シカゴ、ロンドン、ニューヨークの商品市況、国内商品先物市場の石油市況・貴金属市況・穀物市況を報告。また、商品先物企業比較。
Posted by スクイーズ - 2008.05.15,Thu
<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて急反落です。Non大豆の期先が続伸したものの、一般大豆の全限とNon大豆の期近と期中は急反落しました。反落限月は夜間取引安による上昇一服感から利食い売りに崩れましたが、Non大豆の期先は下値を売り込んだ向きからの買い戻しが続き続伸しました。前日比は、Non大豆が2800円安~1360円高、一般大豆は2270~900円安です。
東京コーンは急落です。朝方為替が1ドル=105円台前半まで円安に振れたものの、14日のシカゴが続落して、この日の夜間取引でもさらに下落していることに圧迫されました。前場から期近がストップ安となり、後場では全限月がストップ安となりましたが、大引けでは期中2本がストップ安を外れました。大引けの前日比は、800~650円安です。
<国内石油市場>
国内石油市場は原油、ガソリンが反落し、灯油は続伸です。原油はNY原油の反落を背景に売り優勢で推移しました。ガソリンは原油安が圧迫材料となり下落したものの、安値からは値を戻しました。ただ、灯油は終盤に地合いを引き締め全限月が一代高値を更新するとともに、先限ベースで10万円の大台に一時乗せ上場来高値を更新しました。前日比は、ガソリンが580~280円安、灯油が130円安~1110円高、原油が540~230円安です。
<国内貴金属市場>
金が総じて上昇し、銀は続落です。金はNY安となりましたが、ドル建て現物相場の下げ一服や円安を受けて買い優勢で始まりました。その後は円安一服を受けてマイナスサイドに転じる場面も見られましたが、午後のユーロ高に支援されてプラスサイドを回復して堅調となりました。銀はNY安を引き継いで続落しました。前日比は、金が3円安~7円高、銀が5.2~0.5円安です。
白金系貴金属(PGM)は、軒並み下落です。白金はNY安を受けて売り優勢で始まったのち、押し目買いなどが入ってプラスサイドを回復しました。後場に入ると、円安一服や原油安を受けて地合いを緩めて下げ幅を拡大しましたが、ユーロ高などが下支えとなりました。パラジウムもNY安を受けて売り優勢となりました。前日比は、白金が117~66円安、パラジウムが6~2円安です。
午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から若干円高の104円後半で取引されています。前日海外から強まったドル買いの流れを受けて東京市場も序盤はドル買いが先行しましたが、105円台での戻り売り需要に押され、徐々に上値を切り下げました。明確な方向感を欠く市場では、欧米経済指標や株価をにらみつつ、ドルが105円以上を維持してNY市場の終盤を迎えるかどうかが注目されています。
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東京大豆は、総じて急反落です。Non大豆の期先が続伸したものの、一般大豆の全限とNon大豆の期近と期中は急反落しました。反落限月は夜間取引安による上昇一服感から利食い売りに崩れましたが、Non大豆の期先は下値を売り込んだ向きからの買い戻しが続き続伸しました。前日比は、Non大豆が2800円安~1360円高、一般大豆は2270~900円安です。
東京コーンは急落です。朝方為替が1ドル=105円台前半まで円安に振れたものの、14日のシカゴが続落して、この日の夜間取引でもさらに下落していることに圧迫されました。前場から期近がストップ安となり、後場では全限月がストップ安となりましたが、大引けでは期中2本がストップ安を外れました。大引けの前日比は、800~650円安です。
<国内石油市場>
国内石油市場は原油、ガソリンが反落し、灯油は続伸です。原油はNY原油の反落を背景に売り優勢で推移しました。ガソリンは原油安が圧迫材料となり下落したものの、安値からは値を戻しました。ただ、灯油は終盤に地合いを引き締め全限月が一代高値を更新するとともに、先限ベースで10万円の大台に一時乗せ上場来高値を更新しました。前日比は、ガソリンが580~280円安、灯油が130円安~1110円高、原油が540~230円安です。
<国内貴金属市場>
金が総じて上昇し、銀は続落です。金はNY安となりましたが、ドル建て現物相場の下げ一服や円安を受けて買い優勢で始まりました。その後は円安一服を受けてマイナスサイドに転じる場面も見られましたが、午後のユーロ高に支援されてプラスサイドを回復して堅調となりました。銀はNY安を引き継いで続落しました。前日比は、金が3円安~7円高、銀が5.2~0.5円安です。
白金系貴金属(PGM)は、軒並み下落です。白金はNY安を受けて売り優勢で始まったのち、押し目買いなどが入ってプラスサイドを回復しました。後場に入ると、円安一服や原油安を受けて地合いを緩めて下げ幅を拡大しましたが、ユーロ高などが下支えとなりました。パラジウムもNY安を受けて売り優勢となりました。前日比は、白金が117~66円安、パラジウムが6~2円安です。
午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から若干円高の104円後半で取引されています。前日海外から強まったドル買いの流れを受けて東京市場も序盤はドル買いが先行しましたが、105円台での戻り売り需要に押され、徐々に上値を切り下げました。明確な方向感を欠く市場では、欧米経済指標や株価をにらみつつ、ドルが105円以上を維持してNY市場の終盤を迎えるかどうかが注目されています。
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