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シカゴ、ロンドン、ニューヨークの商品市況、国内商品先物市場の石油市況・貴金属市況・穀物市況を報告。また、商品先物企業比較。
Posted by - 2025.03.17,Mon
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Posted by スクイーズ - 2008.02.16,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引で史上高値を更新した大豆やパームオイルを背景に高寄りで始まり、その後も堅調な小麦がサポートとなり底堅い動きとなりました。テクニカル的に買われ過ぎとの見方や、ファンドによる積極的な買いが見られないことから、中盤では手仕舞い売りに押されましたが、依然として中国からの強気な需要見通しがサポートとなっており、大豆3月限は5.75セント高の1373.75で引けました。

コーンは南米の順調な天候およびの買われ過ぎとのテクニカル要因や、米景気後退の懸念などより、一時は軟調な動きを見せましたが、小麦、大豆が好調なことに加えファンド買いがサポートとなり午後から堅調に推移しました。コーン3月限は3.75セント高の514.75で引けました。日本は15万2400トン、韓国は11万トンの米産コーンを買付けました。


<NY原油市場>
消費者信頼感指数が1992年以来の最低水準にあるとのレポートを受け原油価格は上値重い動きとなりました。NY原油3月限は前日比0.04ドル高の95.50で引けました。OPECは世界の燃料の4分の1を消費するアメリカの景気後退を理由に今年の原油需要の伸び率をマイナス成長と報告しています。先月の総会では供給量を据え置きにしましたが、来月は景気後退による原油需要の減少と在庫増しなどの問題を中心に話し合われる見通しです。


<NY貴金属市場>
本日はドルがやや強含んだことや、今週末は連休となることから利益確定の動きが先行し、NY金は軟調に推移しました。しかしながら、不安が残る金融市場を受け、質への逃避としての金の需要も強いようです。銀は連れ安、プラチナは南アフリカでの電力問題が依然サポートとなり、12日連続で史上高値を更新しています。金4月限は4.7ドル安の906.1、銀3月限は13.7セント安の1711.8、プラチナ4月限は57.8ドル高の2063.7で引けました。
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Posted by スクイーズ - 2008.02.15,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引での堅調なパームオイルに加え、ブラジルやアルゼンチンでの強気な大豆オイルの現物市場が好感され、大豆は高寄りで始まり、その後もミネアポリス小麦の高騰を受けファンド買いが見られ、大幅上昇となりました。大豆3月限は39.5セント高の1368.0で引けました。大豆の週間輸出成約は33.16万トンと予想を下回っており、大豆ミールとオイルはそれぞれ12.23万トン、2.4万トンと予想通りとなっています。

コーンは他の穀物、そしてエネルギーが好調な動きをみせコーンも追随し堅調に推移しました。コーン3月限は14.0セント高の511.0で引けました。週間輸出成約は、予想範囲内の98万400トンでした。また累積成約は77.6パーセントに達しており過去5年平均57.8パーセントを大きく上回っています。


<NY原油市場>
日本の予想以上の3.7%のプラス指標、中国の過去20年で最速の通貨供給成長、オーストラリア失業率の低下、そして米失業保険受給申請が減少するという発表がサポート要因となり、アメリカ、アジア経済を中心に、世界的な景気先行き不安が和らいだとの見方が強まり、大幅に反発しました。NY原油3月限は前日比2.19ドル高の95.46で引けました。OPECは原油取引通貨を昨年のユーロ高を背景に米ドル以外での通貨取引案を検討しています。


<NY貴金属市場>
原油高がサポートとなるも、NY金は方向感に欠けた動きとなり小幅ながらプラスで取引を終了しました。銀は軟調な株式市場を受け小幅安、プラチナは依然として南アフリカでの電力問題による生産量への懸念が残り続伸、史上高値を再更新しました。金4月限は0.6ドル高の910.8、銀3月限は9.8セント安の1725.5、プラチナ4月限は22.2ドル高の2005.9で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.02.14,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引で弱含んでいた小麦や、ブラジルでの乾燥した気候が圧迫要因となり、大豆は軟調に寄り付きましたが、強気な需要やミネアポリス小麦が90セント高と急伸したことがサポートとなり、底堅く推移しプラス圏を維持しています。大豆3月限は7.50セント高の1328.5で引けました。また、メキシコへの米国産大豆11万トンの成約が伝えられています。

コーンはアルゼンチンでの天候改善、現物市場での引き合いが乏しいことや、シカゴ小麦の大幅続落を背景として軟調な動きとなったものの、ミネアポリス小麦が急伸したことから、下げ幅は限られました。コーン3月限は0.75セント安の497で引けました。明日の輸出成約では強気との見方もあるようです。


<NY原油市場>
本日発表された米小売売上高が予想外に良かった為、ガソリン需要が増加したとの結果を受け米経済後退の懸念が和らぎ、原油価格は小幅ながらに反発しました。NY原油3月限は前日比0.49ドル高の93.27で引けました。しかしながら、5週連続の在庫増しや、米原油輸入量減などのネガティブなニュースもあり、不安定な状態が続いています。OPECは3月5日の総会で石油需要が減少により、供給量を減らすとの見通しが出ています。


<NY貴金属市場>
ドルが強含んだことに加え、株式市場が堅調に推移したことで利益確定や手仕舞い売りが先行し、NY金はやや軟調に推移しました。また、テクニカルによる売りも背景にあったようです。一方、銀は堅調に推移し、プラチナは南アフリカの鉱山への電力供給が、2012年までは90%しか保証できないというニュースがはやされ、史上高値を更新しました。金4月限は0.90ドル安 の910.2、銀3月限は10.3セント高の1735.3、プラチナ4月限は61.9ドル高の1983.7で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.02.13,Wed
<NY穀物市場>
大豆は本日は高寄りで始まり、その後もブラジルでの降雨が収穫を遅らせていることや、ミネアポリス小麦の高騰により、今後は大豆の作付面積が小麦に充てられるのではとの見方が先行し、底堅く推移していましたが、後半にかけては小麦の急落が圧迫要因となり、上値の重い動きとなりました。一方、エネルギー市場が回復していることで、堅調な大豆オイルもサポートとなりました。大豆3月限は5.0セント安の1321.0で引けました。

コーンは株式、エネルギー市場が回復の動きをみせましたが、小麦市場の暴落を背景としコーンは軟調な動きとなりました。コーン3月限は5.75セント安の497.75で引けました。イスラエルへ5万5000トンの米コーン供給が発表されました。アルゼンチンはコーン生育にとって良好な天候の見通しですが、ブラジルでの雨により収穫が遅れているとの懸念も出ています。 


<NY原油市場>
北海原油やナイジェリアのパイプライン障害などマイナス要因もありますが、少なくとも200万バレル在庫が増加するとの予想から、明日の米政府の発表で、5週連続在庫増しとの見方が強まり軟調に推移しました。NY原油3月限は前日比0.81ドル安の92.78で引けました。ベネズエラ国営石油会社の資産凍結問題でアメリカが関与していたと見られ、アメリカへの供給を検討していると報じられています。

 
<NY貴金属市場>
堅調な株式市場に資金が流れため、ファンドによる売りや利益確定の動きが強まり、NY金は大幅下落となりました。金融市場の不透明感を受け、特にファンドによる金の需要は強気であるものの、世界最大の金消費国であるインドの需要が減少していることも圧迫要因となっているようです。銀やプラチナもそれぞれ連れ安となっています。金4月限は15.6ドル安の911.1、銀3月限は22.0セント安の1725.0、プラチナ4月限は17.6ドル安の1921.8で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.02.12,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は本日は軟調に寄り付き、その後も夜間取引でのパームオイルの上昇や堅調なエネルギー市場がサポートとなるも、週末の南米の天候が収穫に適していたことがはやされ、利益確定の動きが先行し軟調な推移となりました。また、小麦の急落も圧迫要因となったようです。大豆3月限は13.0セント安の1326.0で引けました。大豆の週間輸出検証は3780万ブッシェルと予想をやや上回る結果となりました。

コーンは小麦の急反落、テクニカル的な買われ過ぎ感や、アルゼンチン、ブラジルでの降雨ニュースなどより軟調な動きとなりました。コーン3月限は4.5セント安の503.5で引けました。週間輸出検証は4066万ブッシェルと事前予想を下回りましたが、依然としてかなりの高いペースとなっています。ファンドによるコーンの買い越しは34.2万枚に増加したと伝えられています。


<NY原油市場>
本日のNY市の気温が摂氏マイナス12度ぐらいまで下がり、暖房需要が一時的ながらも急増したことから、NY原油は大幅続伸となりました。また一部の製油所の操業中断のニュースもはやさされました。今年の北米は全般的に暖冬となっており、大幅な在庫取崩しとなっていないことが、上値を抑えているとの指摘もあります。原油3月限は1.82ドル高の93.59で引けました。


<NY貴金属市場>
ドルが弱含んだことや、原油の上昇を受けNY金は堅調に推移しました。現在のレベルでの買いポジションに安心感が出てきているようで、目先堅調の見方が多いようです。銀は一代高値を更新、プラチナは世界最大の生産者であるアングロプラチナ社が、2008年の生産量が減少するとの見方を発表し、史上高値を更新するなど大幅上昇となりました。金4月限は4.4ドル高の926.7、銀3月限は36.0セント高の1747.0、プラチナ4月限は55.4ドル高の1939.4で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.02.09,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は本日発表された強気なUSDAレポートを受け31.0セント高と堅調に寄り付き、その後も小麦のストップ高を背景に底堅く推移しましたが、後半にかけては利益確定の売りに押され上げ幅を縮小しました。大豆3月限は7.50セント高の1339.00で引けました。期末在庫は1.6億ブッシェルと前月に比べ1500万ブッシェルの減少となり、大豆の輸出量は1000万ブッシェルの増加となっています。

コーンは小麦が引き続きストップ高に張り付き、コーンも連れ高となりました。コーン3月限は8.5セント高の508.0で引けました。米コーン期末在庫は14.38億ブッシュと前回と変わらずで、期待されていた下方修正ではなかったことがやや弱気との見方が出ていました。またアルゼンチンのコーン生産量は100万トン下方修正されました。同国での天候も落ち着き、天候面での不安は遠退いている模様です。 


<NY原油市場>
北海原油の操業支障、ナイジェリアでのパイプライン障害による輸出量の低下見通し、インフレヘッジの投機資金の流入などよりNY原油は3ドル強もの急伸となりました。原油3月限は3.66ドル高の91.77で引けました。米利下げ見通しより、インフレ懸念が出ており、様々な商品への投機資金が入ってきているとの指摘があります。


<NY貴金属市場>
原油高に加え、株式市場に対する不透明感による質への逃避やファンド買いによりNY金は堅調に推移しました。また、ドルが弱含んだこともサポートとなりました。銀は連れ高、プラチナも生産への懸念などがサポートとなり大幅続伸となりました。金4月限は12.3ドル高の922.3、銀3月限は33.5セント高の1711.0、プラチナ4月限は32.6ドル高の1884.0で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.02.07,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆の終値の前日比は、期近2限月が4.50~3.00セント安、その他の限月は22.50セント安~変わらずです。3月限は続落。小麦のストップ高や金の急伸、ブラジル北部の豪雨、需給報告の強気予想をはやし、ストップ高に張り付いて一代高値を更新しましたが、原油の急反落や株価の反落を嫌気し、利食い売りでマイナスに落ち込みました。コーンの終値の前日比は、期近2限月が7.75~7.50セント安、その他の限月は8.50~2.00セント安です。3月限は大幅続落です。小麦・大豆のストップ高や金の急伸をはやし、ファンド買いで一代高値を更新しましたが、ストップ高にとどかず反落に転じたあとは、原油・大豆の急反落やエタノール義務化の延期の噂で急速に値を消しました。


<NY原油市場>
NY原油は、期近が大幅続落です。終値の前日比は、期近2限月が1.32~1.26ドル安、その他の限月は1.24~1.03ドル安です。この日発表された週間在庫統計で、原油・ガソリン在庫が予想を大幅に上回る増加となったことや、ヒーティングオイルを含む留出油在庫が予想外に増加したことを受け、期近は2週間ぶりの安値圏へと値を沈めました。石油製品も大幅続落です。原油同様に在庫増加を嫌気した売りに押され、ヒーティングオイル期近は1月22日以来、改質ガソリン期近が1月24日以来の安値圏へ一段と切り下がりました。


<NY貴金属市場>
NY金、銀は急反発です。終値の前日比は金の期近2限月が14.7~14.8ドル高、4月限は14.7ドル高、その他の限月は14.7~15.8ドル高、銀の期近2限月は20.5セント高、その他の限月は19.9~20.6セント高です。金4月限は、ドル高を嫌気し、時間外取引でマイナスに転落しましたが、ドルの反落や原油高をはやした安値拾いの買いが優勢になり、テクニカル買いで前日の高値を抜きました。銀3月限は、ドル高を嫌気した売りが逆指し売りを誘い、時間外取引で前日の安値を下回りましたが、金や銅の反発をはやしてテクニカル買いを誘い、前日の高値を突破しました。

NY白金系貴金属(PGM)は反発です。終値の前日比は、NY白金の期近2限月が33.5ドル高、その他の限月は33.3ドル高、パラジウムは全限0.35ドル高です。白金4月限は、時間外取引で売りが先行しましたが、原油や金の上昇をはやして切り返しました。南アの電力不足による供給不安をはやし、思惑買いで一代高値を更新しました。
Posted by スクイーズ - 2008.02.06,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆は株式市場の急落を受け軟調に寄り付き、その後もドルが強含んだことや、原油や金の下落が圧迫要因となり、小麦のストップ高にもかかわらず上値の重い動きとなりました。さらに南米からの仮報告で、ブラジルでの大豆の収穫が豊作であるということも圧迫要因となったようです。大豆3月限は3.0セント安の1323.0で引けました。一部のトレーダーの間では、マレーシアパームオイルの需要が引き続き弱いのではと懸念されています。

コーンは米株式、原油、金、大豆の下落を背景に軟調に推移しました。コーン3月限は1.25セント安の509.25で引けました。アルゼンチンの高温気候による被害が懸念されていましたが、作況はほぼ良好な模様です。トルコは2.5万トンの入札予定と伝えられるなど、消費国からの需要は引続き旺盛との見方です。


<NY原油市場>
米サービス産業の後退のレポートの報告直後に原油価格は1ドル以上の下げをマークしました。NY原油3月限は前日比1.61ドル安の88.41で引けました。景気後退の懸念がささやかれる今日、マーケットはマイナスの経済指標に敏感になってきており、また、ヨーロッパの経済成長率も2003年以来のマイナス成長との報道も下落の要因となりました。このまま暗い経済レポートが続けばいずれは80ドルを切るのではと懸念が広がっています。


<NY貴金属市場>
NYダウが急落し、株式市場での損失をカバーするためにロングポジションの手仕舞い売りが先行したことや、ドルが買われたことで利益確定の動きが加速し、NY金は大幅下落となりました。銀も連れ安、プラチナは依然としてファンダメンタルは強いものの、利益確定の動きに押されマイナスとなっています。金4月限は19.1ドル安の890.3、銀3月限は43.5セント安の1634.5、プラチナ4月限は12.1ドル安の1785.5で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.02.05,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引におけるマレーシアパームオイルの上昇や、堅調なミネアポリス小麦を受け高寄りで始まり、その後も金曜日に史上高値を更新した大豆オイル主導で一段高となりました。大豆3月限は38.75セント高の1326.0で引けました。最近はミネアポリス小麦に連動する動きが続いているようです。大豆の週間輸出検証は2520万ブッシェルとなっています。また、金曜日には需給レポートが発表され、大豆オイルの推定輸出高の上方修正の見通しが出ています。

コーンは小麦と大豆の上昇、好調な輸出動向がサポートとなり、大幅上昇となりました。コーン3月限は10.0セント高の510.5で引けました。アルゼンチンのコーン生産量は2050万トンになるとの見通しでこれは、USDA見積もりの2250万トンを下回ります。先週にエタノール輸入に関して1ガロンあたり54セントの減税の実施が噂され、また日本は12.2万トンの米産コーンを買付けました。


<NY原油市場.>
トルコ軍がイラク北部のクルド人地域への攻撃を開始したことや、濃霧の影響でヒューストン海峡にあるタンカーの操作が見合わされたことを背景に原油価格は1ドル以上も反発しました。NY原油3月限は前日比1.06ドル高の90.02で引けました。濃霧の影響により5台のタンカーを含む20隻の船に遅れが生じました。ブッシュ大統領は現在6億9,500万バレルある在庫を2009年度までに1億7,100万ドルをつぎ込み15億バレルまで在庫増しを提案しています。
 

<NY貴金属市場>
テクニカルによるロングポジションの手仕舞いの動きが先行し、NY金は軟調に推移しました。また、オプションに絡む売りも引き続き背景にあるようです。銀も連れ安となっています。一方、プラチナは南アフリカでの電力供給問題が依然サポートとなり、史上高値を更新しました。また、2008年は世界的な供給不足が見込まれており、ファンダメンタルも良好のようです。金4月限は4.1ドル安の909.4、銀3月限は9.0セント安の1678.0、プラチナ4月限は27.4ドル高の1797.6で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.02.02,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は月初に絡むファンド買いや、ミネアポリス小麦の急上昇などを受け高寄りで始まり、その後も失望感が先行した前日の輸出成約の事前予想レンジが高すぎたとの見方から買い戻され、前半は堅調に推移しました。しかし後半は、軟調なNY金が圧迫要因となり伸び悩みました。大豆3月限は12.75セント高の1287.25で引けました。ブラジルでの収穫は現在までのところ、平年の15%に対して4%しか完了していないようです。

コーンは月初めのファンド買いに加え小麦の好調さに追随し、高寄りで始まりましたが、後半にかけては軟調な動きを見せ、コーン3月限は0.75セント安の500.25で引けました。昨日韓国は27万5000トンのコーン買付けをキャンセルしましたが、今朝21万トンの購入を発表しました。韓国のこの行動は、高値では買いたくないが、後3ヶ月間はコーンは必要であり、さらに海上運賃上昇がしているという輸入国を象徴するジレンマを見ることができます。


<NY原油市場>
米雇用統計での就業者数が予想以上に低い水準だった事と、総額給与額も大幅に下がったとの労働省の発表を受け、今後石油需要が減るとの見方より2ドル以上の下げ幅を記録しました。NY原油3月限は前日比2.79ドル安の88.96で引けました。株式市場と住宅価格暴落に輪をかけた本日の雇用統計の報道は、米経済の景気縮小を決定付けています。本日の会合でOPECは世界的な在庫の増加があれば供給量を減らす検討すると伝えています。また、エネルギー各会社は嵐の為、北海油井とガス田の操業を見合わせいます。


<NY貴金属市場>
夜間取引では堅調に推移していたNY金ですが、ISM製造業景況指数が予想を上回ったことが好感されドルが強含んだことや、これを受け原油が下落したことでファンドによる利益確定の売りが加速し、NY金は大幅反落となりました。銀も利益確定により連れ安、プラチナは引き続き電力問題がサポートとなっており、大幅上昇となりました。金4月限は14.5ドル安の913.5、銀3月限は12.5セント安の1687.0、プラチナ4月限は32.8ドル高の1770.2で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.02.01,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は本日発表された大豆の週間輸出成約が予想レンジを下回ったことで、失望感により軟調に寄り付き、その後は小麦の反発や、予想を上回った大豆オイルやミールの輸出成約がサポート要因となりましたが、上値の重い展開となりました。大豆3月限は1.25セント安の1274.50で引けました。大豆の輸出成約は48.8万トン、大豆ミールとオイルはそれぞれ22.58万トン、9.78万トンでした。

コーンは小麦と大豆の朝方の下落および韓国が27万5000トンのコーン入札を取り消したことが圧迫要因となり軟調に始まるも、週間輸出成約は188.7万トンと、予想以上に好調だったことから、堅調な動きとなりました。コーン3月限は2.75セント高の501.25で引けました。韓国は今週最多の71万1700トンを買い付けました。インドで鳥インフルエンザが発生しており、コーン生産者に多大な被害が出ていると伝えられています。


<NY原油市場>
本日発表された失業保険申請件数の急増に伴い、景気の先行き不安が再燃したことで2ドル以上値を下げたものの、後半にかけては米株の急反発より下げ幅を縮めました。NY原油3月限は前日比0.58ドル安の91.75で引けました。先週の原油在庫は2億9,300万バレル、ガソリン在庫は2億2,390万バレルとそれぞれ上方修正されています。更なる供給量増加を要請するブッシュ大統領ですが、石油生産各国、OPECはエネルギー消費の減少から、当面供給量を増やす必要はないとしています。


<NY貴金属市場>
FRBによる利下げが材料視されNY金は堅調に推移しましたが、レジスタンスにぶつかり上値の重い動きとなりました。銀は株価の上昇を受け堅調に推移、プラチナも南アフリカでの電力問題が長引いており大幅上昇となり、共に一代高値を更新しました。金4月限は1.7ドル高の928.0、銀3月限は23.5セント高の1699.5、プラチナ4月限は50.0ドル高の1737.4で引けました。質への逃避としての買いも金のサポートとなっているようです。
Posted by スクイーズ - 2008.01.31,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は弱気なミネアポリス小麦などを受け軟調に寄り付きましたが、その後は、中国で1700万エーカーほどの穀物が吹雪によってダメージを受けるとの報が材料視され、堅調な動きとなりました。大豆3月限は9.0セント高の1275.75で引けました。韓国が15万トンの大豆を買い付けています。目新しい材料に欠ける中、明日の輸出成約レポートに注目が集まっています。

コーンはアルゼンチンの天候回復が要因となり値を下げました。コーン3月限は2.5セント安の498.5で引けました。またアルゼンチンは輸出登録を2月15日に再開します。イランは11万トンの大麦および16万5千トンのコーンの入札予定で、グアテマラは12.6万トンの米産コーンを買付けました。サウジアラビアは大麦高騰のため輸入を抑えると発表し、変わりにコーンおよび大豆を輸入するとの見方が出ています。


<NY原油市場>
本日の原油市場も連邦政府の利下げに関心が集まり、底堅い動きとなりました。NY原油3月限は前日比0.69ドル高の92.23で引けました。引け前には0.5%の利下げが伝えられ、1月22日の0.75%の緊急利下げとともに、1990年以降最も早い通貨政策緩和であると言われています。


<NY貴金属市場>
FOMCを前に控え利益確定の動きが先行し、NY金は軟調な動きとなりました。また、受渡通知日が近づいていることや、プラチナの下落も利益確定の背景にあるようです。銀は連れ安、プラチナは南アフリカの電力問題が解決に向かっていることが圧迫要因となり大幅下落となりました。金4月限は4.5ドル安の926.3、銀3月限は4.0セント安の1676.0、プラチナ4月限は34.5ドル安の1687.4で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.01.30,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引でのパームオイルの上昇を受け高寄りで始まり、その後も序盤の小麦の上昇に追随する形で堅調に推移しました。中盤にかけて小麦が急反落したことから、一時押される動きとなりました。大豆3月限は13.0セント高の1266.75で引けました。目新しいニュースに乏しく、作付け面積や天候に焦点が移っているようです。

コーンは高値で寄付きましたが、小麦および大豆の軟調な動きとともに値を下げました。コーン3月限は1.25セント安の501.0で引けました。現物市場での好調な引合いがサポートとなっています。11月のエタノール生産量は日量47.9万バレルに達しており、前年同期よりも31.8%増加しました。 


<NY原油市場>
原油とガソリンの在庫増加の見通しが伝えられる一方、米連邦政府による利下げの発表の期待より、原油価格は前日に続いて堅調に推移しました。NY原油3月限は前日比0.36ドル高の91.35で引けました。OPECの2月1日の会議に注目が集まっています。明日のエネルギー省のレポートでは原油は200万バレル、ガソリンは190万バレル増加との見通しが出ています。


<NY貴金属市場>
夜間取引で一代高値を更新したNY金は、FOMCの声明発表を明日に控え利益確定の動きが先行し軟調な動きとなりました。ドルが強含んだことも圧迫要因となったようです。銀は金の利益確定の影響を受けつつも堅調な銅がサポートとなり底固い動きに、プラチナは南アフリカでの電力が回復に向かうとの見通しを受け軟調に推移しました。金4月限は2.0ドル安の930.8、銀3月限は5.0セント高の1680.0、プラチナ4月限は6.8ドル安の1721.9で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.01.29,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は序盤の株式市場の下落や、週末のアルゼンチンの天候が予想していたより良好だったことを受け、投機売りが先行し軟調に寄り付きましたが、その後は株価の反発や金の大幅上昇を背景に堅調に推移しました。また、原油が下げ幅を縮小したこともサポートとなったようです。大豆3月限は10.75セント高の1253.75で引けました。大豆の週間輸出検証は2770万ブッシェルでした。

コーンは世界経済および他の市場の弱気を背景に、安寄りで始まりましたが、後半にかけては上昇に転じました。コーン3月限は4.0セント高の502.25で引けました。アルゼンチンの予想以上に広域で降雨が観測され、一方週間輸出検証においては予想を上回る6110万ブッシェルと伝えられたことがサポートとなりました。また小麦のストップ高もプラス要因となりました。


<NY原油市場>
米連邦準備制度理事会が米経済強化のため再び0.5ポイント以上の利下げをするとの見通しから株式市場の上昇に影響され、原油価格も小幅ながらにも堅調に推移しました。NY原油3月限は前日比0.28ドル高の90.99で引けました。日本の景気後退の懸念からアジア株中心にエネルギー市場も軟調な動きでしたが、米利下げの期待値が上昇したことがサポートとなりました。為替市場でのドル安が進んだこともプラス材料となりました。


<NY貴金属市場>
ドル安に加え、堅調な原油や株式市場を受けNY金は大幅上昇となり、中心限月である4月限は一代高値を更新しました。また、ファンド買いやオプションに絡む買いも背景にあるようです。銀は連れ高で一代高値を更新、プラチナも南アフリカの電力問題がサポート要因となり、一代高値を更新する上昇となりました。金4月限は16.6ドル高の932.8、銀3月限は26.0セント高の1675.0、プラチナ4月限は48.6ドル高の1728.7で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.01.26,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の流れを引継ぎ高寄りで始まり、その後も比較的良い結果となった輸出成約を背景に底堅く推移しましたが、後半は株式市場の下落を受け上値の重い動きとなりました。大豆3月限は12.5セント高の1243.0で引けました。大豆の週間輸出成約は66.3万トン、大豆ミールは16.24万トン、大豆オイルは5.88万トンとなっています。引き続き、中国からの需要見通しも良く、ファンダメンタルは強気となっています。

コーンは穀物全般が堅調な動きを見せ、好調な輸出成約にもサポートされ、上昇しました。コーン3月限は9.0セント高の498.25で引けました。週間輸出検証は159万5千トンと予想レンジの上限でした。アルゼンチンでは週末に降雨が予想されており、今後は生産者筋の売りも増加するとの見方も出ています。


<NY原油市場>
先日の利下げにより石油需要の減退見通しが後退していることから原油価格は堅調に推移しました。NY原油3月限は前日比1.30ドル高の90.71で引けました。景気後退が石油消費の抑制に繋がり、原油価格を不安定に導いた事で国際エネルギー機関はOPECは生産量を増やし価格高騰を緩和する必要があると発表しています。連邦政府の値下げやロシアの供給不足など不安材料を抱えている為、原油市場は不安定な状態が続いています。


<NY貴金属市場>
序盤の株価や原油の上昇に加え、引き続き来週のドル利下げ観測がサポートとなり、NY金は堅調に推移しましたが、株価が急落したことや原油が戻したことで利益確定の動きが見られ、金の上値は限定されました。銀は連れ高、プラチナは南アフリカでの電力不足により生産に影響がでたため大幅上昇、史上高値の更新となりました。金2月限は4.9ドル高の910.7、銀3月限は15.7セント高の1649.0、プラチナは67.1ドル高の1680.1で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.01.25,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は 昨日とは一転し高寄りで始まり、その後も世界的な景気減速への懸念が後退したとの見方から一段高となり、昨日の下落分を取り戻す動きとなりました。また、堅調な金やその他の商品市場もサポート要因となりました。大豆3月限は41.0セント高の1230.5で引けました。12月の大豆の圧砕レポートは1.624億ブッシェルと予想を下回り、圧迫要因となったようです。

コーンは前日に続いて米株式市場の急伸がはやされ、前日のストップ安より一転して、ストップ高に張り付きました。コーン3月限は20.0セント高の489.25で引けました。韓国が29万6千トンを購入し、現物市場では生産者売りが増えているとの観測もあります。ジブバブエ政府は肥料不足及び洪水により71万9千ヘクタールに作付けを制限するとの見方があります。


<NY原油市場>
先日の利下げに続き、来週のFOMCでも更なる利下げの可能性があるとの見方より、原油市場は大幅に反発しました。NY原油3月限は前日比2.42ドル高の89.41で引けました。米原油在庫は1月18日現在で2億8,940万バレルと上方修正されたこともサポート要因となりました。OPECは最大石油消費国のアメリカの景気後退による在庫増、北半球の暖房燃料消費がピークを過ぎたとの見通しから、2月1日の会議では供給量を増やさなくても良いと示唆しています。


<NY貴金属市場>
株式市場の回復やドルが弱含んだことを受け、NY金は大幅反発となりました。また、更なるドルの利下げ観測も上昇の背景にあるようです。銀は連れ高、プラチナは南アフリカでの供給量の減少がサポートとなり史上高値を更新しました。金2月限は22.7ドル高の905.8、銀3月限は36.3セント高の1633.3、プラチナ53.9ドル高の1613.0で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.01.24,Thu
<シカゴ穀物市場>
コーンは昨日に続いて米株式市場が再び下落の動きとなり、NY原油安も影響して、投機売りが進み、当限を除いてストップ安に張り付きました。コーン3月限は19.75セント安の469.25で引けました。韓国が22万トン、トルコが9万5千トンの米コーンを購入しました。アルゼンチンの乾燥状態は未だ続き不安材料の一要因となっていますが、今週は降雨の見通しが出ています。


<NY原油市場>
昨日の緊急利下げにも関わらず、エネルギー消費国の景気後退の懸念が残り、後半にかけて原油価格は1バレルあたり2ドル以上も値を下げました。NY原油3月限は前日比2.22ドル安の86.99で引けました。景気後退が失業者数や工場閉鎖に繋がればエネルギー需要も減るとの見通しから、明日の在庫レポートでは在庫増加の見通しが出ています。イランのウラン濃縮撤廃に対する拒否に伴い、昨日国連安全保障理事会はベルリンで新たなる法案決議をしました。アメリカ及び同盟国は、イラン核兵器開発について強く非難をしています。


<NY貴金属市場>
株式市場の急落による損失をカバーするために、手仕舞い売りが広がり、NY金は軟調に推移しました。また、軟調な原油やドルが強含んだことも圧迫要因となったようです。銀は連れ安、プラチナは実需により買い支えられプラス圏を維持しました。金2月限は7.2ドル安の883.1、銀3月限は13.5セント安の1597.0、プラチナ4月限は0.50ドル高の1559.1で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.01.23,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆は米利下げを受け、株式市場の不安が後退したとの見方から45セント以上も急落して寄り付き、その後は堅調な金や株価が下げ幅を縮小したことがサポートとなり値を戻しましたが、上値の重い展開となりました。大豆3月限は24.5セント安の1239.5で引けました。また、テクニカル的な売りも背景にあったようです。大豆の週間輸出検証は3220万とやや予想を上回りました。

コーンは世界株式市場での急落を要因とした思惑売りが目立ち、エネルギーの弱さが懸念され夜間取引では20セントのストップ安をつけたものの、その後米株式市場が回復するにつれ、コーン市場も下げ幅を縮小しました。コーン3月限は9.25セント安の489.0で引けました。週間輸出検証は4580万ブッシェルと事前予想を上回りました。


<NY原油市場>
サブプライムローン問題、インフレ拡大を中心に世界的な景気後退の懸念を背景に、夜間取引では3ドル以上もの急落となりましたが、米連邦準備制度理事会が大幅な利下げに踏み切り、原油市場は下げ幅を縮める動きとなりました。本日納会のNY原油2月限は前日比0.72ドル安の89.85で取引を終了しています。原油市場は1月3日に100ドル台を突破して以来11%値を下げています。


<NY貴金属市場>
米利下げにより株式市場が急落したことで、序盤は軟調に推移しましたが、その後は株価が下げ幅を縮小したことやドル安を受けて堅調に推移しました。また、ショートカバーによる買戻しの動きも見られたようです。銀やプラチナは手仕舞い売りに押され軟調に推移しました。金2月限は8.6ドル高の890.3、銀3月限は11.0セント安の1610.5、プラチナ4月限は6.9ドル安の1558.6で引けました。依然としてインフレ懸念がサポートとなるも、株価の急落による手仕舞いの動きには注意が必要です。
Posted by スクイーズ - 2008.01.22,Tue

NY市場はキング牧師記念日で休場

Posted by スクイーズ - 2008.01.19,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の流れを引き継ぎ軟調に寄り付き、その後も祝日を前にした手仕舞い売りが優勢となり軟調に推移しました。また、強気な輸出成約にもかかわらず下落していることから、テクニカルによる売りも背景にあったようです。大豆3月限は7.0セント安の1264.0で引けました。週末にかけ、ブエノスアイレス付近では温暖で乾燥した気候との見通しです。

コーンは昨日に引き続き本日も、米株安などを背景とした売りに押されて軟調に推移しました。コーン3月限は3.75セント安の498.25で引けました。週末に寒冷予報により肥料需要の増加が見込まれており、また輸送運賃が下落した今週、一部の利益確定売りも出た模様です。  


<NY原油市場>
米株価の続落を背景に上値重い動きとなりましたが、原油市場は4日振りに反発しました。NY原油2月限は前日比0.44ドル高の90.57で引けました。OPECは2月1日の会合で供給量を増やすかもしれないと示唆しています。ブッシュ大統領が発表した景気刺激策が石油需要の持続を促すとの見方も出ています。来週は在庫の増加が見込まれており、多くのアナリストは1月25日にかけて原油価格が下がるとの見通しを立てています。


<NY貴金属市場>
NY金は序盤、堅調に推移したものの、その後は原油が上げ幅を縮小したことや、ドルが強含んだことを受けて仕舞い売りが先行し、上値の重い展開となりました。引けにかけてはショートカバーによる買戻しによりプラス圏を維持しています。銀は比較的堅調に推移し、プラチナは手仕舞い売りに押され小幅安となりました。金2月限は1.2ドル高の881.7、銀3月限は20.5セント高の1621.5、プラチナ4月限は0.30ドル安の1565.5で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.01.18,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆の終値の前日比は、期近2限月が6.00~5.50セント安、その他の限月は8.75~4.00セント安です。3月限は小幅続落です。アルゼンチンの雨不足や原油・金の上昇、高水準の週間輸出成約高をはやし、投機筋のテクニカル買いを誘って前日の高値を突破しましたが、原油や金の反落が投機筋の利食い売りを誘い、マイナスに落ち込みました。

コーンの終値の前日比は、期近2限月が0.50セント安~変わらず、その他の限月は0.75セント安~8.00セント高です。3月限は軟調でした。売り過剰感から時間外取引で上昇したあと、高水準の週間輸出成約高や大豆・小麦の急伸をはやし、前日の高値を突破しました。ただ、米国の景気後退懸念が圧迫し、利食い売りでマイナスに落ち込みました。


<NY原油市場>
NY原油は、期近が続落です。終値の前日比は、期近2限月が0.74~0.72ドル安、その他の限月は0.65~0.62ドル安です。イスラエルによるミサイル試射の報から中東情勢の緊迫化が警戒され反発して始まりましたが、この日発表された複数の米経済指標の内容悪化が嫌気され、序盤に高値から急落しました。石油製品は続落です。ヒーティングオイル、改質ガソリン相場ともに修正高で始まったものの、原油相場の下落に追随し、上値の重い展開となりました。


<NY貴金属市場>
NY金は小幅続落、銀は反発です。終値の前日比は、金の期近2限月が1.5~1.1ドル安、その他の限月は3.8~1.6ドル安、銀の期近2限月は11.5~12.3セント高、3月限は11.5セント高、その他の限月は9.9~11.5セント高です。金2月限は、時間外取引で売りが先行したあと、ドル安や原油高をはやしてプラスに浮上しましたが、米国の景気後退懸念による原油・株の急落が嫌気され、マイナスに転落しました。銀3月限は、時間外取引で売りが先行したあと、金の上昇をはやして16ドルを突破しました。金の反落で売り込まれましたが、投機筋の押し目買いでプラスサイドに切り返しました。

白金4月限は、時間外取引で前日の安値を割ったあと、金の上昇をはやしてプラスに浮上しましたが、米国の景気後退懸念を嫌気した売りで時間外取引の安値に接近しました。パラジウム3月限は、米国の景気後退懸念で原油や株価が急落し、テクニカル売りを誘って前日の安値を下回りました。買い戻しで切り返しましたが、プラスを回復できませんでした。
Posted by スクイーズ - 2008.01.17,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆の終値の前日比は、期近2限月が24.50~23.25セント安、その他の限月は25.00~5.00セント安で、3月限は急反落です。新規の支援材料難から、時間外取引で売りが先行したあとも、原油・金の急落や米国の景気後退懸念を嫌気し、ファンド売りを誘って急落しました。中国が食料品の値上げを事前承認制にしたことも圧迫要因となりました。

コーンの終値の前日比は、期近2限月が6.75~6.50セント安、その他の限月は7.75~5.25セント安、3月限は大幅続落です。支援材料難から、時間外取引で売りが先行したあとは、米国の景気後退懸念や大豆・小麦の急落、他の商品安を嫌気し、ファンド売りで5ドルを下回りました。ただ、原油が安値から回復し、コーンも持ち直しました。


<NY原油市場>
NY原油は、期近が大幅続落です。終値の前日比は、期近2限月が1.24~0.97ドル安、その他の限月は1.30~1.25ドル安です。この日発表された週間在庫統計で原油在庫が予想を上回る大幅増加となったことを受け、期近は一時、1カ月ぶりに90ドルを割り込みました。石油製品は大幅続落です。原油相場同様に在庫増加が嫌気され、序盤にヒーティングオイル2月限と改質ガソリン2月限は昨年12月11日以来の安値圏へと値を沈めました。


<NY貴金属市場>
NY金、銀ともに大幅続落です。終値の前日比は、金の期近2限月が20.6~20.4ドル安、その他の限月は26.1~20.8ドル安、銀の期近2限月は40.0~39.8セント安、3月限は40.5セント安、その他の限月は45.1~41.2セント安です。金2月限は、時間外取引で前日の安値を割ったあと、ドル反落や原油反発をはやした
押し目買いが入りましたが、リスク商品への投資縮小で売り向かわれ、下値を切り下げました。銀3月限は、ドル高や原油・金の下落を嫌気し、時間外取引で前日の安値を割って急落したあと、押し目買いで回復しましたが、金の下値追いを嫌気して売りが優勢になりました。

白金系貴金属(PGM)は急落です。終値の前日比は、白金の期近2限月が21.9~18.4ドル安、その他の限月は21.5ドル安、パラジウムの期近2限月は6.75~6.65ドル安、その他の限月は7.25~7.05ドル安です。白金4月限は急反落しました。前日の安値を下回ったあとも、ドル高・原油安を嫌気して値を消しました。金の戻りに追随しましたが、リスク商品からの投資縮小で下値を切り下げました。パラジウム3月限は大幅続落です。ドル高・原油安で前日の安値を下回り、テクニカル売りを誘って急落しました。金の戻りに追随しましたが、手じまい売りで370ドルを下回りました。
Posted by スクイーズ - 2008.01.16,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆は本日は高寄りで始まり、その後もコーンの上昇を背景に堅調に推移しました。中盤にかけては弱気なエネルギー市場や大豆オイルが圧迫要因となり戻す場面も見られましたが、プラス圏を維持しています。アルゼンチンでの乾燥懸念や、大豆ミールの反発もサポートとなったようです。大豆3月限は5.0セント高の1301.50で引けました。

コーンは最近目立っていたファンド買いが減少し、小麦、大豆との割高感などより、反落の動きとなりました。コーン3月限は3.25セント安の508.75セントで引けました。輸出面ではイランの16.5万トンの成約発表があり、輸出動向は好調のようです。アルゼンチンの天候はここ2週間ほど高温乾燥が続いています。一方、最近の高値により生産者の売りも活発ニ出てきているとのことです。


<NY原油市場>
先月の米小売売上高が予想外にも低かったとの米政府の報告と、OPECが原油生産量を増やす見通しが出ていることからNY原油は2ドル以上値を下げ、1ヶ月ぶりの安値を探りました。NY原油2月限は前日比2.30ドル安の91.90で引けました。米国の景気後退により個人消費支出や失業率にも影響を与えるとされ、エネルギーの需要低下を巻き起こす懸念も下げ要因となりました。明日のエネルギー省の発表では125万バレルと在庫増の見通しが出ています。


<NY貴金属市場>
シティーグループの損失の発表を受け株式市場が下落したことや、為替市場でのドル安を受けNY金は堅調に始まりましたが、高値付近での利益確定の動きや、その後ドルが対ユーロで反発したことから軟調に推移しました。軟調な原油も圧迫要因となりました。銀は連れ安、プラチナは利益確定の売りに押されるも、投機買いによりプラスで終了しました。金2月限は0.8ドル安の902.6、銀3月限12.5セント安の1630.0、プラチナ4月限は1.5ドル高の1585.5で引けました。
Posted by スクイーズ - 2008.01.15,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆はアルゼンチンでの乾燥懸念や、強気なコーンを受け高寄りで始まり、その後もファンド買いや夜間でのパームオイルの上昇を背景に一段高となりましたが、高値付近では利益確定の動きが先行し、上昇分を吐き出す形となりました。大豆3月限は1.5セント安の1297.25で引けています。週間輸出検証は2180万ブッシェルと予想をやや下回りました。台湾が米国産大豆を1.2万トン買い付けています。

コーンは金曜の急上昇からのテクニカル買いに加え、大豆、金、エネルギーの外部市場の強気ムードより一時ストップ高まで値を上げました。しかし、引けにつれ軟調な動きをみせ、コーン3月限は16.75セント高の511.75セントで引けました。アルゼンチンにおける乾燥見通しも続伸の要因となっています。週間輸出検証は事前予想を大幅に上回る5050万ブッシェルとなり、USDA予測の累積実績はここ5年平均の34.5%と比較すると37.7%となりました。


<NY原油市場>
対ユーロでドル安が進んだ事を背景に、投機買いが進み、NY原油は4日振りに上伸し急反発となりました。NY原油2月限は前日比1.60ドル高の94.29で引けました。金融当局が利下げに踏み切る予定で、再び100ドル台を超えるのではないかとささやかれています。強気な貴金属市場と今週は冷え込みが厳しくなるとの予想から石油消費も増加する見通しがサポート要因となりました。昨日UAEにてブッシュ大統領は主要産油国のイランに対し”世界最大のテロ支援国である”と中東地域を不安定化させていると非難しました。


<NY貴金属市場>
ドルの利下げ観測によるドル安を背景にNY金は堅調に推移し、金先物は史上高値を更新しました。インフレ懸念に加え、テクニカル的な買いもサポート要因となりました。銀は連れ高、プラチナも史上高値を更新しています。金2月限は5.7ドル高の903.4、銀3月限は5.5セント高の1642.5、プラチナ4月限は14.6ドル高の1584.0で引けました。エネルギーや穀物価格の高騰によるインフレに加え、スタグフレーションとの声あり、金にとってはサポートとなることから目先の地合いも強いようです。
Posted by スクイーズ - 2008.01.12,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆はコーンの期末在庫が減少したことで、コーンの作付面積を大豆に転換できないのではとの見方から、大豆は21セント以上の高寄りで始まり、その後も一段高となり一代高値を更新しました。また、全体的な穀物の上昇もサポート要因となりました。大豆3月限は38.50セント高の1298.75で引けました。大豆の期末在庫は1.75億ブッシェルと先月の予想を下回っています。

コーンは今朝に発表された在庫レポートに影響して寄り付きから大幅に反発し一時はストップ高に張り付きました。小麦3月限は前日比26.75セント高の909.25で引けました。ここ1週間で昨年末よりも1%値を下げていた冬小麦ですが本日の続伸で一気に4%の伸びを見せています。米国期末在庫は予想を若干上回る2億9,200万ブッシェルでした。また、世界期末在庫も予想を上回り1億1090万トンと発表されています。


<NY原油市場>
世界的に経済成長が降下傾向にあるとの懸念が拡大し、原油、暖房燃料の消費率も減少するとの見通しから昨日に続き1ドル以上の下げ幅をマークしました。NY原油2月限は前日比1ドル安の92.71で引けました。昨日の日本に続き、世界第2位の石油消費国の中国の貿易黒字、経済成長率も鈍化してきたことも圧迫要因とされています。また、アメリカも昨年後半に大量の石油の輸入を行った為、貿易赤字を拡大させ米経済の景気後退が不安視されています。


<NY貴金属市場>
本日は株式市場の急落を受け、質への逃避の動きからNY金は堅調に推移しました。またUSDAレポートの結果を受け穀物が急伸したことから、インフレに対するヘッジの動きもサポートとなりました。銀はテクニカル的な買いも後押ししプラス、プラチナも金に連れ高となりました。金2月限は4.1ドル高の897.7ドル、銀3月限は9.5セント高の1637.0、プラチナ4月限は5.7ドル高の1569.4で引けました。
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