2月限は1.4ドル高の881.7、銀3月限は2.5セント高の1584.0、プラチナ4月限は2.2ドル安の1558.3ドルで引けました。
大豆は序盤の原油の上昇を受け大豆オイルが堅調に推移したことがサポートとなり、高寄りで始まりましたが、ロングの手仕舞い売りに押された大豆ミールが圧迫要因となり、上値の重い展開となりました。高値圏で推移していることや、金曜日に発表されるレポートに対し不透明感があり、農業者の売りを誘うのではとの見方もあるようです。大豆3月限は4.5セント安の1262.5で引けました。
コーンは継続的なファンドの強気買いにより11年ぶりの高値を記録しましたが、引けに近づき軟調な動きを見せました。コーン3月限は1.5セント安の477.25で引けました。NY原油や金の上値が抑えられたことなどが、圧迫要因となった模様ですが、今週行われていると噂されている指数ファンドの小麦、コーンの組入れ比率の変更が引続きサポートとなりました。
<NY原油市場>
石油精製業者が生産量を増やした事により米国の原油在庫が674万バレル減少したものの、製品在庫が増加したとのエネルギー省の発表により軟調な動きとなりました。NY原油2月限は前日比0.72ドル安の95.61で引けました。石油在庫はここ8週間で3,180万バレル減少しています。今週に入り暖かい日が続いていることも圧迫要因となりました。一方ガソリン、ディーゼル、暖房燃料などその他のエネルギーの在庫は増加傾向にあります。
<NY貴金属市場>
本日のNY金は、夜間取引で一代高値を更新したことや、ドルが強含んだことで利益確定の動きに押されましたが、プラス圏を維持するなど底堅い推移となりました。軟調な原油も圧迫要因となったようです。銀は小幅高、プラチナはドル高を受けややマイナスとなりました。金2月限は1.4ドル高の881.7、銀3月限は2.5セント高の1584.0、プラチナ4月限は2.2ドル安の1558.3ドルで引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.01.09,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆は昨日の下落から反発し11セント以上の高寄りで始まり、その後も原油高や金の上昇を受け一段高となりました。金の直近限月が史上高値を更新したことで、ファンドによる金の買いが大量に持ち込まれ、これが大豆の買いにも繋がったようです。また、強気な需要を受け、ショートカバーによる買戻しの動きもサポートとなりました。大豆3月限は17.25セント高の1267.0で引けました。一方で、米経済後退の懸念により売り圧力も依然あるようです。
コーンは寄付き前に米農務省より台湾、韓国、及び仕向先不明の63.1万トンの輸出成約が伝えられ、軒並み高で始まった後も、堅調に推移しました。コーン3月限は12.5セント高の478.75で引けました。中国が国内価格の抑制するために海外より最高400万トンを買付けるとの見通しが引続きサポートとなり、一代高値を更新、11年ぶりの高値となりました。
<NY原油市場>
明日の週間在庫レポートを前に在庫減少の見通しがサポートとなり、反発の動きとなりました。原油2月限は1.24ドル高の96.33ドルで引けました。前日の急落が行き過ぎとの見方や、NY金の高値更新などによる商品市場全般の強気ムードより、投機やファンド買いが活発となりました。
<NY貴金属市場>
質への逃避によるファンドの買いや、ドル安を背景とした全体的に堅調な商品市場を受け、NY金は大幅上昇となりました。また、ベースメタルや原油の上昇もサポート要因となりました。銀やプラチナも連れ高となっています。金2月限は18.3ドル高の880.3、銀3月限は52.5セント高の1581.5、プラチナ4月限は29.4ドル高の1560.5で引けました。
大豆は昨日の下落から反発し11セント以上の高寄りで始まり、その後も原油高や金の上昇を受け一段高となりました。金の直近限月が史上高値を更新したことで、ファンドによる金の買いが大量に持ち込まれ、これが大豆の買いにも繋がったようです。また、強気な需要を受け、ショートカバーによる買戻しの動きもサポートとなりました。大豆3月限は17.25セント高の1267.0で引けました。一方で、米経済後退の懸念により売り圧力も依然あるようです。
コーンは寄付き前に米農務省より台湾、韓国、及び仕向先不明の63.1万トンの輸出成約が伝えられ、軒並み高で始まった後も、堅調に推移しました。コーン3月限は12.5セント高の478.75で引けました。中国が国内価格の抑制するために海外より最高400万トンを買付けるとの見通しが引続きサポートとなり、一代高値を更新、11年ぶりの高値となりました。
<NY原油市場>
明日の週間在庫レポートを前に在庫減少の見通しがサポートとなり、反発の動きとなりました。原油2月限は1.24ドル高の96.33ドルで引けました。前日の急落が行き過ぎとの見方や、NY金の高値更新などによる商品市場全般の強気ムードより、投機やファンド買いが活発となりました。
<NY貴金属市場>
質への逃避によるファンドの買いや、ドル安を背景とした全体的に堅調な商品市場を受け、NY金は大幅上昇となりました。また、ベースメタルや原油の上昇もサポート要因となりました。銀やプラチナも連れ高となっています。金2月限は18.3ドル高の880.3、銀3月限は52.5セント高の1581.5、プラチナ4月限は29.4ドル高の1560.5で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.01.08,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は本日は原油の下落やドル高を受け軟調に寄り付き、その後も、アルゼンチンの穀物地帯の天候が改善していることや、他の商品市場の下落を背景に上値の重い展開となりました。また、テクニカル的には買われ過ぎの状態にあり、ファンドがポジション調整を行うのではとの見方も圧迫要因となりました。大豆3月限は12.75セント安の1249.75で引けました。大豆の週間輸出検証は2480万ブッシェルと予想を下回っています。
コーンは大豆や小麦、またNY原油の下落が圧迫要因となり、上値の重い動きとなりました。コーン3月限は0.5セント安の466.25で引けました。週間輸出検証は3130万ブッシェルと事前予想を下回る一方、週末にかけて韓国が38.5万トンものコーンを買付けたとのニュースより下値も底堅いものとなりました。
<NY原油市場>
米景気の鈍化の懸念による石油需要の落込みが嫌気され、大幅続落の展開となりました。原油2月限は2.82ドル安の95.09で引けました。本日のNY市の気温は摂氏16度と平年を大きく上回ったことも圧迫要因となり、先週の100ドル台に達した後の調整の動きが続いています。
<NY貴金属市場>
原油の下落やドルが強含んだことを背景に、調整ムードが先行しNY金は軟調に推移しました。また、軟調なベースメタルも圧迫要因となりました。銀は連れ安、プラチナも利益確定の動きに押されマイナスとなりました。金2月限は3.7ドル安の862.0、銀3月限は17.2セント安の1529.0、プラチナ4月限は16.0ドル安の1531.1で引けました。
大豆は本日は原油の下落やドル高を受け軟調に寄り付き、その後も、アルゼンチンの穀物地帯の天候が改善していることや、他の商品市場の下落を背景に上値の重い展開となりました。また、テクニカル的には買われ過ぎの状態にあり、ファンドがポジション調整を行うのではとの見方も圧迫要因となりました。大豆3月限は12.75セント安の1249.75で引けました。大豆の週間輸出検証は2480万ブッシェルと予想を下回っています。
コーンは大豆や小麦、またNY原油の下落が圧迫要因となり、上値の重い動きとなりました。コーン3月限は0.5セント安の466.25で引けました。週間輸出検証は3130万ブッシェルと事前予想を下回る一方、週末にかけて韓国が38.5万トンものコーンを買付けたとのニュースより下値も底堅いものとなりました。
<NY原油市場>
米景気の鈍化の懸念による石油需要の落込みが嫌気され、大幅続落の展開となりました。原油2月限は2.82ドル安の95.09で引けました。本日のNY市の気温は摂氏16度と平年を大きく上回ったことも圧迫要因となり、先週の100ドル台に達した後の調整の動きが続いています。
<NY貴金属市場>
原油の下落やドルが強含んだことを背景に、調整ムードが先行しNY金は軟調に推移しました。また、軟調なベースメタルも圧迫要因となりました。銀は連れ安、プラチナも利益確定の動きに押されマイナスとなりました。金2月限は3.7ドル安の862.0、銀3月限は17.2セント安の1529.0、プラチナ4月限は16.0ドル安の1531.1で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.01.05,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引で再度一代高値を更新した大豆ですが、本日は12セント安と軟調に寄り付き、その後も小麦や原油の下落を受け上値の重い展開となりました。また、株式市場の下落も圧迫要因となりました。大豆3月限は5.0セント安の1262.50で引けました。大豆の週間輸出成約は14.05万トン、大豆ミールは4.91万トン、大豆オイルは0.57万トンとクリスマスシーズンだったことから先週に比べ減少し、圧迫要因となりました。
コーンは軟調な大豆、小麦に追随して軒並み安で始まったものの、依然として投機、ファンド買い根強く、後半にかけては底堅い動きとなりました。コーン3月限は0.75セント高の466.75で引けました。週間輸出成約は68.8万トンと予想を大きく下回りましたが、既に成約実績は過去平均の48.5%に対して64.1%に達しており、供給ひっ迫感が出ていることがサポートとなっています。
<NY原油市場>
米経済指標が予想を下回り、米石油消費の鈍化の懸念や、週末前のポジション調整も加わり、軟調に推移しました。NY原油2月限は1.27ドル安の97.91で引けました。ここ数日の米北東部は平年を大きく下回る気温となっているものの、来週にかけてはマイルドな天候の見通しが出ていることが圧迫要因視されました。
<NY貴金属市場>
軟調だった原油や株式市場に加え、ユーロが対ドルでの上げ幅を縮小したことから利益確定の動きが優勢となり、NY金は軟調に推移しました。また株式の急落を受け、その証拠金をカバーする為にポジションを手仕舞ったことも背景にあるようです。銀やプラチナも連れ安となりました。金2月限は3.4ドル安の865.7、銀3月限は3.8セント安の1546.2、プラチナ4月限は4.7ドル安の1547.1で引けました。
大豆は夜間取引で再度一代高値を更新した大豆ですが、本日は12セント安と軟調に寄り付き、その後も小麦や原油の下落を受け上値の重い展開となりました。また、株式市場の下落も圧迫要因となりました。大豆3月限は5.0セント安の1262.50で引けました。大豆の週間輸出成約は14.05万トン、大豆ミールは4.91万トン、大豆オイルは0.57万トンとクリスマスシーズンだったことから先週に比べ減少し、圧迫要因となりました。
コーンは軟調な大豆、小麦に追随して軒並み安で始まったものの、依然として投機、ファンド買い根強く、後半にかけては底堅い動きとなりました。コーン3月限は0.75セント高の466.75で引けました。週間輸出成約は68.8万トンと予想を大きく下回りましたが、既に成約実績は過去平均の48.5%に対して64.1%に達しており、供給ひっ迫感が出ていることがサポートとなっています。
<NY原油市場>
米経済指標が予想を下回り、米石油消費の鈍化の懸念や、週末前のポジション調整も加わり、軟調に推移しました。NY原油2月限は1.27ドル安の97.91で引けました。ここ数日の米北東部は平年を大きく下回る気温となっているものの、来週にかけてはマイルドな天候の見通しが出ていることが圧迫要因視されました。
<NY貴金属市場>
軟調だった原油や株式市場に加え、ユーロが対ドルでの上げ幅を縮小したことから利益確定の動きが優勢となり、NY金は軟調に推移しました。また株式の急落を受け、その証拠金をカバーする為にポジションを手仕舞ったことも背景にあるようです。銀やプラチナも連れ安となりました。金2月限は3.4ドル安の865.7、銀3月限は3.8セント安の1546.2、プラチナ4月限は4.7ドル安の1547.1で引けました。
Posted by スクイーズ - 2007.12.29,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間におけるパームオイルの上昇や原油高を受け高寄りで始まりましたが、薄商いの中ファンドによる買いも乏しく、終始上値の重い展開となりました。引けにかけては年末に絡む利益確定の動きが大量に入り一時42セント近く下げる場面もありましたが、大豆3月限は8.50セント安の1223.0で引けました。大豆の週間輸出成約は68.31万トン、大豆ミールは7.82万トン、大豆オイルは1.32万トンとなっています。しかしながら、大豆をベースとした飼料への需要は多く、買い意欲も依然強いようです。
コーンは来年のバイオ燃料に対する需要増加見通しを背景に寄付き直後は堅調でしたが、その後は年末前のポジション調整の動きが広がり、下押されました。コーン3月限は2.75セント安の452.0で引けました。為替市場でのドル安や、NY原油や貴金属市場の上昇など、商品市場への資金流入は増加しており、コーンにとってもサポート要因となっています。
<NY原油市場>
前日に続いて在庫減少のニュースがサポートとなり、堅調な動きとなったものの、午後にかけては利益確定の売りに押されて軟化しました。原油2月限は0.62ドル安の96.00で引けました。為替市場でのドル安もプラス要因となり、オプションでは105コールが活発に取引された模様です。
<NY貴金属市場>
原油の上昇に加え、米住宅関連指標の弱い結果を受けドル売りが先行したことでNY金は大幅続伸となりました。また、投機買いや新たなロングポジション構築の動きも見られたようです。銀やプラチナも連れ高となりました。金2月限は10.9ドル高の842.7、銀3月限は7.7セント高の1489.5、プラチナ4月限は2.9ドル高の1539.5で引けました。先日のテロ事件を受け、質への逃避による金の需要も高まっています。
大豆は夜間におけるパームオイルの上昇や原油高を受け高寄りで始まりましたが、薄商いの中ファンドによる買いも乏しく、終始上値の重い展開となりました。引けにかけては年末に絡む利益確定の動きが大量に入り一時42セント近く下げる場面もありましたが、大豆3月限は8.50セント安の1223.0で引けました。大豆の週間輸出成約は68.31万トン、大豆ミールは7.82万トン、大豆オイルは1.32万トンとなっています。しかしながら、大豆をベースとした飼料への需要は多く、買い意欲も依然強いようです。
コーンは来年のバイオ燃料に対する需要増加見通しを背景に寄付き直後は堅調でしたが、その後は年末前のポジション調整の動きが広がり、下押されました。コーン3月限は2.75セント安の452.0で引けました。為替市場でのドル安や、NY原油や貴金属市場の上昇など、商品市場への資金流入は増加しており、コーンにとってもサポート要因となっています。
<NY原油市場>
前日に続いて在庫減少のニュースがサポートとなり、堅調な動きとなったものの、午後にかけては利益確定の売りに押されて軟化しました。原油2月限は0.62ドル安の96.00で引けました。為替市場でのドル安もプラス要因となり、オプションでは105コールが活発に取引された模様です。
<NY貴金属市場>
原油の上昇に加え、米住宅関連指標の弱い結果を受けドル売りが先行したことでNY金は大幅続伸となりました。また、投機買いや新たなロングポジション構築の動きも見られたようです。銀やプラチナも連れ高となりました。金2月限は10.9ドル高の842.7、銀3月限は7.7セント高の1489.5、プラチナ4月限は2.9ドル高の1539.5で引けました。先日のテロ事件を受け、質への逃避による金の需要も高まっています。
Posted by スクイーズ - 2007.12.28,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の流れを引き継ぐ形で高寄りで始まり、その後も原油や金の上昇がサポートとなるも、昨日の急上昇を受け売り圧力が強く、小麦の下落も圧迫要因となり上値の重い展開となりました。中心限月の大豆3月限は8.25セント安の1212.5で引けました。目新しいニュースもなく、昨日より商いが薄くなっているようです。
コーンは全般的に小動きの商状となるも、大豆や小麦の下落にも関わらず、継続的なファンド買いにサポートされて、引け前には強含みました。コーン3月限は2.5セント高の454.75で引けました。南米での天候や、明日発表の週間輸出成約の強気見通しなどがサポートとなりました。
<NY原油市場>
原油在庫が29,360万バレルと2005年以来の低い水準とのレポートにより一時は1ドル以上値を上げ97.39ドルまで上昇し急反発しました。NY原油2月限は前日比0.65ドル高の96.62で引けました。暖房燃料、ディーゼルなど留出燃料の在庫も減少しています。先日のトルコ軍によるクルド人地域への攻撃やパキスタンの元首相が党集会直後に自爆テロに巻き込まれ亡くなったことなど緊迫した世界情勢がサポート要因となったようです。
<NY貴金属市場>
パキスタン元首相が暗殺されたことを受け、質への逃避から金が買われNY金は堅調に推移しました。また、ドル安や原油高もサポートとなりました。銀は小幅安、プラチナはロングポジションの解消の動きに押されマイナスとなりました。金2月限は2.3ドル高の831.8、銀3月限は1.7セント安の1481.8、プラチナ4月限は6.4ドル安の1536.6で引けました。
大豆は前日の流れを引き継ぐ形で高寄りで始まり、その後も原油や金の上昇がサポートとなるも、昨日の急上昇を受け売り圧力が強く、小麦の下落も圧迫要因となり上値の重い展開となりました。中心限月の大豆3月限は8.25セント安の1212.5で引けました。目新しいニュースもなく、昨日より商いが薄くなっているようです。
コーンは全般的に小動きの商状となるも、大豆や小麦の下落にも関わらず、継続的なファンド買いにサポートされて、引け前には強含みました。コーン3月限は2.5セント高の454.75で引けました。南米での天候や、明日発表の週間輸出成約の強気見通しなどがサポートとなりました。
<NY原油市場>
原油在庫が29,360万バレルと2005年以来の低い水準とのレポートにより一時は1ドル以上値を上げ97.39ドルまで上昇し急反発しました。NY原油2月限は前日比0.65ドル高の96.62で引けました。暖房燃料、ディーゼルなど留出燃料の在庫も減少しています。先日のトルコ軍によるクルド人地域への攻撃やパキスタンの元首相が党集会直後に自爆テロに巻き込まれ亡くなったことなど緊迫した世界情勢がサポート要因となったようです。
<NY貴金属市場>
パキスタン元首相が暗殺されたことを受け、質への逃避から金が買われNY金は堅調に推移しました。また、ドル安や原油高もサポートとなりました。銀は小幅安、プラチナはロングポジションの解消の動きに押されマイナスとなりました。金2月限は2.3ドル高の831.8、銀3月限は1.7セント安の1481.8、プラチナ4月限は6.4ドル安の1536.6で引けました。
Posted by スクイーズ - 2007.12.27,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は本日は寄り付きから10セント高と堅調に推移し、その後も原油や金の上昇をサポートに一段高となり一代高値を更新しました。また、堅調なエネルギー市場を受けファンド買いや、夜間取引におけるアジアでの大豆の上昇もサポート要因となったようです。大豆1月限は39.75セント高の1220.75で引けました。
コーンは大豆の急伸、NY原油の大幅上昇と、軒並み高で始まり、堅調に推移しました。コーン3月限は8.25セント高の452.25で引けました。来年に向けての需給関係の引締めの見通しがサポートとなっており、クリスマス明け後にも関わらず、ファンド買いが活発に見られた模様です。
<NY原油市場>
トルコ軍が北部クルド人地域を空爆した事と、在庫減少の見通しを受け11月21日以来の高値に張り付き、一時96ドル台まで上昇しました。NY原油2月限は前日比1.84ドル高の95.97で引けました。年末休暇のため、取引はやや消極的な姿勢を見せています。住宅市場の減速によりクリスマス商戦は小幅な動きとなり、ドルがユーロに対して下落した事も本日の市場価格に影響しました。12月21日現在の原油在庫は175万バレルの減少との見通しが出ています。
<NY貴金属市場>
依然として薄商いの中、ドル安と原油高を背景にNY金は堅調に推移しました。また、オプションの満期に絡んだ買いや、ファンドによる積極的な買いもサポートとなったようです。銀は連れ高、プラチナはファンドによる買いが目立ち堅調に推移しました。金2月限は13.0ドル高の829.5、銀3月限は17.5セント高の1483.5、プラチナ4月限は12.9ドル高の1543.0で引けました。今週の金曜日と来週の月曜日は、年末に絡み利益確定の動きが出るとの見方が優勢ですが、ファンダメンタルは依然強気のようです。
大豆は本日は寄り付きから10セント高と堅調に推移し、その後も原油や金の上昇をサポートに一段高となり一代高値を更新しました。また、堅調なエネルギー市場を受けファンド買いや、夜間取引におけるアジアでの大豆の上昇もサポート要因となったようです。大豆1月限は39.75セント高の1220.75で引けました。
コーンは大豆の急伸、NY原油の大幅上昇と、軒並み高で始まり、堅調に推移しました。コーン3月限は8.25セント高の452.25で引けました。来年に向けての需給関係の引締めの見通しがサポートとなっており、クリスマス明け後にも関わらず、ファンド買いが活発に見られた模様です。
<NY原油市場>
トルコ軍が北部クルド人地域を空爆した事と、在庫減少の見通しを受け11月21日以来の高値に張り付き、一時96ドル台まで上昇しました。NY原油2月限は前日比1.84ドル高の95.97で引けました。年末休暇のため、取引はやや消極的な姿勢を見せています。住宅市場の減速によりクリスマス商戦は小幅な動きとなり、ドルがユーロに対して下落した事も本日の市場価格に影響しました。12月21日現在の原油在庫は175万バレルの減少との見通しが出ています。
<NY貴金属市場>
依然として薄商いの中、ドル安と原油高を背景にNY金は堅調に推移しました。また、オプションの満期に絡んだ買いや、ファンドによる積極的な買いもサポートとなったようです。銀は連れ高、プラチナはファンドによる買いが目立ち堅調に推移しました。金2月限は13.0ドル高の829.5、銀3月限は17.5セント高の1483.5、プラチナ4月限は12.9ドル高の1543.0で引けました。今週の金曜日と来週の月曜日は、年末に絡み利益確定の動きが出るとの見方が優勢ですが、ファンダメンタルは依然強気のようです。
Posted by スクイーズ - 2007.12.25,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は本日はハーフセッションとあり薄商いの中やや軟調に寄り付き、前半はテクニカル的に買われ過ぎという見方が先行し、手仕舞い売りの動きに押されましたが、夜間でのパームオイルの上昇を受け大豆オイルが堅調に推移したことがサポートとなり、引けにかけてはプラス圏を維持しました。また、堅調な株式市場もサポート要因になったようです。大豆1月限は3.5セント高の1181.0で引けました。
コーンは小麦の下落に追随して軟調に始まるも、その後は休日ムードより商いは盛り上がりに欠け、小幅レンジ内の動きとなりました。コーン3月限は0.5セント高の444.0で引けました。ファンド系の買い越しが増加しており、トレンドフォロー型の買いが断続的に入っている模様です。
<NY原油市場>
今週発表予定の在庫レポートでの減少見通しがサポートとなり、94ドル台を探る動きとなりました。原油2月限は0.82ドル高の94.13で引けました。今週は25日が休場となることから、在庫レポートは木曜発表の予定です。飛び石連休となることから、商いは低調でした。
<NY貴金属市場>
クリスマス休暇を明日に控え非常に商い薄い中、銅の上昇がサポートとなりNY金は小幅ながら堅調に推移しました。また、ドルがやや軟調だったこともサポートとなったようです。銀は株価の上昇も加わり連れ高、プラチナは手仕舞い売りの動きに押され小幅安となりました。金2月限は1.1ドル高の816.5、銀3月限は17.2セント高の1466.0、プラチナ1月限は0.1ドル安の1536.2で引けました。
大豆は本日はハーフセッションとあり薄商いの中やや軟調に寄り付き、前半はテクニカル的に買われ過ぎという見方が先行し、手仕舞い売りの動きに押されましたが、夜間でのパームオイルの上昇を受け大豆オイルが堅調に推移したことがサポートとなり、引けにかけてはプラス圏を維持しました。また、堅調な株式市場もサポート要因になったようです。大豆1月限は3.5セント高の1181.0で引けました。
コーンは小麦の下落に追随して軟調に始まるも、その後は休日ムードより商いは盛り上がりに欠け、小幅レンジ内の動きとなりました。コーン3月限は0.5セント高の444.0で引けました。ファンド系の買い越しが増加しており、トレンドフォロー型の買いが断続的に入っている模様です。
<NY原油市場>
今週発表予定の在庫レポートでの減少見通しがサポートとなり、94ドル台を探る動きとなりました。原油2月限は0.82ドル高の94.13で引けました。今週は25日が休場となることから、在庫レポートは木曜発表の予定です。飛び石連休となることから、商いは低調でした。
<NY貴金属市場>
クリスマス休暇を明日に控え非常に商い薄い中、銅の上昇がサポートとなりNY金は小幅ながら堅調に推移しました。また、ドルがやや軟調だったこともサポートとなったようです。銀は株価の上昇も加わり連れ高、プラチナは手仕舞い売りの動きに押され小幅安となりました。金2月限は1.1ドル高の816.5、銀3月限は17.2セント高の1466.0、プラチナ1月限は0.1ドル安の1536.2で引けました。
Posted by スクイーズ - 2007.12.22,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は本日は高寄りで始まり、その後もマレーシアパームオイルの上昇や、堅調な周辺市場の影響を受け大豆オイルや大豆ミールも堅調に推移し、大豆は一段高となりました。大豆1月限は16.75セント高の1177.5で引けました。南米の天候が良く圧迫要因となりましたが、ブラジルでの作付けが予想以下とのことでサポート要因となったようです。
コーンはファンド買いの急増と需要の増加により連日の上昇となり、旧穀・新穀先物共に続伸しました。コーン3月限は前日比6.0セント高の443.5で引けました。輸出関連ニュースでは、USDAが米コーン11.3万トンの仕向け先未定国への成約を発表しました。また、韓国飼料業者は38.5万トンの米コーンを購入し、また、49.5万トン入札した内5.5万トンを韓国穀物飼料協会が購入する予定です。堅調なNY原油価格がエタノール需要を上昇させ、サポート要因となりました。
<NY原油市場>
米消費動向が過去2年以上振りに活発だったことから、今後の経済成長と石油需要が上昇する見通しにより2ドル強も上伸し、反発しました。NY原油2月限は前日比2.25ドル高の93.31で引けました。商務省のレポートによると1年間の伸び率は過去5年間で最大で、11月の消費者支出は1.1%上昇しました。またOPECからの石油輸出は翌年1/5まで今年8月以来最低水準の、日量約0.4%減少する見通しです。更にOPECは前回の会議で、石油の増産を抵抗している模様で、次回の臨時会議での話し合いが注目されています。
<NY貴金属市場>
ホリデーシーズンとあり本日も薄商いの中、原油高や序盤のドル安を背景に買戻しの動きが先行し、NY金は大幅上昇となりました。また、株式市場が堅調に推移したこともサポートとなったようです。銀は堅調な銅を受け大幅高、プラチナも金に連れ高となり史上高値を更新しました。金2月限は12.2ドル高の815.4、銀3月限は14.8セント高の1448.8、プラチナ1月限は18.8ドル高の1536.3で引けました。金はテクニカル的にも上昇するとの見方が多いようです。
大豆は本日は高寄りで始まり、その後もマレーシアパームオイルの上昇や、堅調な周辺市場の影響を受け大豆オイルや大豆ミールも堅調に推移し、大豆は一段高となりました。大豆1月限は16.75セント高の1177.5で引けました。南米の天候が良く圧迫要因となりましたが、ブラジルでの作付けが予想以下とのことでサポート要因となったようです。
コーンはファンド買いの急増と需要の増加により連日の上昇となり、旧穀・新穀先物共に続伸しました。コーン3月限は前日比6.0セント高の443.5で引けました。輸出関連ニュースでは、USDAが米コーン11.3万トンの仕向け先未定国への成約を発表しました。また、韓国飼料業者は38.5万トンの米コーンを購入し、また、49.5万トン入札した内5.5万トンを韓国穀物飼料協会が購入する予定です。堅調なNY原油価格がエタノール需要を上昇させ、サポート要因となりました。
<NY原油市場>
米消費動向が過去2年以上振りに活発だったことから、今後の経済成長と石油需要が上昇する見通しにより2ドル強も上伸し、反発しました。NY原油2月限は前日比2.25ドル高の93.31で引けました。商務省のレポートによると1年間の伸び率は過去5年間で最大で、11月の消費者支出は1.1%上昇しました。またOPECからの石油輸出は翌年1/5まで今年8月以来最低水準の、日量約0.4%減少する見通しです。更にOPECは前回の会議で、石油の増産を抵抗している模様で、次回の臨時会議での話し合いが注目されています。
<NY貴金属市場>
ホリデーシーズンとあり本日も薄商いの中、原油高や序盤のドル安を背景に買戻しの動きが先行し、NY金は大幅上昇となりました。また、株式市場が堅調に推移したこともサポートとなったようです。銀は堅調な銅を受け大幅高、プラチナも金に連れ高となり史上高値を更新しました。金2月限は12.2ドル高の815.4、銀3月限は14.8セント高の1448.8、プラチナ1月限は18.8ドル高の1536.3で引けました。金はテクニカル的にも上昇するとの見方が多いようです。
Posted by スクイーズ - 2007.12.21,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は本日はやや軟調に寄り付いたものの、その後は予想を上回った輸出成約がはやされ堅調に推移しました。引けにかけては輸出成約が予想を下回ったことで下落した大豆オイルが重石となり押されましたがプラスを維持しています。大豆1月限は1.75セント高の1160.75で引けました。大豆の輸出成約は92.96万トン、大豆ミールは11.18万トン、大豆オイルは0.85万トンとなっています。月曜日に高値を付けて以来、狭いレンジの中で方向感に欠けた取引となっています。
コーンは弱気な小麦に追随しコーンも安寄りで始まりましたが、立会い半ばにかけて強気な輸出成約とコーン/小麦のスプレッド拡大で堅調に推移しました。コーン3月限は前日比2.75セント高の437.5で引けました。週間輸出成約は見通しレンジ上部の116万8,500となっており、韓国は今週初めにキャンセルした非遺伝子組換えコーン16.5万トンの入札を決行しました。また、メキシコはGAFTA(大アラブ自由貿易地域)協定に則り、来年1/1より輸入税を引き上げる見通しです。
<NY原油市場>
OPECからの石油輸出が先月から1/5までの4週間、減少する見通しを背景に一時92ドル台まで上昇しましたが、燃料需要の低下と米経済遅延の懸念より小幅に反落しました。NY原油2月限は前日比0.18ドル安の91.06で引けました。OPECは今月初めには日量2,433万バレル出荷していたのに対し、現在では2,424万バレルと減少しています。年末休暇で半数の取引員が不在と同時に、ボーナス確保の保守的な思考から取引は比較的落ち着いていす。
<NY貴金属市場>
ホリデーシーズンとあり薄商いの中、ドルが強含んだことで調整ムードが継続し、NY金は軟調に推移しました。一方、銀は下値付近ではサポートされ買い意欲も強く堅調でした。プラチナは利益確定の動きが先行し軟調に推移しました。金2月限は2.2ドル安の803.2、銀3月限は11.8セント高の1434.0、プラチナ1月限は6.3ドル安の1517.5で引けました。
大豆は本日はやや軟調に寄り付いたものの、その後は予想を上回った輸出成約がはやされ堅調に推移しました。引けにかけては輸出成約が予想を下回ったことで下落した大豆オイルが重石となり押されましたがプラスを維持しています。大豆1月限は1.75セント高の1160.75で引けました。大豆の輸出成約は92.96万トン、大豆ミールは11.18万トン、大豆オイルは0.85万トンとなっています。月曜日に高値を付けて以来、狭いレンジの中で方向感に欠けた取引となっています。
コーンは弱気な小麦に追随しコーンも安寄りで始まりましたが、立会い半ばにかけて強気な輸出成約とコーン/小麦のスプレッド拡大で堅調に推移しました。コーン3月限は前日比2.75セント高の437.5で引けました。週間輸出成約は見通しレンジ上部の116万8,500となっており、韓国は今週初めにキャンセルした非遺伝子組換えコーン16.5万トンの入札を決行しました。また、メキシコはGAFTA(大アラブ自由貿易地域)協定に則り、来年1/1より輸入税を引き上げる見通しです。
<NY原油市場>
OPECからの石油輸出が先月から1/5までの4週間、減少する見通しを背景に一時92ドル台まで上昇しましたが、燃料需要の低下と米経済遅延の懸念より小幅に反落しました。NY原油2月限は前日比0.18ドル安の91.06で引けました。OPECは今月初めには日量2,433万バレル出荷していたのに対し、現在では2,424万バレルと減少しています。年末休暇で半数の取引員が不在と同時に、ボーナス確保の保守的な思考から取引は比較的落ち着いていす。
<NY貴金属市場>
ホリデーシーズンとあり薄商いの中、ドルが強含んだことで調整ムードが継続し、NY金は軟調に推移しました。一方、銀は下値付近ではサポートされ買い意欲も強く堅調でした。プラチナは利益確定の動きが先行し軟調に推移しました。金2月限は2.2ドル安の803.2、銀3月限は11.8セント高の1434.0、プラチナ1月限は6.3ドル安の1517.5で引けました。
Posted by スクイーズ - 2007.12.20,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引での堅調なパームオイルを受け高寄りで始まり、その後も小麦の急伸や原油高をサポートに一段高となりました。また月曜日からの戻りの圧力が弱く嫌気され、ショートカバーによる買戻しが優勢となりました。大豆1月限は9.25セント高の1159.0で引けました。また、仕向先未定の12万トンの米国産大豆の成約が伝えられるなど、依然として需要が強くサポートされているようです。
コーンは強気な小麦と生産者側の消極的な売りを背景に高寄りで始まり小幅レンジで堅調に推移しました。コーン3月限は前日比2.75セント高の434.75で引けました。韓国は食物インフレを抑制する為にコーン、小麦、大豆にかかる輸入税の撤廃を決定し、このニュースにより市場では、2008年度輸出需要が長期的に上昇すると予測されています。中国もまたインフレ抑制の為、先週今週に続いて来週も50万トンを出荷する予定です。台湾は中国より37万トンのコーンを購入する意向ですが、輸入割当は依然未定となっています。本日、ブッシュ大統領は今後数年エタノール使用が上昇する見通しでエネルギー法案を決議しました。
<NY原油市場>
米原油在庫が見通し以上に減少した事を受け、4日振りに反発しました。本日から新しい中心限月のNY原油2月限は前日比1.16ドル高の91.24で引けました。原油在庫は2005年2月以来の低水準で29,690万バレルとなりました。また、先週火曜のヒューストンでの原油輸送水路は霧の為3日以上閉鎖され、本日もまた視界不良によりタンカーや船舶の運航が足止めされた模様です。一方、米エネルギー長官は来月、世界原油需要の供給増について中東へ訪問予定です。
<NY貴金属市場>
本日は薄商いの中、ドルがやや買われたことが材料視され、NY金は調整ムードの強い一日となりました。原油が堅調に推移したことがサポートとなり下値は限定されています。銀は堅調な銅の動きを受けプラス、プラチナも強気なファンダメンタルを背景に堅調に推移しました。金2月限は2.0ドル安の805.4、銀3月限は5.7セント高の1422.2、プラチナ3月限は8.5ドル高の1523.8で引けました。
大豆は夜間取引での堅調なパームオイルを受け高寄りで始まり、その後も小麦の急伸や原油高をサポートに一段高となりました。また月曜日からの戻りの圧力が弱く嫌気され、ショートカバーによる買戻しが優勢となりました。大豆1月限は9.25セント高の1159.0で引けました。また、仕向先未定の12万トンの米国産大豆の成約が伝えられるなど、依然として需要が強くサポートされているようです。
コーンは強気な小麦と生産者側の消極的な売りを背景に高寄りで始まり小幅レンジで堅調に推移しました。コーン3月限は前日比2.75セント高の434.75で引けました。韓国は食物インフレを抑制する為にコーン、小麦、大豆にかかる輸入税の撤廃を決定し、このニュースにより市場では、2008年度輸出需要が長期的に上昇すると予測されています。中国もまたインフレ抑制の為、先週今週に続いて来週も50万トンを出荷する予定です。台湾は中国より37万トンのコーンを購入する意向ですが、輸入割当は依然未定となっています。本日、ブッシュ大統領は今後数年エタノール使用が上昇する見通しでエネルギー法案を決議しました。
<NY原油市場>
米原油在庫が見通し以上に減少した事を受け、4日振りに反発しました。本日から新しい中心限月のNY原油2月限は前日比1.16ドル高の91.24で引けました。原油在庫は2005年2月以来の低水準で29,690万バレルとなりました。また、先週火曜のヒューストンでの原油輸送水路は霧の為3日以上閉鎖され、本日もまた視界不良によりタンカーや船舶の運航が足止めされた模様です。一方、米エネルギー長官は来月、世界原油需要の供給増について中東へ訪問予定です。
<NY貴金属市場>
本日は薄商いの中、ドルがやや買われたことが材料視され、NY金は調整ムードの強い一日となりました。原油が堅調に推移したことがサポートとなり下値は限定されています。銀は堅調な銅の動きを受けプラス、プラチナも強気なファンダメンタルを背景に堅調に推移しました。金2月限は2.0ドル安の805.4、銀3月限は5.7セント高の1422.2、プラチナ3月限は8.5ドル高の1523.8で引けました。
Posted by スクイーズ - 2007.12.19,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを受け軟調に寄り付き、その後も原油の急落などを背景に軟調に推移しました。目新しいニュース乏しく、ファンド、投機筋の年末前の手仕舞い売りに押された模様です。大豆1月限は7.0セント安の1149.75で引けました。依然としてファンダメンタルは強いものの、最近の上昇に対して警戒感も強く、利益確定の動きが先行しやすい状況となっています。
コーンは生産者側の売りの増加と穀物市場全体の買われ過ぎ感により安寄りで始まり、軟調に推移しました。コーン3月限は前日比6.75セント安の432.0で引けました。韓国は非遺伝子組換えコーン16.5トンの入札を見送りました。中国は輸出の増加とインフレを抑える為にコーン、小麦、大豆の輸出関係の戻し減税を実施する見通しです。これにより2008年度には中国がコーンの純輸入国になるであろうと言われています。今週の輸出検証は見通しを若干上回る4,658.9万トンとなっています。
<NY原油市場>
トルコ軍がイラクから撤退し始めた事と、米東部での温暖な気候が燃料需要を下げる見通しにより続落しました。本日が納会のNY原油1月限は前日比0.14ドル安の90.49で取引を終了しました。トルコ軍がクルド人北部に侵略した時点では一時3ドル近く値が伸びましたが、撤退のニュースと共に軟調に推移しました。また、全米の気温は平年よりも上昇しているとの事です。
<NY貴金属市場>
原油高を背景に、ショートカバーによる買戻しが先行しNY金は堅調に推移しましたが、上値付近では利益確定の動きに押される形となり上げ幅は限定されました。銀は連れ高、プラチナは供給懸念がはやされ史上高値を再度更新しました。金2月限は8.1ドル高の807.4、銀3月限は18.5セント高の1416.5、プラチナ1月限は11.7ドル高の1515.30で引けました。
大豆は夜間取引の流れを受け軟調に寄り付き、その後も原油の急落などを背景に軟調に推移しました。目新しいニュース乏しく、ファンド、投機筋の年末前の手仕舞い売りに押された模様です。大豆1月限は7.0セント安の1149.75で引けました。依然としてファンダメンタルは強いものの、最近の上昇に対して警戒感も強く、利益確定の動きが先行しやすい状況となっています。
コーンは生産者側の売りの増加と穀物市場全体の買われ過ぎ感により安寄りで始まり、軟調に推移しました。コーン3月限は前日比6.75セント安の432.0で引けました。韓国は非遺伝子組換えコーン16.5トンの入札を見送りました。中国は輸出の増加とインフレを抑える為にコーン、小麦、大豆の輸出関係の戻し減税を実施する見通しです。これにより2008年度には中国がコーンの純輸入国になるであろうと言われています。今週の輸出検証は見通しを若干上回る4,658.9万トンとなっています。
<NY原油市場>
トルコ軍がイラクから撤退し始めた事と、米東部での温暖な気候が燃料需要を下げる見通しにより続落しました。本日が納会のNY原油1月限は前日比0.14ドル安の90.49で取引を終了しました。トルコ軍がクルド人北部に侵略した時点では一時3ドル近く値が伸びましたが、撤退のニュースと共に軟調に推移しました。また、全米の気温は平年よりも上昇しているとの事です。
<NY貴金属市場>
原油高を背景に、ショートカバーによる買戻しが先行しNY金は堅調に推移しましたが、上値付近では利益確定の動きに押される形となり上げ幅は限定されました。銀は連れ高、プラチナは供給懸念がはやされ史上高値を再度更新しました。金2月限は8.1ドル高の807.4、銀3月限は18.5セント高の1416.5、プラチナ1月限は11.7ドル高の1515.30で引けました。
Posted by スクイーズ - 2007.12.18,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引で一代高値を更新した大豆は高寄りで始まるも、その後は原油の下落や小麦の急落が圧迫要因となり伸び悩む展開となりました。大豆1月限は0.25セント安の1156.75で引けました。現在の高値レベルでは買われ過ぎ感が強く、利益確定の動きや農家による売りが先行したようです。大豆の週間輸出検証は3556万ブッシェルと予想レンジを大幅に上回っています。
コーンは立会い初めには小麦の下落に追随し弱気な側面を見せましたが、米中西部での晴天にもかかわらず売りが渋る見通しで堅調に推移しました。コーン3月限は前営業日比0.5セント高の438.75で引けました。ここのところ連日堅調な動きで、市場では更なる続伸も噂されています。また、小麦と大豆の手仕舞い売りと新たな調整売りに追随したコーンの買われ過ぎ感も懸念要因となっています。輸出検証は見通しを若干上回る4,658.9万トンでした。また、ブラジルとカナダが国際取引法の是非を主張した為、世界貿易機関は米国農業助成金への調査を立ち上げました。
<NY原油市場>
インフレ拡大とサブプライムローン問題が米国経済成長と石油需要を減退させる懸念を背景にNY原油は3日連日続落しました。一時、90ドルを割り込みましたがその後は立て直し、NY原油1月限は前営業日比0.62ドル安の90.05で引けました。これらの懸念は根強く、石油需要は米国だけではなく世界全体に渡って落ち込むとの声も上がっています。また、NYMEX原油1月限は明日、納会を控えています。
<NY貴金属市場>
原油や株式市場の下落が圧迫要因となり押される場面も見られましたが、食料や商品価格の上昇が加速するのではとの見方によりインフレ懸念がはやされ、NY金はプラス圏を維持しました。銀は小幅安、プラチナは自動車パーツやジュエリーなど強気な需要の見通しを受け史上高値を更新しました。金2月限は1.3ドル高の799.3、銀3月限は0.3セント安の1398.0、プラチナ1月限は24.4ドル高の1503.6で引けました。依然として弱気なユーロが圧迫要因になっているようです。
大豆は夜間取引で一代高値を更新した大豆は高寄りで始まるも、その後は原油の下落や小麦の急落が圧迫要因となり伸び悩む展開となりました。大豆1月限は0.25セント安の1156.75で引けました。現在の高値レベルでは買われ過ぎ感が強く、利益確定の動きや農家による売りが先行したようです。大豆の週間輸出検証は3556万ブッシェルと予想レンジを大幅に上回っています。
コーンは立会い初めには小麦の下落に追随し弱気な側面を見せましたが、米中西部での晴天にもかかわらず売りが渋る見通しで堅調に推移しました。コーン3月限は前営業日比0.5セント高の438.75で引けました。ここのところ連日堅調な動きで、市場では更なる続伸も噂されています。また、小麦と大豆の手仕舞い売りと新たな調整売りに追随したコーンの買われ過ぎ感も懸念要因となっています。輸出検証は見通しを若干上回る4,658.9万トンでした。また、ブラジルとカナダが国際取引法の是非を主張した為、世界貿易機関は米国農業助成金への調査を立ち上げました。
<NY原油市場>
インフレ拡大とサブプライムローン問題が米国経済成長と石油需要を減退させる懸念を背景にNY原油は3日連日続落しました。一時、90ドルを割り込みましたがその後は立て直し、NY原油1月限は前営業日比0.62ドル安の90.05で引けました。これらの懸念は根強く、石油需要は米国だけではなく世界全体に渡って落ち込むとの声も上がっています。また、NYMEX原油1月限は明日、納会を控えています。
<NY貴金属市場>
原油や株式市場の下落が圧迫要因となり押される場面も見られましたが、食料や商品価格の上昇が加速するのではとの見方によりインフレ懸念がはやされ、NY金はプラス圏を維持しました。銀は小幅安、プラチナは自動車パーツやジュエリーなど強気な需要の見通しを受け史上高値を更新しました。金2月限は1.3ドル高の799.3、銀3月限は0.3セント安の1398.0、プラチナ1月限は24.4ドル高の1503.6で引けました。依然として弱気なユーロが圧迫要因になっているようです。
Posted by スクイーズ - 2007.12.15,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は本日も堅調に寄り付き、その後も新規材料に欠ける中、一代高値を更新するなど一段高となりました。終盤にかけてはやや戻しています。情報筋による2008年の推定作付面積が7000万エーカーと、多くのトレーダーの予想を下回ったことがサポート材料となりました。大豆1月限は11.0セント高の1157.0で引けました。NOPA圧砕報告は1.467億Buと平均予想を下回りました。アルゼンチンやブラジルでは生育に適した天候となっています。
コーンは朝方からファンド買いの動向が慎重に見守られた市場の動きで、ファンド買いにサポートされ堅調に推移しました。コーン3月限は前日比3.25セント高の438.25で引けました。輸出関連では日本が15万8,496トンの米コーンを購入しました。また、今年時点で45万トンのコーンを輸出しているザンビアは仕向け先未定のアフリカ業者に15万トンのコーンを売却し、今後も戦略備蓄の為に25万トンの売却と1万トンの食糧援助に寄付をする見通しです。一方、最近のエネルギー価格の高騰で、コーンや他穀物からの燃料生産需要が顕著に上昇しており、2008年度のコーン作付面積は下方修正されて、8,740万エーカーになる予定と報告されました。
<NY原油市場>
インフレを回避するため米追加利引下げが後退し、NY原油は続落しました。原油1月限は前日比0.98ドル安の91.27で引けました。予想を上回る消費者物価指数がドル高を引き起こし、原油売りを誘発しました。また、インフレを低く保ちながら、経済成長を持続させる事は容易ではないと懸念されています。OPECは世界石油需要を先月の見通しから修正し、1.5%上昇していると報告しました。
<NY貴金属市場>
消費者物価指数が予想を上回り、インフレの上昇がはやされたことでドルが大きく買われ、NY金は軟調に推移しました。原油や株価の下落も背景にあるようです。銀はテクニカルによる売りが先行しマイナス、プラチナは供給懸念がサポートとなりプラス圏を維持しました。金2月限は6.0ドル安の798.0、銀3月限は25.4セント安の1398.3、プラチナ1月限は7.6ドル高の1479.2で引けました。ファンドや大規模のトレーダーは既に手仕舞い、今年の取引を終了しているところもあるようです。
大豆は本日も堅調に寄り付き、その後も新規材料に欠ける中、一代高値を更新するなど一段高となりました。終盤にかけてはやや戻しています。情報筋による2008年の推定作付面積が7000万エーカーと、多くのトレーダーの予想を下回ったことがサポート材料となりました。大豆1月限は11.0セント高の1157.0で引けました。NOPA圧砕報告は1.467億Buと平均予想を下回りました。アルゼンチンやブラジルでは生育に適した天候となっています。
コーンは朝方からファンド買いの動向が慎重に見守られた市場の動きで、ファンド買いにサポートされ堅調に推移しました。コーン3月限は前日比3.25セント高の438.25で引けました。輸出関連では日本が15万8,496トンの米コーンを購入しました。また、今年時点で45万トンのコーンを輸出しているザンビアは仕向け先未定のアフリカ業者に15万トンのコーンを売却し、今後も戦略備蓄の為に25万トンの売却と1万トンの食糧援助に寄付をする見通しです。一方、最近のエネルギー価格の高騰で、コーンや他穀物からの燃料生産需要が顕著に上昇しており、2008年度のコーン作付面積は下方修正されて、8,740万エーカーになる予定と報告されました。
<NY原油市場>
インフレを回避するため米追加利引下げが後退し、NY原油は続落しました。原油1月限は前日比0.98ドル安の91.27で引けました。予想を上回る消費者物価指数がドル高を引き起こし、原油売りを誘発しました。また、インフレを低く保ちながら、経済成長を持続させる事は容易ではないと懸念されています。OPECは世界石油需要を先月の見通しから修正し、1.5%上昇していると報告しました。
<NY貴金属市場>
消費者物価指数が予想を上回り、インフレの上昇がはやされたことでドルが大きく買われ、NY金は軟調に推移しました。原油や株価の下落も背景にあるようです。銀はテクニカルによる売りが先行しマイナス、プラチナは供給懸念がサポートとなりプラス圏を維持しました。金2月限は6.0ドル安の798.0、銀3月限は25.4セント安の1398.3、プラチナ1月限は7.6ドル高の1479.2で引けました。ファンドや大規模のトレーダーは既に手仕舞い、今年の取引を終了しているところもあるようです。
Posted by スクイーズ - 2007.12.14,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は本日は軟調に寄り付いた後、反発する場面も見られましたが、全体的にドルが強含んだことや、金や原油の下落がロングの手仕舞い売りを誘い、上値の重い展開となりました。また、軟調な株価も圧迫要因となりました。大豆1月限は5.5セント安の1146.0で引けました。大豆の週間輸出成約は97.24万トンと予想レンジを大幅に上回りました。韓国は10万トンの大豆を買い付けています。
コーンは利食いやここ最近の市場の買われ過ぎ感で一時軟調な側面も見せましたが、ファンド買いとコーン買い/小麦売りのスプレッドのサポートで下値は固く続伸しました。コーン3月限は前日比1.75セント高の435.0で引けました。週間輸出成約は見通しを上回る146万6,100トンとなっており、また別の報告では、10月の輸出高は去年を16%上回る572万トンとなっています。順調な輸出成約と輸送の動向は落ち着きましたが、先物を主体に生産所からの出荷も安定しています。
<NY原油市場>
昨日の資金供給策の金融システムが経済鈍化の回避にならないのではとの懐疑を背景に反落しました。NY原油1月限は前日比2.14ドル安の92.25で引けました。昨日の経済措置で4.9%の価格上昇は行き過ぎとの声も出ており、最近の原油市場を左右しているのは住宅危機と連邦政府政策が中心な事に懸念があがっています。一方、NY原油、暖房燃料在庫は先週の時点で減少している反面、ガソリン在庫は上昇しているとの見通しです。また、世界5位の原油輸出国であるノルウェーでは昨日、輸送中のタンカーが悪天候において、約2.5万バレルの原油流出事故が起きたとの報告がありました。
<NY貴金属市場>
本日発表された指標が良い結果となり、ドルの利下げ観測が後退したことでドルが買われ、NY金は大幅安となりました。また、原油の下落や、年度末に絡む利益確定の動きも背景にあるようです。銀は軟調な銅を背景に大幅安、プラチナも連れ安となっています。金2月限は14.8ドル安の804.0、銀3月限は58.8セント安の1423.7、プラチナ1月限は8.2ドル安の1471.6で引けました。上昇を継続できなかったことでテクニカル的には弱気に傾きつつあります。
大豆は本日は軟調に寄り付いた後、反発する場面も見られましたが、全体的にドルが強含んだことや、金や原油の下落がロングの手仕舞い売りを誘い、上値の重い展開となりました。また、軟調な株価も圧迫要因となりました。大豆1月限は5.5セント安の1146.0で引けました。大豆の週間輸出成約は97.24万トンと予想レンジを大幅に上回りました。韓国は10万トンの大豆を買い付けています。
コーンは利食いやここ最近の市場の買われ過ぎ感で一時軟調な側面も見せましたが、ファンド買いとコーン買い/小麦売りのスプレッドのサポートで下値は固く続伸しました。コーン3月限は前日比1.75セント高の435.0で引けました。週間輸出成約は見通しを上回る146万6,100トンとなっており、また別の報告では、10月の輸出高は去年を16%上回る572万トンとなっています。順調な輸出成約と輸送の動向は落ち着きましたが、先物を主体に生産所からの出荷も安定しています。
<NY原油市場>
昨日の資金供給策の金融システムが経済鈍化の回避にならないのではとの懐疑を背景に反落しました。NY原油1月限は前日比2.14ドル安の92.25で引けました。昨日の経済措置で4.9%の価格上昇は行き過ぎとの声も出ており、最近の原油市場を左右しているのは住宅危機と連邦政府政策が中心な事に懸念があがっています。一方、NY原油、暖房燃料在庫は先週の時点で減少している反面、ガソリン在庫は上昇しているとの見通しです。また、世界5位の原油輸出国であるノルウェーでは昨日、輸送中のタンカーが悪天候において、約2.5万バレルの原油流出事故が起きたとの報告がありました。
<NY貴金属市場>
本日発表された指標が良い結果となり、ドルの利下げ観測が後退したことでドルが買われ、NY金は大幅安となりました。また、原油の下落や、年度末に絡む利益確定の動きも背景にあるようです。銀は軟調な銅を背景に大幅安、プラチナも連れ安となっています。金2月限は14.8ドル安の804.0、銀3月限は58.8セント安の1423.7、プラチナ1月限は8.2ドル安の1471.6で引けました。上昇を継続できなかったことでテクニカル的には弱気に傾きつつあります。
Posted by スクイーズ - 2007.12.13,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は本日も前日の流れを引き継ぎ堅調に寄り付き、その後も原油や株価の上昇を背景に一段高となり、大豆と大豆ミールは一代高値を更新しました。大豆1月限は16.0セント高の1151.5で引けました。GS社のレポートで大豆価格の見通しが上方修正されたことや、アルゼンチンでの乾燥した気候がはやされサポートとなりました。また、中国からの需要も依然として強気との見方が多いようです。
コーンは他穀物市場やNY原油、株式市場の急上昇のあおりを受け、寄り付き前から買いの勢いに乗り、そのまま堅調に推移しました。コーン3月限は前日比9.25セント高の433.25で引けました。取引自体は少なかった反面、インデックス指数とトレンドフォロー型ファンドの投機買いが本日の主なサポート要因となりました。連邦政府が経済成長を促す働きで4大中央銀行の方針を統合させた動きにより、インデックスファンドのコーン目標水準があがったとの事です。また、日本は11万3,792トンの米コーンを購入しました。
<NY原油市場>
世界経済の鈍化やエネルギー消費の足かせとなっている金融引き締め措置を4中央銀行が緩やかにする方向で合意した事で経済成長に拍車がかかるとの見通しより、今年1月以来の上伸振りを見せました。NY原油1月限は前日比4.37ドル高の94.39で取り引きされました。エネルギー市場と世界資本市場は相互に連結しているとの見方が強く、年末前には再び$100を越える動きがささやかれています。また、来年の原油価格動向は、投資金額と需要の低下の不釣合いにより生産者側は供給を制限するだろうとの予測の声も広がっています。
<NY貴金属市場>
原油高やユーロが対ドルで強含んだことからNY金は堅調に推移し、後半は押される場面も見られましたがプラス圏を維持しています。インフレ懸念もサポートとなったようです。銀は小幅安となるも強気な季節的要因が続くとの見方、プラチナは最近の売られすぎに対する買戻しが入り堅調に推移しました。金2月限は1.7ドル高の818.8、銀3月限は4.0セント安の1482.5、プラチナ1月限は12.5ドル高の1479.8で引けました。またドルの上昇が一段落し、金のサポートになるとの見方です。
大豆は本日も前日の流れを引き継ぎ堅調に寄り付き、その後も原油や株価の上昇を背景に一段高となり、大豆と大豆ミールは一代高値を更新しました。大豆1月限は16.0セント高の1151.5で引けました。GS社のレポートで大豆価格の見通しが上方修正されたことや、アルゼンチンでの乾燥した気候がはやされサポートとなりました。また、中国からの需要も依然として強気との見方が多いようです。
コーンは他穀物市場やNY原油、株式市場の急上昇のあおりを受け、寄り付き前から買いの勢いに乗り、そのまま堅調に推移しました。コーン3月限は前日比9.25セント高の433.25で引けました。取引自体は少なかった反面、インデックス指数とトレンドフォロー型ファンドの投機買いが本日の主なサポート要因となりました。連邦政府が経済成長を促す働きで4大中央銀行の方針を統合させた動きにより、インデックスファンドのコーン目標水準があがったとの事です。また、日本は11万3,792トンの米コーンを購入しました。
<NY原油市場>
世界経済の鈍化やエネルギー消費の足かせとなっている金融引き締め措置を4中央銀行が緩やかにする方向で合意した事で経済成長に拍車がかかるとの見通しより、今年1月以来の上伸振りを見せました。NY原油1月限は前日比4.37ドル高の94.39で取り引きされました。エネルギー市場と世界資本市場は相互に連結しているとの見方が強く、年末前には再び$100を越える動きがささやかれています。また、来年の原油価格動向は、投資金額と需要の低下の不釣合いにより生産者側は供給を制限するだろうとの予測の声も広がっています。
<NY貴金属市場>
原油高やユーロが対ドルで強含んだことからNY金は堅調に推移し、後半は押される場面も見られましたがプラス圏を維持しています。インフレ懸念もサポートとなったようです。銀は小幅安となるも強気な季節的要因が続くとの見方、プラチナは最近の売られすぎに対する買戻しが入り堅調に推移しました。金2月限は1.7ドル高の818.8、銀3月限は4.0セント安の1482.5、プラチナ1月限は12.5ドル高の1479.8で引けました。またドルの上昇が一段落し、金のサポートになるとの見方です。
Posted by スクイーズ - 2007.12.11,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は一代高値を更新した夜間取引の流れを受け堅調に寄り付き、その後は原油の下落により大豆オイルが圧迫要因となるも、為替市場でのドル安や金の上昇をサポートに一段高となりました。大豆1月限は6.0セント高の1125.75で引けました。中国は22.1万トン買い付けたようです。新規材料に欠ける中、小麦の急上昇が大豆を過度の上昇に導くのではと懸念になっています。明日は需給レポートがあり注目されます。
コーンは本日も特に際立ったニュースはなく、動きも落ち着いた一日となりました。輸出検証が見通しを下回った事で、立会い半ばに一時値を下げましたが、下値は堅い動きでした。コーン3月限は0.5セント高の417.75で引けました。明日の需給レポートでは期末在庫は17.50億~20.85億ブッシェルとの見通しが出ています。米国エタノール生産量は今年1月から約35%上昇しており、現時点では66の施設が建設中で10の施設が拡大工事中です。これらの新たな施設が2008年度中に完成すると、年間で135億ガロンの生産増加が見込まれています。
<NY原油市場>
金融当局が利下げに踏み切る可能性で、一時89.80ドルまで反発しましたが午後にかけては、経済成長の鈍化による米国の石油消費減退による、在庫増加の見通しを受け続落しました。NY原油1月限は前営業日比0.42ドル安の87.86で引けました。留出燃料とガソリン在庫もそれぞれ増加の見通しです。原油に関しては需給関連ニュースで、年内はおおよそ90ドル付近を推移するとの予測も出ています。
<NY貴金属市場>
対ユーロでのドル安が進んだことや、テクニカルを背景としたファンド買いが見られ、NY金は大幅上昇となりました。銀やプラチナは連れ高となっています。明日にFOMCを控え取引量が少ない中、ファンド勢が積極的に金を買ってきたことから、0.50ポイントの利下げを見込んでいるのではとの見方もあります。金2月限は13.3ドル高の813.5、銀3月限は34.5セント高の1485.0、プラチナ1月限は4.1ドル高の1466.3で引けました。
大豆は一代高値を更新した夜間取引の流れを受け堅調に寄り付き、その後は原油の下落により大豆オイルが圧迫要因となるも、為替市場でのドル安や金の上昇をサポートに一段高となりました。大豆1月限は6.0セント高の1125.75で引けました。中国は22.1万トン買い付けたようです。新規材料に欠ける中、小麦の急上昇が大豆を過度の上昇に導くのではと懸念になっています。明日は需給レポートがあり注目されます。
コーンは本日も特に際立ったニュースはなく、動きも落ち着いた一日となりました。輸出検証が見通しを下回った事で、立会い半ばに一時値を下げましたが、下値は堅い動きでした。コーン3月限は0.5セント高の417.75で引けました。明日の需給レポートでは期末在庫は17.50億~20.85億ブッシェルとの見通しが出ています。米国エタノール生産量は今年1月から約35%上昇しており、現時点では66の施設が建設中で10の施設が拡大工事中です。これらの新たな施設が2008年度中に完成すると、年間で135億ガロンの生産増加が見込まれています。
<NY原油市場>
金融当局が利下げに踏み切る可能性で、一時89.80ドルまで反発しましたが午後にかけては、経済成長の鈍化による米国の石油消費減退による、在庫増加の見通しを受け続落しました。NY原油1月限は前営業日比0.42ドル安の87.86で引けました。留出燃料とガソリン在庫もそれぞれ増加の見通しです。原油に関しては需給関連ニュースで、年内はおおよそ90ドル付近を推移するとの予測も出ています。
<NY貴金属市場>
対ユーロでのドル安が進んだことや、テクニカルを背景としたファンド買いが見られ、NY金は大幅上昇となりました。銀やプラチナは連れ高となっています。明日にFOMCを控え取引量が少ない中、ファンド勢が積極的に金を買ってきたことから、0.50ポイントの利下げを見込んでいるのではとの見方もあります。金2月限は13.3ドル高の813.5、銀3月限は34.5セント高の1485.0、プラチナ1月限は4.1ドル高の1466.3で引けました。
Posted by スクイーズ - 2007.12.08,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の流れを引継ぎ堅調に寄り付き、その後は弱気な周辺市場が圧迫要因になるものの、テクニカル買いを背景に大豆ミール主導で一段高となりました。大豆1月限は一代高値を更新し、21.0セント高の1119.75で引けました。小麦の急伸やマレーシアパームオイルの反発もサポート要因となりました。また、昨日の予想を上回る輸出成約も依然として材料視されたようです。
コーンは小麦と大豆ミールの上昇に追随して堅調に推移しました。コーン3月限は前日比5.25セント高の417.25で引けました。民間業者とファンド双方のコーン買いが進んでいるのと、最近のコーン買い/小麦売りスプレッドの手仕舞いが一巡したことも大きなサポートとなりました。アルゼンチンでの悪天候も強材料となりました。また、EU諸国で輸入ライセンス取得が増加するニュースもあり、今後コーンにとり効果的な動向が期待出来そうです。
<NY原油市場>
暖房燃料をはじめとする留出燃料在庫や原油在庫が今期冬季の需要に十分だとの見通しを受け反落しました。NY原油1月限は前日比1.95ドル安の88.28で取り引きされました。在庫は142万バレル上昇している一方、燃料消費は日量約2080万バレルに減少しているとのレポートがありました。また、住宅貸付ローンの過失により米国の燃料消費は更に減少すると見られ、これを受けブッシュ大統領は昨日、貸し手側に5年間の固定住宅ローンを割り当てる事に合意しました。景気後退を受けての燃料需要の減少や在庫の増加への懸念は絶えず、今後も先行きは不透明です。
<NY貴金属市場>
原油の下落を背景に、利益確定の売りが先行しNY金は軟調に推移しました。また、米経済が悪化しドルがさらに下落するのではという雰囲気の中、今回の雇用統計の好結果を受けドルが強含んだことも圧迫要因となりました。銀やプラチナは連れ安となっています。金2月限は6.9ドル安の800.2、銀3月限は12セント安の1450.5、プラチナ1月限は8ドル安の1462.2で引けました。プラチナは依然として強気との見方が多いようです。
大豆は前日の流れを引継ぎ堅調に寄り付き、その後は弱気な周辺市場が圧迫要因になるものの、テクニカル買いを背景に大豆ミール主導で一段高となりました。大豆1月限は一代高値を更新し、21.0セント高の1119.75で引けました。小麦の急伸やマレーシアパームオイルの反発もサポート要因となりました。また、昨日の予想を上回る輸出成約も依然として材料視されたようです。
コーンは小麦と大豆ミールの上昇に追随して堅調に推移しました。コーン3月限は前日比5.25セント高の417.25で引けました。民間業者とファンド双方のコーン買いが進んでいるのと、最近のコーン買い/小麦売りスプレッドの手仕舞いが一巡したことも大きなサポートとなりました。アルゼンチンでの悪天候も強材料となりました。また、EU諸国で輸入ライセンス取得が増加するニュースもあり、今後コーンにとり効果的な動向が期待出来そうです。
<NY原油市場>
暖房燃料をはじめとする留出燃料在庫や原油在庫が今期冬季の需要に十分だとの見通しを受け反落しました。NY原油1月限は前日比1.95ドル安の88.28で取り引きされました。在庫は142万バレル上昇している一方、燃料消費は日量約2080万バレルに減少しているとのレポートがありました。また、住宅貸付ローンの過失により米国の燃料消費は更に減少すると見られ、これを受けブッシュ大統領は昨日、貸し手側に5年間の固定住宅ローンを割り当てる事に合意しました。景気後退を受けての燃料需要の減少や在庫の増加への懸念は絶えず、今後も先行きは不透明です。
<NY貴金属市場>
原油の下落を背景に、利益確定の売りが先行しNY金は軟調に推移しました。また、米経済が悪化しドルがさらに下落するのではという雰囲気の中、今回の雇用統計の好結果を受けドルが強含んだことも圧迫要因となりました。銀やプラチナは連れ安となっています。金2月限は6.9ドル安の800.2、銀3月限は12セント安の1450.5、プラチナ1月限は8ドル安の1462.2で引けました。プラチナは依然として強気との見方が多いようです。
Posted by スクイーズ - 2007.12.07,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間において、原油や金が軟調に推移したことから軟調に寄り付きましたが、その後は原油や金が反発上昇したことで堅調に推移しました。しかしながら、インドネシアやマレーシアのパームオイルが急落したことが圧迫要因となり上値は限定されました。大豆1月限は0.75セント安の1098.75で引けました。大豆の週間輸出成約は99.35万トン、大豆オイルは4.1万トン、大豆ミールは16.34万トンといずれも予想レンジを上回る結果となりました。
コーンは周辺市場に追随し軒並み安で始まりました。その後、他市場は回復するもコーン市場は材料視されるサポートなく終日落ち着いた動きとなりました。コーン3月限は前日比0.75セント高の412.0で引けました。週間米輸出成約は見通し幅を下回る105.9万トンとなっています。冬季の間、河川が凍結する前にコーンの荷船運搬を促進する為、需要が上昇すると見られています。
<NY原油市場>
米経済成長の遅れや欧州の石油消費制限見通しで夜間は85ドル台まで続落したものの、米国での天然ガス供給在庫が4月以来の低水準との発表を受け反発しました。NY原油1月限は前日比2.74ドル高の90.23で引けました。天然ガス在庫は880億立方フィート減少し、価格によって石油ベースの燃料かガスを使い分ける消費者にとり暖房燃料の需給逼迫を引き起こす懸念もされています。
<NY貴金属市場>
本日は790ドル付近でのテクニカルな買いを背景に、原油が反発したことやユーロ高ドル安が進んだことで、NY金は堅調に推移しました。銀は連れ高、プラチナは夜間で利益確定の動きに押されるも、ストによる生産の懸念がサポートとなりプラスで終えました。金2月限は3.4ドル高の807.1、銀3月限は16.5セント高の1462.5、プラチナ1月限は1.9ドル高の1470.2で引けました。今月は年度末ということもあり、手仕舞いの売りが控えているとの見方もあるようです。
大豆は夜間において、原油や金が軟調に推移したことから軟調に寄り付きましたが、その後は原油や金が反発上昇したことで堅調に推移しました。しかしながら、インドネシアやマレーシアのパームオイルが急落したことが圧迫要因となり上値は限定されました。大豆1月限は0.75セント安の1098.75で引けました。大豆の週間輸出成約は99.35万トン、大豆オイルは4.1万トン、大豆ミールは16.34万トンといずれも予想レンジを上回る結果となりました。
コーンは周辺市場に追随し軒並み安で始まりました。その後、他市場は回復するもコーン市場は材料視されるサポートなく終日落ち着いた動きとなりました。コーン3月限は前日比0.75セント高の412.0で引けました。週間米輸出成約は見通し幅を下回る105.9万トンとなっています。冬季の間、河川が凍結する前にコーンの荷船運搬を促進する為、需要が上昇すると見られています。
<NY原油市場>
米経済成長の遅れや欧州の石油消費制限見通しで夜間は85ドル台まで続落したものの、米国での天然ガス供給在庫が4月以来の低水準との発表を受け反発しました。NY原油1月限は前日比2.74ドル高の90.23で引けました。天然ガス在庫は880億立方フィート減少し、価格によって石油ベースの燃料かガスを使い分ける消費者にとり暖房燃料の需給逼迫を引き起こす懸念もされています。
<NY貴金属市場>
本日は790ドル付近でのテクニカルな買いを背景に、原油が反発したことやユーロ高ドル安が進んだことで、NY金は堅調に推移しました。銀は連れ高、プラチナは夜間で利益確定の動きに押されるも、ストによる生産の懸念がサポートとなりプラスで終えました。金2月限は3.4ドル高の807.1、銀3月限は16.5セント高の1462.5、プラチナ1月限は1.9ドル高の1470.2で引けました。今月は年度末ということもあり、手仕舞いの売りが控えているとの見方もあるようです。
Posted by スクイーズ - 2007.12.06,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の流れを引き継ぎ高寄りで始まり、その後も原油の上昇を背景に大豆ミール主導で一段高となりました。ユーロドルが軟調に推移したことや金の下落が圧迫要因になり、引けにかけては値を戻すし、プラス圏を維持しました。大豆1月限は8.0セント高の1099.50で引けています。また、中国からの需要やパームオイルが落ち着いていることから大豆オイルが軟調に推移しました。大豆オイル12月限の受渡しは1615枚となっています。
コーンは昨日の急上昇に比べ、終日値幅動向の少ない一日でした。コーン3月限は前日比変わらずの411.25で引けました。昨日は需要ニュースが堅調だったにも関わらず、本日の取引は比較的落ち着いていました。最近のコーンは米国内への出荷ではなく外国への輸出成約の上昇と、悪化するアルゼンチンの天候懸念によりサポートされています。エタノール関連のニュースも好調で、落ち込む経済や光熱費の高騰が更にエタノール需要を高めると見られています。
<NY原油市場>
OPEC主要国の多くが増産に合意せず、生産目標水準を据え置くとの決案で続落しました。NY原油1月限は前日比0.83ドル安の87.49で引けました。サウジアラビアとクウェート石油相によると、最近の市場は十分な原油量であると見ている一方、新規加盟国のアンゴラとエクアドルは順調に産油する見通しに対し、既存加盟国のイラクに関しては産油割り当てがないと述べられました。OPECは生産維持の目的で内部監視機関を設置し、その議長としてイランの石油相が選任されたとの事です。今後の生産体制に関して次回、2/1と3/5にウィーンで行われる臨時総会で話し合われる予定です。
<NY貴金属市場>
原油の上昇がサポートとなるも、米ADP雇用統計が良い結果となったことでドルが強含み、利下げ観測が減退したことを受けNY金は軟調に推移しました。銀は連れ安、プラチナは南アフリカでのストが依然としてサポートとなるも、利益確定の売りに押されマイナスとなっています。金2月限は3.9ドル安の803.7、銀3月限は0.5セント安の1446.0、プラチナ1月限は4.0ドル安の1468.3で引けました。
大豆は前日の流れを引き継ぎ高寄りで始まり、その後も原油の上昇を背景に大豆ミール主導で一段高となりました。ユーロドルが軟調に推移したことや金の下落が圧迫要因になり、引けにかけては値を戻すし、プラス圏を維持しました。大豆1月限は8.0セント高の1099.50で引けています。また、中国からの需要やパームオイルが落ち着いていることから大豆オイルが軟調に推移しました。大豆オイル12月限の受渡しは1615枚となっています。
コーンは昨日の急上昇に比べ、終日値幅動向の少ない一日でした。コーン3月限は前日比変わらずの411.25で引けました。昨日は需要ニュースが堅調だったにも関わらず、本日の取引は比較的落ち着いていました。最近のコーンは米国内への出荷ではなく外国への輸出成約の上昇と、悪化するアルゼンチンの天候懸念によりサポートされています。エタノール関連のニュースも好調で、落ち込む経済や光熱費の高騰が更にエタノール需要を高めると見られています。
<NY原油市場>
OPEC主要国の多くが増産に合意せず、生産目標水準を据え置くとの決案で続落しました。NY原油1月限は前日比0.83ドル安の87.49で引けました。サウジアラビアとクウェート石油相によると、最近の市場は十分な原油量であると見ている一方、新規加盟国のアンゴラとエクアドルは順調に産油する見通しに対し、既存加盟国のイラクに関しては産油割り当てがないと述べられました。OPECは生産維持の目的で内部監視機関を設置し、その議長としてイランの石油相が選任されたとの事です。今後の生産体制に関して次回、2/1と3/5にウィーンで行われる臨時総会で話し合われる予定です。
<NY貴金属市場>
原油の上昇がサポートとなるも、米ADP雇用統計が良い結果となったことでドルが強含み、利下げ観測が減退したことを受けNY金は軟調に推移しました。銀は連れ安、プラチナは南アフリカでのストが依然としてサポートとなるも、利益確定の売りに押されマイナスとなっています。金2月限は3.9ドル安の803.7、銀3月限は0.5セント安の1446.0、プラチナ1月限は4.0ドル安の1468.3で引けました。
Posted by スクイーズ - 2007.12.05,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆は堅調に寄り付いたコーンに追随する形で高寄りとなり、その後もユーロドルや金の上昇を背景に一段高となりました。現在は中国に絡んだニュースや強気なパームオイルなどのサポート材料に乏しい中、先週末の下げに対する買戻しが優勢となっています。大豆1月限は12.75セント高の1091.5で引けました。ブラジルの通貨レアルの切り上げにより、ブラジルの輸出高が前月に比べ大幅に減少していることも材料視されたようです。
コーンは高寄りで始まり、テクニカル、ファンダメンタル双方の要因と小麦/コーンスプレッドの売られ過ぎ感により一段高となりました。コーン3月限は前日比7.75セント高の411.25で引けました。寄り付き前にメキシコが約54.5万トンの米コーン購入やイスラエルの5.6万トン購入、そして韓国飼料業社も依然購入を検討するなど輸出成約は堅調な動きです。一方、市場ではアルゼンチンでの濃霧による穀物被害が懸念されています。輸出入切り替えで注目されている中国が長期インフレ回避の為、2008度も引き続きコーンを輸入すると噂されたのも上げ要因となりました。
<NY原油市場>
OPECが明日の臨時総会で増産決議する見通しで反落する動きとなり、NY原油1月限は前日比0.99ドル安の88.32で引けました。もし可決されれば日量50万バレルの増産と言われており、景気後退が懸念される中、多くの関係者が会議の行方に注目しています。また本日、ホワイトハウスでブッシュ大統領は主要産油国イランの核開発の危険性について改めて述べ、国際社会で圧力をかける必要性を示しました。エネルギー省による在庫レポートは明日発表です。
<NY貴金属市場>
ユーロドルの上昇を背景にショートカバーによる買戻しが優勢となり、NY金は大幅続伸となりました。また、テクニカル的なブレイクもあり、買いが進んだようです。銀は連れ高、プラチナは一日限りのストがはやされ堅調に推移しました。金2月限は12.9ドル高の807.6、銀3月限は25.5ドル高の1446.5、プラチナ1月限は10.9ドル高の1472.3で引けました。一方、依然として9月からの上昇に対する調整は継続中との見方です。
大豆は堅調に寄り付いたコーンに追随する形で高寄りとなり、その後もユーロドルや金の上昇を背景に一段高となりました。現在は中国に絡んだニュースや強気なパームオイルなどのサポート材料に乏しい中、先週末の下げに対する買戻しが優勢となっています。大豆1月限は12.75セント高の1091.5で引けました。ブラジルの通貨レアルの切り上げにより、ブラジルの輸出高が前月に比べ大幅に減少していることも材料視されたようです。
コーンは高寄りで始まり、テクニカル、ファンダメンタル双方の要因と小麦/コーンスプレッドの売られ過ぎ感により一段高となりました。コーン3月限は前日比7.75セント高の411.25で引けました。寄り付き前にメキシコが約54.5万トンの米コーン購入やイスラエルの5.6万トン購入、そして韓国飼料業社も依然購入を検討するなど輸出成約は堅調な動きです。一方、市場ではアルゼンチンでの濃霧による穀物被害が懸念されています。輸出入切り替えで注目されている中国が長期インフレ回避の為、2008度も引き続きコーンを輸入すると噂されたのも上げ要因となりました。
<NY原油市場>
OPECが明日の臨時総会で増産決議する見通しで反落する動きとなり、NY原油1月限は前日比0.99ドル安の88.32で引けました。もし可決されれば日量50万バレルの増産と言われており、景気後退が懸念される中、多くの関係者が会議の行方に注目しています。また本日、ホワイトハウスでブッシュ大統領は主要産油国イランの核開発の危険性について改めて述べ、国際社会で圧力をかける必要性を示しました。エネルギー省による在庫レポートは明日発表です。
<NY貴金属市場>
ユーロドルの上昇を背景にショートカバーによる買戻しが優勢となり、NY金は大幅続伸となりました。また、テクニカル的なブレイクもあり、買いが進んだようです。銀は連れ高、プラチナは一日限りのストがはやされ堅調に推移しました。金2月限は12.9ドル高の807.6、銀3月限は25.5ドル高の1446.5、プラチナ1月限は10.9ドル高の1472.3で引けました。一方、依然として9月からの上昇に対する調整は継続中との見方です。
Posted by スクイーズ - 2007.12.04,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間での原油やパームオイルの下落を背景に軟調に寄り付き、その後は堅調な金やドル安を受け反発するも、上値の重い展開となりました。大豆1月限は1.25セント安の1078.75でひけました。また、小麦の下落や、中国からの需要が落ち着くとの見方もあり圧迫要因となったようです。大豆の週間輸出検証は2259万ブッシェルと予想レンジを下回りました。大豆オイル12月限の受渡通知は2030枚となっています。
コーンは朝方は安寄りで始まり立会い半ばにかけて大きく上昇。後半にかけて伸び悩みましたが大豆、小麦市場に反して小幅に続伸しました。コーン3月限は2.0セント高の403.5で引けました。先週まで小麦主導だったにも関わらず、コーンは弱気なマーケットからのテクニカル的な買いが進んだのに加えて、小麦/コーンのスプレッドの買戻しも上昇要因となりました。輸出検証は見通しを大きく上回る5,560万ブッシェルとなっています。
<NY原油市場>
一時87ドル台まで続落しましたが、今週OPECが生産量を維持するというニュースを受け小幅に反発しました。NY原油1月限は前営業日比0.60ドル高の89.31で引けました。11/30時点での米原油在庫は80万バレル減少の見通しが出ており、次回12/5発表の在庫レポートも注目されています。また、OPECは世界的需要に見合った生産をしていると述べていますが、12/5に行われる臨時総会で増産が検討されるとの見方も広がっています。一方、新しいメンバーとしてエクアドルが加わる予定で、来年は合計で13カ国で形成されるとのニュースもありました。
<NY貴金属市場>
ユーロが対ドルで堅調に推移したことから、NY金は小幅高となりました。また、先週の大きな下げに対する戻しとの見方が多いようです。銀はメキシコでの生産量に対する懸念がはやされプラス、プラチナも明日に予定されているストがサポートとなり堅調に推移しました。金2月限は5.6ドル高の794.7、銀3月限は4.5セント高の1421.0、プラチナ1月限は17.3ドル高の1461.4で引けました。
大豆は夜間での原油やパームオイルの下落を背景に軟調に寄り付き、その後は堅調な金やドル安を受け反発するも、上値の重い展開となりました。大豆1月限は1.25セント安の1078.75でひけました。また、小麦の下落や、中国からの需要が落ち着くとの見方もあり圧迫要因となったようです。大豆の週間輸出検証は2259万ブッシェルと予想レンジを下回りました。大豆オイル12月限の受渡通知は2030枚となっています。
コーンは朝方は安寄りで始まり立会い半ばにかけて大きく上昇。後半にかけて伸び悩みましたが大豆、小麦市場に反して小幅に続伸しました。コーン3月限は2.0セント高の403.5で引けました。先週まで小麦主導だったにも関わらず、コーンは弱気なマーケットからのテクニカル的な買いが進んだのに加えて、小麦/コーンのスプレッドの買戻しも上昇要因となりました。輸出検証は見通しを大きく上回る5,560万ブッシェルとなっています。
<NY原油市場>
一時87ドル台まで続落しましたが、今週OPECが生産量を維持するというニュースを受け小幅に反発しました。NY原油1月限は前営業日比0.60ドル高の89.31で引けました。11/30時点での米原油在庫は80万バレル減少の見通しが出ており、次回12/5発表の在庫レポートも注目されています。また、OPECは世界的需要に見合った生産をしていると述べていますが、12/5に行われる臨時総会で増産が検討されるとの見方も広がっています。一方、新しいメンバーとしてエクアドルが加わる予定で、来年は合計で13カ国で形成されるとのニュースもありました。
<NY貴金属市場>
ユーロが対ドルで堅調に推移したことから、NY金は小幅高となりました。また、先週の大きな下げに対する戻しとの見方が多いようです。銀はメキシコでの生産量に対する懸念がはやされプラス、プラチナも明日に予定されているストがサポートとなり堅調に推移しました。金2月限は5.6ドル高の794.7、銀3月限は4.5セント高の1421.0、プラチナ1月限は17.3ドル高の1461.4で引けました。
Posted by スクイーズ - 2007.12.01,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は原油やパームオイルの下落に加え、ドルが強含んだことや予想以上に大量だった受渡通知が圧迫要因となり軟調に寄り付き、その後は小麦に追随する形で反発するも、引けにかけては再度急落するなど値動きの荒いマーケットとなりました。大豆1月限は18.0セント安の1080.0で引けました。また、中国がインフレ対策として大量の売りにでるとの観測があり、その後の需要増加が期待されましたが、中国への新たな成約がほとんどなかったこともネガティブ要因となりました。
コーンは予想以上の出荷と米ドルの回復、そして昨日からの買戻しを背景に小反発する動きとなりました。コーン3月限は前日比0.75セント高の401.5で引けました。12年間にわたって毎週購入している韓国は例外なく今週も購入しましたが、来週以降入札が留まるという噂もあり上値は限られました。トレンドフォロー型ファンドの手仕舞い売りや、ボラリティーが高いコーン/小麦とコーン/大豆ミール関連の来週の市場動向が注目されています。
<NY原油市場>
米経済成長の遅れやエネルギー需要の減少、そして原油在庫は十分とのサウジ石油相発言により、今月に入って初めて90ドルを下回り反落しました。NY原油1月限は前日比2.30ドル安の88.71で引けました。石油相はまた、来月サウジアラビアが更に50万バレルの余剰生産、そして石油価格については実質生産や消費動向に反映はしないと述べています。昨日の石油輸送管爆発事故も数日中に回復する見通しも圧迫要因となりました。一方、米石油消費は10月見通しより上昇し、個人収入も徐々に増えており、今後の消費に注目されています。
<NY貴金属市場>
軟調な原油や、ドルが買い戻されたことを受け利益確定の動きが継続し、NY金は大幅続落となりました。また、12月限が受渡通知期間を迎えたことで仕舞い売りも背景にあるようです。ただし、これは年度末に絡む単なる利益確定であり、強気のファンダメンタルには何も変わりはないとの見方です。銀は連れ安、プラチナは来週火曜日に予定されているストがサポートとなり小幅続伸となりました。金2月限は13.2ドル安の789.1、銀3月限は28.0セント安の1416.5、プラチナ1月限は4.6ドル高の1444.1で引けました。
大豆は原油やパームオイルの下落に加え、ドルが強含んだことや予想以上に大量だった受渡通知が圧迫要因となり軟調に寄り付き、その後は小麦に追随する形で反発するも、引けにかけては再度急落するなど値動きの荒いマーケットとなりました。大豆1月限は18.0セント安の1080.0で引けました。また、中国がインフレ対策として大量の売りにでるとの観測があり、その後の需要増加が期待されましたが、中国への新たな成約がほとんどなかったこともネガティブ要因となりました。
コーンは予想以上の出荷と米ドルの回復、そして昨日からの買戻しを背景に小反発する動きとなりました。コーン3月限は前日比0.75セント高の401.5で引けました。12年間にわたって毎週購入している韓国は例外なく今週も購入しましたが、来週以降入札が留まるという噂もあり上値は限られました。トレンドフォロー型ファンドの手仕舞い売りや、ボラリティーが高いコーン/小麦とコーン/大豆ミール関連の来週の市場動向が注目されています。
<NY原油市場>
米経済成長の遅れやエネルギー需要の減少、そして原油在庫は十分とのサウジ石油相発言により、今月に入って初めて90ドルを下回り反落しました。NY原油1月限は前日比2.30ドル安の88.71で引けました。石油相はまた、来月サウジアラビアが更に50万バレルの余剰生産、そして石油価格については実質生産や消費動向に反映はしないと述べています。昨日の石油輸送管爆発事故も数日中に回復する見通しも圧迫要因となりました。一方、米石油消費は10月見通しより上昇し、個人収入も徐々に増えており、今後の消費に注目されています。
<NY貴金属市場>
軟調な原油や、ドルが買い戻されたことを受け利益確定の動きが継続し、NY金は大幅続落となりました。また、12月限が受渡通知期間を迎えたことで仕舞い売りも背景にあるようです。ただし、これは年度末に絡む単なる利益確定であり、強気のファンダメンタルには何も変わりはないとの見方です。銀は連れ安、プラチナは来週火曜日に予定されているストがサポートとなり小幅続伸となりました。金2月限は13.2ドル安の789.1、銀3月限は28.0セント安の1416.5、プラチナ1月限は4.6ドル高の1444.1で引けました。
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HN:
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年齢:
57
性別:
男性
誕生日:
1967/06/29
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