シカゴ、ロンドン、ニューヨークの商品市況、国内商品先物市場の石油市況・貴金属市況・穀物市況を報告。また、商品先物企業比較。
Posted by スクイーズ - 2009.02.02,Mon
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み安です。夜間取引が前週末の反発幅を上回る反落相場となったことを映しました。前場は、為替が円安に振れ、下げ幅を縮小する展開となったものの、後場は逆に円高となったことから戻り売りとなり、陰線引けする限月が目立ちました。前営業日比は、一般大豆が960~210円安、Non-GMO大豆は570~180円安です。
東京トウモロコシは軒並み下落です。安寄りし、夜間取引の下落や場中の円のじり高を受け、反発することなく引けました。先限は1万6810円まで下げた後、1万6960円まで戻したが、1万7000円台を回復することなく引けました。大引けの前営業日比は、320~150円安です。
<外国為替市場>
午後5時現在のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点からドル安が進み89円前半で取引されています。ユーロ加盟諸国の財政リスク拡大で格下げがさらに続くとの見通しが台頭したことや、欧州中央銀行(ECB)が5日の理事会で0.25%の利下げを実施するとの見方が急速に広がったことでユーロが下落しました。ユーロ/ドルは一時1.2706ドルと昨年12月8日以来2カ月ぶり安値を更新し、ユーロ/円も一時113.50円ときょうの高値から1円以上下げ、1週間ぶり安値をつけました。
<国内石油市場>
国内石油市場は総じて上伸です。前場では、円安に振れたことや、NY原油が夜間取引で堅調な動きを見せたことから、原油・製品ともに買い優勢で推移しました。後場に入ると、ユーロドルがドル高に振れたことなどから、夜間取引が軟化して、上げ幅を削りました。ガソリンは需要期入りが意識されて当限が上伸しましたが、灯油は当限が需要期のピークを過ぎる限月であることから、上値は重かったようです。また、逆ザヤ縮小を期待して期近売り/期先買いなども入ったようです。後場の終盤ではユーロ安などを受けてガソリンがマイナスサイドに転じる場面も見られましたが、引けにかけては買い戻されてプラスサイドを回復しました。原油や灯油も売り一巡後は引けにかけて値を戻しました。NY原油3月限は午後に入り、ユーロ・ドルがドル高に振れたことなどから一時41ドルを割り込みました。前営業日比は、ガソリンが310~690円高、灯油が830円安~800円高、原油が20円安~260円高です。
<国内貴金属市場>
金・銀は小幅まちまちです。金は、前週末のNY高を引き継いで軒並み続伸して寄り付き、先限ベースで昨年10月以来の高値を付けました。ただその後は、ドル建て現物相場の下落に追随して軟化しました。終盤はドル建て現物が値を戻したものの、円高進行が圧迫要因となりました。銀もNY高を背景に総じて続伸しました。前営業日比は、金が14円安~5円高、金ミニが14円安~5円高、銀が1.0円安~7.9円高です。
白金系貴金属(PGM)は、まちまちです。白金はNY高を引き継いで買い優勢で始まりました。ただ序盤の買いが一巡すると、金の上げ一服に上値を抑えられました。後場ではドル建て現物相場の下落や円高進行から上値重く推移しましたが、大引けにかけてドル建て現物相場の引き締まりから値を戻しました。パラジウムはNY高を受けて小幅高となりました。前営業日比は、白金が9円安~22円高、白金ミニが9円安~22円高、パラジウムが4~9円高です。
東京大豆は、軒並み安です。夜間取引が前週末の反発幅を上回る反落相場となったことを映しました。前場は、為替が円安に振れ、下げ幅を縮小する展開となったものの、後場は逆に円高となったことから戻り売りとなり、陰線引けする限月が目立ちました。前営業日比は、一般大豆が960~210円安、Non-GMO大豆は570~180円安です。
東京トウモロコシは軒並み下落です。安寄りし、夜間取引の下落や場中の円のじり高を受け、反発することなく引けました。先限は1万6810円まで下げた後、1万6960円まで戻したが、1万7000円台を回復することなく引けました。大引けの前営業日比は、320~150円安です。
<外国為替市場>
午後5時現在のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点からドル安が進み89円前半で取引されています。ユーロ加盟諸国の財政リスク拡大で格下げがさらに続くとの見通しが台頭したことや、欧州中央銀行(ECB)が5日の理事会で0.25%の利下げを実施するとの見方が急速に広がったことでユーロが下落しました。ユーロ/ドルは一時1.2706ドルと昨年12月8日以来2カ月ぶり安値を更新し、ユーロ/円も一時113.50円ときょうの高値から1円以上下げ、1週間ぶり安値をつけました。
<国内石油市場>
国内石油市場は総じて上伸です。前場では、円安に振れたことや、NY原油が夜間取引で堅調な動きを見せたことから、原油・製品ともに買い優勢で推移しました。後場に入ると、ユーロドルがドル高に振れたことなどから、夜間取引が軟化して、上げ幅を削りました。ガソリンは需要期入りが意識されて当限が上伸しましたが、灯油は当限が需要期のピークを過ぎる限月であることから、上値は重かったようです。また、逆ザヤ縮小を期待して期近売り/期先買いなども入ったようです。後場の終盤ではユーロ安などを受けてガソリンがマイナスサイドに転じる場面も見られましたが、引けにかけては買い戻されてプラスサイドを回復しました。原油や灯油も売り一巡後は引けにかけて値を戻しました。NY原油3月限は午後に入り、ユーロ・ドルがドル高に振れたことなどから一時41ドルを割り込みました。前営業日比は、ガソリンが310~690円高、灯油が830円安~800円高、原油が20円安~260円高です。
<国内貴金属市場>
金・銀は小幅まちまちです。金は、前週末のNY高を引き継いで軒並み続伸して寄り付き、先限ベースで昨年10月以来の高値を付けました。ただその後は、ドル建て現物相場の下落に追随して軟化しました。終盤はドル建て現物が値を戻したものの、円高進行が圧迫要因となりました。銀もNY高を背景に総じて続伸しました。前営業日比は、金が14円安~5円高、金ミニが14円安~5円高、銀が1.0円安~7.9円高です。
白金系貴金属(PGM)は、まちまちです。白金はNY高を引き継いで買い優勢で始まりました。ただ序盤の買いが一巡すると、金の上げ一服に上値を抑えられました。後場ではドル建て現物相場の下落や円高進行から上値重く推移しましたが、大引けにかけてドル建て現物相場の引き締まりから値を戻しました。パラジウムはNY高を受けて小幅高となりました。前営業日比は、白金が9円安~22円高、白金ミニが9円安~22円高、パラジウムが4~9円高です。
PR
Posted by スクイーズ - 2009.01.31,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆は前半はまちまちながらも、中盤以降は堅調に推移しました。今週末の南米では降雨見通しが出ているものの、予想ほどの雨量ではなさそうと伝えられたことがサポートとなりました。大豆3月限は9.5セント高の980.0で引けました。旧正月明け後の中国の動向にも期待があるようです。
コーンは前日のレンジ内の動きとなり、まちまちに推移。コーン3月限は2.75セント安の379.0セントで引けました。アルゼンチンでは、週末から来週頭にかけて降雨予報がでています。日本から21万トンの入札がありました。昨年11月のエタノール生産量は2000万バレルでした。
小麦は前半は一時堅調な動きとなるも、為替市場でのドル高/ユーロ安の影響より軟調に推移し、小麦3月限は10.0セント安の568.0で引けました。エジプトが18万トンの入札を行い、内訳は6万トンが米国、12万トンが仏産でした。
<NY原油市場>
米GDPが-3.8%と予想ほど悪くなかったことから、底堅い動きとなりました。原油3月限は0.24ドル高の41.68ドルで引けました。米大手製油所でのストの可能性があり、ガソリンの上昇が目立ちましたが、ストライクが起きれば精製の操業が止まるため、原油にとっては圧迫要因となります。
<NY貴金属市場>
欧米各国の中央銀行が大量の通貨発行を行い、貨幣価値の減少見通しより金買い人気は根強く、総じて上昇。金4月は21.9ドル高の928.4、銀3月は42.0セント高の1256.5、プラチナ4月は16.4ドル高の991.3で引けました。ソロス氏によるユーロ危機の発言よりユーロ安となるも、本日はドル高の影響は無視された形です。
大豆は前半はまちまちながらも、中盤以降は堅調に推移しました。今週末の南米では降雨見通しが出ているものの、予想ほどの雨量ではなさそうと伝えられたことがサポートとなりました。大豆3月限は9.5セント高の980.0で引けました。旧正月明け後の中国の動向にも期待があるようです。
コーンは前日のレンジ内の動きとなり、まちまちに推移。コーン3月限は2.75セント安の379.0セントで引けました。アルゼンチンでは、週末から来週頭にかけて降雨予報がでています。日本から21万トンの入札がありました。昨年11月のエタノール生産量は2000万バレルでした。
小麦は前半は一時堅調な動きとなるも、為替市場でのドル高/ユーロ安の影響より軟調に推移し、小麦3月限は10.0セント安の568.0で引けました。エジプトが18万トンの入札を行い、内訳は6万トンが米国、12万トンが仏産でした。
<NY原油市場>
米GDPが-3.8%と予想ほど悪くなかったことから、底堅い動きとなりました。原油3月限は0.24ドル高の41.68ドルで引けました。米大手製油所でのストの可能性があり、ガソリンの上昇が目立ちましたが、ストライクが起きれば精製の操業が止まるため、原油にとっては圧迫要因となります。
<NY貴金属市場>
欧米各国の中央銀行が大量の通貨発行を行い、貨幣価値の減少見通しより金買い人気は根強く、総じて上昇。金4月は21.9ドル高の928.4、銀3月は42.0セント高の1256.5、プラチナ4月は16.4ドル高の991.3で引けました。ソロス氏によるユーロ危機の発言よりユーロ安となるも、本日はドル高の影響は無視された形です。
Posted by スクイーズ - 2009.01.28,Wed
<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて反落です。シカゴ大豆が急反落して再び10ドルを大きく割り込んだことが嫌気され、一般大豆の期近2月限を除いて急反落して寄り付きました。しかし、その後は夜間取引安、円安一服にもかかわらず下げ幅を縮小する展開となり、後場は夜間取引の戻りを好感してさらに値を戻しました。前日比は、一般大豆が2月限の30円高を除いて740~140円安、Non-GMO大豆は1330~610円安です。
東京トウモロコシは急反落です。為替が1ドル=89円台前半で小動きとなるなか、27日のシカゴが、他商品安もありアルゼンチンの降雨予報などで急反落したことで、大きく崩れて始まりました。その後も前場は総じて下げ幅を拡大したが、後場に入ると、シカゴの夜間取引が反発したことで、やや下げ幅を縮小しました。大引けの前日比は、710~420円安です。
<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅高の89円前半で取引されています。午前の取引では、きょう設定の外貨建て投信に絡む円売り/外貨買い見通しなどを手掛かりに円が全般に弱含みとなったものの、午後から夕方にかけては、そうした期待感も一巡。値動きは鈍りました。
<国内石油市場>
国内石油市場は急反落です。NY原油が経済指標の悪化により一段の需要減少が懸念されることから大幅続落となった上、ドル・円相場が円高に振れたこともあり、売りが先行しました。その後、ガソリンと原油はおおむねもみ合いで推移し灯油は3月限に岡地から申告受渡の受け希望が出されたことなどから、安値から急速に切り返しました。NY原油3月限は、午前中から42ドル台に反発し、午後もおおむね42ドル台前半でしっかりです。前日の下げに対する自律修整高です。前日比は、ガソリンが1630~950円安、灯油が1190~50円安、原油が2000~400円安です。
<国内貴金属市場>
金・銀は反落です。金はNY安と円高を受けて軒並み2600円台を割り込んで始まると、前場は場中の円ジリ高に圧迫されて下げ幅を拡大しました。後場には、ドル建て現物が900ドル台から一時892ドル台まで急落したことで下げ幅を拡大し、午後4時半前に先限は2655円の安値を付けました。そのあとドル建て現物が897ドル台まで戻したことで、大引けにかけては下げ幅を縮小しました。銀は、期先2本を除いて閑散となるなか、金の下落に追随して総じて反落しました。前日比は、金が38~25円安、金ミニが38~25円安、銀が5.7円安~1.8円高です。
白金系貴金属(PGM)は反落です。白金はNY市場でユーロの上げ一服や金反落を受けて売り優勢となった流れを引き継ぎ、軟調に始まりました。その後は円高などに圧迫されて下げ幅を拡大したが、売り一巡後は今夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)などを控えてもみ合いとなりました。後場後半から大引けにかけては、ドル建て現物の反発に追随して、下げ幅を縮小しました。パラジウムもNY安や円高を受けて反落しました。前日比は、白金が73~25円安、白金ミニが73~25円安、パラジウムが16円安~変わらずです。
東京大豆は、総じて反落です。シカゴ大豆が急反落して再び10ドルを大きく割り込んだことが嫌気され、一般大豆の期近2月限を除いて急反落して寄り付きました。しかし、その後は夜間取引安、円安一服にもかかわらず下げ幅を縮小する展開となり、後場は夜間取引の戻りを好感してさらに値を戻しました。前日比は、一般大豆が2月限の30円高を除いて740~140円安、Non-GMO大豆は1330~610円安です。
東京トウモロコシは急反落です。為替が1ドル=89円台前半で小動きとなるなか、27日のシカゴが、他商品安もありアルゼンチンの降雨予報などで急反落したことで、大きく崩れて始まりました。その後も前場は総じて下げ幅を拡大したが、後場に入ると、シカゴの夜間取引が反発したことで、やや下げ幅を縮小しました。大引けの前日比は、710~420円安です。
<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅高の89円前半で取引されています。午前の取引では、きょう設定の外貨建て投信に絡む円売り/外貨買い見通しなどを手掛かりに円が全般に弱含みとなったものの、午後から夕方にかけては、そうした期待感も一巡。値動きは鈍りました。
<国内石油市場>
国内石油市場は急反落です。NY原油が経済指標の悪化により一段の需要減少が懸念されることから大幅続落となった上、ドル・円相場が円高に振れたこともあり、売りが先行しました。その後、ガソリンと原油はおおむねもみ合いで推移し灯油は3月限に岡地から申告受渡の受け希望が出されたことなどから、安値から急速に切り返しました。NY原油3月限は、午前中から42ドル台に反発し、午後もおおむね42ドル台前半でしっかりです。前日の下げに対する自律修整高です。前日比は、ガソリンが1630~950円安、灯油が1190~50円安、原油が2000~400円安です。
<国内貴金属市場>
金・銀は反落です。金はNY安と円高を受けて軒並み2600円台を割り込んで始まると、前場は場中の円ジリ高に圧迫されて下げ幅を拡大しました。後場には、ドル建て現物が900ドル台から一時892ドル台まで急落したことで下げ幅を拡大し、午後4時半前に先限は2655円の安値を付けました。そのあとドル建て現物が897ドル台まで戻したことで、大引けにかけては下げ幅を縮小しました。銀は、期先2本を除いて閑散となるなか、金の下落に追随して総じて反落しました。前日比は、金が38~25円安、金ミニが38~25円安、銀が5.7円安~1.8円高です。
白金系貴金属(PGM)は反落です。白金はNY市場でユーロの上げ一服や金反落を受けて売り優勢となった流れを引き継ぎ、軟調に始まりました。その後は円高などに圧迫されて下げ幅を拡大したが、売り一巡後は今夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)などを控えてもみ合いとなりました。後場後半から大引けにかけては、ドル建て現物の反発に追随して、下げ幅を縮小しました。パラジウムもNY安や円高を受けて反落しました。前日比は、白金が73~25円安、白金ミニが73~25円安、パラジウムが16円安~変わらずです。
Posted by スクイーズ - 2009.01.27,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は為替市場でのドル安、朝方の原油高を受けて軒並み高で始まるも、その後はブラジルの降雨見通しなどより一時は10ドルを割込む動きとなりました。大豆3月限は前日比変わらずの1009.0で引けました。週間輸出検証は3739万Buと予想範囲内でした。
コーンは高寄り後も堅調に推移し、一時6ドルの大台を抜け611まで上昇するも、その後はNY原油安などから上値重い展開となりました。小麦3月限は9.75セント高の592.50で引けました。アメリカ中西部から中部にかけての乾燥気候が懸念されています。アルゼンチンが輸出を停止するのではとの懸念もサポート視されました。
<NY原油市場>
中古住宅販売の予想外に好調だったことから前半は堅調な動きでしたが、後半は軟調な動きとなりました。原油3月限は0.74ドル安の45.73ドルで引けました。OPECによる減産は未だ価格に十分に織り込まれていないとの見方があり、この効果が表れるのは未だ先との意見もあります。
<NY貴金属市場>
ドル安や政府支出増大によるインフレ見通しなどを背景にNY金は900ドルの大台を探る動きとなりました。金4月は13.0ドル高の910.7、銀3月は17.0セント高の1211.0、プラチナ4月は15.9ドル高の973.9で引けました。また排ガス規制により触媒として使用されるプラチナへの需要増の思惑よりプラチナ高/パラジウム安となりました。
大豆は為替市場でのドル安、朝方の原油高を受けて軒並み高で始まるも、その後はブラジルの降雨見通しなどより一時は10ドルを割込む動きとなりました。大豆3月限は前日比変わらずの1009.0で引けました。週間輸出検証は3739万Buと予想範囲内でした。
コーンは高寄り後も堅調に推移し、一時6ドルの大台を抜け611まで上昇するも、その後はNY原油安などから上値重い展開となりました。小麦3月限は9.75セント高の592.50で引けました。アメリカ中西部から中部にかけての乾燥気候が懸念されています。アルゼンチンが輸出を停止するのではとの懸念もサポート視されました。
<NY原油市場>
中古住宅販売の予想外に好調だったことから前半は堅調な動きでしたが、後半は軟調な動きとなりました。原油3月限は0.74ドル安の45.73ドルで引けました。OPECによる減産は未だ価格に十分に織り込まれていないとの見方があり、この効果が表れるのは未だ先との意見もあります。
<NY貴金属市場>
ドル安や政府支出増大によるインフレ見通しなどを背景にNY金は900ドルの大台を探る動きとなりました。金4月は13.0ドル高の910.7、銀3月は17.0セント高の1211.0、プラチナ4月は15.9ドル高の973.9で引けました。また排ガス規制により触媒として使用されるプラチナへの需要増の思惑よりプラチナ高/パラジウム安となりました。
Posted by スクイーズ - 2009.01.26,Mon
<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて反発です。前場までは夜間取引の乱高下に振り回されまちまちとなりました。しかし、後場は円相場が寄り付き前の高値から1ドル=89円前半へ1円強も円安に振れたことから、一般大豆の期近2月限を除いて一時は軒並み反発しました。しかし、大引け間際に円が再び88円台に上昇したことから、Non大豆は先限など2限月が前日比変わらずとなるなど上値を削って引けました。前営業日比は、一般大豆が2月限の210円安を除いて260~450円高、Non-GMO大豆は変わらず~180高です。
東京トウモロコシは反発です。為替が朝方1ドル=88円台半ばまで小幅に円高に振れたものの、23日のシカゴが反発して、週明けの夜間取引でさらに上伸して始まったことで、堅調に寄り付きました。そのあと夜間取引が反落したことで、前場2節では軒並みマイナスサイドに振れました。しかし、円安などもあり再びプラスサイドを回復して、後場は比較的小幅なもみ合いで推移しました。大引けの前営業日比は、30~220円高です。
<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点とほぼ変わらずの88円半ばで取引されています。この日は旧正月などでアジアの多くの国が休場となったことで、東京市場は国内勢の円売りが普段以上に目立ちました。ドル/円は一時、朝方の安値から1円を超える上昇となりました。しかしそうした買いが一巡した夕方の取引では、ドルが88円後半へ反落しユーロも114円後半へ下落するなど伸び悩みました。
<国内石油市場>
国内石油市場は急反発です。NY原油がヒーティングオイルの急騰や、石油輸出国機構(OPEC)の減産順守などを受けて大幅高となったことから、原油・製品ともにおおむね買いが先行しました。後場に入ると円相場の強含みもあり値を削りました。灯油は期先が需要期のピークを過ぎる限月であることや、期近と期先の逆ザヤが大きく開きすぎていたこともあり、3、4月限が一時値を崩しました。しかし引けにかけて4月限はプラスサイドを回復し、3月限も戻り歩調となりました。ドル・円が一時1ドル=88円台半ばをうかがう動きとなりましたが、原油、製品とも地合いが緩むことはありませんでした。新甫2009年8月限は、ガソリンが3万6050円、灯油が3万5100円でそれぞれ発会しました。ガソリンは発会値より30円安、灯油は同450円安で引けました。NY原油3月限は午後3時ころまで、45ドル台半ば~後半でのもみ合いが続きました。欧州時間の取引が始まった後も45ドル台での取引となり、マイナスサイドから抜け出せませんでした。前営業日比は、ガソリンが1660~1960円高、灯油が460円安~1180円高、原油が470~1820円高です。
<国内貴金属市場>
金・銀は急反発です。金は、前週末のNY急伸を引き継いで急反発で始まると、その後はドル建て現物相場の軟調も円安に支援されて全限月が上値を伸ばし、軒並み3ケタ高となりました。銀もNY急騰を引き継いで軒並み2ケタ反発となりました。東京先限ベースでは、金・銀ともに3週間ぶりの高値を付けました。とくに後場後半には、午後5時以降ユーロ・ドルがレンジ内で大きく戻したこともあり、ドル建ての現物価格が急伸して、東京も後場前半につけた高値を更新して一段高となりました。大引けはほぼこの日の高値圏となりました。前営業日比は、金が108~140円高、金ミニは108~140円高、銀が14.7~18.1円です。
白金系貴金属(PGM)は反発です。とくに白金は3ケタの大幅高となりました。白金はNY市場でユーロの下げ一服や金急伸を受けて上昇した流れを引き継いで買い優勢で始まり、その後は戻りを売られる場面も見られましたが、円相場が1ドル=88円台前半から89円台に下落したことに支援されて上値を伸ばし、後場前半で一段高となりました。円安が一服すると、上げ幅を縮小しましたが、後場後半にはユーロ・ドルの上伸を背景にしてドル建て現物価格が上伸したことで、大引けにかけて再び上げ幅を拡大する展開となりました。パラジウムもNY高や円安を受けて買い優勢で推移しました。前営業日比は、白金が113~144円高、パラジウムが14~32円高です。
東京大豆は、総じて反発です。前場までは夜間取引の乱高下に振り回されまちまちとなりました。しかし、後場は円相場が寄り付き前の高値から1ドル=89円前半へ1円強も円安に振れたことから、一般大豆の期近2月限を除いて一時は軒並み反発しました。しかし、大引け間際に円が再び88円台に上昇したことから、Non大豆は先限など2限月が前日比変わらずとなるなど上値を削って引けました。前営業日比は、一般大豆が2月限の210円安を除いて260~450円高、Non-GMO大豆は変わらず~180高です。
東京トウモロコシは反発です。為替が朝方1ドル=88円台半ばまで小幅に円高に振れたものの、23日のシカゴが反発して、週明けの夜間取引でさらに上伸して始まったことで、堅調に寄り付きました。そのあと夜間取引が反落したことで、前場2節では軒並みマイナスサイドに振れました。しかし、円安などもあり再びプラスサイドを回復して、後場は比較的小幅なもみ合いで推移しました。大引けの前営業日比は、30~220円高です。
<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点とほぼ変わらずの88円半ばで取引されています。この日は旧正月などでアジアの多くの国が休場となったことで、東京市場は国内勢の円売りが普段以上に目立ちました。ドル/円は一時、朝方の安値から1円を超える上昇となりました。しかしそうした買いが一巡した夕方の取引では、ドルが88円後半へ反落しユーロも114円後半へ下落するなど伸び悩みました。
<国内石油市場>
国内石油市場は急反発です。NY原油がヒーティングオイルの急騰や、石油輸出国機構(OPEC)の減産順守などを受けて大幅高となったことから、原油・製品ともにおおむね買いが先行しました。後場に入ると円相場の強含みもあり値を削りました。灯油は期先が需要期のピークを過ぎる限月であることや、期近と期先の逆ザヤが大きく開きすぎていたこともあり、3、4月限が一時値を崩しました。しかし引けにかけて4月限はプラスサイドを回復し、3月限も戻り歩調となりました。ドル・円が一時1ドル=88円台半ばをうかがう動きとなりましたが、原油、製品とも地合いが緩むことはありませんでした。新甫2009年8月限は、ガソリンが3万6050円、灯油が3万5100円でそれぞれ発会しました。ガソリンは発会値より30円安、灯油は同450円安で引けました。NY原油3月限は午後3時ころまで、45ドル台半ば~後半でのもみ合いが続きました。欧州時間の取引が始まった後も45ドル台での取引となり、マイナスサイドから抜け出せませんでした。前営業日比は、ガソリンが1660~1960円高、灯油が460円安~1180円高、原油が470~1820円高です。
<国内貴金属市場>
金・銀は急反発です。金は、前週末のNY急伸を引き継いで急反発で始まると、その後はドル建て現物相場の軟調も円安に支援されて全限月が上値を伸ばし、軒並み3ケタ高となりました。銀もNY急騰を引き継いで軒並み2ケタ反発となりました。東京先限ベースでは、金・銀ともに3週間ぶりの高値を付けました。とくに後場後半には、午後5時以降ユーロ・ドルがレンジ内で大きく戻したこともあり、ドル建ての現物価格が急伸して、東京も後場前半につけた高値を更新して一段高となりました。大引けはほぼこの日の高値圏となりました。前営業日比は、金が108~140円高、金ミニは108~140円高、銀が14.7~18.1円です。
白金系貴金属(PGM)は反発です。とくに白金は3ケタの大幅高となりました。白金はNY市場でユーロの下げ一服や金急伸を受けて上昇した流れを引き継いで買い優勢で始まり、その後は戻りを売られる場面も見られましたが、円相場が1ドル=88円台前半から89円台に下落したことに支援されて上値を伸ばし、後場前半で一段高となりました。円安が一服すると、上げ幅を縮小しましたが、後場後半にはユーロ・ドルの上伸を背景にしてドル建て現物価格が上伸したことで、大引けにかけて再び上げ幅を拡大する展開となりました。パラジウムもNY高や円安を受けて買い優勢で推移しました。前営業日比は、白金が113~144円高、パラジウムが14~32円高です。
Posted by スクイーズ - 2009.01.24,Sat
<シカゴ穀物市場>
大豆はアルゼンチンでの乾燥懸念がサポートとなり、堅調に推移し、中頃にかけては一段高となるも、引けにかけては軟化し、マイナスに転じました。大豆3月限は3.0セント安の1009.0で引けました。週間輸出成約は132.4万トンの好調でしたが、為替市場でのドル高や週末前のポジション調整が上値を重くしたようです。
コーンは予想を上回る輸出成約にサポートされ上伸するも、4ドル付近では抵抗にぶつかり、引けにかけては軟化しました。コーン3月限は3.0セント高の390.5セントで引けました。週間輸出成約は109万Buでした。ミシシッピ川北部に広がる氷結により物流が滞っていることが懸念されています。
小麦はファンドやローカル、コミッションハウスの買いにより取引開始から大幅急伸、しかし6ドルの大台には届かず、後半にかけては伸び悩みました。小麦3月限は16.0セント高の582.75セントで引けました。ナイジェリアへの35万トンの成約キャンセルが伝えられるも、あまり材料視されず、アメリカ中西部から中央部での寒波見通しが出ているものの、さほど懸念されていないようです。
<NY原油市場>
ドル高、株安などより朝方は一時軟調だったものの、OPECによる減産が予定通り行われており、供給減少の効果がまもなく出てくるとの思惑より堅調に推移。原油3月限は2.80ドル高の46.47ドルで引けました。米債券市場の下落が続いており、資金が金や他の商品にシフトしているとの指摘もあります。
<NY貴金属市場>
欧州での株安より金は質への逃避買いにテクニカル要因も加わり総じて急上昇となました。金2月は37.0ドル高の895.8、銀3月は57.5セント高の1194.0、プラチナ4月は23.1ドル高の958.0で引けました。金は900ドル付近では抵抗にぶつかっており、目先これを上抜けるかどうか、注目されるところです。
大豆はアルゼンチンでの乾燥懸念がサポートとなり、堅調に推移し、中頃にかけては一段高となるも、引けにかけては軟化し、マイナスに転じました。大豆3月限は3.0セント安の1009.0で引けました。週間輸出成約は132.4万トンの好調でしたが、為替市場でのドル高や週末前のポジション調整が上値を重くしたようです。
コーンは予想を上回る輸出成約にサポートされ上伸するも、4ドル付近では抵抗にぶつかり、引けにかけては軟化しました。コーン3月限は3.0セント高の390.5セントで引けました。週間輸出成約は109万Buでした。ミシシッピ川北部に広がる氷結により物流が滞っていることが懸念されています。
小麦はファンドやローカル、コミッションハウスの買いにより取引開始から大幅急伸、しかし6ドルの大台には届かず、後半にかけては伸び悩みました。小麦3月限は16.0セント高の582.75セントで引けました。ナイジェリアへの35万トンの成約キャンセルが伝えられるも、あまり材料視されず、アメリカ中西部から中央部での寒波見通しが出ているものの、さほど懸念されていないようです。
<NY原油市場>
ドル高、株安などより朝方は一時軟調だったものの、OPECによる減産が予定通り行われており、供給減少の効果がまもなく出てくるとの思惑より堅調に推移。原油3月限は2.80ドル高の46.47ドルで引けました。米債券市場の下落が続いており、資金が金や他の商品にシフトしているとの指摘もあります。
<NY貴金属市場>
欧州での株安より金は質への逃避買いにテクニカル要因も加わり総じて急上昇となました。金2月は37.0ドル高の895.8、銀3月は57.5セント高の1194.0、プラチナ4月は23.1ドル高の958.0で引けました。金は900ドル付近では抵抗にぶつかっており、目先これを上抜けるかどうか、注目されるところです。
Posted by スクイーズ - 2009.01.23,Fri
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み大幅続落です。総じて安寄り後、夜間取引が前場に続落したことで下げ幅を拡大しました。後場は、夜間取引が下げ幅を縮小する展開となりましたが、シカゴの横ばいが続く中、きょうで4日続落となるため一層のサヤ剥げ懸念が高まり、一般大豆の期近2月限が連日のストップ安に張り付くなど一段と下落しました。前日比は、一般大豆が1800~910円安、Non-GMO大豆は1660~1000円安です。
東京トウモロコシは続落です。為替が朝方1ドル=89円水準まで円高に振れたうえ、22日のシカゴが反落したものの、前日の夜間取引安である程度織り込んでいたことで、寄り付きは比較的下値が堅かったようですが、そのあとシカゴの夜間取引が軟調に推移したことや、1ドル=88円台半ばまで円高が進展したことで、下げ幅を拡大する展開となりました。相対的に期近3月限の下げ幅が抑制されました。大引けの前日比は、440~190円安です。
<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から下落し、88円前半で取引されています。夕方にかけての取引で一段のクロス円売りが進み、114円後半から112.52円まで大きく下落しました。午後終盤にアジア系ファンドの買いによっていったん下げ止まったものの、再び下落トレンドが加速しユーロ/ドルは1.29ドル後半から1.2807ドルまで170ポイント近く下げ、昨年12月9日以来の安値を更新しました。ドイツ系金融機関をめぐるうわさなどを手掛かりに、海外ファンド筋がユーロ売りを対ドル、対円、対英ポンドなどで活発化しました。
<国内石油市場>
国内石油市場は総じて反落です。22日のNY原油が前日の大引け時点の夜間取引と比較して下落したことで、原油・製品ともに売りが先行しました。後場に入ると、灯油は3月限を中心に値を崩しましたが、ガソリンや原油はもみ合いとなりました。ただ、後場後半になると、NY原油の夜間取引が下げ幅を拡大したことや、為替が1ドル=88円台前半まで円高に振れたことで、下げ幅を拡大する展開となりました。相対的に灯油の下げ幅が大きくなり、軒並み4ケタ安となりました。納会を迎えた2009年2月限は、ガソリンが前日比変わらずの3万4670円、灯油は同60円高の4万8560円といずれも平穏納会となりました。受渡枚数はガソリンが892枚、灯油は1886枚です。納会した当限を除く前日比は、ガソリンが1050~440円安、灯油が1950~1020円安、原油が750~250円安です。
<国内貴金属市場>
金が軒並み下落し、銀は小幅まちまちです。金は、NY高となりましたがドル建て現物相場の下落などに圧迫されて前場は軟調推移となりました。後場は、1ドル=88円台半ばまでから前半へと円高に振れたこと、ドル建て現物相場の軟化から下げ幅を拡大し、先限は2426円まで下落しました。銀は、先限を除いて玉次第の動きとなり、小幅まちまちとなりました。前日比は、金が28~4円安、金ミニが28~4円安、銀が2.2円安~0.1円高です。
白金系貴金属(PGM)は、総じて下落です。白金はNY高となりましたが、まちまちで始まったのち、株安による需要減少懸念などを受けて軒並みマイナスサイドに転じました。後場に入ると、一時値を戻す場面も見られたが、円高を受けて軟調となりました。終盤には円続伸、現物相場の軟化から一段安となり、先限は2600円まで下落しました。パラジウムは他の貴金属の軟調につられて総じて下落しました。前日比は、白金が83~43円安、パラジウムが23円安~2円高です。
東京大豆は、軒並み大幅続落です。総じて安寄り後、夜間取引が前場に続落したことで下げ幅を拡大しました。後場は、夜間取引が下げ幅を縮小する展開となりましたが、シカゴの横ばいが続く中、きょうで4日続落となるため一層のサヤ剥げ懸念が高まり、一般大豆の期近2月限が連日のストップ安に張り付くなど一段と下落しました。前日比は、一般大豆が1800~910円安、Non-GMO大豆は1660~1000円安です。
東京トウモロコシは続落です。為替が朝方1ドル=89円水準まで円高に振れたうえ、22日のシカゴが反落したものの、前日の夜間取引安である程度織り込んでいたことで、寄り付きは比較的下値が堅かったようですが、そのあとシカゴの夜間取引が軟調に推移したことや、1ドル=88円台半ばまで円高が進展したことで、下げ幅を拡大する展開となりました。相対的に期近3月限の下げ幅が抑制されました。大引けの前日比は、440~190円安です。
<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から下落し、88円前半で取引されています。夕方にかけての取引で一段のクロス円売りが進み、114円後半から112.52円まで大きく下落しました。午後終盤にアジア系ファンドの買いによっていったん下げ止まったものの、再び下落トレンドが加速しユーロ/ドルは1.29ドル後半から1.2807ドルまで170ポイント近く下げ、昨年12月9日以来の安値を更新しました。ドイツ系金融機関をめぐるうわさなどを手掛かりに、海外ファンド筋がユーロ売りを対ドル、対円、対英ポンドなどで活発化しました。
<国内石油市場>
国内石油市場は総じて反落です。22日のNY原油が前日の大引け時点の夜間取引と比較して下落したことで、原油・製品ともに売りが先行しました。後場に入ると、灯油は3月限を中心に値を崩しましたが、ガソリンや原油はもみ合いとなりました。ただ、後場後半になると、NY原油の夜間取引が下げ幅を拡大したことや、為替が1ドル=88円台前半まで円高に振れたことで、下げ幅を拡大する展開となりました。相対的に灯油の下げ幅が大きくなり、軒並み4ケタ安となりました。納会を迎えた2009年2月限は、ガソリンが前日比変わらずの3万4670円、灯油は同60円高の4万8560円といずれも平穏納会となりました。受渡枚数はガソリンが892枚、灯油は1886枚です。納会した当限を除く前日比は、ガソリンが1050~440円安、灯油が1950~1020円安、原油が750~250円安です。
<国内貴金属市場>
金が軒並み下落し、銀は小幅まちまちです。金は、NY高となりましたがドル建て現物相場の下落などに圧迫されて前場は軟調推移となりました。後場は、1ドル=88円台半ばまでから前半へと円高に振れたこと、ドル建て現物相場の軟化から下げ幅を拡大し、先限は2426円まで下落しました。銀は、先限を除いて玉次第の動きとなり、小幅まちまちとなりました。前日比は、金が28~4円安、金ミニが28~4円安、銀が2.2円安~0.1円高です。
白金系貴金属(PGM)は、総じて下落です。白金はNY高となりましたが、まちまちで始まったのち、株安による需要減少懸念などを受けて軒並みマイナスサイドに転じました。後場に入ると、一時値を戻す場面も見られたが、円高を受けて軟調となりました。終盤には円続伸、現物相場の軟化から一段安となり、先限は2600円まで下落しました。パラジウムは他の貴金属の軟調につられて総じて下落しました。前日比は、白金が83~43円安、パラジウムが23円安~2円高です。
Posted by スクイーズ - 2009.01.23,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆はNY原油が一時大きく下押したことから、大豆も下押されるも、後半にかけては戻しました。大豆3月限は8.5セント安の1012.0で引けました。アルゼンチンでは週末に降雨見通しが出ており、かなりまとまった雨量が予想されています。エジプトは1万トンの大豆オイルを入札しました。
コーンは夜間取引では堅調だったものの、NYダウ安や朝方の原油の下落に伴い軟調な動きとなり、引けにかけては下げ幅を縮めました。韓国による入札が期待されています。コーン3月限は2.75セント安の387.5セントで引けました。アルゼンチンとブラジルでの週末の降雨予報が圧迫要因となりました。
小麦は景気後退の懸念もあり、取引開始から下押すも、560セント付近ではサポートされ、下げ幅は限られました。小麦3月限は5.0セント安の566.75セントで引けました。米冬小麦生産地での一部では乾燥気候が続いており、悪影響が懸念されています。
<NY原油市場>
原油在庫が610万バレル増と伝えられ、一時は40ドル割れを意識した動きとなるも、後半にかけては43ドル台まで回復する動きとなりました。原油3月限は0.12ドル高の43.67ドルで引けました。ガソリン、留出油ともに在庫は増えており、米石油消費量の低迷は続いています。
<NY貴金属市場>
欧米での株式市場の下落を受けて、質への逃避買いにより総じて堅調に推移。金2月は8.7ドル高の858.8、銀3月は4.0セント高の1136.5、プラチナ4月は7.3ドル高の934.9で引けました。米住宅着工高が50年来の低水準、失業保険申請件数は26年来の高水準となり、短期間での景気回復は難しいとの見方が大勢のようです。
大豆はNY原油が一時大きく下押したことから、大豆も下押されるも、後半にかけては戻しました。大豆3月限は8.5セント安の1012.0で引けました。アルゼンチンでは週末に降雨見通しが出ており、かなりまとまった雨量が予想されています。エジプトは1万トンの大豆オイルを入札しました。
コーンは夜間取引では堅調だったものの、NYダウ安や朝方の原油の下落に伴い軟調な動きとなり、引けにかけては下げ幅を縮めました。韓国による入札が期待されています。コーン3月限は2.75セント安の387.5セントで引けました。アルゼンチンとブラジルでの週末の降雨予報が圧迫要因となりました。
小麦は景気後退の懸念もあり、取引開始から下押すも、560セント付近ではサポートされ、下げ幅は限られました。小麦3月限は5.0セント安の566.75セントで引けました。米冬小麦生産地での一部では乾燥気候が続いており、悪影響が懸念されています。
<NY原油市場>
原油在庫が610万バレル増と伝えられ、一時は40ドル割れを意識した動きとなるも、後半にかけては43ドル台まで回復する動きとなりました。原油3月限は0.12ドル高の43.67ドルで引けました。ガソリン、留出油ともに在庫は増えており、米石油消費量の低迷は続いています。
<NY貴金属市場>
欧米での株式市場の下落を受けて、質への逃避買いにより総じて堅調に推移。金2月は8.7ドル高の858.8、銀3月は4.0セント高の1136.5、プラチナ4月は7.3ドル高の934.9で引けました。米住宅着工高が50年来の低水準、失業保険申請件数は26年来の高水準となり、短期間での景気回復は難しいとの見方が大勢のようです。
Posted by スクイーズ - 2009.01.22,Thu
<国内穀物市場>
東京大豆は、期近主導で続落です。21日のシカゴ大豆が急反発して20日の下落分を取り返し10ドルを回復したことから、総じて反発して寄り付きました。しかし、続伸して始まった夜間取引が反落圏に沈んだことから期近主導で軒並み安で前引けしました。後場は、夜間取引が小反落圏で下げ止ったことや、円がジリ安となったため期中以降で下げ幅を大きく縮小する限月も目立ったが、期近2月限の急落を警戒してプラスサイドを回復することはありませんでした。前日比は、一般大豆が1800~260円安、Non-GMO大豆は1230~10円安です。
東京トウモロコシは総じて小幅続落です。為替が1ドル=89円台前半まで円高に振れたものの、21日のシカゴが反発して、この日の夜間取引も堅調に始まったことでプラスサイドで寄り付きました。しかし、そのあと夜間取引が反落したことで上げ幅を削り、期近3月限を除き小幅安で引けました。大引けの前日比は、90円安~50円高です。
<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅安の89円前半で取引されています。前日海外市場でつけた13年半ぶり安値87.10円から切り返した後、午後の取引ではもみあいました。夕方にかけての取引で、本邦機関投資家によるユーロ/円の買いが出たと指摘されています。ドル/円もそれに反応し、89円―89.40円のレンジ内で上下しています。足元では欧州通貨が売られやすい地合いが続いており、邦銀関係者は「目先110円割れもありうる」との見方を示しているようです。
<国内石油市場>
国内石油市場は急反発です。ドル・円相場が円高に振れたものの、NY原油が株高などを背景に急反発したことを受けて、原油・製品ともに買い優勢で推移しました。ガソリン・灯油の当限は納会を明日に控えて玉整理の動きから商いが膨らみました。終盤は、引けにかけての夜間取引の上昇にもかかわらず灯油と原油が方向感なく推移する一方、ガソリンの先限が3万5000円の節目を回復してきょうの高値を付けるなど、堅調推移となりました。NY原油3月限は午後3時半以降、43ドル台半ばでもみ合ったあと、44ドル目前まで上昇しました。前日比は、ガソリンが880~1180円高、灯油が570~1500円高、原油が360~840円高です。
<国内貴金属 市場>
金がまちまち、銀は続伸です。金は、NY安や円高を背景に総じて反落して寄り付くと、前場は荒い値動きとなった円相場に追随した動きとなり、売り一巡後に急速に戻しました。後場は小動きながらも期先を中心にプラスサイドで底堅い動きとなりました。銀はNY高を引き継いで小幅続伸しました。前日比は、金と金ミニが7円安~7円高、銀が0.4~2.8円高です。
白金系貴金属(PGM)は白金が続落し、パラジウムはまちまちです。白金はNY安を受けて売り優勢で始まったのち、円高一服やユーロ高をきっかけに買い戻されて地合いを引き締め、期先限月がプラスサイドに転じました。後場に入ると、戻りを売られて上値の重い展開となり、軟調に引けました。パラジウムはドル建て現物相場の上昇と円高を受けてまちまちとなりました。前日比は、白金と白金ミニが36~10円安、パラジウムが13円安~8円高です。
東京大豆は、期近主導で続落です。21日のシカゴ大豆が急反発して20日の下落分を取り返し10ドルを回復したことから、総じて反発して寄り付きました。しかし、続伸して始まった夜間取引が反落圏に沈んだことから期近主導で軒並み安で前引けしました。後場は、夜間取引が小反落圏で下げ止ったことや、円がジリ安となったため期中以降で下げ幅を大きく縮小する限月も目立ったが、期近2月限の急落を警戒してプラスサイドを回復することはありませんでした。前日比は、一般大豆が1800~260円安、Non-GMO大豆は1230~10円安です。
東京トウモロコシは総じて小幅続落です。為替が1ドル=89円台前半まで円高に振れたものの、21日のシカゴが反発して、この日の夜間取引も堅調に始まったことでプラスサイドで寄り付きました。しかし、そのあと夜間取引が反落したことで上げ幅を削り、期近3月限を除き小幅安で引けました。大引けの前日比は、90円安~50円高です。
<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅安の89円前半で取引されています。前日海外市場でつけた13年半ぶり安値87.10円から切り返した後、午後の取引ではもみあいました。夕方にかけての取引で、本邦機関投資家によるユーロ/円の買いが出たと指摘されています。ドル/円もそれに反応し、89円―89.40円のレンジ内で上下しています。足元では欧州通貨が売られやすい地合いが続いており、邦銀関係者は「目先110円割れもありうる」との見方を示しているようです。
<国内石油市場>
国内石油市場は急反発です。ドル・円相場が円高に振れたものの、NY原油が株高などを背景に急反発したことを受けて、原油・製品ともに買い優勢で推移しました。ガソリン・灯油の当限は納会を明日に控えて玉整理の動きから商いが膨らみました。終盤は、引けにかけての夜間取引の上昇にもかかわらず灯油と原油が方向感なく推移する一方、ガソリンの先限が3万5000円の節目を回復してきょうの高値を付けるなど、堅調推移となりました。NY原油3月限は午後3時半以降、43ドル台半ばでもみ合ったあと、44ドル目前まで上昇しました。前日比は、ガソリンが880~1180円高、灯油が570~1500円高、原油が360~840円高です。
<国内貴金属 市場>
金がまちまち、銀は続伸です。金は、NY安や円高を背景に総じて反落して寄り付くと、前場は荒い値動きとなった円相場に追随した動きとなり、売り一巡後に急速に戻しました。後場は小動きながらも期先を中心にプラスサイドで底堅い動きとなりました。銀はNY高を引き継いで小幅続伸しました。前日比は、金と金ミニが7円安~7円高、銀が0.4~2.8円高です。
白金系貴金属(PGM)は白金が続落し、パラジウムはまちまちです。白金はNY安を受けて売り優勢で始まったのち、円高一服やユーロ高をきっかけに買い戻されて地合いを引き締め、期先限月がプラスサイドに転じました。後場に入ると、戻りを売られて上値の重い展開となり、軟調に引けました。パラジウムはドル建て現物相場の上昇と円高を受けてまちまちとなりました。前日比は、白金と白金ミニが36~10円安、パラジウムが13円安~8円高です。
Posted by スクイーズ - 2009.01.22,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の大幅下落への追随乏しく、ファンド買いやNY原油高などにサポートされて急反発となりました。大豆3月限は28.5セント高の1020.5で引けました。アルゼンチンでは来週再び高温乾燥見通しが出ていることや、急激なドル高が切り返したこともはやされました。来週は中国の旧正月により市場参加者は限られるとの見方です。
コーンは安寄りで始まるも、ファンド等による買いにサポートされて堅調に推移しました。コーン3月限は6.75セント高の390.25セントで引けました。今週の輸出検証は2600万Buでした。アルゼンチンでは、日曜日に降雨予報があるものの、その後、乾燥気候が続く見通しです。
小麦はエジプトが17.8万トンの小麦を入札し、そのうち6万トンが米国産だったことから、寄付きより値を伸ばし、堅調に推移。小麦3月限は21.75セント高の571.75で引けました。週間輸出検証は690万Buと予想を大きく下回りました。
<NY原油市場>
NYダウの反発より新オバマ政権への期待などから、商品市場全般が堅調な動きとなり、NY原油も上昇しました。原油3月限は2.71ドル高の43.55ドルで引けました。明日の在庫レポートでは原油は150万バレル増との見通しです。供給だぶつきの解消にはまだ時間がかかるとの見方もあります。
<NY貴金属市場>
最近の質への逃避買いも一服し、最近のドル高の影響より総じてまちまちに推移。金2月は5.1ドル安の850.1、一方銀3月は15.0セント高の1132.5、プラチナ4月は21.7ドル安の927.6で引けました。金は今月に入り800ドル後半から前半と大きく動いているものの、投資人気は根強く、下値は限られています。
大豆は前日の大幅下落への追随乏しく、ファンド買いやNY原油高などにサポートされて急反発となりました。大豆3月限は28.5セント高の1020.5で引けました。アルゼンチンでは来週再び高温乾燥見通しが出ていることや、急激なドル高が切り返したこともはやされました。来週は中国の旧正月により市場参加者は限られるとの見方です。
コーンは安寄りで始まるも、ファンド等による買いにサポートされて堅調に推移しました。コーン3月限は6.75セント高の390.25セントで引けました。今週の輸出検証は2600万Buでした。アルゼンチンでは、日曜日に降雨予報があるものの、その後、乾燥気候が続く見通しです。
小麦はエジプトが17.8万トンの小麦を入札し、そのうち6万トンが米国産だったことから、寄付きより値を伸ばし、堅調に推移。小麦3月限は21.75セント高の571.75で引けました。週間輸出検証は690万Buと予想を大きく下回りました。
<NY原油市場>
NYダウの反発より新オバマ政権への期待などから、商品市場全般が堅調な動きとなり、NY原油も上昇しました。原油3月限は2.71ドル高の43.55ドルで引けました。明日の在庫レポートでは原油は150万バレル増との見通しです。供給だぶつきの解消にはまだ時間がかかるとの見方もあります。
<NY貴金属市場>
最近の質への逃避買いも一服し、最近のドル高の影響より総じてまちまちに推移。金2月は5.1ドル安の850.1、一方銀3月は15.0セント高の1132.5、プラチナ4月は21.7ドル安の927.6で引けました。金は今月に入り800ドル後半から前半と大きく動いているものの、投資人気は根強く、下値は限られています。
Posted by スクイーズ - 2009.01.21,Wed
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み安です。20日のシカゴ大豆が夜間取引よりも下げ幅を拡大し、中心限月の期近3月限が10ドル割れとなったことや、為替も一段と円高に振れたことから、軒並み大幅続落して寄り付きました。その後は、円が前場にジリ安推移となったことや、夜間取引が反発して堅調に推移したことからしっかり歩調で推移し、総じて陽線引けしました。前日比は、一般大豆が500~110円安、Non-GMO大豆は1280~200円安です。
東京トウモロコシは続落です。20日のシカゴが下落して、急伸した前日の夜間取引と比較すると大幅安となったうえ、為替が1ドル=89円台後半まで円高に振れたことに圧迫されました。ただ、軟調寄り後は比較的小幅なもみ合いで推移しました。大引けの前日比は、540~400円安です。
<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず、89円後半で取引されています。欧米金融株の下落や金融機関の格下げで、避難通貨としての円が見直されているが、きょう期日を迎えるオプションの存在も手伝って、90円付近で取引が収れんしました。ユーロと英ポンドは、20日に14年ぶりの低水準を更新したDJSTOXX欧州銀行株指数がきょうも軟調に推移していることなどを背景に一段安となっているようです。
<国内石油市場>
国内石油市場は大幅安です。NY原油は前日の大引け時点から上昇したものの、円高が圧迫材料となり、強弱材料が交錯する中を売り優勢で推移しました。終盤に入ると、ユーロ安を受けて夜間取引が値を崩したほか、円高も重なったことから、原油・製品ともに下値を探りました。ただ原油・灯油が引けにかけて下げ一服となる反面、ガソリンは低調な出荷などが一因となり、戻りは限定的となりました。NY原油3月限は41ドル台で推移していたが、午後3時半以降にはユーロ安を受けて40ドル台前半まで値を崩しました。ただ、売り一巡後は40ドル台半ばまで急速に戻しています。前日比は、ガソリンが2110~1090円安、灯油が1470~70円安、原油が600~250円安です。
<国内貴金属市場>
金・銀は反発です。金はNY高を引き継いで軒並み反発して寄り付くと、序盤はドル建て現物相場の下落に圧迫されて上げ幅を削りました。序盤の売りが一巡すると急速に戻り歩調となり、後場はおおむね寄り値を挟んで方向感なく推移しました。ただ欧州時間に入ると、ユーロ反落に圧迫されて朝方の安値を試しました。銀は、金上昇などに支援されて反発しました。前日比は、金と金ミニが31~49円高、銀が0.1~4.2円高です。
白金系貴金属(PGM)は白金が続落し、パラジウムは反発です。白金はNY安や円高を受けて売り優勢で始まりました。その後はユーロ安一服が下支え要因となりましたが、株安から需要減少も警戒され、もみ合いとなりました。欧州時間に入ると、ユーロ反落に圧迫されて序盤の安値を割り込み、一段安となりました。パラジウムはNY安となりましたが、ドル建て現物相場の上昇を受けて総じて反発しました。前日比は、白金と白金ミニが80~25円安、パラジウムが12円安~22円高です。
東京大豆は、軒並み安です。20日のシカゴ大豆が夜間取引よりも下げ幅を拡大し、中心限月の期近3月限が10ドル割れとなったことや、為替も一段と円高に振れたことから、軒並み大幅続落して寄り付きました。その後は、円が前場にジリ安推移となったことや、夜間取引が反発して堅調に推移したことからしっかり歩調で推移し、総じて陽線引けしました。前日比は、一般大豆が500~110円安、Non-GMO大豆は1280~200円安です。
東京トウモロコシは続落です。20日のシカゴが下落して、急伸した前日の夜間取引と比較すると大幅安となったうえ、為替が1ドル=89円台後半まで円高に振れたことに圧迫されました。ただ、軟調寄り後は比較的小幅なもみ合いで推移しました。大引けの前日比は、540~400円安です。
<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず、89円後半で取引されています。欧米金融株の下落や金融機関の格下げで、避難通貨としての円が見直されているが、きょう期日を迎えるオプションの存在も手伝って、90円付近で取引が収れんしました。ユーロと英ポンドは、20日に14年ぶりの低水準を更新したDJSTOXX欧州銀行株指数がきょうも軟調に推移していることなどを背景に一段安となっているようです。
<国内石油市場>
国内石油市場は大幅安です。NY原油は前日の大引け時点から上昇したものの、円高が圧迫材料となり、強弱材料が交錯する中を売り優勢で推移しました。終盤に入ると、ユーロ安を受けて夜間取引が値を崩したほか、円高も重なったことから、原油・製品ともに下値を探りました。ただ原油・灯油が引けにかけて下げ一服となる反面、ガソリンは低調な出荷などが一因となり、戻りは限定的となりました。NY原油3月限は41ドル台で推移していたが、午後3時半以降にはユーロ安を受けて40ドル台前半まで値を崩しました。ただ、売り一巡後は40ドル台半ばまで急速に戻しています。前日比は、ガソリンが2110~1090円安、灯油が1470~70円安、原油が600~250円安です。
<国内貴金属市場>
金・銀は反発です。金はNY高を引き継いで軒並み反発して寄り付くと、序盤はドル建て現物相場の下落に圧迫されて上げ幅を削りました。序盤の売りが一巡すると急速に戻り歩調となり、後場はおおむね寄り値を挟んで方向感なく推移しました。ただ欧州時間に入ると、ユーロ反落に圧迫されて朝方の安値を試しました。銀は、金上昇などに支援されて反発しました。前日比は、金と金ミニが31~49円高、銀が0.1~4.2円高です。
白金系貴金属(PGM)は白金が続落し、パラジウムは反発です。白金はNY安や円高を受けて売り優勢で始まりました。その後はユーロ安一服が下支え要因となりましたが、株安から需要減少も警戒され、もみ合いとなりました。欧州時間に入ると、ユーロ反落に圧迫されて序盤の安値を割り込み、一段安となりました。パラジウムはNY安となりましたが、ドル建て現物相場の上昇を受けて総じて反発しました。前日比は、白金と白金ミニが80~25円安、パラジウムが12円安~22円高です。
Posted by スクイーズ - 2009.01.21,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆は寄付き直後は一時堅調だったものの、金融不安の再燃による急激なドル高、NY原油安などより後半にかけては大きく下押されました。大豆3月限は28.0セント安の992.0で引けました。アルゼンチンでは少量ながらも降雨が観測され、またブラジルでは乾燥地域でまとまった降雨が観測されたとのニュースも圧迫要因となりました。
コーンはファンド買いにサポートされて寄付き後は堅調に推移するも、ドル高やアルゼンチンでの降雨などより後半にかけては軟調な動きとなりました。コーン3月限は7.5セント安の383.5セントで引けました。大豆や小麦とのスプレッド絡みにより下げ幅は限られました。
小麦は軟調に始まり、その後はローカルやファンドの売り、ドル高により圧迫され軟調に推移、後半にかけては一段安となりました。小麦3月限は28.25セント安の550.0で引けました。中国での乾燥気候も懸念されている一方、インドでは豊作により輸出が再開するとの見方が出ています。
<NY原油市場>
本日納会の原油2月期は手仕舞い買いにより総じて堅調な動きとなるも、3月限以降は全て大きく下押す動きとなりました。主要限月の原油3月限は1.73ドル安の40.84ドルで引けました。昨年前半は投機的な買いによりマーケットは大幅上昇しましたが、昨今は投機的な売りにより下げが加速する傾向となっています。
<NY貴金属市場>
金融業界へのさらなる救済の必要性や、景気後退の拡大の見方などより質への逃避買いより金は堅調。金2月は15.3ドル高の855.2、一方銀3月は4.0セント高の1117.5、プラチナ4月は4.0ドル安の949.3で引けました。金融機関への多額の資金注入により将来的にインフレになるとの見方が金のサポートとなっています。
大豆は寄付き直後は一時堅調だったものの、金融不安の再燃による急激なドル高、NY原油安などより後半にかけては大きく下押されました。大豆3月限は28.0セント安の992.0で引けました。アルゼンチンでは少量ながらも降雨が観測され、またブラジルでは乾燥地域でまとまった降雨が観測されたとのニュースも圧迫要因となりました。
コーンはファンド買いにサポートされて寄付き後は堅調に推移するも、ドル高やアルゼンチンでの降雨などより後半にかけては軟調な動きとなりました。コーン3月限は7.5セント安の383.5セントで引けました。大豆や小麦とのスプレッド絡みにより下げ幅は限られました。
小麦は軟調に始まり、その後はローカルやファンドの売り、ドル高により圧迫され軟調に推移、後半にかけては一段安となりました。小麦3月限は28.25セント安の550.0で引けました。中国での乾燥気候も懸念されている一方、インドでは豊作により輸出が再開するとの見方が出ています。
<NY原油市場>
本日納会の原油2月期は手仕舞い買いにより総じて堅調な動きとなるも、3月限以降は全て大きく下押す動きとなりました。主要限月の原油3月限は1.73ドル安の40.84ドルで引けました。昨年前半は投機的な買いによりマーケットは大幅上昇しましたが、昨今は投機的な売りにより下げが加速する傾向となっています。
<NY貴金属市場>
金融業界へのさらなる救済の必要性や、景気後退の拡大の見方などより質への逃避買いより金は堅調。金2月は15.3ドル高の855.2、一方銀3月は4.0セント高の1117.5、プラチナ4月は4.0ドル安の949.3で引けました。金融機関への多額の資金注入により将来的にインフレになるとの見方が金のサポートとなっています。
Posted by スクイーズ - 2009.01.20,Tue
<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて急反落です。夜間取引が小反落して寄り付いたことや円高を受けて総じて安寄りしました。夜間取引は一時大幅高となったものの、原油安と対ユーロでのドル高が一段と進展すると急速に下げ足を早め、円相場も一貫してジリ高推移となったことから東京大豆も追随することとなり、後場は期近を除いてジリ安が続きました。前営業日比はNon-GMO大豆が期近2月限の160円高を除いて1730~940円安、一般大豆は1640~480円安です。
東京トウモロコシは反落です。寄り付きは19日のシカゴが休場となるなか、為替が1ドル=90円台前半で小幅に円高に振れたことに圧迫されて、小幅安で始まりました。そのあとシカゴの夜間取引が急伸したことで、前場2節は軒並みプラスサイドまで戻したものの、そのあとは再び軟化して、結局、軒並みマイナス引けしました。大引けの前営業日比は、240~140円安です。
<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日ロンドン市場の午後3時時点から小幅高の90円前半で取引されています。英銀行株の急落などを背景にユーロや英ポンドが大きく売られた前日海外市場の流れを引き継いだ相場展開です。英ポンドが大きく売り込まれ、対円では1973年の変動相場制移行後の最安値を更新しました。英ポンドの弱含みはクロス円やドル/円にも波及し夕方にかけての取引で、GLOBEXの米株先物が下げ幅を縮小する局面ではクロス円が買い戻されるなど、株価にらみの相場展開となっています。ユーロと英ポンドの反発は強くないようです。
<国内石油市場>
国内石油市場は期先中心に急落です。19日のNY原油はキング牧師記念日で休場でしたが、休場明けの夜間取引で下落したことから売りが先行しました。ロシアによるウクライナ経由での欧州へのガス輸出が再開される見通しなどから、夜間取引が後場に入り一段安となると、原油・製品ともに下げ足を速めました。後場終盤も夜間取引の下落に追随して下げ幅を拡大し、灯油の期先や原油を中心に安値圏で終える限月が目立ったが、ガソリンの期先は引けにかけて下げ一服となりました。NY原油2月限は夜間取引でもみ合いで推移したあと、午後には対ユーロで進んだドル高などを受けて下値を探る展開となりました。また3月限は、2月限にサヤ寄せする格好となって午後5時前より一段安となり、40ドルを割り込みました。前営業日比は、ガソリンが1480~630円安、灯油が1810円安~190円高、原油が1940~950円安です。
<国内貴金属市場>
金・銀は反落です。金は、対ユーロで進んだドル高や原油安を嫌気したドル建て現物相場の下落を受けて軒並み反落して寄り付くと、その後もユーロが1ユーロ=1.30ドルの節目を割りこんだほか、円ジリ高などに圧迫されて後場に下げ幅を拡大しました。銀も、金下落や株安などを背景に軒並み反落した。前営業日比は、金と金ミニが43~37円安、銀が6.8~3.9円安です。
白金系貴金属(PGM)は反落です。白金は欧州市場でユーロ安を受けて下落した流れを引き継ぎ、売り優勢で始まりました。その後はおおむねユーロ次第の値動きとなって軟調となり、後場に入ると、円高などを受けて下げ幅を拡大しました。ただ終盤にかけては円高が一服したことを受けて値を戻しました。パラジウムは他の貴金属の反落などを受けて総じて売り優勢となりました。前営業日比は、白金と白金ミニが86~44円安、パラジウムが29円安~3円高です。
東京大豆は、総じて急反落です。夜間取引が小反落して寄り付いたことや円高を受けて総じて安寄りしました。夜間取引は一時大幅高となったものの、原油安と対ユーロでのドル高が一段と進展すると急速に下げ足を早め、円相場も一貫してジリ高推移となったことから東京大豆も追随することとなり、後場は期近を除いてジリ安が続きました。前営業日比はNon-GMO大豆が期近2月限の160円高を除いて1730~940円安、一般大豆は1640~480円安です。
東京トウモロコシは反落です。寄り付きは19日のシカゴが休場となるなか、為替が1ドル=90円台前半で小幅に円高に振れたことに圧迫されて、小幅安で始まりました。そのあとシカゴの夜間取引が急伸したことで、前場2節は軒並みプラスサイドまで戻したものの、そのあとは再び軟化して、結局、軒並みマイナス引けしました。大引けの前営業日比は、240~140円安です。
<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日ロンドン市場の午後3時時点から小幅高の90円前半で取引されています。英銀行株の急落などを背景にユーロや英ポンドが大きく売られた前日海外市場の流れを引き継いだ相場展開です。英ポンドが大きく売り込まれ、対円では1973年の変動相場制移行後の最安値を更新しました。英ポンドの弱含みはクロス円やドル/円にも波及し夕方にかけての取引で、GLOBEXの米株先物が下げ幅を縮小する局面ではクロス円が買い戻されるなど、株価にらみの相場展開となっています。ユーロと英ポンドの反発は強くないようです。
<国内石油市場>
国内石油市場は期先中心に急落です。19日のNY原油はキング牧師記念日で休場でしたが、休場明けの夜間取引で下落したことから売りが先行しました。ロシアによるウクライナ経由での欧州へのガス輸出が再開される見通しなどから、夜間取引が後場に入り一段安となると、原油・製品ともに下げ足を速めました。後場終盤も夜間取引の下落に追随して下げ幅を拡大し、灯油の期先や原油を中心に安値圏で終える限月が目立ったが、ガソリンの期先は引けにかけて下げ一服となりました。NY原油2月限は夜間取引でもみ合いで推移したあと、午後には対ユーロで進んだドル高などを受けて下値を探る展開となりました。また3月限は、2月限にサヤ寄せする格好となって午後5時前より一段安となり、40ドルを割り込みました。前営業日比は、ガソリンが1480~630円安、灯油が1810円安~190円高、原油が1940~950円安です。
<国内貴金属市場>
金・銀は反落です。金は、対ユーロで進んだドル高や原油安を嫌気したドル建て現物相場の下落を受けて軒並み反落して寄り付くと、その後もユーロが1ユーロ=1.30ドルの節目を割りこんだほか、円ジリ高などに圧迫されて後場に下げ幅を拡大しました。銀も、金下落や株安などを背景に軒並み反落した。前営業日比は、金と金ミニが43~37円安、銀が6.8~3.9円安です。
白金系貴金属(PGM)は反落です。白金は欧州市場でユーロ安を受けて下落した流れを引き継ぎ、売り優勢で始まりました。その後はおおむねユーロ次第の値動きとなって軟調となり、後場に入ると、円高などを受けて下げ幅を拡大しました。ただ終盤にかけては円高が一服したことを受けて値を戻しました。パラジウムは他の貴金属の反落などを受けて総じて売り優勢となりました。前営業日比は、白金と白金ミニが86~44円安、パラジウムが29円安~3円高です。
Posted by スクイーズ - 2008.12.19,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆はドルの反発を受け、取引開始は安寄り、その後も軟調な原油が圧迫しローカル、ファンドによる売りが先行するも、中盤からはプラスサイドに転じ続伸となりました。大豆1月限は前日比5.5セント高の869.5で引けました。輸出成約は約90万トン、累計実績は67.4%と中国による全体の92%を占める大量入札を受け、予想を大幅に上回りました。また本日更に11.6万トンの中国による大豆入札が伝えられました。
コーンは過去2週間で90セントもの上昇しており、テクニカル的に買われ過ぎとの見方が出ていること、ドル高、原油安を受けてほぼ軟調に推移しました。コーン3月限は前日比変わらずの388.0で引けました。週間輸出成約は61.2万トンでした。来週のクリスマスを前に既に商いは閑散モードとなっています。
<NY原油市場>
前日の流れを引継ぎ取引開始から安寄り、OPECによる生産枠大幅削減が決定されるも石油需要減小は今後も供給減少を大幅に上回るとの見方から終始下落基調となりました。中心限月の原油2月限は前日比2.94ドル安の41.67ドルで引けました。来期世界石油需要は0.5%減の日量8530万バレル、消費量は0.2%減の日量約8570万バレルとの見通しです。明日は当限の納会日です。
<NY貴金属市場>
ロンドン市場ではドル安だったものの、その後ドルが堅調な動きとなり、総じて反落しました。金2月は7.9ドル安の860.6、銀3月は30.0セント安の1112.0、プラチナ1月は1.3ドル安の863.9で引けました。金は870~880ドル付近では抵抗にぶつかっており、また本日のNYダウの下落も圧迫要因となりました。
大豆はドルの反発を受け、取引開始は安寄り、その後も軟調な原油が圧迫しローカル、ファンドによる売りが先行するも、中盤からはプラスサイドに転じ続伸となりました。大豆1月限は前日比5.5セント高の869.5で引けました。輸出成約は約90万トン、累計実績は67.4%と中国による全体の92%を占める大量入札を受け、予想を大幅に上回りました。また本日更に11.6万トンの中国による大豆入札が伝えられました。
コーンは過去2週間で90セントもの上昇しており、テクニカル的に買われ過ぎとの見方が出ていること、ドル高、原油安を受けてほぼ軟調に推移しました。コーン3月限は前日比変わらずの388.0で引けました。週間輸出成約は61.2万トンでした。来週のクリスマスを前に既に商いは閑散モードとなっています。
<NY原油市場>
前日の流れを引継ぎ取引開始から安寄り、OPECによる生産枠大幅削減が決定されるも石油需要減小は今後も供給減少を大幅に上回るとの見方から終始下落基調となりました。中心限月の原油2月限は前日比2.94ドル安の41.67ドルで引けました。来期世界石油需要は0.5%減の日量8530万バレル、消費量は0.2%減の日量約8570万バレルとの見通しです。明日は当限の納会日です。
<NY貴金属市場>
ロンドン市場ではドル安だったものの、その後ドルが堅調な動きとなり、総じて反落しました。金2月は7.9ドル安の860.6、銀3月は30.0セント安の1112.0、プラチナ1月は1.3ドル安の863.9で引けました。金は870~880ドル付近では抵抗にぶつかっており、また本日のNYダウの下落も圧迫要因となりました。
Posted by スクイーズ - 2008.12.16,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを引継ぎ取引開始は大幅高寄りとなるも、直後から薄商いながらもローカル、ファンドによる売りが先行し下落。終始軟調な動きとなりました。大豆1月限は前日比8.0セント安の846.0で引けました。輸出検証は約3440万Bu、累計検証は42.3%と事前予想範囲内となるも過去4週間最低となりました。全米油実加工業者協会は、11月期在庫を約20億ポンドと発表し予想範囲内となりました。
コーンはユーロ高、原油高を受けて軒並み高で始まるも、その後はNYダウ、原油の軟化に追随して、終始上値重い動きとなりました。コーン3月限は1.75セント高の375.25で引けました。週間輸出検証は2930万Buと前週よりも好調でしたが、平年と比べると依然として低調な状態が続いています。
<NY原油市場>
今週開かれるOPEC総会での更なる大幅減産の見通しを受け、前半は一時50ドル近辺まで値を伸ばすも、買われ過ぎの見方、またOPECによる日量200万バレルへの減産見通しは不十分との見方から後半では下落となりました。原油1月限は前日比1.77ドル安の44.51ドルで引けました。11月期工業生産高は0.6%減少、過去4ヶ月3度目の減少。中国精油産業は先月日量664万バレルに削減しています。
<NY貴金属市場>
先週に続いてユーロドルが大幅上昇となり、総じて急反発する動きとなりました。金2月は16.0ドル高の836.0、銀3月は39.0セント高の1062.0、プラチナ1月は17.1ドル高の839.2で引けました。明日のFOMCでは0.5%の利下げが見込まれており、50年来の低金利となる見通しがドル安の背景となっています。
大豆は夜間取引の流れを引継ぎ取引開始は大幅高寄りとなるも、直後から薄商いながらもローカル、ファンドによる売りが先行し下落。終始軟調な動きとなりました。大豆1月限は前日比8.0セント安の846.0で引けました。輸出検証は約3440万Bu、累計検証は42.3%と事前予想範囲内となるも過去4週間最低となりました。全米油実加工業者協会は、11月期在庫を約20億ポンドと発表し予想範囲内となりました。
コーンはユーロ高、原油高を受けて軒並み高で始まるも、その後はNYダウ、原油の軟化に追随して、終始上値重い動きとなりました。コーン3月限は1.75セント高の375.25で引けました。週間輸出検証は2930万Buと前週よりも好調でしたが、平年と比べると依然として低調な状態が続いています。
<NY原油市場>
今週開かれるOPEC総会での更なる大幅減産の見通しを受け、前半は一時50ドル近辺まで値を伸ばすも、買われ過ぎの見方、またOPECによる日量200万バレルへの減産見通しは不十分との見方から後半では下落となりました。原油1月限は前日比1.77ドル安の44.51ドルで引けました。11月期工業生産高は0.6%減少、過去4ヶ月3度目の減少。中国精油産業は先月日量664万バレルに削減しています。
<NY貴金属市場>
先週に続いてユーロドルが大幅上昇となり、総じて急反発する動きとなりました。金2月は16.0ドル高の836.0、銀3月は39.0セント高の1062.0、プラチナ1月は17.1ドル高の839.2で引けました。明日のFOMCでは0.5%の利下げが見込まれており、50年来の低金利となる見通しがドル安の背景となっています。
Posted by スクイーズ - 2008.12.09,Tue
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み安です。8日のシカゴ大豆が急反発したことからNon大豆の期近2本を除いて大幅高で寄り付きました。ところが、夜間取引が小幅ながら反落に転じると、Non大豆の期近のサヤ剥げに歯止めがかからないことが嫌気されて戻り売りに傾きました。Non大豆の12月当限を除く5本と一般大豆の期近3本の合計8本が一代安値を更新しました。前日比は、Non-GMO大豆が3000~1220円安、一般大豆は570~220円安です。
東京トウモロコシは下落です。為替が1ドル=92円台後半で小動きとなるなか、週明けのシカゴが商品全面高の流れで急反発したことに支援されて堅調に寄り付きました。しかし、その後シカゴの夜間取引が軟化したことや、前引けで当限が崩れたことで、期近から大幅安となりました。9月限を除く5本がさらに一代安値を更新しました。大引けの前日比は、880~110円安です。
<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅ドル安/円高の92円半ばで取引されています。全般的に薄商いだったこの日は、前日海外で上昇し1週間ぶりの高値をつけたユーロに利益確定の売りが午前中に先行し、午後には一部の短期筋による92円半ば付近での売買が交錯した程度で、全般的に動意に乏しい相場つきとなりました。ユーロは前日海外で1.2968ドルと1週間ぶり高値をつけたが、一時1.2856ドルまで弱含みました。ユーロ/円は海外高値の120.95円から118.94円まで約2円下落しました。市場参加者によれば、ユーロは利食いで大幅に下落したものの、ある程度の底堅さを見せているとされ、潮目の変化を指摘する声もあるようです。
<国内石油市場>
国内石油市場は油種間でまちまちです。ガソリン・灯油は期先中心に下落し、原油は総じて堅調です。ドル・円相場が円高に振れたものの、NY原油の急反発を背景に原油は買いが先行しました。その後はもみ合いです。製品は需要不振などから売り優勢で推移しました。灯油の4・5月限が一代安値を更新しました。後場の中盤までは、灯油の当限は押し目買いの動きから下げ渋ったものの、他限月は軟調な動きです。ガソリンは実勢悪が圧迫要因となって、期先中心に下落しました。いずれも買い気薄で出来高も少なめで、盛り上がりを欠く商いとなりました。ガソリンは順ザヤが縮小、灯油は逆ザヤが拡大する動きとなりました。原油は製品と比べて堅調に推移しました。後場の終盤は、もみ合いで推移していたが、午後5時ころから夜間取引が値を崩したことや一段と円高が進んだことが圧迫材料となり、上値重く推移しました。NY原油は夜間取引で朝方の44ドル台から、午後3時過ぎに43ドル台半ばまで下落しました。その後、再び堅調な推移を見せて44ドルに乗せましたが、午後5時過ぎに一気に値を崩して43ドル台前半まで下げるなど、荒れた動きとなりました。前日比は、ガソリンが610~100円安、灯油が630円安~180円高、原油が80~170円高です。
<国内貴金属市場>
金が軒並み反落し、銀は総じて続伸です。金はNY高も前日大引け時点と比較したドル建て現物相場の下落と円高に圧迫されて軒並み反落しました。銀は、NY高や金に対する割安感から続伸しました。前日比は、金と金ミニが62~33円安、銀が1.5円安~9.0円高です。
白金系貴金属(PGM)は白金が反落し、パラジウムがまちまちです。白金はNY高となりましたが、前日終盤の急伸で先取りしていたことから円高などを受けて売り優勢で始まりました。その後はユーロ安などを受けて軟調となり、後場に入ると、円高進行に圧迫されて下げ幅を拡大しました。パラジウムはNY高を受けて買い優勢で始まりましたが、後場の円高などを受けて一部限月がマイナスサイドに転じました。前日比は、白金と白金ミニが117~65円安、パラジウムが10円安~17円高です。
東京大豆は、軒並み安です。8日のシカゴ大豆が急反発したことからNon大豆の期近2本を除いて大幅高で寄り付きました。ところが、夜間取引が小幅ながら反落に転じると、Non大豆の期近のサヤ剥げに歯止めがかからないことが嫌気されて戻り売りに傾きました。Non大豆の12月当限を除く5本と一般大豆の期近3本の合計8本が一代安値を更新しました。前日比は、Non-GMO大豆が3000~1220円安、一般大豆は570~220円安です。
東京トウモロコシは下落です。為替が1ドル=92円台後半で小動きとなるなか、週明けのシカゴが商品全面高の流れで急反発したことに支援されて堅調に寄り付きました。しかし、その後シカゴの夜間取引が軟化したことや、前引けで当限が崩れたことで、期近から大幅安となりました。9月限を除く5本がさらに一代安値を更新しました。大引けの前日比は、880~110円安です。
<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅ドル安/円高の92円半ばで取引されています。全般的に薄商いだったこの日は、前日海外で上昇し1週間ぶりの高値をつけたユーロに利益確定の売りが午前中に先行し、午後には一部の短期筋による92円半ば付近での売買が交錯した程度で、全般的に動意に乏しい相場つきとなりました。ユーロは前日海外で1.2968ドルと1週間ぶり高値をつけたが、一時1.2856ドルまで弱含みました。ユーロ/円は海外高値の120.95円から118.94円まで約2円下落しました。市場参加者によれば、ユーロは利食いで大幅に下落したものの、ある程度の底堅さを見せているとされ、潮目の変化を指摘する声もあるようです。
<国内石油市場>
国内石油市場は油種間でまちまちです。ガソリン・灯油は期先中心に下落し、原油は総じて堅調です。ドル・円相場が円高に振れたものの、NY原油の急反発を背景に原油は買いが先行しました。その後はもみ合いです。製品は需要不振などから売り優勢で推移しました。灯油の4・5月限が一代安値を更新しました。後場の中盤までは、灯油の当限は押し目買いの動きから下げ渋ったものの、他限月は軟調な動きです。ガソリンは実勢悪が圧迫要因となって、期先中心に下落しました。いずれも買い気薄で出来高も少なめで、盛り上がりを欠く商いとなりました。ガソリンは順ザヤが縮小、灯油は逆ザヤが拡大する動きとなりました。原油は製品と比べて堅調に推移しました。後場の終盤は、もみ合いで推移していたが、午後5時ころから夜間取引が値を崩したことや一段と円高が進んだことが圧迫材料となり、上値重く推移しました。NY原油は夜間取引で朝方の44ドル台から、午後3時過ぎに43ドル台半ばまで下落しました。その後、再び堅調な推移を見せて44ドルに乗せましたが、午後5時過ぎに一気に値を崩して43ドル台前半まで下げるなど、荒れた動きとなりました。前日比は、ガソリンが610~100円安、灯油が630円安~180円高、原油が80~170円高です。
<国内貴金属市場>
金が軒並み反落し、銀は総じて続伸です。金はNY高も前日大引け時点と比較したドル建て現物相場の下落と円高に圧迫されて軒並み反落しました。銀は、NY高や金に対する割安感から続伸しました。前日比は、金と金ミニが62~33円安、銀が1.5円安~9.0円高です。
白金系貴金属(PGM)は白金が反落し、パラジウムがまちまちです。白金はNY高となりましたが、前日終盤の急伸で先取りしていたことから円高などを受けて売り優勢で始まりました。その後はユーロ安などを受けて軟調となり、後場に入ると、円高進行に圧迫されて下げ幅を拡大しました。パラジウムはNY高を受けて買い優勢で始まりましたが、後場の円高などを受けて一部限月がマイナスサイドに転じました。前日比は、白金と白金ミニが117~65円安、パラジウムが10円安~17円高です。
Posted by スクイーズ - 2008.12.09,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は前週の売り優勢から一転し、取引開始から大幅高寄り、ドル安もサポートとなり買いが先行、またオバマ氏による雇用創出策を受けた、株式市場の急伸に追随し、更に値を伸ばしました。大豆1月限は前日比37.0セント高の820.5で引けました。輸出検証は約4700万Bu、累計検証は38.7%と予想範囲内となりました。
コーンはNY原油高、ドル安がサポートとなり、軒並み高で始まった後も、終始堅調に推移しました。コーン3月限は20.75セント高の330.0で引けました。週間輸出検証は2124万Buと事前予想をやや下回りました。今週木曜にはUSDAレポートの発表があり、当面はポジション調整が進むとも見られています。
<NY原油市場>
前週の大幅下落から一転し、オバマ次期大統領による景気回復への大規模な雇用創出策を受け、取引開始から高寄り、株式市場と共に商品市場は堅調に推移しました。原油1月限は前日比2.90ドル高の43.71ドルで引けました。
<NY貴金属市場>
オバマ次期政権による大規模な米景気刺激策への期待より、ドルが大きく下落し、NY原油、ダウの上昇に伴い、総じて大幅上昇となりました。金2月は17.1ドル高の769.3、銀3月は54.5セント高の997.5、プラチナ1月は56.1ドル高の843.3で引けました。本日も貴金属市場はドルとの逆相関、NYダウとは連動する動きとなり、引続き外部要因主導の動きとなりそうです。
大豆は前週の売り優勢から一転し、取引開始から大幅高寄り、ドル安もサポートとなり買いが先行、またオバマ氏による雇用創出策を受けた、株式市場の急伸に追随し、更に値を伸ばしました。大豆1月限は前日比37.0セント高の820.5で引けました。輸出検証は約4700万Bu、累計検証は38.7%と予想範囲内となりました。
コーンはNY原油高、ドル安がサポートとなり、軒並み高で始まった後も、終始堅調に推移しました。コーン3月限は20.75セント高の330.0で引けました。週間輸出検証は2124万Buと事前予想をやや下回りました。今週木曜にはUSDAレポートの発表があり、当面はポジション調整が進むとも見られています。
<NY原油市場>
前週の大幅下落から一転し、オバマ次期大統領による景気回復への大規模な雇用創出策を受け、取引開始から高寄り、株式市場と共に商品市場は堅調に推移しました。原油1月限は前日比2.90ドル高の43.71ドルで引けました。
<NY貴金属市場>
オバマ次期政権による大規模な米景気刺激策への期待より、ドルが大きく下落し、NY原油、ダウの上昇に伴い、総じて大幅上昇となりました。金2月は17.1ドル高の769.3、銀3月は54.5セント高の997.5、プラチナ1月は56.1ドル高の843.3で引けました。本日も貴金属市場はドルとの逆相関、NYダウとは連動する動きとなり、引続き外部要因主導の動きとなりそうです。
Posted by スクイーズ - 2008.12.05,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は中国が米産大豆17.4万トン購入とのニュースもインパクト乏しく、安寄り後も小麦の大幅下落などに追随して軟調に推移しました。大豆1月限は19.0セント安の811.0で引けました。週間輸出成約は35.9万トンでした。当面は8ドルの大台をキープするかどうか注目されるところです。
コーンはメキシコが3日連続で11.5万トンの米産コーンを買付けるとのニュースにもかかわらず、安寄り後もファンド売りなどに押されて後半にかけては一段安となりました。コーン3月限は14.25セント安の334.0で引けました。週間輸出成約は38.7万と依然として低調で、NY原油が45ドル割れとなったことも圧迫しました。
<NY原油市場>
世界景気後退による石油需要の減少や、テクニカル要因などより45ドル割れの大幅続落となりました。原油1月限は3.12ドル安の43.67ドルで引けました。中国が景気後退となれば、25ドルまで下がるとの見方もありますが、当面は40ドル台を維持できるかどうか注目されます。
<NY貴金属市場>
ドル安にもかかわらず、NYダウの下落に追随して総じて軟調な動きとなりました。金2月は5.0ドル安の765.5、銀3月は7.0セント安の952.0、プラチナ1月は6.3ドル安の798.8で引けました。景気後退が明らかになっていることが株式市場を圧迫し、これに金も追随する形となっています。
大豆は中国が米産大豆17.4万トン購入とのニュースもインパクト乏しく、安寄り後も小麦の大幅下落などに追随して軟調に推移しました。大豆1月限は19.0セント安の811.0で引けました。週間輸出成約は35.9万トンでした。当面は8ドルの大台をキープするかどうか注目されるところです。
コーンはメキシコが3日連続で11.5万トンの米産コーンを買付けるとのニュースにもかかわらず、安寄り後もファンド売りなどに押されて後半にかけては一段安となりました。コーン3月限は14.25セント安の334.0で引けました。週間輸出成約は38.7万と依然として低調で、NY原油が45ドル割れとなったことも圧迫しました。
<NY原油市場>
世界景気後退による石油需要の減少や、テクニカル要因などより45ドル割れの大幅続落となりました。原油1月限は3.12ドル安の43.67ドルで引けました。中国が景気後退となれば、25ドルまで下がるとの見方もありますが、当面は40ドル台を維持できるかどうか注目されます。
<NY貴金属市場>
ドル安にもかかわらず、NYダウの下落に追随して総じて軟調な動きとなりました。金2月は5.0ドル安の765.5、銀3月は7.0セント安の952.0、プラチナ1月は6.3ドル安の798.8で引けました。景気後退が明らかになっていることが株式市場を圧迫し、これに金も追随する形となっています。
Posted by スクイーズ - 2008.12.02,Tue
<国内穀物市場>
東京大豆は、大幅続落です。1日のシカゴが大幅続落し、10月中旬以来のレンジ下値圏に沈み、さらに為替も一段と円高懸念が強まったことから、下値不安が高まりストップ安を含む大幅安となりました。後場は、夜間取引が小幅ながら反発したことを受けて、一般大豆はストップ安から外れる限月もあったが、Non大豆は当限を除く5本がストップ安に張り付いたままで、一般大豆の期先2本もストップ安で取引を終えました。前日比は、Non-GMO大豆が3000~1330円安、一般大豆は1800~1300円安です。
東京トウモロコシは大幅続落です。為替が朝方1ドル=93円台前半まで大幅に円高に振れたうえ、週明けのシカゴが、株安やドル高による商品全面安の流れで大幅続落となったことに圧迫されて始まりました。そのあと、いったん下げ幅を縮小させたものの、後場にはシカゴの夜間取引が下落したことで、再び下げ幅を拡大させました。ただ、拡大ストップ安まで崩れる限月はなく、前日に続き全限月が一代安値を更新しました。なお、今日は値幅制限が1500円に拡大されています。大引けの前日比は、1490~1080円安です。
<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ同水準の93円前半で取引されています。前日の米国株の急反落に加え、日経平均.N225が前日比500円超下げたことや、米ゴールドマン・サックスが近く発表する9―11月期決算で約20億ドルの赤字を計上するとの見通しを米紙が報道したことなどを受け、円の買い戻しが進んだ。一方、円の高値ではドルや欧州通貨の買いも散見され、方向感に乏しい相場展開となっています。
<国内石油市場>
国内石油市場は大幅続落です。1日のNY原油が商品全面安の流れや、石油輸出国機構(OPEC)緊急会合での追加減産見送り、景気悪化に伴う需要減少懸念などで5ドル以上も急落したことや、1ドル=93円台前半と大幅に円高に振れたことで、原油・製品ともにさらに売られる展開となりました。前場は安値から戻したものの、夜間取引での下げ幅拡大などで、後場前半に再び急落して、引けまで大幅安水準での推移が続きました。ガソリン・灯油、原油はともに全限月が一代安値を更新しました。なお、原油の新甫2009年5月限は2万9250円で発会した後、引けは2万8870円まで軟化しました。製品間では灯油の下げ幅が相対的に大きくなり、引き続き灯油買い/ガソリン売りのストラドル商いの手じまいが出ている可能性があります。前日比は、ガソリンが2540~2020円安、灯油が3600~2020円安、原油が3510~2890円安です。
<国内貴金属市場>
金・銀は大幅続落です。金はNY急落に加えて、1ドル=93円台前半の大幅な円高を背景に2本がストップ安を付けるなど、大幅続落で寄り付きました。前場中盤までは円の反落、安値拾いの買いも加わり下げ幅を縮小したが、円安が一服した中盤以降は戻り一服となりました。後場は、やや軟調に始まった後はもみ合いに転じたが、日経平均株価が引けにかけて下げ幅を拡大したことや、円高に振れたことを嫌気した売り物が優勢となって金の全限月が下げ幅を拡大しました。終盤の売り圧力は強く2、4月限がストップ安に続き、期先3本もストップ安まで売り込まれました。銀も大幅安で先限足は273.0円まで下落し、金先限と同様に先月21日以来の安値を付けました。前日比は、金が189~150円安、金ミニが189~150円安、銀が39.9~28.1円安です。
東京大豆は、大幅続落です。1日のシカゴが大幅続落し、10月中旬以来のレンジ下値圏に沈み、さらに為替も一段と円高懸念が強まったことから、下値不安が高まりストップ安を含む大幅安となりました。後場は、夜間取引が小幅ながら反発したことを受けて、一般大豆はストップ安から外れる限月もあったが、Non大豆は当限を除く5本がストップ安に張り付いたままで、一般大豆の期先2本もストップ安で取引を終えました。前日比は、Non-GMO大豆が3000~1330円安、一般大豆は1800~1300円安です。
東京トウモロコシは大幅続落です。為替が朝方1ドル=93円台前半まで大幅に円高に振れたうえ、週明けのシカゴが、株安やドル高による商品全面安の流れで大幅続落となったことに圧迫されて始まりました。そのあと、いったん下げ幅を縮小させたものの、後場にはシカゴの夜間取引が下落したことで、再び下げ幅を拡大させました。ただ、拡大ストップ安まで崩れる限月はなく、前日に続き全限月が一代安値を更新しました。なお、今日は値幅制限が1500円に拡大されています。大引けの前日比は、1490~1080円安です。
<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ同水準の93円前半で取引されています。前日の米国株の急反落に加え、日経平均.N225が前日比500円超下げたことや、米ゴールドマン・サックスが近く発表する9―11月期決算で約20億ドルの赤字を計上するとの見通しを米紙が報道したことなどを受け、円の買い戻しが進んだ。一方、円の高値ではドルや欧州通貨の買いも散見され、方向感に乏しい相場展開となっています。
<国内石油市場>
国内石油市場は大幅続落です。1日のNY原油が商品全面安の流れや、石油輸出国機構(OPEC)緊急会合での追加減産見送り、景気悪化に伴う需要減少懸念などで5ドル以上も急落したことや、1ドル=93円台前半と大幅に円高に振れたことで、原油・製品ともにさらに売られる展開となりました。前場は安値から戻したものの、夜間取引での下げ幅拡大などで、後場前半に再び急落して、引けまで大幅安水準での推移が続きました。ガソリン・灯油、原油はともに全限月が一代安値を更新しました。なお、原油の新甫2009年5月限は2万9250円で発会した後、引けは2万8870円まで軟化しました。製品間では灯油の下げ幅が相対的に大きくなり、引き続き灯油買い/ガソリン売りのストラドル商いの手じまいが出ている可能性があります。前日比は、ガソリンが2540~2020円安、灯油が3600~2020円安、原油が3510~2890円安です。
<国内貴金属市場>
金・銀は大幅続落です。金はNY急落に加えて、1ドル=93円台前半の大幅な円高を背景に2本がストップ安を付けるなど、大幅続落で寄り付きました。前場中盤までは円の反落、安値拾いの買いも加わり下げ幅を縮小したが、円安が一服した中盤以降は戻り一服となりました。後場は、やや軟調に始まった後はもみ合いに転じたが、日経平均株価が引けにかけて下げ幅を拡大したことや、円高に振れたことを嫌気した売り物が優勢となって金の全限月が下げ幅を拡大しました。終盤の売り圧力は強く2、4月限がストップ安に続き、期先3本もストップ安まで売り込まれました。銀も大幅安で先限足は273.0円まで下落し、金先限と同様に先月21日以来の安値を付けました。前日比は、金が189~150円安、金ミニが189~150円安、銀が39.9~28.1円安です。
Posted by スクイーズ - 2008.12.02,Tue
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを引継ぎ、取引開始から大きく安寄り、原油や金の急落に追随し、大幅下落となりました。大豆1月限は前日比37.0セント安の846.0で引けました。アルゼンチン産地では週末恵みの雨が伝えられたことも圧迫要因との見方です。週間輸出検証は約3750万Bu、累計検証は30.6%と事前予想範囲内となりました。
コーンはNY金、原油、ダウの急落を受け、安寄り後も下げ幅を拡大する動きとなりました。コーン3月限は17.0セント安の348.75で引けました。週間輸出検証は3258万Buでした。生肉市場からの飼料用需要が急減しており、穀物市場全般の上値を重くしています。
小麦は中国での増産見通しのニュースや、商品市場全般の下落に押されて、軒並み安で始まり、終始軟調に推移しました。小麦3月限は前日比33.25セント安の528.0で引けました。週間輸出検証は1980万Buと、5年平均の50.4%と比較すると累積は61.2%となっています。オーストラリア小麦地帯の大雨で一部の作物に悪影響が出ている模様です。
<NY原油市場>
先週開かれたOPEC総会では生産枠削減の決定が先送りになったことを受け、取引開始から安寄り、終始軟調な動きを見せ7月より66%の下落、50ドル台を割込む大幅下落となりました。原油1月限は前日比5.15ドル安の49.28ドルで引けました。
<NY貴金属市場>
先週はテクニカル要因より急伸した金も、本日は原油、株安などに圧迫され、手仕舞い売りやストップロスの売りに押されて急反落となりました。金2月は42.2ドル安の776.8、銀3月は85.0セント安の938.0、プラチナ1月は72.4ドル安の809.9で引けました。先週の急上昇に対する調整との見方もありますが、市場は引続き株式市場などの動向に左右されそうです。
大豆は夜間取引の流れを引継ぎ、取引開始から大きく安寄り、原油や金の急落に追随し、大幅下落となりました。大豆1月限は前日比37.0セント安の846.0で引けました。アルゼンチン産地では週末恵みの雨が伝えられたことも圧迫要因との見方です。週間輸出検証は約3750万Bu、累計検証は30.6%と事前予想範囲内となりました。
コーンはNY金、原油、ダウの急落を受け、安寄り後も下げ幅を拡大する動きとなりました。コーン3月限は17.0セント安の348.75で引けました。週間輸出検証は3258万Buでした。生肉市場からの飼料用需要が急減しており、穀物市場全般の上値を重くしています。
小麦は中国での増産見通しのニュースや、商品市場全般の下落に押されて、軒並み安で始まり、終始軟調に推移しました。小麦3月限は前日比33.25セント安の528.0で引けました。週間輸出検証は1980万Buと、5年平均の50.4%と比較すると累積は61.2%となっています。オーストラリア小麦地帯の大雨で一部の作物に悪影響が出ている模様です。
<NY原油市場>
先週開かれたOPEC総会では生産枠削減の決定が先送りになったことを受け、取引開始から安寄り、終始軟調な動きを見せ7月より66%の下落、50ドル台を割込む大幅下落となりました。原油1月限は前日比5.15ドル安の49.28ドルで引けました。
<NY貴金属市場>
先週はテクニカル要因より急伸した金も、本日は原油、株安などに圧迫され、手仕舞い売りやストップロスの売りに押されて急反落となりました。金2月は42.2ドル安の776.8、銀3月は85.0セント安の938.0、プラチナ1月は72.4ドル安の809.9で引けました。先週の急上昇に対する調整との見方もありますが、市場は引続き株式市場などの動向に左右されそうです。
Posted by スクイーズ - 2008.12.01,Mon
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み急落です。シカゴ大豆が前週末の小反落に続き、夜間取引でも続落したことが嫌気され、前週末に下げ渋った期近12月限も含めて軒並み安で寄り付きました。その後は、原油安やドル高の一服により気迷いとなりましたが、安値圏での小浮動にとどまり、総じて陰線引けする頭重い展開となりました。前営業日比は、Non-GMO大豆が1960~660円安、一般大豆は1450~880円安です。
東京トウモロコシは大幅続落です。為替が1ドル=95円台前半で小動きとなるなか、28日のシカゴがドル高や大豆安で下落したことに圧迫されて始まりました。そのあとシカゴの夜間取引が軟化したことで、下げ幅を拡大しました。全限月が一代安値を更新して、7月限と11月限が大引けでストップ安となりました。大引けの前営業日比は、1000~480円安です。
<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から小幅円高の、95円前半で取引されています。欧州中央銀行(ECB)が4日に開催する理事会で、事前予想より大幅な利下げを実施するとの憶測が浮上したことなどを背景に、機関投資家によるクロス円の売りがみられたようです。また、南アフリカの貿易赤字拡大を受け、個人投資家の南アランド売りも散見され、全般に円が強含む流れとなりました。
<国内石油市場>
国内石油市場は総じて急落です。朝方は為替、NY原油ともに前週末の東京市場の大引け時点と同値圏で推移する中、油種間でまちまちで寄り付きました。そのあと製品は灯油が前週末の弱地合いを引き継いで値を崩すと、ガソリンも地合いを悪化させました。後場前半には、売り一巡でいったん下げ幅を縮小させる場面もありましたが、後場後半にはNY原油の夜間取引が急落したことや、円高が進んだことで、再び下げ幅を拡大しました。大引けでは灯油が期近以外の5本がストップ安、値幅制限の外れている期近はそれ以上の下げ幅となり、ガソリンも軒並みストップ安に近い大幅安となりました。製品に比べると、原油の下げ幅が小さくなり、クラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)は縮小しました。なお、ガソリン4限月、灯油の全限月が一代安値を更新し、東京原油11月限は、前営業日比30円高の3万0420円で納会しました。前営業日比は、ガソリンが3500~3250円安、灯油が4540~3600円安、原油が1420円安~30円高です。
<国内貴金属市場>
金・銀は下落です。金は、前週末のNY高を引き継いで総じて上昇して始まりました。しかし前場からユーロ安や夜間の原油安を背景にドル建て現物相場の下落に追随してジリ安となってマイナスサイドに転落し、中盤には一時、全限月が2ケタ安となりました。後場は、原油が下げ一服となったほか、ユーロの戻りを受けて下げ渋り、安値圏の狭いレンジで小動きとなったが、終盤に入りドル建て現物相場の軟化や円高から期先は50円以上の下げとなりました。銀も軟調に推移し、先限は300円まで下落して11月21日以来の安値をつけました。前営業日比は、金が55~32円安、金ミニが55~32円安、銀が11.8~1.4円安です。
白金系貴金属(PGM)は、総じて続落です。白金はNY高を受けて買い優勢で始まりましたが、株安などを背景に円高に振れたことを受けて標準が軒並みマイナスサイドに転じました。後場は、株安が一服したことを受けてプラスサイドを回復する場面もありましたが、終盤に入り、期先主導で軟調に推移しました。引けにかけては円高が進んだことから期先2本は100円以上の下げとなりました。パラジウムはまちまちで始まったのち、円高などを受けて下落しました。終盤の反発力は弱く、総じて小幅安で前営業日比は、白金が140~24円安、パラジウムが13~1円安です。
東京大豆は、軒並み急落です。シカゴ大豆が前週末の小反落に続き、夜間取引でも続落したことが嫌気され、前週末に下げ渋った期近12月限も含めて軒並み安で寄り付きました。その後は、原油安やドル高の一服により気迷いとなりましたが、安値圏での小浮動にとどまり、総じて陰線引けする頭重い展開となりました。前営業日比は、Non-GMO大豆が1960~660円安、一般大豆は1450~880円安です。
東京トウモロコシは大幅続落です。為替が1ドル=95円台前半で小動きとなるなか、28日のシカゴがドル高や大豆安で下落したことに圧迫されて始まりました。そのあとシカゴの夜間取引が軟化したことで、下げ幅を拡大しました。全限月が一代安値を更新して、7月限と11月限が大引けでストップ安となりました。大引けの前営業日比は、1000~480円安です。
<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から小幅円高の、95円前半で取引されています。欧州中央銀行(ECB)が4日に開催する理事会で、事前予想より大幅な利下げを実施するとの憶測が浮上したことなどを背景に、機関投資家によるクロス円の売りがみられたようです。また、南アフリカの貿易赤字拡大を受け、個人投資家の南アランド売りも散見され、全般に円が強含む流れとなりました。
<国内石油市場>
国内石油市場は総じて急落です。朝方は為替、NY原油ともに前週末の東京市場の大引け時点と同値圏で推移する中、油種間でまちまちで寄り付きました。そのあと製品は灯油が前週末の弱地合いを引き継いで値を崩すと、ガソリンも地合いを悪化させました。後場前半には、売り一巡でいったん下げ幅を縮小させる場面もありましたが、後場後半にはNY原油の夜間取引が急落したことや、円高が進んだことで、再び下げ幅を拡大しました。大引けでは灯油が期近以外の5本がストップ安、値幅制限の外れている期近はそれ以上の下げ幅となり、ガソリンも軒並みストップ安に近い大幅安となりました。製品に比べると、原油の下げ幅が小さくなり、クラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)は縮小しました。なお、ガソリン4限月、灯油の全限月が一代安値を更新し、東京原油11月限は、前営業日比30円高の3万0420円で納会しました。前営業日比は、ガソリンが3500~3250円安、灯油が4540~3600円安、原油が1420円安~30円高です。
<国内貴金属市場>
金・銀は下落です。金は、前週末のNY高を引き継いで総じて上昇して始まりました。しかし前場からユーロ安や夜間の原油安を背景にドル建て現物相場の下落に追随してジリ安となってマイナスサイドに転落し、中盤には一時、全限月が2ケタ安となりました。後場は、原油が下げ一服となったほか、ユーロの戻りを受けて下げ渋り、安値圏の狭いレンジで小動きとなったが、終盤に入りドル建て現物相場の軟化や円高から期先は50円以上の下げとなりました。銀も軟調に推移し、先限は300円まで下落して11月21日以来の安値をつけました。前営業日比は、金が55~32円安、金ミニが55~32円安、銀が11.8~1.4円安です。
白金系貴金属(PGM)は、総じて続落です。白金はNY高を受けて買い優勢で始まりましたが、株安などを背景に円高に振れたことを受けて標準が軒並みマイナスサイドに転じました。後場は、株安が一服したことを受けてプラスサイドを回復する場面もありましたが、終盤に入り、期先主導で軟調に推移しました。引けにかけては円高が進んだことから期先2本は100円以上の下げとなりました。パラジウムはまちまちで始まったのち、円高などを受けて下落しました。終盤の反発力は弱く、総じて小幅安で前営業日比は、白金が140~24円安、パラジウムが13~1円安です。
Posted by スクイーズ - 2008.10.10,Fri
<シカゴ穀物市場>
大豆は明日の需給報告を前にポジション調整が行われ、ショートカバーによる買戻しが見られ堅調な動きとなり続伸となりました。大豆11月限は前日比16.0セント高の980.0で引けました。週間輸出成約は約60.2万トン、累計成約は40.6%と事前予想を上回りました。
コーンは夜間取引の流れを引継ぎ、堅調に推移しました。原油価格の下落とドル高が圧迫要因となるも、明日のUSDAレポートを前にポジション調整が進んだ模様です。コーン12月限は10.75セント高の438.25で引けました。最近の価格下落を受けて、対外輸出量が増えていることもサポートとなっているようです。
小麦は取引開始は大幅高寄りとなったことを受け、ローカル、取引員筋による売りが広がり、薄商いだったこともあり軟調に推移しました。小麦12月限は前日比3.25セント安の604.75で引けました。週間輸出成約は約56.6万トン、累計成約は64.5%と事前予想を上回りました。
<NY原油市場>
世界景気の減速の見通しが引続き圧迫要因となり、終始軟調に推移しました。原油11月限は2.36ドル安の86.59で引けました。OPECが11月の特別総会にて減産を実施するのではとのニュースも材料視されず、引き続き株式市場の下落に連動した動きとなっています。
<NY貴金属市場>
為替市場でのドル高の影響より今週の連続上昇も一服感が広がり、NY金は軟調に推移しました。金12月は20.0ドル安の866.5、一方銀12月は10.3セント高の1187.5、プラチナ1月は31.6ドル高の1043.7で引けました。本日は午後に入り、NYダウが急続落しており、金もその後は反発する動きに転じています。
大豆は明日の需給報告を前にポジション調整が行われ、ショートカバーによる買戻しが見られ堅調な動きとなり続伸となりました。大豆11月限は前日比16.0セント高の980.0で引けました。週間輸出成約は約60.2万トン、累計成約は40.6%と事前予想を上回りました。
コーンは夜間取引の流れを引継ぎ、堅調に推移しました。原油価格の下落とドル高が圧迫要因となるも、明日のUSDAレポートを前にポジション調整が進んだ模様です。コーン12月限は10.75セント高の438.25で引けました。最近の価格下落を受けて、対外輸出量が増えていることもサポートとなっているようです。
小麦は取引開始は大幅高寄りとなったことを受け、ローカル、取引員筋による売りが広がり、薄商いだったこともあり軟調に推移しました。小麦12月限は前日比3.25セント安の604.75で引けました。週間輸出成約は約56.6万トン、累計成約は64.5%と事前予想を上回りました。
<NY原油市場>
世界景気の減速の見通しが引続き圧迫要因となり、終始軟調に推移しました。原油11月限は2.36ドル安の86.59で引けました。OPECが11月の特別総会にて減産を実施するのではとのニュースも材料視されず、引き続き株式市場の下落に連動した動きとなっています。
<NY貴金属市場>
為替市場でのドル高の影響より今週の連続上昇も一服感が広がり、NY金は軟調に推移しました。金12月は20.0ドル安の866.5、一方銀12月は10.3セント高の1187.5、プラチナ1月は31.6ドル高の1043.7で引けました。本日は午後に入り、NYダウが急続落しており、金もその後は反発する動きに転じています。
Posted by スクイーズ - 2008.10.09,Thu
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の動きを引継ぎ開始から高寄り、その後も大豆オイルが原油、パームオイルと共に軟調に推移する中、大豆、大豆ミールは終始堅調な動きを見せ、大幅続伸となりました。大豆11月限は前日比38.0セント高の964.0で引けました。金曜発表の需給報告では収量減少なるも需要低下により期末在庫は増加となるとの見通しです。アルゼンチン生産者によるストは本日で終了するも依然として問題解決していません。ブラジル当局は08/09年度収量を6010万トンと前年よりやや上方修正しました。
コーンは小麦、大豆とのスプレッド絡みでさらに下押しの動きが予想されましたが、持ち直す動きを見せました。コーン12月限は10.5セント高の427.5で引けました。米中西部の乾燥という見通し、南アでのコーン推定収穫量が下方修正されたことも一因となっているようです。
小麦は軟調となった夜間取引、米欧州中央銀行が利下げを発表したことを受け、取引開始は安寄りとなるも、下落がローカル、取引員筋、またファンドの買いを誘い堅調に推移、また小麦生産者が作付け面積縮小、より利益高の穀物に乗り換えるとのニュースもサポート要因と見られています。小麦12月限は前日比4.75セント高の608.0で引けました。アルゼンチン産地では凍結観測が伝えられ、作況への悪影響が懸念されています。
<NY原油市場>
夜間取引では金融危機の不安増大より一時急落し、その後協調利下げを受けて安値より回復するも、原油在庫が812万バレル増と予想以上の積み増しとなったことから、上値は限られました。原油11月限は1.11ドル安の88.95で引けました。石油需要の減退が在庫増の背景となっており、このまま景気後退が進むようであれば、さらなる下落もありうるとも言われています。
<NY貴金属市場>
協調利下げが行われ、世界規模の金融不安は未だ収まっていないとの見方より、金は900ドルの大台を回復しました。金12月は24.5ドル高の906.5、銀12月は39.2セント高の1177.2、一方工業品としての需要減の見通しよりプラチナ1月は8.6ドル安の1012.1で引けました。当面は最近の高値920ドルが金の抵抗となりそうです。
大豆は夜間取引の動きを引継ぎ開始から高寄り、その後も大豆オイルが原油、パームオイルと共に軟調に推移する中、大豆、大豆ミールは終始堅調な動きを見せ、大幅続伸となりました。大豆11月限は前日比38.0セント高の964.0で引けました。金曜発表の需給報告では収量減少なるも需要低下により期末在庫は増加となるとの見通しです。アルゼンチン生産者によるストは本日で終了するも依然として問題解決していません。ブラジル当局は08/09年度収量を6010万トンと前年よりやや上方修正しました。
コーンは小麦、大豆とのスプレッド絡みでさらに下押しの動きが予想されましたが、持ち直す動きを見せました。コーン12月限は10.5セント高の427.5で引けました。米中西部の乾燥という見通し、南アでのコーン推定収穫量が下方修正されたことも一因となっているようです。
小麦は軟調となった夜間取引、米欧州中央銀行が利下げを発表したことを受け、取引開始は安寄りとなるも、下落がローカル、取引員筋、またファンドの買いを誘い堅調に推移、また小麦生産者が作付け面積縮小、より利益高の穀物に乗り換えるとのニュースもサポート要因と見られています。小麦12月限は前日比4.75セント高の608.0で引けました。アルゼンチン産地では凍結観測が伝えられ、作況への悪影響が懸念されています。
<NY原油市場>
夜間取引では金融危機の不安増大より一時急落し、その後協調利下げを受けて安値より回復するも、原油在庫が812万バレル増と予想以上の積み増しとなったことから、上値は限られました。原油11月限は1.11ドル安の88.95で引けました。石油需要の減退が在庫増の背景となっており、このまま景気後退が進むようであれば、さらなる下落もありうるとも言われています。
<NY貴金属市場>
協調利下げが行われ、世界規模の金融不安は未だ収まっていないとの見方より、金は900ドルの大台を回復しました。金12月は24.5ドル高の906.5、銀12月は39.2セント高の1177.2、一方工業品としての需要減の見通しよりプラチナ1月は8.6ドル安の1012.1で引けました。当面は最近の高値920ドルが金の抵抗となりそうです。
Posted by スクイーズ - 2008.10.08,Wed
<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて急落です。前場には一時、夜間取引が急伸したことから買い戻されて軒並み大幅高となりました。しかし、夜間取引が上値を削った前引けから戻り売りが強まり、後場には円相場が3月末以来、約6カ月ぶりに1ドル=100円を突破するなど急伸したこともあり、両市場の新穀限月10本が軒並みストップ安に張り付くなど一般大豆の期近10月限を除いて急落相場となりました。終値の前日比は、Non大豆が3000~2810円安、一般大豆は10月当限の1390円高を除いて1800円安です。
東京トウモロコシは急落です。朝方為替が1ドル=101円台半ばまで円高に振れたうえ、7日のシカゴが株安などを背景にして大幅続落となったことに圧迫されて始まりました。そのあと夜間取引が大豆の急騰に追随する形で急伸したことを好感して、安値から大きく戻す展開となり、前引けでは先限を除きプラスサイドを回復しました。しかし、そのあと為替が一時1ドル=100円台を割り込む円高となったことや、株式が大幅安となったことで再び手じまい売りが加速して、結局期近を除く5本がストップ安で引けました。大引けの前日比は、1000~750円安です。
<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から大幅に円高が進み、半年ぶり円高水準の100円付近で取引されています。日経平均株価が9%超の下げとなるなど世界的な株安が止まらず、外為市場ではリスク回避の円買いが強まりました。ドルは夕方の取引で今年3月31日以来の安値となる99.30円まで一時下落しました。円は他通貨に対しても上昇し、ユーロに対して3年ぶり、英ポンドに対して7年ぶり、豪ドルとNZドルに対してそれぞれ6年ぶりの高値をつけました。
<国内石油市場>
国内石油市場は、全面安です。前日のNYは自律的に反発したものの、夜間取引が弱含みとなったことが嫌気されました。為替が大きく円高に振れたことも悲観ムードにつながりました。ガソリン、灯油が全限ストップ安で原油も一部限月を除き全面ストップ安です。なお先週末3日以降4営業日連続して、ガソリンと灯油の全限が一代の安値を更新しました。ドルの対円相場は急落しました。米欧金融危機を背景に昼過ぎから軟調地合いが続いていたが、東京株式市場が一段安となったのをきっかけにドル売りの動きが急速に進みました。この動きで一気に1ドル=100円を割り込む展開となりました。前日比は、ガソリンが4310~3600円安、灯油が5280~3600円安、原油が3800~3440円安です。
<国内貴金属市場>
金は急落後に急騰し、銀はまちまちです。金はNY高を引き継いで軒並み2ケタ続伸で始まりましたが、午後には1ドル=99円台半ばまで急騰した円高に圧迫されて先限が一時2800円台を割り込む急落となるなど、軒並みマイナスサイドに転落しました。ただその直後から、欧州の金融不安を背景に、金ドル建て現物相場が900ドルを上回る急騰となったことから、全限月がプラスサイドに切り返すにとどまらず、さらに一段高となり、引け際にはほとんどの限月が2900円台を回復しました。銀は、NY高も円高に相殺されて、まちまちとなりました。前日比は、金が69~71円高、金ミニが69~71円高、銀が3.2円安~8.6円高です。
白金系貴金属(PGM)は、反落です。白金はNY市場でドル安などを受けて上昇した流れを引き継ぎ、期先3本が買い優勢で始まりました。その後は1ドル=99円台まで急騰した円高や株価暴落による需要減少懸念を背景にマイナスサイドに転じ、後場には先限が3000円の大台を割り込むなど、軒並み下げ幅を拡大しました。ただ、その後の金急騰をきっかけに買い戻され、安値から大幅に戻しました。パラジウムもNY安と円高を受けて売り優勢となり、先限ベースで年初来安値を更新しました。前日比は、白金が135~14円安、パラジウムが41~9円安です。
東京大豆は、総じて急落です。前場には一時、夜間取引が急伸したことから買い戻されて軒並み大幅高となりました。しかし、夜間取引が上値を削った前引けから戻り売りが強まり、後場には円相場が3月末以来、約6カ月ぶりに1ドル=100円を突破するなど急伸したこともあり、両市場の新穀限月10本が軒並みストップ安に張り付くなど一般大豆の期近10月限を除いて急落相場となりました。終値の前日比は、Non大豆が3000~2810円安、一般大豆は10月当限の1390円高を除いて1800円安です。
東京トウモロコシは急落です。朝方為替が1ドル=101円台半ばまで円高に振れたうえ、7日のシカゴが株安などを背景にして大幅続落となったことに圧迫されて始まりました。そのあと夜間取引が大豆の急騰に追随する形で急伸したことを好感して、安値から大きく戻す展開となり、前引けでは先限を除きプラスサイドを回復しました。しかし、そのあと為替が一時1ドル=100円台を割り込む円高となったことや、株式が大幅安となったことで再び手じまい売りが加速して、結局期近を除く5本がストップ安で引けました。大引けの前日比は、1000~750円安です。
<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から大幅に円高が進み、半年ぶり円高水準の100円付近で取引されています。日経平均株価が9%超の下げとなるなど世界的な株安が止まらず、外為市場ではリスク回避の円買いが強まりました。ドルは夕方の取引で今年3月31日以来の安値となる99.30円まで一時下落しました。円は他通貨に対しても上昇し、ユーロに対して3年ぶり、英ポンドに対して7年ぶり、豪ドルとNZドルに対してそれぞれ6年ぶりの高値をつけました。
<国内石油市場>
国内石油市場は、全面安です。前日のNYは自律的に反発したものの、夜間取引が弱含みとなったことが嫌気されました。為替が大きく円高に振れたことも悲観ムードにつながりました。ガソリン、灯油が全限ストップ安で原油も一部限月を除き全面ストップ安です。なお先週末3日以降4営業日連続して、ガソリンと灯油の全限が一代の安値を更新しました。ドルの対円相場は急落しました。米欧金融危機を背景に昼過ぎから軟調地合いが続いていたが、東京株式市場が一段安となったのをきっかけにドル売りの動きが急速に進みました。この動きで一気に1ドル=100円を割り込む展開となりました。前日比は、ガソリンが4310~3600円安、灯油が5280~3600円安、原油が3800~3440円安です。
<国内貴金属市場>
金は急落後に急騰し、銀はまちまちです。金はNY高を引き継いで軒並み2ケタ続伸で始まりましたが、午後には1ドル=99円台半ばまで急騰した円高に圧迫されて先限が一時2800円台を割り込む急落となるなど、軒並みマイナスサイドに転落しました。ただその直後から、欧州の金融不安を背景に、金ドル建て現物相場が900ドルを上回る急騰となったことから、全限月がプラスサイドに切り返すにとどまらず、さらに一段高となり、引け際にはほとんどの限月が2900円台を回復しました。銀は、NY高も円高に相殺されて、まちまちとなりました。前日比は、金が69~71円高、金ミニが69~71円高、銀が3.2円安~8.6円高です。
白金系貴金属(PGM)は、反落です。白金はNY市場でドル安などを受けて上昇した流れを引き継ぎ、期先3本が買い優勢で始まりました。その後は1ドル=99円台まで急騰した円高や株価暴落による需要減少懸念を背景にマイナスサイドに転じ、後場には先限が3000円の大台を割り込むなど、軒並み下げ幅を拡大しました。ただ、その後の金急騰をきっかけに買い戻され、安値から大幅に戻しました。パラジウムもNY安と円高を受けて売り優勢となり、先限ベースで年初来安値を更新しました。前日比は、白金が135~14円安、パラジウムが41~9円安です。
Posted by スクイーズ - 2008.10.08,Wed
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを引継ぎ、取引開始から高寄り、その後もファンドによる売りも少なく、夜間取引で回復を見せたパームオイルがサポートとなり終始堅調に推移しました。大豆11月限は前日比4.0セント高の926.0で引けました。大豆の価格下落、輸送燃料費高を受けブラジル当局は生産量縮小するのではとの見方があります。今週の米大豆収穫は降雨予測によりやや遅れるとの見方です。
コーンはドル安、NY原油高にサポートされて朝方は一時堅調だったものの、その後は小麦とのスプレッド絡みにより下押す動きとなりました。コーン12月限は7.0セント安の417.0で引けました。米中西部での収穫が順調との見方、南アのコーン輸出急増などが上値を重くしています。
小麦は前日の急落からの調整として、テクニカル買い見られ開始から高寄り、その後も軟調なユーロドル、堅調な原油がサポートとなり堅調に推移しました。小麦12月限は前日比8.0セント高の603.25で引けました。エジプト当局が小麦11万トン入札、米小麦、露小麦を各々半分買付けたとのことです。アルゼンチン産地では本日まで霜の恐れがあり、豪産地では継続する乾燥により品質低下が懸念されています。
<NY原油市場>
最近の原油価格の下落傾向を受けてOPECが減産を実施するかもしれないとの思惑が広がり、NY原油は反発、11月限は2.25ドル高の90.06で引けました。イラン上空での飛行機が強制着陸させられたとのニュースより一時大きく値を伸ばすも、世界景気の後退見通しより高値より下押す動きもあるなど、依然として不安定な動きとなっています。
<NY貴金属市場>
世界金融市場の危機への不安、為替市場でのユーロ反発などよりNY金は続伸しました。金12月は15.8ドル高の882.0、銀12月は9.5セント高の1138.0、プラチナ1月は34.2ドル高の1020.7で引けました。オプション市場では1000コールの買い人気が集まっており、引続き事態への不透明感が金のサポートとなっています。
大豆は夜間取引の流れを引継ぎ、取引開始から高寄り、その後もファンドによる売りも少なく、夜間取引で回復を見せたパームオイルがサポートとなり終始堅調に推移しました。大豆11月限は前日比4.0セント高の926.0で引けました。大豆の価格下落、輸送燃料費高を受けブラジル当局は生産量縮小するのではとの見方があります。今週の米大豆収穫は降雨予測によりやや遅れるとの見方です。
コーンはドル安、NY原油高にサポートされて朝方は一時堅調だったものの、その後は小麦とのスプレッド絡みにより下押す動きとなりました。コーン12月限は7.0セント安の417.0で引けました。米中西部での収穫が順調との見方、南アのコーン輸出急増などが上値を重くしています。
小麦は前日の急落からの調整として、テクニカル買い見られ開始から高寄り、その後も軟調なユーロドル、堅調な原油がサポートとなり堅調に推移しました。小麦12月限は前日比8.0セント高の603.25で引けました。エジプト当局が小麦11万トン入札、米小麦、露小麦を各々半分買付けたとのことです。アルゼンチン産地では本日まで霜の恐れがあり、豪産地では継続する乾燥により品質低下が懸念されています。
<NY原油市場>
最近の原油価格の下落傾向を受けてOPECが減産を実施するかもしれないとの思惑が広がり、NY原油は反発、11月限は2.25ドル高の90.06で引けました。イラン上空での飛行機が強制着陸させられたとのニュースより一時大きく値を伸ばすも、世界景気の後退見通しより高値より下押す動きもあるなど、依然として不安定な動きとなっています。
<NY貴金属市場>
世界金融市場の危機への不安、為替市場でのユーロ反発などよりNY金は続伸しました。金12月は15.8ドル高の882.0、銀12月は9.5セント高の1138.0、プラチナ1月は34.2ドル高の1020.7で引けました。オプション市場では1000コールの買い人気が集まっており、引続き事態への不透明感が金のサポートとなっています。
》
次のページ
フリーエリア
最新CM
最新記事
(02/02)
(01/31)
(01/28)
(01/27)
(01/26)
(01/24)
(01/23)
(01/23)
(01/22)
(01/22)
(01/21)
(01/21)
(01/20)
(12/19)
(12/16)
(12/09)
(12/09)
(12/05)
(12/02)
(12/02)
(12/01)
(10/10)
(10/09)
(10/08)
(10/08)
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(07/03)
(07/04)
(07/06)
(07/07)
(07/10)
(07/11)
(07/12)
(07/13)
(07/15)
(07/17)
(07/18)
(07/19)
(07/20)
(07/22)
(07/24)
(07/25)
(07/27)
(07/29)
(07/31)
(08/01)
(08/02)
(08/03)
(08/04)
(08/07)
(08/08)
プロフィール
HN:
スクイーズ
年齢:
57
性別:
男性
誕生日:
1967/06/29
自己紹介:
株式生活者が穀物予測、貴金属予測、石油予測に挑戦!その行方は??
アクセス解析
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
Powered by "Samurai Factory"